【書評】『「怠惰」なんて存在しない』ダラダラ時間の必要性がわかる

こんにちは! せがひろです。

突然ですが、「今日はサボりたいなー」

そう思う日ってありませんか?

実はそれ、あなたの体が救難信号を

出してるからだったんです。

今回は「怠惰なんて存在しない」

この本について紹介したいと思います。

早速ですが、あなたはこんな悩み持った

ことありませんか。

上司の期待は裏切れないから

今日も残業して頑張らないと…

嫌なことでも続けないと…

途中でやめてしまうのはダメなヤツだ!

こうやって価値のある人として

認めて欲しいなら、〇〇すべきだ!

そう考えて自分を余計に追い込んで

しまったりしたことありませんか?

実際、それを続けたことによって

体を壊してしまったり、

精神的にまいってしまう人って

めちゃくちゃ多いんです。

他人の目を気にする、

承認欲求の悪いところですね。

でも、正直なところ、

これは仕方のないところもあるんです。

私たちは怠惰であることを恐れるように

散々、擦り込まれてきたんです。

・失敗しちゃダメ!

・サボっちゃダメ!

・中途半端はダメ!

こうやって小さい頃から

教えられてきましたよねー。

もうホント、日本の教育は恐ろしいです。

あれで子供の時から何年も何十年もかけて、

擦り込まれているのが、私たちなんです。

怠惰なんて存在しないから休めばいい。

体が悲鳴を上げるまで追い詰めなくていい。

この本の考え方さえ知ることができれば、

あなたの人生、とても生きやすくなります。

このブログで紹介するのは3つ!

1.サボっちゃダメと思うのは

〇〇に洗脳されているから

2.ネットサーフィンはサボり

ではなく生産性がアップする

3.これができれば洗脳から

解放される

特に2つ目の内容は、私もびっくりしたので、

是非、最後まで見ていってください。

そおれでは、早速参りましょう!

①怠惰の間違った考えを知る

これはとてもびっくりする内容でした。

現代の私たちの生活では、

忙しく働くことは、のんびりするより美徳だ。

生産性の高い人は低い人より価値がある。

という価値観がなんか常識になってますよねー。

著者はこのことを「怠惰のウソ」と呼んでいて、

私たちがこの怠惰のウソに影響を受けてしまうのは、

3つの原則があるからだと伝えています。

①人の価値は生産性で測られる

②自分の限界を疑え

③もっとできることがあるはずだ

この3つなんです。

それぞれ詳しく説明していきます。

①人の価値は生産性で測られる

人は仕事を失うと生きる理由を

失ったと感じる人も少なくないんです。

この辞めるということだけじゃなく、

病気とか怪我、身内の不幸といった理由で、

前と同じように働けなくなる状態も一緒で、

もう自分のアイデンティティがなくなったかのように

絶望してしまうんです。

なぜかと言うと、私たちが住むこの世界は、

快適で安全な生活なんて保証されてないですよねー。

ですから、働かないと貧しくなって、

生活が苦しくなってしまいます。

実際、失業者や貧しい人の方が

働いてる人やある程度所得がある人と比べて、

圧倒的に若いうちに

亡くなる傾向があるんです。

あと、やっぱり人って年収が高い

人のが偉いみたいな価値観って

ありますよねー。

そのくらい世の中は

仕事が中心で回ってるんです。

だから私たちの評価は、

大企業に勤めているとか、

一部上場企業に勤めている。

そういった生産性で評価が

されてしまうんですよねー。

だからこそ、「怠惰は悪」

こうやって感じてしまうんです。

あなたも身に覚えがありませんか?

②自分の限界を疑え

働き過ぎの人に共通している

考え方があります。

それが、一度怠惰になると

二度と戻れなくなるという

恐怖心を抱えている点なんです。

毎日、終電まで残業。

上司や取引先からの依頼は

断らずに全部引き受ける。

そうやって頑張ってる人たちって、

実は、自分はダメな人間なのでは!?

そういった不安も抱えてるんです。

怠惰のウソは本当に性格が悪くて

人間の弱みにねつけ込んでくるんです。

「疲れただって」それは睡眠が必要

なんじゃなくて怠けてるだけでしょ。

「課題が難しくて集中できない」

それは課題が大変なんじゃなくて

もっと頑張ったらうまくいくっしょ。

「仕事が嫌になってきた」甘えちゃだめっ!

