【書評】「80歳の壁」長生きしたければ年寄りは我慢するな!

こんにちは! せがひろです。

今回は「80歳の壁」について

お話したいと思います。

精神科医でもある和田秀樹さんの

著書なんですけど、

シリーズ化されて出版されていて

どれも読みごたえがあります。

恐らく、一番最初に出版されたと

思われるタイトルを紹介していきます。

私も50代なので自分には

関係ない話だと思っていました。

でもそんなことはありません。

1年1年の積み重ねにより、

80歳を迎えるわけですからね。

80歳になってから

気を付けるのではなく、

それまでに注意すること。

全ての年代の方に

読んで頂きたい一冊です。

詳しくはこの後で話しますが、

・老化の壁を越えていく方法

・ボケ・認知症の壁を越えていく方法

これらが詳しく解説されています。

つまり、本書の方法論を

できるだけ早い段階から実践すれば、

老化やボケ・認知症などを

最大限、遅らせることが

できると思います。

若い世代の方は両親に

教えてあげて欲しい内容です。

人生100年時代とも

言われていますから、

80歳の壁を越えられれば

幸福期間を長くできるわけです。

それでは解説して

いきたいと思います。

老後の残酷な真実

最初にみなさんは老後というと

どんなイメージを持っていますか?

恐らく、現役時代は生きるために

必死で働いて、

定年退職して老後になったら、

やっと自分の好きな

ことだけをして生きていける。

・趣味に没頭する。

・田舎でのんびり暮らす。

・第二の青春を謳歌してやるぜ!

そう考えているのではないでしょうか。

今の働き方を辛いと思う人ほど

老後に夢を託しているかもしれません。

ですが、老後の事実は

そうではありません。

男性は9年、女性は12年

この年数が何かわかりますか?

実は病気や認知症などで

寝たきりになったり、

誰かに介助されたりしながら

生きる平均期間です。

できることならば、

誰だって死ぬ瞬間まで自由に

自立した生活をしたいと

願っていると思います。

できることならば、

誰の世話にもならず

自分の力で歩いたり

好きなことをして生きたい。

そう願っていると思います。

けど、現実はそうはいかないのです。

世界一、長寿国の日本では

体の自由が利かなくなる期間も

長くて当然と言えるでしょう。

体の自由が利かなければ

生活の質や人生の満足度が

大きく低下してしまうというのは

簡単に想像できると思います。

(これが現在健康だと想像できても、

「自分は大丈夫!」って、

思っちゃうんですよねー。)

できることならば、

死ぬ直前まで健康で笑いながら

眠るように最期を迎えたい。

そう思っている人が多いでしょうが、

現実はそうではありません。

なかなかデータでは表せませんが、

例えば、東京に住んでいて

一番人口が多いとされる老人世代に

1日何人ぐらい遭遇しますか?

