こんにちは! せがひろです。
私は田舎に住んでいるのですが、
最近、ある飲食店にハマっています。
そのお店はいつも混んでいて、
美味しい料理と、
素敵なサービスを提供しています。
私はビジネスを学んでいるので、
そのお店の成功の秘訣に興味があります。
そこで今回は、田舎で繁盛している
飲食店のビジネス戦略のポイント
これを解説してみたいと思います。
この記事を読んでいただければ、
ビジネスの基本を学ぶことができますし、
自分のお店やサービスを
改善するヒントにもなるかもしれません。
目次
田舎で外食する人のニーズとは?
まず、田舎は都会と違って、
外食する機会が少ないです。
私の住んでいるところは、
最寄りのコンビニまで20kmあります。
なので飲食店に行こうと思ったら、
基本的に車で行くことになります。
当然、駐車場が無いお店は、
ほぼ行きません。
また、車で行くということは、
お酒は飲めません。
私は食事だけで良く利用しています。
観光地でもあるので、
観光客も多く訪れますが、
地元の人も常連客として通っています。
恐らく、家で食事をするのに買出しで
車を使ってあちこち回る労力を考えたら、
外食した方が手っ取り早いと考えているか、
買い物して家で食事をすると
更に時間も労力も掛かる。
だったら、外出ついでに
外で食事を済ませよう。
あるいは、年寄りでしてら
家で孤独に食事をするより、
外で大勢の人がいる雰囲気で
昔の家族を思い出して食事がしたい。
そんな風に考えているんだと思います。
成功事例:私がハマったお店のビジネス戦略とは?
私が良く行くお店は、
地元ならではの
料理と日替わりランチを
提供しています。
味もなかなか良くて、
「田舎に帰ってきたー」って感じです。
私の地元は海も山も近いので、
海の幸も山の幸も豊富です。
それだけではなく、
そのお店は他にも魅力的な
サービスを提供しています。
例えば、食後にコーヒーを
無料券で提供してくれる。
コーヒー自体もこだわりの豆を
使っていて美味しい。
無料Wi-Fiがある
お土産屋さんも併設していて、
そこで買うと食事の割引もある。
アンケート用紙があり、
サービス向上に努めている。
スマホ決済ができる。
食事が出てくるのに
時間が掛かった時は、
アイスクリームを無料で
提供してくれる。
これらのサービスはどれも
単純なようですが、
実はビジネス戦略的に
考えられているものです。
田舎で繁盛する飲食店のビジネス戦略の解説
ビジネスは「集客×教育×販売」で
成り立っています。
集客とは、お客さんを呼ぶことです。
教育とは、お客さんに自分の商品や
サービスの価値を伝えることです。
販売とは、お客さんに商品やサービスを
購入して貰うことです。
このお店は、集客を食べログやホームページ、
お土産店での割引券などにより行っています。
食べログやホームページでは、
お店のメニューや雰囲気、
口コミなどを紹介しています。
お土産店での割引券は、
観光客に対してのアプローチです。
これらの方法で、お店の存在や
魅力を知って貰うことができます。
教育をメニューやスマホアプリの
「今日のお勧め」などにより行っています。
メニューでは、地元ならではの
料理や日替わりランチなどを提供しています。
これは、お客さんに
「このお店でしか味わえないものがある」
という希少性を
感じさせることができます。
スマホアプリでは、日替わりメニューや
コーヒーの無料券などを知らせています。
これは、お客さんに「このお店に行けば得する」
という利益を感じさせることができます。
販売は、料金設定や
接客サービスにより行っています。
料金設定では、ランチは1,000円前後
になるようにしています。
これは、お客さんに
「このお店は手頃な値段で美味しいものが食べられる」
という満足感を
感じさせることができます。
接客サービスでは、アイスクリームや
コーヒーの無料券などを提供しています。
これは、お客さんに
「このお店は気遣いがあって嬉しい」
という感謝感を
感じさせることができます。
また、このお店はリピーター狙いで、
コーヒーの無料券や割引券を提供しています。
リピーターとは何度も来てくれる
お客さんのことです。
リピーターは新規顧客よりも、
売り上げに貢献することが多いです。
なぜなら、リピーターはお店と
信頼関係が築かれているので、
商品やサービスの価値を
認めてくれているからです。
また、リピーターは口コミで
他の人にも紹介してくれることがあります。
口コミは最も効果的な集客方法の一つです。
なぜなら、口コミは信頼性が高くて
説得力があるからです。
参考事例:田舎で繁盛した中国人ファミリー
私の家も昔、民宿をやっていました。
私は会ったことが無いのですが、
母親が仲良くなって、
良く来てくれる中国人
ファミリーがいました。
そのファミリーは
ラーメン屋さんをやっていて、
私の家にも良く餃子を
持ってきてくれてました。
そのお店は市役所の隣にあり、
近くに同業店がいなかったので、
市役所の人で溢れかえり、
いつも繁盛していたそうです。
ここで伝えたいことは、
お客さんがいなければ
商売は成り立たないということです。
結局、その中国人ファミリーは
3-4年で数千万円を蓄え、
中国に帰国しました。
当時の中国でしたら
とんでもない金額だと思います。
この事例からも分かるように、
ビジネスでは場所選び、ターゲット層選び、
なによりも、ニーズの把握が重要です。
自分の商品やサービスに合った
お客さんを見つけて、
満足して貰うことができれば、
ビジネスは成功に近づきます。
継続性:ビジネスを成功させるための最重要ポイント
今回、伝えた内容について
三日坊主では意味がありません。
コツコツと続け、気づいたところは
改善することが大切です。
例えば、インターネットだと
みんな繋がっているんだけど、
どこに人が集まっているのか?
