こんにちは! せがひろです。
今回は動画マーケティング
について解説します。
私もYouTubeを
取り入れていますが、
決してYouTuberを
目指しているわけではありません。
マーケティング(集客)が目的です。
みなさんも、動画マーケティングは
効果はありそうだけど、
制作する知識や
人材がいないことで、
導入を断念しているって人も
多いのではないでしょうか?
確かに以前までは動画作成は
敷居の高いものでした。
しかし、今は専門知識がなくても
動画作成ができるツールがあります。
何よりも時代の流れとして、
動画コンテンツを求めている
消費者が増えている状況です。
ブログの長文を
読むのが苦痛だけど、
動画だったら観てみよう!
そういったニーズです。
これから安定して
売上を上げ続けるためには、
動画マーケティングは
無視できない存在といえるでしょう。
動画マーケティングの需要が
拡大している理由や、
メリット・デメリット、
制作するときのポイント
それについて解説します。
動画マーケティングの導入を
検討している方は、
ぜひ、参考にしてください。
目次
動画マーケティングの需要が拡大している理由
動画マーケティングの
需要が拡大している理由は、
主に3つ考えられます。
1.TV広告市場を抜き、動画広告市場が拡大している
2.動画を参考に購入を検討する消費者が増えている
3.近い将来トラフィックの80%以上が動画になる
それぞれについて
解説したいと思います。
1.TV広告市場を抜き、動画広告市場が拡大している
動画広告市場は
年々規模が拡大しており、
その内スマホなどの
モバイル端末が
占める比率は9割です。
2020年の動画広告市場は、
前年対比114%の2,954億円に
達する見通し。
スマートフォン動画広告需要は
前年対比114%の成長を遂げ、
動画広告市場全体の約9割に。
2024年には、6,396億円に
達すると予想されています。
引用:サイバーエージェント
サイバーエージェントの調査では、
更に動画広告の市場規模が
拡大する見込みです。
その背景には、
スマホの普及と
通信速度の向上にあります。
今やスマホは、
ほとんどの人が持っており、
動画を視聴する環境が
格段に良くなっています。
更にYouTubやFacebook、
Instagramなど、
動画を扱うSNSが流行しており、
ユーザーにとって動画コンテンツは、
身近なものとなっています。
その流れに乗り、
大手企業のメディアも、
動画コンテンツの制作に力を入れて、
ユーザー獲得に動いている状況です。
消費者側にとっても、
テキストだけのWebページより、
動画の方が見やすいため、
動画広告市場の拡大は
当分続くでしょう。
別件ですが、
個人的に地上波では無料なのに、
ネットでは一部有料という、
民放の姿勢が疑問です。
見る側の時間の都合で
観れるように、
テレビも変わって行かないと
衰退してしまうと
思うんですけどねー。
2.動画を参考に購入を検討する消費者が増えている
消費者の多くは、
動画を見てから商品を
購入したいと考えている。
という調査結果もあります。
確かに文字だらけの
広告やパンフレットを読むより、
動画で解説された方が
わかりやすいことってありますよね。
あと、動画だと感情を伝える
こともできるわけです。
商品によって差は
あるかもしれませんが、
動画を使うことの
効果性がわかります。
要するに、
テレビでは動画発信なわけで、
ネットでの動画配信が
効果が無いと考える方が、
無理があるわけです。
3.近い将来トラフィックの80%以上が動画になる
2021年までに、
IPビデオトラフィックの80%が、
動画になるだろうという
調査結果があります。
2021年までにコンシューマーの
全インターネット・トラフィックの
80%以上が動画になる。
2016年には全世界のコンシューマーの
インターネット・トラフィックに占める
IP ビデオ トラフィックの
割合は73%でしたが、
2021年までに82%になる見込み。
引用:Cisco Visual Networking Indexisco
Cisco Annual Internet Report(2018~2023 年)ホワイトペーパー
つまり、消費者の動画コンテンツに
対する需要が高まり続けている状況です。
これはどのような業種にも
当てはまることでしょう。
ネットを使った集客を
行うのであれば、
消費者が求めている
動画コンテンツを作成することが
効果的といえますね。
動画マーケティングのメリット・デメリット
ここまでの説明で
動画マーケティングを活用することで
大きなメリットを
