こんにちは! せがひろです。
あなたは、ネットビジネスで稼ぐためには
有名にならないといけないと思っていませんか?
「有名無実」という言葉があります。
名ばかりあって、それに実質が伴わないこと。
名称・評判と実際とが合わないこと。
最近、Twitterを見ていると
ビジネスの本質を無視して、
無駄な努力をしている人が
多いなーと凄く感じています。
「成功するためには有名になる必要がある!」
そう思い込んで、
毎日、Twitterに大量投稿したり、
ブログやYouTubeを更新したり、
時間の自由を犠牲にして働いています。
このようにアクセス集めや
フォロワー集めを必死にやっても、
あまり意味がありません。
こんなことを毎日必死に
やっているようでは、
成功からどんどん遠ざかって
いることになります。
・なぜ有名になる必要が無いのか?
・どうすれば成功できるのか?
今回は、成功するためには
必ずしも有名になる必要はない!
という話をしていこうと思います。
有名にならずに少ないアクセスで、
成功した事例も載せるので、
かなり参考になると思います。
目次
有名になることで墓穴を掘ることもある
私が人気者になることに否定的なのは、
時間的な自由がなくなるからです。
有名になることを気にする人にとって、
収入の生命線はアクセス集めです。
誰でもいいから
大量のアクセスを集めて、
有料Noteやオンラインサロンなどの
情報コンテンツを数千円で売っています。
あるいは、YouTubeの視聴回数を集めて、
広告収入を稼ぐといった方法です。
仮に2千円の商品を売っていたら、
月収100万円を稼ぐためには、
月500本も売らないといけません。
実際、個人で1日10本以上
売ることでさえ至難の業です。
私には到底できません(苦笑)。
安価な商品を大量に売るために、
誰それ構わずに、
なんとかアクセスを集めようとして、
人気を集めようとしてしまうわけです。
確かにアクセスを集めたら、
売れる可能性はあります。
しかし、よく考えてみてください。
毎日投稿して必死で集めている
アクセスというのは、
ひとたび投稿を止めてしまうと、
急激に減るわけです。
そうすると、売上も激減してしまいます。
なので、人気集めをしている人は、
収入を維持するために、
人気者になった後もずっと「大量投稿」
しなければならないわけです。
ある意味、新聞記事のように
常に新鮮なネタを探して、
東奔西走しているわけです。
恐らく、気が休まる暇もなく、
自由とはほど遠い生活を強いられると思います。
もし、そんな人が自由な人生を
発信していたら矛盾しますし、
労働時間で比較したら会社員が
徹夜で働かされているのと変わりません。
お金のために時間に縛られたくなかった
私にとっては、
少なくとも、そんな働き方に憧れはありません。
人間はすぐに飽きる生き物です。
アクセスを集め続けるためには、
ずっと注目を集めないといけません。
そのためには、過激なことを
発言するのが手っ取り早いので、
テレビや新聞でも見かけますが、
有名になった人というのは、
人気を維持するために
「炎上」を狙って尖った発信を
するようになります。
YouTubeでも、
今はかなり規制されましたが、
過去には過激な投稿が
いっぱいありました。
ただ、そういった発言を
してしまうと、
確かにアクセスは増えるのですが、
その大半は、購買層じゃなかったり、
アンチだったりします。
そのため、アクセスは増えたのに、
収入はさほど増えないという事態になります。
アクセスを集めるために
過激な発言をするという、
負のサイクルがはじまり、
そこから抜け出せなくなる。
その結果、価値提供という
ビジネスの本質から遠ざかり、
コアなファンからも見放され、
いつの間にか消えてしまいます。
ある意味、人気のラーメン屋さんが、
一見(いちげん)さんで行列ができ、
ブームが去ったあと、
元々の常連さんにも見放されて、
閉店に追い込まれるのに似ています。
まぁ、この例は、ラーメン屋さんが
全面的に悪いわけじゃないのですが、
ネットでの拡散の怖い面でもあります。
人気集めと情報発信価値との大事なバランス
他にも、人気を集めるデメリットがあって、
それは希少性が下がるということです。
人は希少性の高いものに価値を感じます。
あまりにも露出が高いと、
高単価な商品が売れなくなります。
もし、高級ブランドのヴィトンなどが、
デパートなどで、
しょっちゅうバーゲンセールをやり、
安く手に入ったらどうでしょう?
