こんにちは! せがひろです。
若いころから、
女優として、
ドラマ
『お水の花道』や
『お金がない』など、
数々のヒット作に出演してきた
財前直見さん。
私は年々テレビを
観なくなったこともあり、
そう言えば見かけなく
なったなーと、
以前、投稿した
「移住は定住前提ですか?」
というブログで、
芸能人で移住された方を
調べていた時に、
ふと思いました。
私も大好きな
女優さんだったので、
調べてみたところ、
移住されていました。
移住するきっかけというのは、
人それぞれだと思いますが、
移住を悩まれている方の
参考になればと思い、
今回、取り上げました。
引用元:週刊女性PRIME
https://www.jprime.jp/articles/-/22940
妊娠をきっかけに移住
2007年に東京での
生活を引き払い、
実家のある大分で父と母、
生まれて間もない息子と
暮らし始めたそうです。
2021/11に大分での暮らしや
食をまとめた、
『直見工房』(宝島社刊)を
出版されました。
移住のきっかけはというと、
「40歳で子どもを
授かったときに、
この子の前では
女優ではなく、
一人の人間でいたい。
そう考えたのが
始まりでした。」
移住とともに
仕事を休み、
最初の3年間は
育児に専念。
そこに迷いや後悔は
なかったそうです。
会社員や公務員でしたら、
育児休暇を取れますが、
まだまだ色んな問題が
ありますよね。
・休暇期間がまだまだ短い。
・休暇は取れるが収入は減る。
・職場復帰しても浦島太郎状態になる。
育児休暇期間や
収入については、
声を上げれば
変わっていくかも
しれません。
ですが浦島太郎状態が
特に問題で、
職場を離れている間に、
仕事のやり方が変わったり、
元通りに慣れるまででも、
かなりの期間を要します。
また、同僚がどんどん
先に出世している環境に
さらされるというのは、
精神的な負担も、
かなり増えます。
かつての同僚が、
上司になっている
かもしれません。
後輩が
上司になっていたり、
後輩に教わるように
なるかもしれません。
それでも良いのであれば、
問題ありませんが、
苦痛だと感じる人は、
働き方を変える必要が
ありますね。
それで財前さんの
言葉として、
「豊かな自然環境の中で、
子育てができたのは
幸せでした。
子どもも都会で
2人で生活するよりも、
祖父母や小さいときから
知っている、
ご近所さんとの
付き合いの中で、
いろいろな人の視線や
愛情を感じて育った
のではないかと思います。」
このように伝えています。
私も田舎暮らしを
しているので、
同感です。
少なくとも、
連休とかあると、
地方へ行かれる方が
多いと思うんですよね。
アウトドアも
そうですけど、
自然と触れると
落ち着くんだと思います。
都会にいれば、
ガスも電気もあるのに、
わざわざ
不便な思いをして、
火を起こして、
美味しいものを食べて、
自然の中で遊んだり、
ただ眺めているだけで、
癒されるわけです。
自然の恵みのありがたさ
財前さんの実家には、
代々受け継いできた
畑と山があり、
家族と一緒に
作物を育てて
いるそうです。
大分では80歳を
越える父親が、
広大な畑や山で
様々な農作物を作っていて、
高齢になる親を支えたい
という気持ちも、
地元に戻ろうと
思った理由の
一つだそうです。
季節のものを
その季節に収穫して食べる。
人間の自然な行為を通して、
自然のありがたみや、
もったいない精神が
芽生えたそうです。
農業や畜産の経験が
無い方であれば、
食べたい時に
食べたいものを
スーパーで買って
来ると思います。
それ自体は
否定しませんが、
例えば、野菜であれば、
大体のものが収穫までに
1年掛かるわけです。
それも、ただ実るのを
待っているわけじゃなく、
肥料を作って蒔いたり、
雑草を買ったり、
虫がつかないように
色んな駆除をしたりと、
スーパーで買ったら、
何十円、何百円かも
しれませんが、
その実りを得るために
もの凄い労力を使って
いるわけです。
しかも、手を抜いたら、
収穫時期に結果として
現れるわけです。
魚も命がけで漁に出て
獲ってくるわけですし、
肉に関しては、
みなさんの代わりに
殺処理をして、
加工したものが、
店頭に並んで、
いるわけです。
一度、殺処理をみたら、
当分、食べれなくなるぐらい
ショッキングです。
それで収穫時期に
一気に食べられないので、
漬物だったり、
干物だったり、
燻製だったりと、
日持ちするように
加工するわけですよね。
そりゃあ、
自然のありがたみや
もったいない精神が
芽生えるわけです。
母のレシピを受け継ぐ