得ることができそうですよね。
ただ、その一方で導入することにより、
発生するデメリットもあります。
動画マーケティングのメリット
動画マーケティングを導入する
メリットは3つあります。
1.コンテンツの特徴や使い方などを伝えやすい
2.幅広い年代に視聴される
3.拡散されやすい
それぞれについて解説します。
1.コンテンツの特徴や使い方などを伝えやすい
テキストや画像だけで説明するより、
動画は多くの情報を伝えることが可能です。
1分間の動画で伝えることができる情報量は、
Webサイト約3,600ページ分ともいわれています。
例えば、商品の取扱い方を説明する場合で
考えてみましょう。
文字だらけの説明書より、
テレビの通販番組のように
実際に使っている場面を
見せた方が理解して貰えますよね。
それがテキストで説明すると、
ユーザーは「読む」、「理解する」
という行為が必要となり、
少なからずストレスを
与えてしまいます。
その点、動画は直感的に
理解して貰うことが可能です。
実際に自分が使っている場面を
イメージしやすいため、
購買意欲を向上させる
メリットも期待できます。
2.幅広い年代に視聴される
動画は幅広い客層に
観て貰いやすい媒体です。
インターネットの平均利用時間を見ると、
平日休日ともに
一貫して増加傾向にあり、
テレビ(リアルタイム)視聴
との差は狭まりつつあります。
また、好意者平均時間で見ても、
平日休日ともにインターネット利用は、
一貫して増加傾向にあります。
引用:総務省情報通信政策研究所
総務省の調査結果をみてみると、
全ての年代でYouTubeの
利用率が高いことがわかります。
更に、テレビを見るよりも、
ネットで情報を得ている時間が
年々増加しているというデータもあります。
幅広い年齢の消費者がネットに触れる
時間が多くなってきており、
動画コンテンツのニーズも
高まっている状態と考えられます。
3.拡散されやすい
TwitterやFacebookなどの
SNSで拡散されると、
爆発的なアクセスを
呼び込むことができます。
拡散されることを
「バズる」といいますが、
これを起こすことが
できれば少ないコストで、
高い販促力を
生み出すことができます。
しかし、バズを起こすことは、
簡単にできる事ではありません。
そのため、バズられている
コンテンツの共通点をリサーチして、
参考にするのが効果的でしょう。
人の紹介したくなる、
拡散されやすい
動画コンテンツの特徴は、
以下の4つです。
・共感できる要素がある(お笑い含む)
・賛否両論になりそうな要素がある
・ストーリーが面白い(体験談含む)
・メッセージ性が強い
バズが起きれば
大量のアクセスが生まれます。
ただし、動画マーケティングを
行う目的は売上に繋げることです。
決して、YouTuberに
なることではありません。
売る商品やサービスに
関係しない動画で、
お客さんの反感を
買わないように注意しましょう。
特に最近は、
そのチャンネルの
ファンを通り越して、
信者的に崇拝する人も
増えています。
視聴者の中で
出来上がっているイメージと、
違う発信をしてしまうと、
ファンが一瞬でアンチになる!
可能性もあります。
動画マーケティングを導入するデメリット
続いて動画マーケティングを導入する
デメリットは2つあります。
1.かなりの労力とコストが掛かる
2.観たいところを探しにくい(テキスト検索の方が楽)
それぞれについて説明します。
1.かなりの労力とコストが掛かる
動画マーケティングを
導入・運用するために、
コストと労力が掛かります。
動画を自社で作る場合、
動画の方向性を決めることや
動画制作のノウハウを
作り上げなければいけません。
ノウハウを確立するまでには
時間が掛かりますので、
その分コストも
掛かってくるでしょう。
更に、
ランニングコストも掛かります。
大手企業も同じ土俵で、
魅力的な動画マーケティングを
仕掛けてきますので、
その中で自分の動画コンテンツを
目立たせるには、
数多くのコンテンツを
作ることも重要だからです。
数多くの動画コンテンツを
作成するには、
労力とコストが掛かります。
(ちなみに1分の動画編集に
1時間掛かるともいわれています。)
2.観たいところを探しにくい(テキスト検索の方が楽)
YouTubeの動画は、
10分とか20分のものがメインですが、
1時間以上のものもあります。
最初から全部
観るつもりだったり、
1回しか観ないのであれば
問題ないのですが、
・あのシーンをもう一度観たいとか、
・あのシーンはどの動画に収録されてたっけ?
そういった経験ってありませんか?