住んでいる地域に

よっても違うと思いますが、

アパートやマンションが

密集しているような

ベットタウンでしたら

多く見かけても

おかしくないはずです。

絶対にどこかに

住んでいるはずです。

考えられるのは、

病院、老人ホーム、介護施設

そういうことになります。

長生きしてもベットで

寝たきりじゃあ

生きている意味が微妙ですよね。

1.老いを受け入れよう

本書では幸せだったと

満足しながら人生を終える

幸福人生を歩むための

様々なノウハウが書かれています。

例えば、老いを受け入れ

できることを大事にする。

特に80歳の人生は、

70代とはまるで違ってきます。

昨日まで出来ていたことが

今日はできないといった状態に

何度も遭遇します。

更に体の不調も多くなり

癌、脳梗塞、心筋梗塞など

命にかかわる病気が

発症しやすくなります。

更に物忘れも多くなり、

認知症かなと

思うこともあるでしょう。

この本では目の前に現れる

壁を越えていくヒントが

たくさん提供されていますが

突き詰めるとそれは、

たった一つの考え方に

集約できると著者は伝えています。

それが老いを受け入れできることを

大事にするということなのです。

結局、幸せというのは主観ですから

本人がどう考えるかで決まります。

ですから、老いてしまったことを

嘆いて”できないこと”を数えていたら、

不幸せ感が増大していってしまいます。

それが”できること”を数えていけば

悲観的にならずに済みます。

幸せな最期を迎えるために

老いを受け入れて、

できないことに目を向けるのではなく

できることを大事にしましょう。

そうすれば主観的な幸福度を

高めることができます。

2.我慢するのを止めよう

そこで分岐点になるのが

80歳の壁だということです。

そこを乗り越えて

幸福度の高い人生を送るためには、

嫌なことを我慢せず、

好きなことだけをする。

特に著者は80歳を過ぎたら

我慢しないという生き方が

重要だと伝えています。

例えば、癌にならないためにと

食べたいものを我慢したり、

好きなお酒やタバコを控える

傾向がありますが、

80歳を過ぎたら

既に癌を持っていることも

多いそうです。

だったら、癌にならないための

我慢は何の意味もないのです。

好きなものを食べたり、

飲んだりしながら生きる方が

むしろストレスが少なくて良く。

楽しく生きられるのではないか?