もっと自分を追い込まないと…。

その結果、この怠惰のウソに

染まった人は頭がぼーっとしても、

喉が痛いと感じても自分の欲求を無視して、

ボロボロになるまで働いてしまうんです。

こんな限界突破、できるのは

限られた人だけなんだから、

普通の人は無理しちゃダメなんです。

③もっとできることがあるはずだ

怠惰のウソは、やるべきことをやれと

無限に自分に言い続けてくるんです。

仕事を頑張ってる人に

もっとボランティアをすべきだとか、

友達や家族を放置している

だろうと言ってきたり、

子供とか家族の世話をして

すでに頑張ってる人に、

運動不足だとか、

家が散らかってるじゃないかとか、

どんどん攻め立ててくるんです。

挙句の果てに

大きな功績を残した人にも、

「良かったですね。っで、次は何?」

こうやってね容赦なく言ってくるんです。

営業経験がある人でしたら、

毎月、毎年、

右肩上がりの成績を出し続けろと

はっぱをかけられている状態や、

子供が良い成績を上げても、

次回はもっと頑張ろうね。

そうやって無限に頑張らされているのに

似ていると思いませんか?

でも、ここでちょっと考えてみて

欲しいんですが、

怠惰のウソは頑張れば頑張るほど

良い人間になれると解いていますが、

これっ、どこまで頑張ればいいのか!?

