こんにちは! せがひろです。
衝撃すぎる!
この本を読んで初めて気づく、
日本の景気が良くならない理由。
今回は、山本謙三さんの著書『異次元緩和の罪と罰』
これを紹介していきたいと思います。
この本は、日本が数十年にわたって行ってきた
前代未聞の経済実験について深掘りしています。
日本が今どんな危機に直面しているのか?
そしてどうしたら日本経済は良くなるのか?
これがよくわかる一冊ですが、
正直、お金に関する専門用語が多く、
難しい内容も含まれています。
それでも、特に今、物価が上がっているのに
給料が増えず生活が苦しいと感じているあなたにこそ、
ぜひ読んで頂きたい一冊です。
早速、質問です。
日銀が2013年に異次元緩和を始めてから11年間、
日本で何が行われ、
どのような結果となったのか、
簡潔に説明できますか?
「異次元緩和」という言葉を聞いただけで
耳を塞ぎたくなるかもしれませんが、
少しだけお付き合いください。
結論を先にお伝えすると、
日銀がデフレ脱却と経済成長の促進のために行った
異次元緩和は目標を達成できず、
その結果、日本の国富の1/4が失われてしまったのです。
そして、その代償を私たちがこれから
払わなければならないという現実があります。
このブログ記事を最後まで読んでいただければ、
「異次元緩和」とは何か?
そしてこれからどうしたら良いのか?
基本的な知識が身につきます。
ぜひ、ここで学んで、明日から職場の同僚に
ドヤ顔で話せるようになってください。
今日の記事で学べるのはこの3つです。
1.異次元緩和とは?
2.前代未聞の経済実験の11年
3.今後の金融政策の3つのシナリオ
これを理解することで、
将来の経済状況に備えることができ、
あなた自身を守るための知識となります。
ぜひ、このブログ記事を読んで、
将来に向けた準備を始めてみましょう。
それでは、早速参りましょう!
異次元緩和とは?
まず、異次元緩和とは何かを理解するために、
その定義と目的について説明します。
異次元緩和とは、2013年に日本銀行(通称:日銀)の
黒田東彦総裁がデフレ脱却のために開始した超大胆な
金融政策のことを指します。
当時の日本はデフレ状態が続き、
経済が停滞していました。
デフレとは物価が下がり続ける
現象のことを言います。
異次元緩和の目的は、
デフレを脱却し経済成長を促進することでした。
具体的には、日銀が大量の国債を購入して
市場にお金を供給し、
金利を低く抑えることで、
企業や個人がお金を借りやすくするという政策です。
この政策は、量的・質的金融緩和とも呼ばれ、
物価上昇率2%を目標に掲げていました。
では、日銀が具体的に何を行ったのかを
詳しく見ていきましょう。
まず、日銀は市場から大量の国債を買い取りました。
国債とは、国が発行する借金のことです。
日銀が国債を購入することで、
市場にお金が供給されます。
これにより、銀行は余剰資金を持つことになり、
その資金を企業や個人に貸し出すことで、
世の中にお金が回りやすくなります。
さらに、日銀は金利を低く抑えることで、
企業や個人が借金をしやすくしました。
金利が低ければ、企業は投資や設備投資に積極的になり、
個人も住宅ローンや消費を増やすことが期待されます。
これによって、経済全体が活性化し、
物価が上昇することを目指していました。
しかし、実際には異次元緩和の目標である
物価上昇率2%の達成は困難でした。
物価は少しずつ上昇したものの、
賃金がほとんど上がらず、
結果として生活が苦しくなりました。
異次元緩和による成果よりも、
副作用の方が多かったのです。
異次元緩和とは、
デフレ脱却と経済成長を目指して
行われた大規模な金融政策であり、
その効果と副作用について
深く考える必要があります。
次に、その背景と経緯について
さらに詳しく見ていきましょう。
前代未聞の経済実験の11年
異次元緩和は、2013年に日銀の黒田東彦総裁が就任し、
すぐに開始された政策でした。
その時、黒田総裁は「物価安定の目標2%を
2年程度の期間で実現する」と高らかに宣言しました。
しかし、実際には2年間では効果が出ず、
政策は11年間も続けられることとなりました。
これこそが前代未聞の経済実験であり、
日本だけが経験したことです。
当時、日本経済はデフレ状態が続き、
停滞していました。
デフレから脱却し、経済を活性化
するために異次元緩和が行われました。
日銀は大量の国債を購入し、
市場にお金を供給することで、
企業や個人が借金をしやすくし、
経済活動を促進しようとしました。
この政策の目標は、
物価上昇率2%を達成することでした。
しかし、異次元緩和の効果は期待された
通りには現れませんでした。
物価は少しずつ上がりましたが、
賃金がほとんど上がらず、
結果として生活が苦しくなったのです。
黒田総裁の任期中の10年間、
異次元緩和が続けられましたが、
消費者物価は9年間で1度も前年同月比で
2%に達することはなく、
10年目にしてようやく2%を超えました。
しかし、この物価上昇はロシアのウクライナ侵攻に伴う
原油価格や穀物価格の高騰が主な原因であり、
持続的なものではありませんでした。
黒田総裁は2023年4月に退任し、
上田総裁にバトンタッチしました。
2024年3月に物価目標2%の持続的安定的な
達成を見通せる状況に至ったとして、
異次元緩和が解除されました。
しかし、この2年の目標が11年に延びたこと自体が、
異次元緩和の難しさを物語っています。
黒田総裁が退任時に言及した成果として、
「デフレは解消された」「雇用が400万人以上増加した」
とありましたが、
異次元緩和開始前後の10年間を比較すると、
実質GDP成長率はほとんど変わらなかったのです。
実質GDP成長率は、
物価の変動を除いた経済成長の指標で、
異次元緩和の成果を測る重要な指標です。
雇用の増加も、
その多くが非正規雇用であり、
1人あたりの労働時間が減少したため、
生産性は向上しませんでした。
正規雇用者のボーナスや福利厚生、
社会保険料などのコストが高いため、
企業は非正規雇用を増やすことで
人件費を抑えようとしました。
その結果、経済全体の成長は停滞し、
賃金も上がらないまま物価だけが
上がる状況が続いたのです。
日本経済の活性化には、
金融緩和ではなく国内企業の生産性向上が必要です。
生産性が向上すれば、
企業の収益増加の一部を賃金引き上げに当て、
残りを設備投資などに回すことで、
経済全体の成長が期待できます。
物価の上昇よりも賃金の増加が上回ることで、
実質賃金の向上につながるのです。
今後の金融政策の3つのシナリオ
異次元緩和政策が終了し、
これからの日本経済はどのように進んでいくのでしょうか?