そのように著者は伝えています。

実際に我慢を強いられる

ストレスフルの生活よりも、

好きなことをして

気楽に生きられる生活の方が、

免疫力が高まることが

分かっており、

これが癌の進行を

遅くするということも

知られています。

また、高齢者になると

掛かりやすくなるのが認知症です。

高齢者になってから

発症する認知症は、

ゆっくり侵攻する病気で、

発症してから20年歩掛けて

少しずつ進行しているのですが、

ほとんどの人は気づきません。

つまり、認知症とは病気というより

老化現象に近いもので、

年を取ると誰にでも起こる

現象だということです。

つまり、認知症はいずれ必ず

やって来るという現実を踏まえると、

今のうちにやりたいことを我慢せず

やっておくというのが

とても重要なのです。

今のうちに好きなことをして

楽しく生きていきましょう。

代わり映えのしない

つまらない生活を送っていると

脳の働きは鈍ります。

また、ストレスの多い

生活によっても

脳はダメージを受けます。

逆に新しいことや好きなことを

どんどんやると脳は、

刺激を受け活性化していきます。

このことによって認知症の進行を

遅らせることができると考えられます。

多くの人は「長生きしたい」という

呪縛に掛かっています。

本当は食べたいのに

健康に悪いからと我慢をしてしまう。

やりたいことがあるのに

もう歳だからと我慢してしまう。

長生きしたいと効きもしない

薬を飲み続ける。

動くのが辛いのに「健康のため」

といって無理して運動する。

こういったことは80歳を超えた人なら

しなくてもいい我慢や無理なのです。

しなくてもいいどころか

むしろするべきではないと

著者は伝えています。

こういった我慢は

60代ぐらいまでは効果があるが、

高齢者になってまで

我慢をする必要はないのです。

これまでに様々なことに

我慢して生きて来たのですから、

高齢者はもっと自分を喜ばせる

ための行動をするべきなのです。

嫌なことを我慢せず、

好きなことだけをして

生きていきましょう。

お医者さん上手く付き合う3つの方法

年を取ると病院に行くことが

多くなります。

テレビドラマの受け売りですが

「臓器を診て人を見ず」

なんて言われるように

お医者さんとの付き合い方も

気を付けないと寿命を

縮める原因になってきます。

そこで、お医者さんと

上手く付き合う方法を

3つ紹介したいと思います。

1.医療に頼り過ぎない

著者は現役の医師ですが、

医療に頼り過ぎないように

忠告しています。

著者は現代の医療について、

少し懐疑的なところがあると

伝えています。

医師たちの多くは数字は見るが

患者は見ていないと思うからです。

著者によると一般に大学病院の

勤務医の多くは

検査の数字は見ますが

患者はみておりません。

目の前の患者さんの

体に起きている事実よりも、

定められた数値を

注視しているわけです。

特に80歳を過ぎた

高齢者の場合は、

問題があるというのが

老年医療の現場に

長年いる著者の実感だそうです。

数値を正常化するために

薬を服用し、

体の調子を落とす人

残っている能力を失う人

寿命を縮めてしまう人

著者はこれまでに何人も

みてきたそうです。

患者さんが薬による

不調を訴えても、

数値が悪いから

この薬は必要です。

そういう医師が

たくさんいるそうです。

医者の不養生という

言葉もあります。

医者は自分の健康や

体には無頓着だという意味で

嘘のような本当の話で

患者には薬や検診を勧めるのに

自分ではやりたがりません。

恐らく、薬や検診は寿命を

大きく延ばすものではないことを

経験的に

知ってるからだと思います。

それなのに患者さんに対しては

やれ、血圧が高いなど

やれ、血糖値が高いなど

やれ、肝臓の数値が悪いだのと

大量の薬を処方したり

小さな癌が見つかったと言って

手術を勧めるのです。

その結果、患者さんが

薬漬けになったり、

小さながんと一緒に

臓器の一部を切り

取られたりするんです。

若い時は体力があるので

大丈夫かもしれませんが、

高齢者になったら

そういった治療が逆に

不調や寿命を縮める原因に

なり兼ねないと

著者は伝えています。

また、病院に行かなくなったら

死亡者数が少なくなったという

事実もあるそうです。

2020年には新型コロナの影響で

病院に行く人が大幅に減りました。

コロナに感染したくないと

少しぐらいの不調は我慢した

高齢者が多かったと考えられます。

その結果、なんと!