その合格ラインって

全く示していないんです。

ゴールと思って到達しても

気づいた時には、

その目標地点を

遠くに動かされているんです。

もう、馬の鼻先にニンジンを

ぶらせげられているようなもので

理不尽としか言えません。

だから、私たちは常に

「何かしていないといけない」という考えに

無意識に染まってしまって、

ゆっくり生きることすら

恐くなっているんです。

そういったことから、あなたも

もしかしたら辛くなっている

可能性があるんです。

この話どうでしょう。

ここまでの話を聞いて

「確かにそうだよな」って感じる

部分もあったと思うんですが、

もう世の中が、怠惰=いけないこと

という考え方が当たり前になりすぎていて、

疑問視すらされなく

なってるんですよねー。

だからこそ、今なんか心の中に

湧いてきたあなたの気持ち。

それをまずは大事にしてください。

今までの価値感を壊せるのは

あなただけなんです。

この怠惰のウソから解放される方法は、

3つ目の話でしていきます。

②ネットサーフィンの効果

今のネット時代だと

私たちがよくサボる方法として、

ネットサーフィンが代表的なものとして

あげられますよねー。

私もついついYouTubeを視聴

してしまっていることが多々あります。

ただ、衝撃の事実があって、

実はネットサーフィンって生産性が

とても上がると言われてるんです。

なんか、ながら勉強みたいで

信じられないところがあるんですが、

2017年にメディア研究者のシャフート・フセインと

トラプティマイ・パリダが行った調査で、

短時間のネットサーフィンは、

退屈な事務作業を片付けるのに役立って

いることが証明されているんです。

他にも長時間にわる文書資料の作成や

ファイルの整理などでも、

ネットサーフィンをすることによって

精神的にリフレッシュができて、

仕事を再開する気力が回復して

生産性が保たれることが分かってるんです。

さらにネットサーフィンによって業務上の

課題にユニークな解決法を考案できるといった、

チームとしてうまく機能する効果も

見られたんです。

つまり、ネットサーフィンは

全然、怠惰じゃないんです。

そしてもう1つ面白いのが

こういったダラダラする時間は、

トイレやランチ休憩と同じくらい

働く人にとって大事なものなんです。

人間は何時間も仕事に集中していると、

自制心は徐々に下がっていて

何かきばらしようとします。

そしてお茶を入れに行ったり

同僚と世間話をしたり、

タバコを吸いに行ったり

トイレに行ったりします。

経営者はね、これを見ると

「給料泥棒だ!」とか、

時間の無駄と思ったり

するんですが、

こうした時間の使い方は

実はあなたにとって必要な

息継ぎなんです。

ですからもし、あなたが仕事に

集中できないなと思って

無意味にスマホを見たりしても

それはダメなことなんかじゃ

全然ないんです。

むしろ、怠惰と言われている

行動をしたくなるほど、

一生懸命に働いた証拠で、

一息つくべきだという

あなた自身の救難信号だったんです。

私たちが行う振り返りや計画、

クリエイティブなアイデア出しといった

仕事には時間が必要です。

食べたり寝たりするのと同じように

ダラダラする無意味な時間も、

あなたにとって必要なんですよ。

携帯の充電のように

人間も欲求への充電が必要に

なってくるんです。

怠惰を恐れるあまり、

この充電を無視していると

どんどん無気力になっていって

遅刻やドタキャンが増えたりして、

最終的には取り返しのつかない

ことになってしまうんです。

元気に働くためにあえて

働かない時間が絶対にね必要なんですよ。

そしてサボりたいなって

気分になってる時は、

体がもっと休め。手助けが必要。

仕事を減らせと警告していることを

忘れないようにしましょう。

そう考えると、自分で労働時間を決める

フレックス勤務が、

生産性高いって言われるのも

なんか頷けますよねー。

日本企業全部フレックス勤務に

なって欲しいですね。

③怠惰のウソから解放される方法

ここからが本題ですが、長年怠惰のウソに

洗脳されてきた私たちは、

これからどうすればいいのか!?

もう結論から言うと、

「考え方を変える」というのが

大事になってくるんです。

その中でも「畏敬の念を抱く」という

時間を作るのが最も効果的なんです。

この畏敬の念というのは、

偉大な存在に対して抱く感情という

意味なんですが、

例えば、煌めく青い海、深い緑の森、

コンサートでの美しい歌声など、

心の底から感動した時や

全く新しいものと出会った時に、

私たちは畏敬の念を抱くように

なっているんです。

私も、たまに美術館巡りをしたりします。

あなたもそういった畏敬の念を抱いた

経験を1回はしたことありませんか?

そして、畏敬の念を抱いた時、

個人的な問題や心配がどうでも良くなって、

怠惰のウソから少し解放されるんです。

では一体、畏敬の念を抱くためには

どうしたらいいのでしょう。

実はその方法は身近にたくさんあります。

例えば、具体的な目的もなしに

新しい街を訪れて探検する。

通勤時に、いつもとは違う

初めての経路を使ったり、

近所でも馴染みのない脇道に入って歩く。

全く知らない分野の勉強をする。

あるものをじっくり眺めて、

それが作られてから今日に至るまでに

どれだけの人が関わったのかを考えてみる。

自分が知らない活動に

情熱を注いでいる人たちが集う

イベントに参加してみる。

今まであまり触れたことのない

芸術を干渉するなど、

たくさんあるんですよ。

紹介した中で身近でできそうなもの

あったと思います。

具体的な目的もなしに

新しい街を訪れて探検するってヤツ、

例えば、何で、こんなところに

集落ができたんだろう?

何で、こんな地名何だろう?

そうやって歴史を調べてみたり、

年期が入った家には

どんな家族のドラマがあったんだろうとか、

そういったことを考えながら

歩くだけで楽しいし、頭もすっきりします。

こうやって慣れない場所や

新しい経験をする時、

人間の脳は情報処理に

凄く時間を使います。

そして、この時世界が広く可能性に

満ちていると気づきやすくなって、

毎日の目先の

やらなきゃいけないという

義務や将来への不安を

忘れることができます。

どんなに普段忙しすぎる人でも

通勤の時に違う道を使ってみるとか、

できそうじゃないですか。

例えば、帰りにコンビニで

ビールを買う時も、

いつものコンビニじゃなくて

行ったことがないコンビニで

買うとかもありだと思います。

そこで可愛いらしい

店員さんがいたりして、

こうやってどんどん新しい

体験をしていくのが本当に大事!

ちなみに私も、

色んなお店に行ったときは、

積極的に話しかけたりします。

新しい発見があって

面白いですよー。

新しい自分発見のためにも、

怠惰のウソから逃れましょう。

この内容が参考になれば嬉しいです。


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私は、会社員時代は単身赴任で全国を飛び回っていました。

毎日満員電車に揺られて出勤し、
嫌な上司からパワハラを受けながら働いていました。

給料は安くて、家賃や生活費で
ほとんど消えていました。

家族とは離れて暮らし、
週末も帰省する余裕もなく、

電話やメールでしか
連絡できませんでした。

家族との時間を失ってまで、

こんな人生で本当に幸せなのか?
自分は何のために生きているのか?

そんな悩みが頭から離れませんでした。

そんな時、ネットビジネス
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