日銀の上田総裁は、
2024年3月の定例記者会見で
「普通の金融政策を行っていく」
と述べました。
これは、金利がこれから上がっていく
可能性を示唆しています。
異次元緩和では、日銀が大量の資金を
市場に流し込むことでインフレを促進しましたが、
これからは金利を引き上げることで
日本円の価値を安定させ、
長期的な経済安定を目指すとされています。
ここでは、本書で紹介されている
今後の日本の金融政策に関する
3つのシナリオを見ていきましょう。
①好循環シナリオ
企業の生産性が向上し、
賃金と物価がともに上昇することで、
実質賃金もプラスを維持するというシナリオです。
これが最も望ましい未来であり、
物価が上がってもそれ以上に給料が上がれば、
国民の生活は安定し満足度も高まります。
このシナリオの鍵は、
企業が生産性をどれだけ向上
させるかにかかっています。
企業はライバル会社との価格競争に
巻き込まれるのではなく、
製品の品質や独自性を高めることで、
高い付加価値を持たせることが重要です。
②物価高騰シナリオ
世界的なエネルギーや食料価格の上昇が原因で、
日本国内でも物価が急騰するシナリオです。
この場合、インフレが進行しても賃金が追いつかず、
生活がどんどん厳しくなっていきます。
この状況は、最悪のシナリオとも言えます。
物価が上がることで企業のコストも増え、
さらに商品価格を上げざるを得なくなります。
これが続くと、経済全体が悪化し、
悪性のインフレが発生する恐れがあります。
この場合、日銀は金融の引き締めに向かうため、
金利が大幅に引き上げられる可能性があります。
短期金利は2%前後、
長期金利は3%台まで上昇することが予想されます。
この状況では、住宅ローンの金利も上がり、
変動金利で借りている人々は返済額が
増加するリスクがあります。
③景気悪化シナリオ
世界的な不況が日本経済をさらに悪化させ、
円の価値が下がり、
物価が大幅に上昇するシナリオです。
世界的な景気悪化によって、
アメリカの中央銀行が利下げを急ぐことが考えられ、
それが日本にも影響を及ぼす可能性があります。
国内の物価が2%を下回ると、
日銀も利上げを続けることが難しくなり、
再び金融緩和を続けざるを得なくなるでしょう。
最悪の場合、世界的な不況が
金融システムに不安をもたらし、
さらなる金融緩和が必要となり、
円安が進み高いインフレが続くというシナリオです。
このように、今後の金融政策には
さまざまなシナリオが考えられますが、
重要なのは日本がどのような
状況になっても生き抜くために、
個人としての準備をすることです。
日本という全体は私たち個人には
どうしようもないこともありますが、
自分の家庭や家族を守るために、
自分でコントロールできることに注力することが大切です。
今後の日本経済を見据え、リスクを分散し、
個人で稼ぐ力を身につけることが求められます。
まとめ
『異次元緩和の罪と罰』は、
日本が行った前代未聞の経済実験である
異次元緩和政策の真実を明らかにする一冊です。
山本謙三さんは、
日本経済が直面している課題や
その背景を詳しく解説し、
今後の展望についても洞察を提供しています。
異次元緩和は、デフレ脱却と経済成長を目指して
行われた大規模な金融政策でしたが、
その効果は期待されたものではありませんでした。
物価は上昇したものの、賃金が追いつかず、
国民の生活が苦しくなるという副作用が発生しました。
さらに、この政策によって日本の国富の1/4が
失われるという衝撃的な結果も明らかになっています。
本書では、異次元緩和の背景や経緯、
そしてその成果と副作用について詳しく掘り下げています。
また、今後の金融政策に関する3つのシナリオを通じて、
日本経済の未来に向けた見通しを示しています。
この本を読むことで、私たちは現実を直視し、
将来に備えるための知識を得ることができます。
特に、異次元緩和の影響を理解し、
自分自身や家族を守るための具体的な
対策を考えるきっかけとなるでしょう。
『異次元緩和の罪と罰』は、
経済に関心がある人だけでなく、
これからの日本の未来に不安を感じている
すべての人におすすめの一冊です。
この本を通じて、私たち一人ひとりが
どのように行動すべきかを考え、
より良い未来を築くための
ヒントを得ることができるでしょう。
この内容が参考になれば嬉しいです。
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