こんにちは! せがひろです。
お金の不安に対して、
転職の手段、副業の稼ぎ。
これがあるだけで、
収入も心も数倍安定します。
今回は、転職YouTuber
としても活躍されている、
池田祐樹さんの著書、
「メンタルが弱い人は「転職」「副業」で人生を変える」
これを紹介したいと思います。
今の時代、どの企業に勤めていても、
私たちに安定などありません。
実際、日本の中小企業の
10年間の生存率は、7%程度です。
つまり、残りの90%以上の会社は、
10年以内に潰れているんです。
生存確率と成功する確率
というのは別なんですけどね。
全く同じことを10社やって
一社残ったという意味ではなく、
個々にやりたいことで起業して
一社残ったってことです。
ということは、
会社員として働いている
約9割の人は、
「会社倒産です。」
「働き口は自分で探してください。」
そんなこともあり得るんです。
なので、今すぐにでも
転職とか副業といったことを、
考えておいた方が自分や家族を
守るために必要なのです。
もう少し、俯瞰してみると、
会社に依存しないで
個人で稼げるようになりましょう!
ということです。
それによって、これからの時代、
安心・安定で生きていけるんです。
最後まで読んで頂けば、
理解できると思いますので、
少し、お付き合いください。
ジョブ型雇用の時代は転職が当たり前
ジョブ型雇用とは何かというと、
専門スキルを持っている、
スペシャリスト採用のことです。
労働時間ではなく、
その人が行った成果で評価する
雇用制度のことです。
これって実は欧米では、
昔から当たり前の考え方です。
映画「ロッキー」や「スパイダーマン」も、
良く観てみるとこのことが描かれています。
ロッキーに至っては、
1976年の作品ですから、
昭和の時代から、
ジョブ型雇用は当たり前の
ことだったんです。
日本でも急に
導入されたというよりは、
外資系企業であれば、
以前からこの形です。
それに対して、今までの日本は、
メンバーシップ型雇用と呼ばれていて、
・新卒一括採用
・会社を長期で支える人材を育成
いわゆる「終身雇用」を前提とした、
採用方針だったんです。
これからの時代、
大企業も中小企業も、
・終身雇用
・年功序列
・退職金制度など、
今までの日本企業のやり方では、
生き残れないことが予想されています。
すでに、日本の大企業の一部も、
メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ
切り替えることを発表しています。
私もサラリーマン時代に仕事の関係上、
色んな会社の賃金規定を見てきました。
2013年頃、既に一部上場企業でも、
退職金が無いところがありました。
逆に12ヶ月分の月給の合計より、
賞与の方が多いっていう、
羨ましい企業もありました。
その企業の経営者に聞いたところ、
月給を上げ過ぎると、
世間体や業界内の賃金バランスが
取れないので、
毎月の給料は抑えて、
賞与を多く払うようにしたそうです。
今後予想される、
具体的な流れとして、
①これからの日本経済は厳しい
②今までの終身雇用制度では会社が持たない
③終身雇用をやるという宣言は反発を招くので避けたい
④アメリカで主流のジョブ型雇用にしていくと掲げれば、
反発を抑えながら年功序列、新卒一括採用、退職金制度を辞められる
⑤様々なメディアでジョブ型雇用推奨の声が上がる
⑥これからはジョブ型雇用の時代だと言われる
ここで、新卒一括採用を
なぜ、気にされているかというと、
その企業が何人新人を採用するか?
例年と比べてどうなのか?
投資家は、その企業の経営状態を
そういったところからも判断して
いるからなんですね。
業績がいい企業でしたら、
新卒採用を減らす必要なんて
ないわけですからね。
因みに、今の日本について、
あなたは、どんな認識でしょうか?
私は、④⑤⑥は浸透しつつ
あると感じています。
ちょっと伝わりにくい
かもしれませんが、
今の若い世代って
自己責任に洗脳されていて、
困った時はお互い様
といったような、
助け合いを良しと
しない傾向を感じます。
これは若者たちが
悪いわけじゃなく、
新自由主義の名のもとに
政府の方針があり、
メディアの偏向報道があり、
それが正しいことだと、
洗脳されてしまったんだと思います。
そんな流れが、
これからも確実に浸透するとしたら、
私たちは、どう対応したら良いのでしょう?