見えづらいところがあります。
人がいないところで、
いくらSNSで発信しても、
アクセスは集まりません。
今回紹介したお店の近くの別なお店でも、
3年ぐらい前にブログを投稿していました。
しかし、半年も続かないで
辞めてしまったいました。
それじゃあ閲覧した人が
お店のやる気を感じませんよね。
小手先の流行り廃りに
乗せられてしまうと、
自分を見失ってしまいます。
個人でビジネスをやる場合、
自分が売りたいものを求めている人が、
集まる場所を意識して
探してみることが大事です。
それを心掛けてみてください。
例えば、飲食店だからと言って
食べログだけが全てではありません。
地方でしたら地元の観光サイトや
市区町村の役所や商工会議所、
最寄り駅、口座を持つ銀行のサイトなんかも、
店を知って貰うためにはお願いするのも得策です。
日頃、自分の行動の中から
人の集まる場所に目を光らせ、
色んなサイトをみてリサーチして
おくことが後々大きな力になります。
もし、これから新規で飲食店を
始めるのであれば、
最初は誰もあなたの店のことを
知らないわけです。
そういった時はテレビやCMを
利用すればいいんです。
まず、お店を知って貰うために
テレビやCMで取り上げられている
料理や食材であなたのお店に
マッチしているものを利用するんです。
そうすれば宣伝広告費を
ほとんど使わなくても、
テレビやネットで取り上げられている
料理を見たことがある人が、
料理のメニュー目当てで集まってきます。
そうやって来て頂いたお客さんに対して
ビジネスの基本を忠実に実行に移し、
しっかりとした「味」を提供すれば
繁盛店を狙えるわけです。
(小さいお店の方が行列ができやすいので、
それすら戦略としてアリだと思いますよ!)
その時の注意点としては、
特許が絡む料理もあるので、
調べるようにしましょう。
まとめ
今回は田舎で繁盛している飲食店の
ビジネス戦略のポイントを解説しました。
そのポイントは以下の通りです。
集客:食べログやホームページ、お土産店での割引券などで
お店の存在や魅力を知ってもらう
教育:メニューやスマホアプリでお店でしか
味わえないものや得するサービスを伝える
販売:料金設定や接客サービスでお客さんに
満足感や感謝感を感じさせる
リピーター:コーヒーの無料券や割引券で
何度も来てくれるファンを作る
場所選び・ターゲット選び・ニーズの把握:
お客さんがいるところにお店を出す
テレビやCMを利用:最初は誰も知らない
あなたのお店を知ってもらう
このようにビジネス戦略を学ぶことで
田舎でも繁盛する飲食店経営の可能性が高まります。
私も、そのお店のファンになったので
これからも定期的に行きたいと思います。
あなたも田舎に住んでいて
繁盛している飲食店を見つけたら、
ぜひ、そのビジネス戦略を分析してみてください。
自分のお店やサービスに
応用できることがあるかもしれません。
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
この動画はディスカバリーチャンネル
というところで公開されていて、
投稿1ヶ月で50万回視聴されています。
物語はアメリカでの出来事ですが、
だからこそ参考になると思っています。
どこか「古き良き日本」を感じられる内容です。
この動画の内容をただの成功物語と
思わないで本質を理解して欲しいです。
この動画内容だけでブログ一本
書けそうな規模ですが、
ぜひ、自分自身で何が大事かを
感じて欲しいんですね。
私が話せば知識は得られるでしょう。
しかし、それでは薄っぺらい
知識になってしまい、
心底理解して取り組もうって
気持ちに繋がらないと思うんですよ。
1時間越えの内容ですが、
飲食店あるいは、
ビジネスとして、
何が大事なのか?
それを感じてみて欲しいです。
↓もう少し身近で具体的な戦略は、
以下の動画が参考になります。
(飲食店なら必見かな!?)
以下のブログも参考になります。