こんにちは! せがひろです。
今回は、「勝間式超ロジカル選択術
後悔しない自分になる!」
これについて解説します。
人生には無数の選択肢がある。
しかし、正しい選択肢なんてものはない。
選んだ後で、それを正しいもの。
あなたは、自分の決断したことに
後悔したことってありますか?
そりゃあ、一つぐらいありますよねー。
人生は選択の連続で、
ちょっとした、
今日どっちの服を着るかとか?
ランチは何を食べるか?
みたいに小さい選択から、
マイホームか賃貸か?
転職するかしないか?
単身赴任か転勤か?
みたいな今後の人生に関わるような
大きい選択までたくさんあります。
しかし、どれが正しい選択かなんて
後にならないと分かりません。
後というのも、直ぐか、1年後か、
10年後、20年後・・・。
そこでも違ってきますよねー。
でも、1つ確実に言えることがあって、
それは、今のあなたの人生は、
あなたが今まで選択してきた
結果の積み重ねでできてるということです。
仮に、あなたが人間関係で
悩んでしまっているのも、
お金がなくて困ってるのも、
仕事がつまらないと感じてしまうのも、
全て、あなたが選んだ結果なんです。
でもこれ、選択さえミスらなければ
思い通りの人生が歩めちゃうんです。
じゃあ、どうしたら最適な
選択ができるのか?
これ気になりますよねー。
タイムマシーンでもあったら
わかるんですけどねー。
それは無理なので、
100%正しい道なんてありません。
後悔をゼロにするのは不可能です。
でも、後悔を最小化する方法は
あるんですよ。
そこでお勧めなのが、
この本なんです。
それでは早速、
解説していきましょう!
選択に関する3つの誤解
まず、何かを選択する上で多くの人が
誤解していることがあります。
①世の中の選択には正解がある
②後悔イコール悪
③選択はやり直せない
順番に解説していきますね。
①世の中の選択には正解がある
そもそも100%正しい
選択なんてありえません。
誰が見ても100%正しい道、
間違った道が分かるなら、
人って悩むことなんて
ありませんよねー。
悩むのはどちらの選択肢も
不完全だから。
というのも、全ての選択には
リスクとリターンがあって、
選択で迷うのは、
このリスクとリターンの見極めが
できていないからです。
例えば、会社を辞めてフリーランス
として稼いでいきたいとは思っても、
もし、稼げなくなったらどうしよう?
そうやって考えてしまって
結局、会社を辞められない人って
多いと思います。
でも、残念ながら
リスクを伴わない選択なんて、
世の中に1つもないんです。
経済学では「フリーランチはない」
って言うんですが、
成果が欲しければ必ず痛みは伴う。
フリーランスをやめて
今の会社に残ることだって、
会社がいつ倒産するかもわからないし、
リストラされるかもしれない。
残るという選択肢にも
必ずリスクはあるんです。
でも、大事なことがあって、
まずは、その選択肢の中から
ちょっとでもマシだと感じる方を選ぶ。
それで少しやってみて
なんか違うなって感じたら、
また軌道修正すればいいだけなんです。
選ぶ基準は、人それぞれ価値観によって
変わってくるので正解はありません。
自分がどんな人生を送りたいのか?