そのときこそ、
転職・副業といった手段が、
あなたを助けることになるんです。
正社員のメリット
ここまでで労働の仕方が変化してく
という話をしてきました。
ここでポイントがあって、
正社員であることは本当に大事です。
なぜなら、
転職で評価されるのは、
間違いなく正社員であり、
その考え方が、
あと数年で変わる可能性は
低いからです。
例えば、同じ業種で
同じ期間だけ経験がある、
派遣社員と正社員では、
断然、正社員の方が評価されます。
仮に派遣社員の方が
能力が高かったとしても、
正社員の方が有利なんですよ。
それだけ正社員というのは
責任と信頼を持って働いてきた
という証なんですね。
しかし何割かは色んな企業を
比較判断しているだけで、
大企業に勤めていた経験があれば、
見る側の目も違ってきます。
私たちは正社員として働いて、
お金を貰いながら、
実績を作り、
スキルを身に着け、
更にキャリアの信頼性を
高めていくのが一番なんです。
そして、この本では、
キャリアと正社員としての
評価と信頼性を積み上げながら、
副業も行うことで、
攻守のバランスが優れた
働き方ができ、
これが一番有利な働き方だと
述べています。
ここまで聞いてどうでしょう?
私の周りで転職や副業を
やっている人って、
まだまだ少ないイメージです。
(実業を含め、起業している人は
多く見かけますけどね。)
私自身も、副業にチャレンジ
したことがあります。
ですが、まー辛かったです(苦笑)。
何といっても、
一日のほとんどが本業に
時間をと取られるわけですから、
副業をするというのは、
かなり意識高い系の人じゃないと、
ほんと難しい印象があります。
ただ、本来の副業というのは、
定時後にやるのではなくて、
本業の時間の一部を
他の仕事(副業)に充てる
そう私は認識しています。
定時後にやるのは、
副業じゃなくて内職です。
定時後も働いたら、
厳密には労働基準法で定める
労働時間を超過してしまいますからね。
私が認識している副業では、
収入を増やすというよりは、
収入源のリスク分散だと思ってます。
本書では、転職や副業で変化した人と、
行動できなかった人では収入の差が
広がると解説していますが、
労働時間のことを省いた
考え方のように感じたのですが、
ここまでの内容で、
皆さんはどう感じましたか?
メンタルが弱い人ほど転職した方がいい
今の日本企業は、大企業であっても、
黒字であってもリストラしている状態です。
こんなご時世ですから、
あなたが勤めている会社が、
今後10年以内にリストラや倒産を
経験する可能性が充分にある・・・。
冒頭で触れた倒産確率からしても、
全然、あり得る話です。
そんなことを考えると、
どんどん不安になりますよねー。
安心してください。
そんな人がいつでも転職できるように、
自分の専門性を磨いておきましょう。
ここで言う専門性・将来性が
高い仕事というのは、
自分にしかできない、
これからもニーズが多い仕事
ということです。
わかりやすくいうと、
・自分のキャリアから派生させた、
・自分のやりたい仕事から、
・自分の適性から
将来性・専門性の高い
仕事を考えるという、
自分の○○から考える
必要があるのです。
それと、もう一つが、
自分の得意領域のニーズを
掛け合わせておく!
法人営業×英語力×機械業界
エンジニア×AI×自動車業界
マーケティング×デジタル×EC業界
色んな得意を持っている
人っていると思います。
それを掛け合わせれば、
あなたの希少性は、
爆上がりします。
組み合わせにより、
他の人が持っていない
スキルを持つことで、
あなたはいつでも
転職できる可能性を
持っていることになるんです。
ここで注意が必要なのは、
将来性があるからといって、
自分の適性じゃない、
興味がない仕事を学んでいると、
失敗してしまいます。
例えば、エンジニア系でしたら、
将来性・専門性が高い職種ですが、
求められるのは、
有能なエンジニアです。
自分の適性に合って
いないのであれば、
確かなスキルは
身につかないので、
転職にとってプラスには
なりにくいんですよねー。
あくまでも適正は必要ですので、
そこは注意しましょう!
ここまで聞いても、
「うちの企業は優良だから絶対大丈夫!」
そう考える人もいると思います。
もうちょっとだけ、
考えてみて欲しんです。
転職するとか、
しないとかに関わらず、
自分が転職できるスキルが
ある状態と、無い状態・・・。
どちらが安心して働けるか?
