こんにちは! せがひろです。
今回は、「1%の努力」
について話したいと思います。
これはご存じの方も
多いと思いますが、
論破で有名な、
ひろゆきさんの著書です。
最初に、あなたは何のために
毎日生きていますか?
何か、意味がありますか?
もしかして、自分が生きている
意味なんてないんじゃあ・・・
そう考える人もいると思います。
私も若い時に
考えたことがありますが、
その時の結論としては、
死ぬのが怖いから生きよう!でした。
人間、遅かれ早かれ、
いつか死ぬわけだから、
生きる理由がないという、
理由から死を選ぶのは、
それこそ無意味で、
その時点の自分の知識で
考えたことが、
正しいとは限らないわけだし、
生き続けて知識が増えれば、
答えが見つかるかもしれません。
生きている間に見つからなくても、
一生を終えたら考えることも無いと・・・。
そんな感じで納得していました。
(今もそうですけどね。)
本書では、
人生に生きる意味なんて存在しない!
そう言い切っちゃってます。
ひろゆきさんらしいですよね。
虫や細菌に生きる意味が
無いのと同じで、
地球上の生き物は、
熱循環システムの一部として、
機能しているだけ・・・。
そう伝えています。
映画の「マトリックス」でも、
同じようなことを言ってた
記憶があります。
生きる意味なんて無し!
そう考えることに、
実はメリットがあって、
冒頭で私の経験を話しましたが、
開き直れるわけです。
どうせ一度きりの人生なんだから、
死ぬまで楽しく暮らした方がいい!
自分にとっての幸せを増やす!
といった、分かりやすい目標が
たてられるわけなんです。
この考え方ができるようになれば、
ほとんどの悩みを
悩まなくて済むようになります。
そして幸せを効率よく増やす方法が、
この本のタイトルにある、
「1%の努力」です。
今回はザックリと、
幸福度を増やせる方法を
伝えていきたいと思います。
1%の努力とは?
まず、結論から言いますと、
自分にとって、
頑張らなくても、
結果が出る場所に行って、
少しだけ努力する。
という意味です。
この考え方をすることで、
自分にとって、
より良い選択が、
できるようになります。
そもそも社会というのは、
何かを成し遂げた時に、
「どう頑張ったのか?」
努力が絶対必要!
そう思われがちなのですが、
実は、努力で変わることって、
物凄く少ないんです。
例えば、東大生の親の年収は、
950万円以上で、
逆に、親の年収が、
450万円未満の東大生は、
1割ぐらいしかいません。
要は、
・家庭環境や塾の費用
・お金持ちの家に生まれたかどうか?
これが学歴に大きく影響している
ということでしかないんですね。
最近良く言われる、
「親ガチャ」ってヤツですよね。
あるいは、音楽の才能は、
9割が遺伝子で決まると言われていて、
アーティストになりたい
と思っていても、
残念ながら、
遺伝子で成功するかどうかが、
決まっているとも言えます。
私も音楽は好きですけど、
ギターしかり、ボーカルしかり、
ある程度以上って、
全然、上手くならないと
感じていました。
これも遺伝子の影響なんですね。
たぶん・・・
それなのになぜ、
努力が絶対!
といった神話が生まれた
のかということ、
それは、ごく一部だけ、
「努力できる」
という才能を持っている人が
いたからなんですね。
この才能があれば、
受験戦争に勝ち抜いて、
東大に入ったり、
弁護士や公認会計士といった、
超難しい資格を取ることも
できるのですが、
多くの人が、
この努力の才能を持っていません。
私の中学の時の同級生で、
クラスのトップクラスのヤツに、
趣味は何かと聞いたところ、
「勉強」という答えが返ってきました。
成績が良いのも納得でした(笑)。
話を戻しますが、
努力の才能がある人というのは、
目立つんですね。
ですから、
いくら頑張ったとしても、
同じような戦い方でしたら、
努力する才能がある人に
勝つことはできないんです。
では、私たち凡人が、
努力の才能がある人に
勝つためには、
どうしたら良いか?
それは、競争の要らない所!
そこを狙うようにすればいいんです。
例えば、ひろゆきさんが
運営している、
4chanという英語圏の
サイトがあるんですが、
これは、競争する
ライバルが少なく、
自分でも勝てる!