自分の軸を明確にすることで
より後悔の少ない選択ができるように
なっていくんです。
詳しい方法は、
後で解説していきますね。
②後悔イコール悪
誰もが後悔しない選択をしたいって
思うのがま普通ですよねー。
例えば、日本では3組に1組の夫婦が
離婚していて、
大好きな人と結婚して
最高に幸せだって
その時は思っていても、
いつの間にか
こんなはずじゃなかった。
そうやって
後悔することってあるんですよ。
憧れのマイホームを買って
ローンが払えなくなって後悔する人。
あるいは、一生賃貸に住むって
決めたのに高齢になってからだと、
どこも部屋を貸してくれなくて
マイホーム買っておけば
良かったなと後悔している人。
色んな後悔があるんです。
でも、ここで大事なのは
後悔イコール悪ではないということです。
後悔は言い換えれば、
学習しているということなんです。
後悔を繰り返して、
より最適な答えに近づいていけば
いいだけだから、
どうせ後悔はするんだから、
自分が納得できる後悔にするための
選択をするしかないんです。
1番良くないのは選択を先送りにして
何もしないこと。
慎重すぎて何も失敗したことが
ないという人がいたら、
それは後悔することが少ない代わりに
何も成長や変化のない人です。
そうならないようにするだけでも
注意しましょう。
③選択はやり直せない
もし、AとBで悩んでいて
Bを選択してしまったら最後、
一生Aを選択し直すことができない。
こうやってね誤解してる人が
本当に多いんです。
でも、生きている限り何度だって
やり直しはできるんです。
一発で目的地までたどり着こうなんて
思わなくていいんです。
たくさんの選択を重ねて失敗や
後悔を通じて、
あなたが成長していけばいいだけ。
著者は、51%以上正しければ
大体OKという考えで、
半分よりも正しければ
徐々に正解に近づいていく。
これが大事だと述べています。
これは良い基準だと思うので
あなたも覚えておきましょう。
自分の軸を明確にする
あなたは毎日何を基準にして
自分の行動を選んでいますか?
誰かに強制されるわけではなくて、
自分自身で選択
し続けてるわけですよねー。
実は、選択理論心理学
という学問では、
自分の中にある
上質世界を基準として、
様々な物事を選択すると
考えられています。
上質世界というのは、
心のアルバムみたいなもので、
そこにこんな人生を送りたい。
こうなりたいみたいな
イメージ写真が貼られている。
そんなイメージです。
あなたは無意識のうちに
一緒にいたい人とか、
いつか手に入れたいもの。
やってみたいこと。
自分の信じる正義みたいなものを
選び取って自分の上質世界に
入れているんです。
もちろん、人それぞれ
何を入れるかは違いますが、
その上質世界に近づこうと
日々努力をしたり、行動したり、
こっちが再撤回みたいに
選択を重ねているんです。
例えば、猫のいる生活が
上質世界に入っていたら、
猫のためにキャットタワーを
買ったり、
猫が暮らしやすい
部屋づくりをするんです。
アルコール依存症の人の
上質世界は、
お酒の味やアルコールで得られる
快感がイメージ写真として
貼られているんです。
これ客観的に見たら何で、
その選択するんだって
思うかもしれませんが、
みんな自分の上質世界に
近づくために合理的な選択を
しているに過ぎないんです。
でももし自分を幸せに
してくれない写真が、
上質世界にあることに気づいたら、
それはもうその時点で
剥がしてしまえばOKです。
すぐに剥がせなくても、
時間をかけて本当に大事な写真と
入れ替えていけばいいだけなんです。
今あなたの上質世界には
どんなイメージ写真が貼られていますか?
この選択理論心理学では5つの基本的
欲求があると定義されていて、
どの欲求が強いかによって、
その人の持つ上質世界は
変わっていきます。
ぜひ、あなたがどれに当てはまるか
考えながら聞いてください。
1.生存の欲求
なるべく健康に安全に
生きたいという欲求で、
危ない橋は渡らず、他の欲求よりも
強く安全でいることを優先します。
なんか必要以上に食料を備蓄したり
健康オタみたいな人が当てはまります。
2.愛・所属の欲求
常に誰かに愛されたいとか
誰かを大切にしたいという欲求で、
いつも誰かと一緒じゃないと
不安という人は、
この欲求が強い人です。
3.力・価値の欲求
自分の力を保持したい。
他人から注目されたい。
尊敬されたいという欲求。
出世したり分かりやすい
肩書きを手に入れることを
重視します。
4.自由の欲求
なるべく制約を受けずに
自由でいたいという欲求。
決められたルールや
同じルーティンを
強制されるのが苦手な人。
自分で考えて好きなようにやれる
環境で力を発揮する人です。
5.楽しみの欲求
楽しいことを学ぶのが好きで、
毎日刺激的であることを
何より優先したい人は、
この楽しみの欲求が強い人。
お金やステータスよりも
面白いかどうかこれを最優にします。
あなたは、どんの欲求が
1番大事でしたか?