死亡者数が減ったそうです。

病院に行かない方が死なない・・・

そういった皮肉なことが

起こったのです。

なぜ、そのようなことに

なるのかの答えは、

現代の高齢者医療が抱える

問題を浮き彫りにし、

解決策に繋がると

著者は考えております。

2.薬も飲み過ぎれば毒

日本の医療は基本的に

臓器別診療を行っています。

つまり、肝臓専門、腎臓専門など

臓器ごとの専門科医を置いています。

そのため病気を総合的に

みるのではなく、

専門の臓器の問題から

診断します。

お医者さんは健康全体の

専門家じゃなくて、

臓器の専門家なのです。

だから、医者が

病気が治るという時は、

臓器の状態が

良くなるということです。

基本的に多くのお医者さんは

腎臓なら腎臓の専門家、

肝臓なら肝臓の専門家

胃なら胃の専門家であり、

トータルで病気を診る

総合診療はまだまだ少数派です。

臓器別診療は一概に

悪いとは言えないのですが、

80歳を過ぎる

高齢者のような場合は、

悪い方向に転がることが多いと

著者は伝えています。

例えば、循環器内科の医師は

コレステロール値を

下げなさいと言います。

しかし、コレステロール値を

下げれば免疫機能が低下して

癌が進行したり

感染症にかかりやすくなります。

つまり血管系の疾患で

死ぬ人は減ったが、

癌や肺炎で死ぬ人が

増えたということが

起こり得るのです。

また、臓器別診療の弊害は

薬の多さにも表れています。

例えば、検査をして

血圧が高いと

循環器内科では

降圧剤が処方されます。

更に泌尿器科で頻尿だと

診断されれば、

そこでも薬が処方されます。

更に血糖値が高いと

内分泌代謝内科でも薬が

処方されてしまいます。

専門科毎に薬が処方され

気が付けば全部で15種類の薬を

服用していたということが

良く起こってしまうのです。

このように多量の薬を

飲み続けるとどうなるかというと

体に大きなダメージが出るのは

明らかでしょう。

なぜなら、薬は毒でもあるからです。

そして高齢者ほど、

たくさんの薬を飲むと害がある。

そのことが明らかになっています。

勿論、絶対に飲まなければいけない

薬もあるでしょう。

ですから、全てを止める

必要はありませんが、

日常生活の活動レベルを

落とさないよう

最小限の薬にとどめる。

これが高齢者が薬と付き合う

正しい姿だと著者は伝えています。

また、薬は本来、

体の具合が悪い時に

楽になるために飲むものです。

だから、具合が悪い時は我慢せず、

頭が痛いなら頭痛薬を飲めばいいし、

胃が痛いなら胃薬を飲めばいい。

必要な時に必要な分だけ飲むのが

薬との正しい付き合い方です。

長生きをするために

定期的に薬を飲むというのが、

現代の考え方ですが、

その証拠、調査研究は、

ちゃんとは行われて

いないそうです。

くれぐれも薬の飲み過ぎには

注意を払うべきだと

著者は伝えています。

3.名医を探そう

著者は現代医療に

懐疑的であり、

・手術はしない

・薬を減らして欲しい

そう伝えているのですが、

これを聞いて

「ほんとうに大丈夫か?」

心配に思う人もいるでしょう。

事実、手術や薬を

断ったがために

医療難民になった

という話もあるそうです。

例えば、著者の知り合いで

肺がんが見つかり、

手術はしないと

担当医に伝えたところ、

「じゃあ、ご勝手にしてください。」

「手術をしないなら、

私にできる治療は無いです。」

そう、医師に言われてしまった

ケースがあるそうです。

そう言われた以上、

その病院に通うことができず、

医師から言われた酷い言葉に

ショックを受けてしまったそうです。

幸い、この方の場合、

在宅医療の病院が見つかり

良い医師に

巡り合うことができました。

このケースは大きな病院では

起こりがちなことかもしれません。

もちろん、お医者さんは

患者さんの人生や健康が

どうなってもいいなんて

思っているわけじゃなくて、

目の前の病気の治療を

最優先に考えています。

しかし、現実には患者さんは

医師の言葉に傷ついたり、

苦しんだりするケースがあります。

そして下手に治療を断れば

良く病院が無くなり、

医療難民になることさえあります。

では、難民にならないためには

どうすれば良いのでしょう?