そう考えて始めたそうです。
このサイトは「2ちゃんねる」
と同じで、
アカウントが無いのが
特徴なんですが、
世界中の多くのサイトは、
Facebookのように、
アカウント制にして、
一人一つ確実に、
ユーザーを増やす戦略を
取っています。
これは、みんなが匿名で
ダラダラと書き込めるサイトは、
トラブルが起こりやすいため、
やってもしょうがない・・・
そう思われているんです。
だからこそ、
逆にひろゆきさんは、
個々は競争が少ないと判断して、
匿名掲示板をはじめたんです。
また、英語圏を狙ったのにも、
ちゃんと理由があって、
日本の人口は今後、
どんどん減っていくと予想され、
その分、日本語を使う人が、
確実に減っていくので、
長期的に考えて成功する
可能性は低いと・・・
一方、英語を使う人が、
いなくなるとは考えにくいので、
日本でやるよりは勝てる!
こうやって、
判断したそうなんです。
それで、サイトの運営に、
ちょっとだけ努力すると、
規模がどんどん大きくなって、
最終的には、
何もしなくても勝手に、
回っていくようになったんです。
この内容を読んで、
ビジネスにも似ている所があって、
分かった時点で参入しても遅くて、
逆に儲かって無さそうで、
誰も気に留めない!
みたいなところに、
チャンスが転がって
いたりするんです。
片手は常に空けておけ
競争の要らない所、
チャンスな場所
それらをどうやって見つけたら
いいかってことなんですけど、
結論からいうと、
これこそ、
常に片手を空けておく!
ということが大事なんです。
というのも、
チャンスというのは、
突然やってきて、
一瞬で目の前を
通り抜けていきます。
「幸福の女神は、前髪しかない」
といった諺もあって、
チャンスはやって来たそのときに
掴まなくてはいけない。
という意味です。
例えば、あなたに突然、
ヘッドハンティングの
誘いがあったり、
好きな異性に突然、
「今日、飲みに行かない?」
って誘われたりなど、
運命の人からの
誘いかもしれません。
ですが、もしスケジュールを、
いっぱい組んでいて、
両手が開いていない状態だと、
そのチャンスを掴むことができないんです。
この常に両手がふさがった
状態というのは、
努力で何とかしよう!
頑張ればなんとかなる!
こういった考え方をする人に
良く見られる傾向なんですが、
中には、
本を読んで一生懸命知識を増やす。
一生懸命人脈を増やすといった、
努力をしてチャンスを掴む、
準備をしている人もいるかと思います。
でもこれっていうのは、
チャンスを掴む可能性を
高めているだけなので、
チャンスを掴める状態とは、
また別ものなんですね。
分かりますかね?
これと似たようなことを、
本田圭佑さんも言っています。
みんな、
シュートの練習はするけれど、
いい位置にボールを持っていくような、
練習の方が重要だ!
それがあって、
シュートの練習の意味がある。
要は、チャンスを掴む練習より、
いつでもチャンスを掴める
状態にしておく・・・
片手を開けておく方が、
重要だと言ってるんですね。
「いやいや、毎日仕事で
暇な時間なんてないよ!」
こういう風に思う人が
いるかもしれませんが、
時間というのは、
そもそも余るものではありません。
自分で作り出すものなんです。
これって、サラリーマンになって、
社員研修なんかで良く言われる
ことなんですが、
「できない理由を考えるより、
やる方法を考えよう!」
ということだと、
私は思っています。
なので、
「忙しい」と発言するのは、
封印した方が良いでしょう。
無理やりにでも、「暇です!」
って言っちゃってる方が、
常に「忙しい」と言っている
人よりも、
時間を多く生んでいる
印象があります。
要は、子供であればある程、
自分中心に周りが合わせて
くれることの方が多いんだけど、
大人になるにつれて、
外に向けて合わせられるように
ならないといけないと思うんですね。
流石に、子供がいる人でしたら、
自分の都合よりも、
子供のことを優先しますよね。
家で赤ちゃんが泣きだしたら、
今やっていることを中止してでも、
子供のことを優先しますよね。
そういった考え方が、
チャンスを掴む考え方でも、
同じだということです。
スマホを操作したり、
間食している時間があるのでしたら、
それを辞めるだけで、
自由な時間は生まれます!
まずは、そういった意識を持って、
片手を空けるようにしましょう。
大きな岩
突然ですが、
あなたは、自分の人生の中で、
大事にしていることって何ですか?