ブログや書籍だったら、
文字検索ができますが、
動画の中身の検索というのは、
まだできませんよね。
仮にキーワードで動画内を
検索できたとしても、
その前後も見ないと
理解できなかったりします。
文章であれば、
ざっと目で追えますが、
動画だと再生するしかありません。
つまり、動画内を
調べるというのは、
どうしても時間が
掛かってしまうということです。
個人的には電子書籍も
まだまだ慣れず、
実際の書籍の方が
読みやすいです。
動画マーケティングは、
メリットとデメリットの両方を理解し、
自分で割くことができる
時間と労力とコストの
バランスを考えながら
行うことが必要です。
動画コンテンツ制作時のポイント
動画を作成する上で注意すべき
4つのポイントを説明します。
1.最初から100点を狙わない
2.既存の素材を利用する
3.録画時間は短めに
4.動画の最後にCTAを入れよう
それぞれについて解説します。
1.最初から100点を狙わない
他の動画やプロを基準にして、
最初からハイクオリティを
求めないようにしましょう。
改善点は次から次へと
見つかるものです。
それらを直すために
動画を撮り直していたら、
いつまでたっても
先に進めることはできません。
大体、60~70点程度の
出来と思えるのなら、
そのまま公開して
次の動画作成に
移った方が効率的です。
例えば、車や家電を50年前と
比べてどうでしょう?
今のクオリティから考えたら、
とても販売できるものでは
ないと思います。
それでも販売し、
改善し続けていたから、
現在のクオリティに
なっているわけです。
それで改善するには
資金が必要です。
資金を得るためには、
販売しないと得られません。
時間を掛けなければ、
技術は洗練されません。
動画を公開しないと
わからない改善点もあります。
最初のうちは、あまり神経質に
なり過ぎないようにしましょう。
2.既存のフリー素材を利用する
ネット上には
フリー素材は沢山あります。
あなたにも素材として利用できる
写真や音楽やデータなどがあるはずです。
そういった既存の素材を
利用するようにしましょう。
動画は拘ろうと思えば、
いくらでも拘ることができます。
しかし、それらを一から
作っていたのでは、
莫大なコスト・時間が必要です。
動画マーケティングの経験を積み、
予算がある時にコストをかけましょう。
それまでは低コストで
運用するようにしてください。
そうすることにより、
時間も節約できるわけです。
3.録画時間は短めに
最初の動画は短めに
作成するようにしましょう。
目安としては、
3~5分程度が良いでしょう。
動画は長すぎるとメッセージが
定まらなくなりますし、
視聴者も観ていて飽きてきます。
そのため1つの動画で
伝えるべきメッセージを絞って、
再生時間を短めに
作るようにしましょう。
(ファンができたら、
長くしても観て貰えます。)
必要な情報だけに絞って
配信することで、
視聴者の満足度を
上げることもできます。
成功者であれば理解している、
時間の大切さを把握していれば、
視聴者に無駄な時間を
使わせないようにするのは当然です。
更に伝えたいメッセージを
1つだけに絞り込むことで
複数の動画コンテンツを
作ることができます。
1つの動画で色んな要素を
積め込みすぎず、
短めに作成することを
心掛けましょう。
色んなキャッチフレーズを
みて分かる通り、
ワンフレーズで伝えた方が
印象に残りやすいものです。
インフォメーションより、
インプレッションの方が大事です。
4.動画の最後にCTAを入れよう
動画マーケティングを
導入する最終目的は、
売上を上げることです。
そのため、動画の最後にはCTAを
入れえるようにしましょう。
CTAとは、Call To Actionの略で、
視聴者に行動喚起することです。
例えば、YouTubeで
動画配信を行うのであれば、
「チャンネル登録をよろしく!」
「Goodボタンを押してね!」
といったことです。
面白いコンテンツを
提供するだけでは、
単に「良い動画だな」
と思われて終わります。
他にもメルマガ登録や、
問い合わせなど、
視聴者にどのような行動を
とって欲しいのかを
ハッキリと提示する
ようにしてください。
最終目的は
売り上げることですが、
その前に視聴者に信頼される
必要がありますからね。
それを忘れないようにしましょう。
動画の効果を高めるために行うべき3つのこと
動画の効果を最大限に高めるための
考え方について説明します。
1.複数のバリエーションを用意する
2.縦型動画の需要も高まってきている
3.KPIの設定と分析
それぞれについて解説していきます。
1.複数のバリエーションを用意する
動画はいくつかの
バリエーションを用意しましょう。
例えば、動画の構成であれば
結論から伝えるのか、
それとも最後に結論を伝えるのか?