ちなみに私は家族が大事なので
2の愛・所属の欲求が1番でした。
この欲求を明確にすることで、
本当にあなたにとって
大切なものが何か分かって、
後悔しない選択が
できるようになるので、
ぜひ、チェックしてみてください。
収入を決めるのは能力よりも環境
これは残酷な話なんですが、
マジでリアルです。
どれだけ稼げるかは
個人の能力ではなく、
9割は環境で決まると
この本に書かれています。
確かに業績が
伸び悩んでる会社で、
どんなに頑張っていても
給料は上がりません。
それが急成長中の会社で働けば
右肩上がりで収入は増えていきます。
悲しいことに・・・。
個人の能力や努力の差ではなく
環境が違うだけなんです。
業種ごとに稼げる利益は
大体決まっていて、
どんなに頑張っても、
その業種のアッパーには
限界があるんです。
例えば、著者が働いていた
外資系企業では、
同じ仕事をしていても、
英語が使えて
外資系にいるというだけで、
日系企業の2倍から33倍の
お給料がもらえていたそうです。
そもそも給料はどれだけ組織の
生産性を上げて利益を稼げるか?
その利益を何人で分配するかで
決まるので、
生産性が悪い会社や働かない
おじさんがいっぱいいる会社だと
優秀な人がいくら稼いでも
なかなか給料は上がらない
仕組みなんです。
まさに日本企業です。
なので、給料を上げたいなら
自分の能力を高めることも大事ですが、
それよりも、あなたの環境の方が
大事だということです。
もし、今あなたがブラック企業に
いるとしたら、
それはあなたが努力
しなかったからではなく、
単に運が悪かっただけ。
くじ引きと一緒です。
自分を責めないでくださいね。
ブラック企業で時間をかけて
努力をするくらいなら、
さっさとやめて転職して
違う環境に移るべきなんです。
他にも上司が全然話を
聞いてくれない。
苦手ってこととかあります。
でも、相手の立場が上だから
仕方ないんですよ。
できることは異動願いを出すか、
上司がいなくなるのを待つか、
転職するしかありません。
転職先では自分が
まともだと思う人しか
生き残れない会社を
選ぶようにしましょう。
会社によってルールや
大事にしている正義も違います。
ぶっちゃけ社風なんて
ホームページを見たって分かりません。
できれば、事前に中にいる人に
聞けるとベストで、
どういうタイプの人が多いのか?
どんな人が出世しているのか?
これを聞くようにしましょう。
他にも、例えば日本の都市別
所得ランキングだと、
東京、名古屋、大阪の3大都市県が
上位にランキングしています。
これは他のエリアより、
その地域の人が勤勉だから
というわけではないんです。
地形的な条件があって、
大きな川があり海に面していて、
交通の要所となるおかげで
人や物の流通が多かったから
さらに気候も温暖で
雪が積もることとかありません。
北海道とか雪が降る地方だと
どうしても冬は雪かきに
時間が取られますが、
他の雪が降らない地域は、
その分を別の活動に
当てることができて
生産性が上がるんです。
結果として経済発展しやすく
住む人の努力に関係なく、
収入も変わってくるんです。
ですから、例え給料が低くても
地方には優秀な人はいるんです。
だからといって努力しなくて
いいっていうわけではなく、
大切なのは環境要因が
あるって知った上で、
どこに住むかも戦略的に選ぶこと。
場合によっては、引っ越すのも
選択肢の1つです。
あなたの環境を整えてみる。
変えてみましょう。
まとめ
1.選択に関する3つの誤解
①世の中の選択には正解がある
②後悔イコール悪
③選択はやり直せない
2.自分の軸を明確にする
自分の中の上質世界を
基準に選択している。
5つの基本的欲求によって
上質世界が変わる。
①生存の欲求
②愛・所属の欲求
③力・価値の欲求
④自由の欲求
⑤楽しみの欲求
3.収入を決めるのは能力よりも環境
努力1割、環境9割で決まる。
いかがでしたでしょうか。
私は、今考えられる効率の良い
生き方が学べたと思いました。
大谷翔平が日本プロ野球に
留まった場合と、
メジャーに言ったことによる
年俸を考えると、
環境というのは納得がいきます。
身近なところでも、
サラリーマンとして同じような
仕事をしていても、
元請けと下請けでは待遇も
収入も違うわけです。
環境を変える、ちょっとした考え方の
違いを感じ取って欲しいなーと思いました。
この内容が参考になれば嬉しいです。