例えば、食事を大事にしている人でしたら、
適当な店には行かないだろうし、
年に一度海外旅行に行くことを
大事にしている人でしたら、
前もって、休暇宣言するなど、
色々あると思います。
因みに私は、自分時間、
家族と過ごす時間を、
一番大事にしているので、
それができなくなるような
働き方はしないようにしています。
(サラリーマン時代は、
とてもできなかった
ことなんですけどね。)
この自分の人生で何を
優先させるかというのは、
お金では満たせないことも、
多いので超重要なポイントです。
極端な話し、
赤ちゃんが泣き止まない時に、
金で解決できないですよね。
あと、充実感ですよね。
私は興味ないんですけど、
登山が好きな人って、
冬でも危険を冒してでも、
登ったりするじゃないですか。
そういったことって、
お金の問題じゃないですよね。
ここで、それが分かる
エピソードを紹介します。
大学の講義で教授が、
大きな壺を取り出して、
教壇に置きます。
そして、一つ一つ岩を詰めていき、
満杯になったところで、
生徒にこう質問します。
「この壺は満杯か?」
すると生徒たちは、
「はい!」と答えます。
教授は「本当に?」といい、
バケツに用にしていた砂利を
詰め込んでいきます。
そして、もう一度生徒に
「この壺は満杯か?」
そう聞きます。
そうすると一人の生徒が、
「多分違う!」
そう言い、教授は、
「正解だ!」と笑って答え、
今度は、砂の入ったバケツから、
岩と砂利の隙間に流し込みます。
そしてもう一度、
「この壺は満杯か?」
そう聞きまず。
すると学生は声を揃えて、
「違う」そう答えます。
教授は、水差しを取り出し、
壺の淵までなみなみと注ぎ、
学生に最後の質問を
投げかけます。
「私が何を言いたいのか、
分かるだろうか?」
すると、一人の学生が、
手を挙げて、こう答えます。
「どんなにスケジュールが
厳しい時でも、
最大限の努力をすれば、
いつでも、
予定を詰め込むことが可能です。」
それに対して教授は、
「それは違う!」
「重要なポイントは、
そこではないんだよ!」
この例が、私たちに
示してくれる真実は、
「大きな岩は、
先に入れない限り、
それが入る余地は、
その後に無い。」
教授は話を続けます。
「君たちの人生にとって、
大きな岩とは何だろう?」
それは、仕事であったり、
志であったり、
愛する人であったり、
自分の夢であったり・・・、
ここでいう、大きな岩というのは、
君たちにとって一番大事なもの!
「それを最初に、
壺に入れなさい!」
「さもないと君たちは、
永遠に失うことになる!」
もし、君たちが小さな砂利や砂
つまり、重要性の低いものから、
壺を満たしていけば、
君たちの人生は、
重要ではない「何か」に
満たされるものになるだろう。
そして、大きな岩・・・、
自分にとって一番大事なものに
割く時間を失い、
その結果、それ自体を失うだろう!
こうやって、述べたそうです。
いい話ですよね。
これを聞いて、
もう一度聞きますが、
あなたの人生で大事にしている
ことって何ですか?
一番初めに壺に入れていますか?
これを常に自分に
問いかけるようにしましょう。
そうすることで、
あなたの人生に重要なものに
力を注げるようになるんです。
ちなみに、ひろゆきさんの
大きな岩は「睡眠」だそうです。
予定に遅れようが、
誰かに迷惑かけようが、
「今寝たい!」
睡眠が一番大事で、
もし、怒られても、
土下座して謝るそうです。
あなたの大きな岩は、
なんでしょうか?
私は、家族です。
学校へ行き、いずれ就職して、
色んな人と触れてきました。
確かに仲の良い人とか、
親友と呼べる友達もいます。
でも、やっぱり他人なんですよね。
一見、仲が良いようにみえても、
相手はもっと大事に思っているものが
あるかもしれませんし、
自分が間違っていても、
味方になってくれる存在って、
親兄弟姉妹といった、
血の繋がった家族しかいないと・・・、
そう思っています。
伝わりにくいかもしれませんが、
「鬼滅の刃」で炭治郎が、
なぜ、禰豆子のために、
命を懸けて戦ったかと言えば、
この世にもう禰豆子以外の
肉親がいないからじゃないでしょうか。
そう思うんですよね。
仲の良い友達だったとしても、
結婚して家族ができれば、
そちらを優先すると思うんですね。
みなさんはどうでしょうか?
今回の内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。
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