恐らく、初めは興味を示す人が
いるかもしれませんが、
街を歩いて右も左もヴィトンを
持っている人がいたら、
そのうち、誰も欲しいとは
思わなくなるでしょう。
最近、巷で高級ブランドの
シェアサイトも
出てきているようなので、
希少性が低くなる傾向にありますね。
人は、高価でなかなか手に入らないから
価値観を感じるし、
それを手に入れるためなら
高額でも払うわけです。
それに対して、ネットで有名になろうと
しているインフルエンサーなどは、
誰とでも気軽に絡んでいて、
毎日、大量に投稿をしています。
これは希少性の低さを
アピールしているようなものです。
どんどん自分の価値を下げてしまい、
結果的に高価な商品が売りづらくなります。
千円から三千円ぐらいの商品なら、
希少性が低くても売れると思いますが、
5万円、10万円、30万円といった、
高単価商品は全く売れなくなります。
それでもインフルエンサーは、
大量のアクセスがあるので、
安価な商品を大量販売することにより
生計を立てることができます。
それに対して初心者はアクセスも少なく、
商品単価も低くなるので、
全然儲からないわけです。
そこで焦ってアクセスを集めようと思って、
露出を増やし、更に価値を下げていくという、
悪循環に陥ります。
つまり、希少性を自分で
下げることをしているわけです。
確かにアクセスがゼロだったら、
商品は売れませんので、
露出を増やすことも大切ではあります。
しかし、誰にでも絡んだり、
むやみやたらに露出するのは危険です。
ようするにリアルでも、
「付き合う相手は見極めましょうね。」
ということです。
有名なインフルエンサーのコメント欄に、
毎回のように薄っぺらいコメントをして、
露出を増やそうとしている人がいます。
相手のお客さんの立場になったら、
すぐにメッキがはがれて
低レベルなのがバレます。
ネットというのは、
いい噂だけ広まるわけではなく、
悪い噂も拡散するものです。
インフルエンサーの発信に共感したりして、
その感想をコメントするのは良いのですが、
単にアクセスを増やすためだけに、
誰とでも絡んだり、
コメントするのは、
逆効果なので気をつけましょう。
自分の希少性(質)を下げないレベルで
アクセス集めをするバランス感覚が重要です。
ビジネスを志した本当の目的を思い出そう!
初心者が有名になりたいと思うのは、
ある意味、仕方が無いことです。
Twitterのビジネス界隈を見ると、
インフルエンサーが目立っていますし、
彼らにはフォロワーがたくさんいて、
”いいね”やツイートも普通の人より多いので、
そういった状況からして、
彼らを目指してしまうのも当然の流れです。
しかし、思い出してみてください。
どんな目的でビジネスを志したのか?
多くの人は雇われて働くことに疑問を抱き、
自由を夢見てビジネスを志したはずです。
経済的に自立して、
自由になることを目指して、
ビジネスを始めたはずなのに、
やっていることは雇われて
働いていた時と同じように、
労働して自由から遠い毎日を
過ごしている状態です。
独立してもフルフル働くのが
好きなのでしたら、
別に構わないのですが、
自由を手に入れたいのであれば、
進むべき道を少し変えないといけないですね。
私は人気者のインフルエンサーを
目指すことを決して悪いとは思いません。
彼らは毎日、大量投稿して努力したり、
時には体を張って労働しています。
並大抵の努力ではできないことなので、
尊敬する部分もあります。
ただ、ここで伝えたかったのは、
ビジネスを志した本当の目的を
思い出して欲しいということです。
世の中にはニッチャービジネスと言って、
市場は小さいながらも、
特定の領域で独自の地位を築いて
成功している人がいます。
市場が小さい分、大手の参入もありません。
それこそ労働時間ゼロで、
年間1億円以上稼いでいる人もいます。
月100万円レベルならゴロゴロいます。
5年、10年と毎日投稿し続けてでも、
人気者として稼ぎ続けたいのであれば、
それを目指したら良いと思います。
ですが、経済的に自立した上で、
好きな時に好きなことができる!
そんなライフスタイルが良いなら、
人気者を目指すのは、お勧めしません。
人を集めたけど、稼げなかった事例
私は情報発信しながら、
色んなサイトを分析をしています。
すごくアクセスを集めているのに
全然、集客できていないサイトも
たくさん見てきました。
例えば、私の知人で
ネットショップをやっていて、
懸賞を出すと瞬く間に
アクセス数が増えていました。
普段は、100件にも
満たないアクセス数なのに
懸賞を出した時は、
1万件までにアクセス数が増えます。
それだけアクセスが集まっているのに、
肝心の収入は10万円にも満たなかったです。
なぜかというと、お客さんの大半は
懸賞目当てだったからです。
当たり前ですが、
ビジネスは商品を売って、
初めて利益が出ます。
どれだけアクセスを集めても、
購買層を集めないと意味がありません。
懸賞に群がってきた人たちは
ネットショップの商品に、
全然、興味がなかったわけです。
だから、1万件もアクセスを集めたのに
収入は全然、伸びなかったわけです。
懸賞のやり方をもう少し工夫していれば、
収益を増やせたのだと思います。
確かに何か新しいことを始める時って、
大量行動が必要な時期もあります。
かといって、むやみやたらに行動しても
ダメだということです。
結局、その知人はネットショップを
やめてしまったのですが、
「俺の努力が足りなかった。」
そう言ってました。
それを聞いて私は、