それは医師がある程度、

住んでいる地域なら

医療難民になる前に

ドクターショッピングをして

自分の考え方を

受け入れてくれる

かかりつけ医を

探すしかありません。

つまり、患者である自分が

医師を選ぶということです。

どんな老後を望むかによって

選ぶ医師も病院も、

当然、違ってきます。

見て話して安心できる医師を

自ら探し求めるのです。

とはいっても、

なかなか良い医師を

見つけるのは、

難しいと思っている

人もいるでしょう。

そんな人のために

最も簡単な医師の見分け方を

お伝えしておきましょう。

それは薬について

話してみることです。

そもそも薬とは体調を

改善するためのものです。

だから、薬を飲んで

具合が悪くなるのならが、

それは悪い薬なのです。

それなのに

「これはいい薬」

「薬を止めて

死にたくないでしょ」

そうやって取り合って

くれないような医師は、

止めておいた方が良いと

著者は伝えています。

一方、患者側も

医師に言われるがまま

勝手に減らしたりするんじゃなくて

ちゃんと医師に伝えることが大事です。

「この薬を飲むと、

なんだか体がだるくなるんです」

「頭がぼんやりするんです」

などと、きちんと相談すること。

そうすれば、まともな医師なら

「それは薬が合わなかったかもしれませんね。」

そうやって他の薬を試したり、

薬を減らしてみましょうだとか、

何かしらの対応を

してくれるはずです。

そういった医師ならば

良いかかりつけ医になると思います。

また、医師を選ぶ際は

医師との相性も超重要で、

80歳を迎える高齢者にとって

病院や医師は、

とても身近な存在ですから

診察の度に気持ちが沈んだり、

気疲れするような医師とは

付き合わない方が良いでしょう。

医師も人間ですから

相性があるのです。

病院は具合が悪い時に

行くところですから、

話をしていて

気持ちいいだとか、

真剣に話を聞いて

対応してくれる医師の方が、

いいに決まってます。

嫌な人とは付き合わず、

自分にとっての名医を探しましょう。

老化の壁を越えていく3つの方法

ここからは老化の壁を

越えていくために

重要な3つの方法を

話していきたいと思います。

1.3つの我慢を辞める

80歳を過ぎた高齢者は

老化に抗うのではなく、

老化を受け入れて生きる方が

幸せだと著者は言います。

例えば、85歳を過ぎて

亡くなった人の

ご遺体を解剖してみると

どこかに癌があり、

アルツハイマー型の

病変が見られ、

血管には動脈硬化が

確認できるそうです。

ところが、それに気づかず

亡くなる人が多くいるんです。

つまり、高齢者は病気の目を

複数抱えながら

生きているということです。

病気の目は、

いつ発症するか分からず、

今日は健康でも、

明日には不健康に

なってしまうかもしれません。

突然、死ぬことだって

あり得るでしょう。

冷たく聞こえるかも

しれませんが、

その事実を

受け入れるべきなんです。

その上で、明日死んでも

後悔しない人生の過ごし方を

私たちはするべきなのです。

では、明日死んでも後悔しない

人生の過ごし方というのは、

一体どんなものかと言えば、

我慢や無理を止めるということです。

毎日の暮らしにはいくつもの

我慢や無理がありますが、

特に著者は次の3つを

止めよと提案しています。

①薬の我慢

薬は最小限にし

飲み過ぎは止める。

②食事の我慢

食べたいものを

我慢し過ぎず、

食べたいと

思うものは食べる。

健康をキープするために

・食べる量を減らしなさい。

・塩辛いものを避けなさい。

・甘いもの避けなさい。

・脂っこいもの避けなさい。

こういったことって

良く言われていますよね。

確かに60代ぐらいまでは

こういったことに従うべきです。

しかし、80代を迎える高齢者は

一度、忘れた方が良い。

食べたいものを我慢して

ダイエットすることなど、

自ら寿命を縮める行為であり、

食べたいという欲求があるなら、

我慢せずに食べたら良い。

また、お酒を飲む時に

関しても、

自分でコントロール

できる範囲であれば、

問題ないと著者は言います。

ただし、連続飲酒の状況は

避けるべきです。

連続飲酒とは

毎日飲むことではなくて、

一日中飲み続けるという意味です。

例えば、朝起きて飲んで、

昼も飲んで、夕方も飲む。

高齢者はどうしても

時間があるため、

一日中飲み続けて

しまうことがあるようですが、

これだけは

絶対避けるべきです。

体へのダメージを考えても、

やはり晩酌を

楽しむ程度が良いでしょう。

お酒を飲み過ぎると足元が

ふらつき点灯する恐れがあり、

それで骨折なんてしたら

一気に老け込むという悲劇は、

結構ある話なのです。

また、意外かもしれませんが、

タバコの害は歳をとればとるほど

低くなっていきます。

タバコを吸い続けて

80歳まで生きた人でしたら、

吸い続けようが止めようが

寿命は変わらない。

ということが分かっています。

むしろ、タバコを我慢することの

ストレスの方が、

害になってしまう

かもしれないのです。

勿論、若者の喫煙は

寿命を縮めることになりますので、

そこは注意してくださいね。

③興味あることへの我慢

本当はやりたいことがあるのに

我慢していることってありませんか?