財前さんは、
母親の作る料理レシピを
手書きで作って
いるそうです。
いわゆる、
お袋の味ですよね。
私はこのことに
深い意味を感じました。
外食すれば、
その店の味に触れられ、
料理の本を
見ながら作れば、
誰かが作った
レシピ通りの料理を
自分でも作れます。
でも、一番食べて
いる料理は、
お袋の味なわけです。
どんな有名店に行っても、
食べることができません。
そのレシピを
知っているのは、
お袋だけなのです。
万人受けは
しないかもしれないけど、
誰にも真似できない
その家庭の味です。
その作り方は、
レシピとして残せる
かもしれませんが、
「味」というのは、
記憶しておくしかない
わけです。
離れ離れで
暮らしていたら、
なかなか教われない
ことですよね。
私は、人間だけに
あると言われている
「老後」というのは、
こういった引き継ぐための
時間なんだと感じています。
父親から畑仕事を引き継ぎ、
母親から料理を引き継ぐ、
もし、誰も
引き継がなかったら、
野菜を収穫できず、
料理も出来なく
なってしまいます。
文字や映像で残せる部分は
良いですが、
「味」は無理ですからね。
また、手書きでレシピを
残しているのも意味があって、
パソコンで入力したり、
映像に残すのに対して、
手書きすることで、
記憶に定着しやすく
なるわけです。
正に、「心に刻む」
感じなんだと思いました。
医食同源に気づく
財前さんは、
季節の食材を
食べることは、
“食べる薬”だと
気づいたそうです。
大自然の恵みの効果か、
実際、財前家では
風邪ひとつひかないそうです。
この話を知って、
「医食同源」なんだと
改めて思いました。
海外から輸入される食材には、
国内で許可されていない
農薬が使われていたり、
国産品と言いながら、
産地が良くわからなかったり、
外国製だったりと、
できるだけ、
自分や知り合いが
栽培したものじゃないと、
将来的に不安ですよね。
国が薦める
地方移住の影響から、
田舎暮らしや
2拠点生活が注目を
浴びています。
東京での生活を経て、
財前さんがたどり着いた
田舎での暮らしについての
コメントを紹介します。
「交通の便などは
不便ですが、
では便利な東京が
いいのかというと、
必ずしもそうでは
ないと思います。
人それぞれ価値観は
違うと思いますが、
私にとっての田舎とは、
自分がいていちばん
ラクな場所、
心が安らげる場所です。
いまは仕事があるときに
上京しているので、
田舎があると女優業と
主婦業のオンとオフが
切り替えられるのも
いいところです。
とはいえ、
田舎暮らしは
大変は大変。
何と言っても
草が生えます(笑)。
毎日草刈りしている
イメージ!
でも、そんな大変さが
あっても移住したいと
思えるような、
そんな場所が見つかったら
それに越したことはないですね。」
どうでしょう?
私も永年、長期出張で
全国を飛び回ってきました。
東京が一番多かったですが、
東北から関西まで、
長期に滞在して、
やはり落ち着くのは、
生まれ故郷でした。
偏見かもしれませんが、
仕事がらみで訪れた地域って、
プライベートで行くと、
仕事で辛かった時のことを
思い出しちゃうんですよね(笑)。
日本全国それぞれに
良いところがあります。
食べ物は西の方が
好みでした。
人の温かさは、
東北ですね。
最終的には変わらない
ということに気づきましたが、
私の場合、関西の人と
打ち解けるまでに時間が
掛かっただけです。
東京はあれだけ人が
住んでいるのに、
関わる人って、
めちゃくちゃ限定的
じゃないですか。
それが田舎だと、
知らない人は、
ほぼいないわけです。
よく地方の移住先は、
どこがベストか?
なんてありますが、
人それぞれ感じるものが
違うと思います。
かつ、住んでみないと
住み心地というのは
わかりません。
私は、ビジネスにも
通じるところがあると
思っていて、
人に勧められて、
決めるのではなく、
自分で決めるべき
だということです。
仮に勧められて移住してみて、
住み心地が悪かったら、
文句を言うとかって、
おかしじゃないですか。
最終的に決めるのは、
自分なんだよ。
例えば、
今の働き方が嫌で
転職などを考える時も、
独立を考える時も、
どんなに色んな人に
相談に乗って貰ったとしても、
最終的に決断しないと
いけないのは、
自分だということです。
自分らしく生きるためにも、
田舎暮らしはお勧めです。
この内容が参考になれば嬉しいです。
財前直見さんの動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。