(ビジネスで良くいわれる、
帰納法と演繹法の違いですね。)
他にも出だしの挨拶や、
動画の終わり方などです。
それらを複数パターン
用意して運用することで、
どの方法の反応が
良いのか傾向がみえてきます。
視聴者も毎回同じパターンだと
飽きてしまうので、
そういった意味でも、
複数バリエーションを
用意するのが良いでしょう。
2.縦型動画の需要も高まってきている
テレビのような横長の画面ではなく、
スマホ画面に合わせた
縦長動画の需要も
高まっています。
理由は、スマホで動画視聴
する人が多いためです。
また、ショート動画も
増加傾向にあります。
最大60秒までの縦型の動画を
投稿・閲覧できる
YouTubeの2022年からの
サービスです。
通常の動画より拡散力が
高いと言われています。
基本は従来の横長の画面で
動画作成して問題ないと思いますが、
余裕があるのであれば
縦長動画と反応が違うかどうかを
比較してみるのも良いでしょう。
縦長動画に限らず、
世の中の変化に気づき
検証してみることで、
新しい発見ができる
可能性があります。
他よりも大きな利益を
生み出せることもあるので、
情報には敏感に
なっておきましょう。
ただ、ここで説明した
内容を同時に試すと、
分析する時に、
どれに反応があったのか
わかりません。
動画の内容も関係するので、
あまり短期間で一喜一憂せず、
焦らずに行動することを
お勧めします。
3.KPIの設定と分析
動画マーケティングを
行う上でKPI設定は必要です。
KPI(Key Performance Indicator)とは、
簡単にいうと、
目標に対して、
どれだけ達成できているかを
計測したデータのことです。
例えばKPI設定した方が
良い項目は、
・1日の再生回数
・1日の合計動画再生時間
・1人当たりの平均視聴時間
・コンバージョン率
他にも設定できる
項目はありますので、
計測したい項目を
付け加えるのもありです。
日々のデータをみることで、
ちょっとした変化にも
気づけるようになります。
例えば、新しく配信した動画が
平均の再生数より低ければ、
動画タイトルやサムネイル、
もしくは動画の出だしが
悪いのかもしれません。
そういった変化に気付き
修正を行うことで、
質の高い動画を
作成できるようになります。
【まとめ】意向を正しく伝えるには動画マーケが効果的
今回は、動画マーケティング
について解説しました。
動画マーケティングは、
こちらの意向を視聴者に
伝えるために効果的な手段です。
調査結果でも、
約8割の視聴者は動画をみてから
購入したいと考えており、
その割合は今後、
さらに増えてくるでしょう。
そのため動画で
商品のアピールを行うことは、
あなたの会社にとっても、
お客さんにとっても、
有益なことだといえますね。
今までは知識やスキル、
人材の確保の面で、
動画マーケティングを
見送ることも多かったと思います。
しかし、今は特別の知識がなくても、
動画作成できるツールもあるので、
検討してみてはいかがでしょうか。
動画コンテンツを作成する
ポイントは以下の4つです。
1.最初から100点を狙わない
2.既存の素材を利用する
3.録画時間は短めに
4.動画の最後にCTAを入れよう
動画マーケティングの
導入段階で、
最初から100点を求めると、
先に進めなくなります。
60~70点ぐらいの出来であれば、
そのまま公開してみましょう。
試行錯誤しながら
動画を作り続ければ、
コンテンツの質は上がり
売上増に大きく貢献する媒体に
進化していくでしょう。
更に、売上増を狙う効果的な方法としては
「商品の値上げ」があります。
売上増を狙うには、
低単価で数多く売るか、
高単価の商品を
少数売るかのいずれかです。
商品の値上げと聞くと、
顧客からの反発をイメージする方も
多いでしょうが、
実はそんなことはありません。
商品の持っている価値を
お客さんに理解して貰うことで、
簡単に値上げを行うことができます。
商品の魅力を正しく伝える
動画マーケティングと
相性の良い方法ですね。
コンテンツビジネスの場合、
同一商品を同一のお客さんが
買うことはありません。
実績を元に値上げしても
問題ありません。
ブランディング、
希少価値が上がれば、
何の問題もありません。
ぜひ、試してみてください。
この内容が
参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。
以下のブログも参考になります。