ついつい、「もう歳だから・・・」

「いい歳をしてこんなこと・・・」

なーんて言葉が頭に浮かんで

我慢してしまうことってありませんか。

でも、やりたいことは

どんどんやるべきなのです。

例えば、性的なことも

そのひとつかもしれません。

世間の常識では年甲斐もなくと

非難されそうなことですが、

健康面で言えば

積極的になってもいいと思います。

なぜならば、男性ホルモンが

増えるからです。

日本人はタブー視しがちですが

本来性欲は自然な欲求であり、

とても大切なことです。

残念ながら性欲は

年齢と共に落ちていきます。

特に男性は

男性ホルモンが減るため

性欲が大きく低下します。

女性は歳をとると

男性ホルモンが増えるため

性欲が多少上がる人もいます。

性欲があることは

恥ずかしいことではなく、

男性も女性も可能なら、

積極的に性の営みを

すると良いでしょう。

新聞の投稿欄に79歳男性の

こんなものがあったそうです。

「毎日のように自慰をする自分は

異常なのでしょうか?」

この悩みに答えるとすると

それは男性ホルモンが充分に

分泌されている証拠です。

異常ではなく

むしろ素晴らしいです。

恥ずかしがるより楽しみましょう。

いつそのような状況が

終わるか分かりませんから、

楽しめるうちに楽しんで

おかなければ損だと思います。

著者は、こういった感じで

答えるそうです。

また、女性も同様に「はしたない」

などと考える必要はなく、

性欲がある人も

まったく無い人もいますが、

それは個人差です。

自分が本能的に求めるのであれば

新たなパートナーを求めたり、

年下を相手にすることにも

躊躇する必要は無いと思います。

性欲があるうちは、

それを抑える必要はなく、

いつまで続くか分かりませんが、

その日まで自分の能力や意欲を

放棄しないことが高齢者の生き方の

重要なポイントなのです。

2.昔との引き算で考えない

「年を取るって嫌だねぇ~」

この言葉をついつい口に

することってありませんか。

これって昔の自分と

比較している現れです。

こういった風に昔との引き算で

考えない方が良いです。

昔と今の差を考えると

不幸になってしまいます。

例えば、大きな屋敷に住む

ある社長は、

昔は本当にすごかったのに

今はこんなに孤独な

人生になってしまったと

嘆いているそうです。

家には奥さんも

お手伝いさんもいて、

傍から見れば幸せそうなのに

「しゃちょー」と、

もてはやされて

遊びまわっていた時代と比べて

不幸に感じているわけです。

一方で、過去に不幸だった人は

施設の食事は美味しいし、

職員も親切だし

歳を取ってこんなにして貰って

私は幸せです。

そう語るのです。

つまり、今を幸せと感じるか

不幸に感じるかは、

過去との差をどう考えるかで

違ってくるというわけです。

過去が恵まれていた人ほど

その差をどうしても、

引き算で考えがちです。

そのため昔と比べて

今は不幸だと考えてしまう。

そうやって過ごす老後は

やはり寂しいものですから、

無くなったことではなく

増えたことに目を向けるべきです。

例えば、昔は忙しく皆に

頼られてバリバリ活躍してたのに・・・

そうやってぼやくのではなく、

今は時間があるから

色んなことをのんびりと

自分のペースでできると

増えたことに目を向けるべきなんです。

あるいは、昔は大企業の重役だったので

皆がペコペコしてくれたのに・・・

そう、残念がるのではなく、

今は施設で色んな人と話ができるから

人情の機微に触れられる。

そういった風に増えたことに

目を向けるべきなのです。

昔との引き算で考えず、

増えたものに目を向けることが

楽しい老後を過ごすための

重要なポイントと言えるでしょう。

3.楽天主義を貫く

著者は高齢の人にこそ

楽天主義で生きて欲しい。

そう伝えています。

長く生きていれば、

必ず多くの試練に見舞われますが、

そういった試練を

乗り越えていくためには

楽天的過ぎるくらいが

丁度良いのです。

そのためには

良く笑うことも重要なのです。

「楽しいから笑うのではない

笑うから楽しいのだ」

人間の脳と行動は繋がっています。

だからこそ、

悲しいことを考えると

悲しい顔になるし、

難しいことを考えると

しかめっ面になります。

そして楽しい時は

笑顔になります。

しかし、これと逆のことも

あり得るのです。

最初に笑ってしまえば

脳は楽しくなり、

楽しいことを

考え始めるのです。

ですから、毎日鏡を見て

笑顔を作ってみましょう。

そうすると1日が

ハッピーな気分で始まるとともに

楽天的に生きるために

大いに役立つでしょう。

また、無邪気になれるのは

高齢者の特権です。

高齢者は行動を起こすのに

「今更やってもなー」

そう考えて、

結局、やらず仕舞いの

ことが多いです。

ですから、

今後何かに誘われたら

ぜひ、乗ってみましょう。

やったことが無いけど、

面白そうだと

少しでも心が動いたら

やってみるんです。

分別と威厳などの

重たい鎧は脱ぎ捨てて

無邪気な子供に帰ったつもりで

やってみると良いです。

そして子どものように

周りに頼ったり、

夢中になったりしたらいいんです。

人生経験の豊かな高齢者だからこそ

無邪気という特権を使ってみるんです。

このように無邪気に生きて

楽天的に生きてみましょう。

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以下の動画再生リストでは、

幸福な人生の考え方について解説しています。

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個人で稼ぐフリーランス人生の

楽しさについては、

以下のブログが参考になります。

ビジネスをはじめて周りを見渡すと、フリーランスで一時的に稼ぐ人が多いと感じています。自由に楽しく、継続的に稼いでいる人となると一気に減ります。それは、4つのポイントを押さえていないからです。フリーランスとして生きていくためのコツが書かれたとてもいい本だったので紹介したいと思います。参考になれば幸いです。

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