「いや、あなたは寝る間も惜しんで
立派に努力してたじゃない。」
そう慰めました。
1年以上もネットショップを続けるなんて、
かなり大変なことですからね。
彼が足りなかったのは「努力量」ではなく、
「戦略的行動」だったのです。
正しい方向に半年努力していたら、
彼は今頃、脱サラしていたでしょう。
他にも有名インフルエンサーの中で、
炎上して、アンチが湧き、
精神的に疲弊しているのに、
アクセスがないと
お金を稼げないので、
毎日投稿し続けている人は結構います。
インフルエンサーはパッと見
凄そうですが、
全然稼げていないケースも多いので、
見た目に騙されないようにしたいですね。
少ないアクセス数でも稼ぐことができる裏側
もし、個人ビジネスで成功したいのなら、
アクセスを集めることに全力を注いだらダメです。
個人が使える資源は限られているので
アクセスを集めることに注力すると、
それ以外の作業に資源が投入できず失敗します。
(資源=お金、時間、労力など)
大切なのは少ないアクセス数でも
効率よく稼げるようになることです。
例えば、毎日必要な食料品や消耗品は、
日本中でとてつもない数が売れていくわけです。
それに対して、高級ブランドや高級車などは、
数量的にはそんなに履けません。
しかし、1つ、1つは高額です。
つまり、食品や消耗品に比べて、
遥かに少ない見込み客から
多額の売上を上げるわけです。
また、別な例として、
TOYOTAは年間1千万台の車を販売し、
1兆円以上の利益を得ています。
利益額だけみると凄いですよねー。
でも、販売台数で割り算すると、
1台当たりの利益は十万円ぐらいになります。
まさに「薄利多売」というヤツです。
一方、フェラーリの販売台数は、
年間二千台弱ぐらいですが、
1台当たりの利益は、
1千万円とか2千万円です。
つまり濃いファンを作り、
高額商品に見合う価値を作って、
それを求めている人に提供すべき
だということです。
顧客満足度が高ければ、
リピーターにもなって頂けます。
ネットビジネスでも同様に
SEOに特化したつまらない記事ではなく、
ファン作りを意識した情報発信をしたり、
メルマガを書いて、
自動配信で価値提供したり、
書籍を読んだり、自身で経験したり、
教材学習してコンテンツ力を高めたり、
質の高い商品を複数作り、
リピーターを生み出す仕組みを
作ったりする必要があります。
アクセスを大量に集める代わりに、
上記のことを意識して作業すれば、
少ないアクセスでも成功できます。
一度、コンテンツを作れば、
あとは自動化して価値提供できるので、
やればやるほど労力は減り、
最終的に労働時間ほぼゼロで、
月100万円以上稼ぐことも可能になります。
有名になりたいのか?自由を手に入れたいのか?
有名になることを目指しても、
あまり稼げない理由の一つは、
取るべき戦略が間違っているということです。
私はビジネスで
ある程度、実績があるので、
アクセスをリスト化する方法を
理解して実践しています。
しかし、初心者は知識がありません。
ネットビジネスの正しい知識が
備わっていないから、
一生懸命に情報発信してアクセスを集めても、
リスト化するノウハウを知りません。
リスト化する戦術を知ると、
どのようにアクセスを集めればいいかも
理解できるようになります。
初心者は、何を発信すべきなのか?
それはニッチな悩みに特化した
情報を発信することです。
それをお勧めします。
例えば、ビジネスの情報発信
一つをとっても、
・集客できない
・ブログ、メルマガが上手く書けない
・商品が売れない
など悩みは様々です。
さらに悩みを深掘りすると、
・SNS集客ができない
・Twitterの操作が分からない
・どんな風に呟けばいいかわからない
など、悩みを細分化することができます。
その中の一つに特化して発信してみるんです。
そうすると、市場は小さいですが、
ライバルは少なくて、
お客さんの悩みは深いので、
発信内容がモロに
お客さんに刺さります。
そうすると見込み客に
なって貰えるわけです。
一つ例を挙げると、
集客について徹底的に学んで、
メルマガ集客に特化して発信したとします。
集客で悩んでいる人は多いですから、
情報発信していて
アクセスは集められるけど、
集客できない人が
熱心に発信内容を読んでくれます。
Twitterをはじめて数日経つと、
熱狂的なファンが何人かできます。
そうしたら、更にメルマガ集客に関して、
有益な情報発信を続けていって、
確実にファンを増やしていきます。
そのうちTwitterのフォロワーは
1,000人ぐらい集まって、
毎回の投稿にはコメントや
”いいね”が多数つくようになります。
ある程度、アクセスが集まってきた頃に、
本格的に集客を学びたい人に向けて、
10万円の商品を販売します。
結果、1,000人のアクセスとはいえ、
興味を持っているお客さんを集めたので、
業界トップクラスの成約率4%であれば、
40個×10万円=400万円の
売り上げが見込めるわけです。
このように濃いファンを作っていけば、
大きな利益を手に入れることができます。
今回のブログ内容をまとめると、
ファン作り(リスト化)と商品販売という、
ビジネスの本質から外れて、
アクセス数を集めることだけに特化しても、
あまり稼げないので要注意ということです。
仮にインフルエンサーになっても、
時間的な自由は奪われますし、
ブラック企業並みに
毎日長時間労働しないといけないので、
有名になろうとしている人は
目指さない方が良いということです。
この内容が参考になれば嬉しいです。