その企業で頑張って働く、
でも、何かあった時は、
いつでも転職先といった、
選択手段を持っていた方が、
無い場合より、
安心して暮らせますよねー。
そういった意味でも、
今からあなたが学んでおく
必要があるんですよー。
この本では会社の倒産やリストラに
備えるという、
色合いを濃く解説していますが、
一つの会社に長く勤めていると、
配置換え・・・、
いわゆる職場異動とか、
転勤なんかも待ち構えています。
やりたくない部署に
異動させられたり、
行きたくもないところに
転勤させたりといった、
自分のいにそぐわない事態も、
想定しておいた方が良いと思います。
特に転勤だと、
それまでに気付きあげて来た、
公私を問わず知り合った仲間からも離れ、
副業も出来なくなる可能性も、
あるわけじゃないですか。
メンタルが弱い人こそ副業を始めよう
副業もしておくと、
あなたのメンタルは更に安定します。
イメージ的には、
大谷翔平の二刀流のようなものです。
副業は2つのセーフティーネットの
役割を果たします。
一つは収入面です。
あなたが月に5万円でも
収入が増えたら、どうですかね?
欲しかったものが買える。
ちょっと贅沢な食事ができる。
貯金が増える。
あらゆる面でプラスです。
そしてもう一つが、
メンタル的な安定です。
もし本業で倒産やリストラがあって、
収入がゼロになったら、
(定年退職もそうですよね。)
転職しなければなりません。
そういった焦った状態での
転職というのは、
失敗する可能性が
高くなってしまいます。
とにかく稼ぐことを
優先してしまうからなんですね。
今の時代、”本業のみ”
といった働き方が、
いかに危険であるかと
いうことが分かると思います。
また、副業で稼ぐことで、
自分でビジネスをする楽しさを
感じることが出来ます。
会社に勤めていると、
絶対に体験できない、
大きな喜びや成長に
繋がるわけなんですね。
仕入れ
商品開発
営業
販売
マーケティング
経理 etc・・・
全部、自分でやることになるので、
大変ではあるのですが、
その分、一円でも稼げた時、
あなたのビジネススキルは
確実に上がっています。
この本で紹介されている
副業の一例を紹介します。
・自分の商品を作り販売する
・アドバイスなどをする
・自分の時間やスキルを販売する
・会社から業務委託やフリーランスとして仕事を請け負う
・ブログやYouTubeなどから広告収益を得る
・代行業務を請け負う
などがあります。
因みに、私は自分で商品を作って
販売しています。
最初の半年、一年ぐらいは、
大量行動が必要なのですが、
仕組みを作ってしまえば、
あとは自動で収益を上げてくれます。
商品を開発する時も、
凄く勉強になります。
例えば、
・商品コンセプト設定は、ビジネスモデルを考える
・ブログ・メルマガにより、ブランディング
・動画やドキュメントを作るのは、商品開発スキル
・商品を販売するのは、店頭で販売する
・興味を持って貰えるかは、マーケティング
・収益は、売上!
みたいな感じに、
1つの新規事業が詰まってるんですね。
それが企業に雇われて働いていると、
部分部分のセクションにしか携われないので、
ビジネス全体を経験するには、
何年も掛かるし、
経験できない可能性も
大いにあります。
エンジニアが経理業務なんて、
中々ありませんからね。
雇われて働いていて、
ビジネス全体を経験することは
ないということです。
もし、定年退職後に
カフェなんかをやっても、
ビジネススキルが無いから、
経営が上手くいかない・・・。
といったケースが多いわけです。
あと、ネットを使った
ビジネスでしたら、
費用がそれ程掛からないし、
誰にもバレないで始められます。
もし、失敗しても、
誰にも知られることがありません。
それがネットビジネスの
良いところでもあります。
どんな目的で副業を
やればいいのかなど、
この本には、
更に詳しく書いてあります。
興味がある方は、
ぜひ、読んでみてください。
まとめ
1.ジョブ型雇用の時代は転職が当たり前
2.正社員のメリット
3.メンタルが弱い人こそ転職した方がいい
→精神的な安定が手に入る
4.メンタルが弱い人こそ副業を始めよう
→収入面、メンタル面での安定に繋がる
最近、副業のことを「複業」として
発信しているのを見かけます。
この本を読んで、
改めて芸能人をみると、
とれだけ多芸かが感じ取れると思います。
ジャニーズなのに、
お笑いやって、司会やって、
ニュースキャスター・・・
あるいは、二種免許を取って、
田んぼを耕したり、
小型船舶を取って、
船の操縦をしたりですね。
芸能人でYouTube始めたり、
ブログ書いている人なんかも、
いっぱいいますよね。
実は本業以外に「複業」して
稼いでいる人って、
意外と多いってことです。
この内容が、
参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。
以下のブログも参考になります。