こんにちは! せがひろです。
今回は、ずいぶん前から数回読んで、
なかなか発信できていなかった、
スピリチュアルっぽい内容なんだけど、
全否定はできないな。
と感じていた本について
紹介したいと思います。
世界に個体は存在しない。
この本は引き寄せの法則が
本当かどうかを、
実際に試す方法が
書かれています。
その中で引き寄せの信憑性を
アップさせる理論の部分を解説します。
私も実際に試してみました。
いくつか実験があって、
その最初が黄色い蝶を見る
といった内容でした。
初めて読んだ時は
真冬だったので、
無理だろうなーと思いつつ
やってみました。
実験最終日にベランダの
窓を開けてみると、
なんと!蝶が飛んでいました。
流石に黄色い蝶では
ありませんでしたが、
モンシロチョウを
何頭もみました。
冷静に考えると、
冬キャベツの時期だった
だけかもしれません。
それでは理論の部分を
話していきましょう。
私たちが見ている世界は真実ではない
物理学によると、
私たちの思考はエネルギーの
振動で出来ているらしいです。
ここ数年、量子コンピュータに
見られるように、
量子理論に脚光が浴びました。
二重スリット実験からも、
何か、あるのは間違いなさそうです。
今現実に見えているモノも、
実はモノそのものではなく、
光の波の振動パターンを
見ているだけということです。
同様に人間も原子ではなく、
エネルギーの振動であることが
物理学で分かっていて、
ブッダの思想にも
同じようなことが書かれています。
エネルギーには定まった形が
無いわけだから、
私たちの考えに対応して
自在に形を変えているそうです。
つまり、万物がエネルギーなら、
思考もエネルギーの振動であり、
「場」と共鳴し、
「場」に影響を与えていると
考えられます。
「場(フィールド)」とは、
量子物理学の定義によると、
「物理的な世界に影響を与える
目に見えない働く力」
この振動が
別の振動とぶつかり合い、
壮大なエネルギーが
出現します。
そしてエネルギーが
充分に集まると、
エネルギーは
物質に姿を変えます。
これはアインシュタインの
E=MC^2の式からも理解できます。
E=MC^2の式が
意味していることは、
物質はエネルギーで
出来ているということです。
実際に自分で現実だと
思っていることは、
どれも現実ではないと
言っても過言ではありません。
ニュートン力学だって、
実は、現実の本当の姿に
当てはまらない部分が多く、
素粒子の世界では、
伝統的な科学の理論が通用しません。
世界の真実は、
何もないところから
素粒子がいきなり現れたり、
時間の進みが
遅くなったり早くなったり、
何千キロも離れた素粒子同士が、
互いに影響を与えたりします。
最近の物理学者は、
従来の物理の法則では
説明できない世界が存在することを
認めるようになってきています。
「宇宙を知覚する存在がなければ、
宇宙は存在しない。」
ということを言う
物理学者も出てきています。
これはカントの世界観
とも通じていて、
人間の脳は一秒間に
4000億ビットの情報を
受け取っているそうです。
こんなに沢山の情報を
処理することはできないので、
人間の脳は情報に
フィルターをかけています。
そして実際に脳に入る情報は、
2000ビットに激減させています。
私たちが取り入れる情報は、
現実の情報量の
わずかに200万分の1でしかありません。
人間の脳は膨大な可能性の中から、
何をみて何を信じるかを選んでいます。
そして脳はとてもナマケモノなので、
既に知っている事ばかりを見ようとします。
人は現実に存在するものを
見ていると思っているが、
実は、そうではありません。
私たちが見たり、
触ったりしているものは、
脳が勝手に作り上げた
世界なのだということです。
私たちが見たり体験するものは、
全て、「これを見る」「これを体験する」
という決断の後に出現しているのです。
本当にエネルギーの
振動でしかない世界そのものを、
脳が人それぞれに
解釈することによって、
私たちが見ている
現実になるわけです。
このように私たちが
見ている世界は真実の姿ではなく、
見たものだけを
見ているということが分かります。
本当に観たいものだけを見るように
焦点を合わせなければいけないのです。
スマホで見たいアプリを
起動するように、
自分の体験した世界だけに
毎日アクセスするのが、
人生を変えるコツです。
抱えている問題ばかりに
焦点を当てるのではなく、
理想の姿に焦点を当てれば、
人生は驚くほど
好転していくということです。
この「思考は現実化する」という、
「引き寄せの法則」を
次に詳しく説明します。
思考は現実化する
物理学者も目に見えない力が
存在することを知っています。
一般人目線では、
オカルト的な内容が物理学者の間では、
当たり前の内容になっているのです。
アインシュタインも、
伝統的な概念での神は信じないが、
宇宙にはもっと凄い何かが
存在することを確認していたそうです。
「思考は現実化する」というのも、
宇宙にある見えない力の一つだと
著者は解説しています。
思考が現実化することはキリストが既に伝えていた
本当のイエスの大切な教えは、
「神は私たちの中にいる」
ということなのだそうです。
あなたも神の一部だということ
スピノザの汎神論的な世界観と同じ。
今のような形でイエスを崇拝するのは、
雷が電気であることを
最初に発見したという理由で、
ベンジャミンフランクリンを
崇拝するのと同じようなものです。
私たちはフランクリンの発見を活用し、
EV車やパソコンんを動かしています。
それなのにイエスの発見の方は、
まるで活用していません。
フランクリンは電気を
発明したわけではなく、
イエスの教えも、
イエスが発明したわけではありません。
ただ存在に気づいていなかったか、
使い方を知らなかっただけです。
他にも、ガリレオが重力を
発明したわけではありませんよね。
ただ重力の存在を証明しただけです。
イエスがしたことも、
それと同じなのです。
軌跡を起こすことで
宇宙の力が存在することを証明し、
その力の使い方を
教えようとしていたのです。
それなのに人類は
イエスを崇拝するだけで、
その教えを活用しようと
してこなかったと考えられます。
「私の像を作りなさい。
私の誕生日を一年で一番
お金を使うお祭りにしなさい。」
など、一言もいっていないわけです。
イエスが言いたかったのは、
「さあ、みなさい。
思考を集中することで
こんなこともできるんだよ。」
ということです。
ブッダの瞑想も本質は同じ
本当はイエスやブッダなどを
崇拝するのではなく、
真似をしなければ
いけないのです。
偉人たちが人生を掛けて
編み出した考え方を
パクるということです。
「引き寄せの法則」は
科学的根拠もあり、
アインシュタインが
E=MC^2という式で、
物質とエネルギーは同じもの
だと言うことを発見しました。
エネルギーは
解放された物質であり、
物質は解放されるのを
待っているエネルギーなのです。
全ての生物の中には、
途方もない量のエネルギーが
詰まっています。
人は水素爆弾30個分の爆発を
起こすことができる
エネルギーの塊なのです。
つまり、物質世界は、
エネルギーが凝縮したものに過ぎない。
ということです。
科学者は物質の根源には素粒子は
存在しないことを発見しました。
そこにあるのは自由に動き回る
純粋なエネルギーからできている。
つまり、人間もエネルギーの塊
だということです。
実際は、この世界に
個体は全く存在せず、
人の体も、本も、椅子も、
全て形を持った物質ではなく、
個体に見えるこの世界を
一番小さい単位まで分解すると、
踊る素粒子と無の空間に
なっているということです。
全ての物質の正体はエネルギーで、
エネルギーの正体は、
振動する素粒子なのです。
ここで重要なのは人間は物質ではなく
エネルギーの波だということに
最初に気づいたのは、
宗教ではなく科学だということです。
(気づいたのは宗教で、証明したのは科学だと思います。)
いかにも宗教的な内容を
言い出したのは科学なんですね。
エネルギーとか波動と聞くと、
怪しいオカルトと思いがちですが、
最初に発見したのは科学者です。
今の時代に最も信頼される科学が、
全てはエネルギーだと言い出したのです。
そして思考は確かに現実化する
身近な引き寄せの例だと、
妊婦になった場合や欲しい服がある場合、
自分が妊婦になると街中に
こんなに妊婦が多いのかー。
そういう風に、
今まで気にしていなかったのに、
急に目に入ってきます。
欲しい服を見つけ、
意識しだした場合も、
街中にその服を着ている人が
急に溢れてるように感じます。
あるいは、
新しくバッグを買おうと思うと、
町を歩いている人のバッグに
目がいってしまいます。
同様に、
自分の不幸を考えていると
不幸なことばかりが目に付く
ようになってしまいます。
マイナスなことを考えていると、
毎日不幸なことしか
起こらなくなるのです。
(私は、ほとんどテレビを観ません。
それは、ほとんどが不幸な内容や、
不安を煽るような
内容ばかりだからです。)
万物はエネルギーで構成され、
あなたの考えは常にエネルギーに
影響を与えているのです。
自分の振動の仕方に
影響を与えるのです。
その振動の仕方により、
何のエネルギーを引き寄せるかが
決まるわけです。
同じ波長で振動するものが、
私たちの人生に現れるので、
理想の人生があるなら、
そこに毎日焦点を合わせれば
いいわけです。
思考により引き寄せの状態は、
自分の理想に向かっているか?
向かっていないか?
どちらかしかありません。
全ての思考が、
どちらかの方向に引き寄せられることを
肝に銘じましょう。
病気が治らないのも、
夢が実現しないのも、
思考が散漫に
なっているからです。
良い方向だけに
思考を集中すれば、
病気も治るはずです。
(プラシーボ効果が有名ですね。)
大体の人が良い方向に
10回考えたとしても、
無意識に悪い方向に
100回考えています。
だから願いが叶わない
ということなのです。
人間は1日6万回も思考します。
6万回願望が叶う方向に
思考していれば願いは叶いますが、
1日のうち4、5回考えるくらいでは
全然足りないわけです。
自分の夢を1日数回しか
考えないから叶わないのです。
実際は、1日数回どころか、
初詣で年1回ぐらいではないでしょうか?
このように世界の真実は、
私たちが思っているような姿ではなく、
個々人の主観だと
いうことが分かります。
「いい気持ち」でいるかを
常に意識し良いことを引き寄せましょう。
あなたが一番考えていることが、
将来現実になるのです。
日本でも昔から「言霊」というのが
信じられています。
言葉に出すと現実になると、
経験上、語り継がれてきたのだと思います。
この本を読んで、
いきなり大きな目標を願っても、
「どうせ、叶いっこない」という想いが、
無意識レベルで存在してしまって
邪魔してるんだろうなーと思いました。
世の中で夢を叶えている人というのは、
小さな成功体験から始めています。
冒頭で書いた蝶の実験は、
本当にびっくりしました。
もし、見れなかった人は、
「だから信じない」と考えるのか、
「ちゃんと信じて願っていなかった」と考えるかで、
その後の人生が
変わるんだろうなーと思います。
もし、興味を持たれた方は、
読んでみてください。
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