【書評】「夢と金」から稼ぐことと夢を叶えることの本質も学ぼう

こんにちは! せがひろです。

今回は、「夢と金」について解説します。

この本で伝えている概略としては、

夢を叶え続けていく方法を教えています。

夢か?お金か?という議論を

たまにする人がいますが、

自分のやりたいことである

夢とお金は相反することではありません。

むしろ、夢とお金は一つの塊であり、

夢だけを選ぶことは

できないと伝えています。

なぜなら、お金が尽きると

夢が尽きるからということです。

実際にコナンの映画も、

お金が稼げないのなら、

毎年作られないし、

ゼルダの伝説も、

漫画の最新刊も、

お金が稼げないのなら、

新作が出ないわけです。

あなたが行きつけの飲食店も、

お金が稼げなくなると

店を営業させることが

できなくなってしまいます。

もちろん、人気Youtuberだって、

お金が稼げなくなると

アルバイトに追われて、

動画を更新することが

できなくなってしまうわけです。

つまり、お金が無いことには

夢も叶えられない。

お金は、夢を叶える手段で、

優先順位の高いところにあります。

なので、夢を持っている人ほど

お金の問題から目を背けることなく、

真正面から、お金を直視しなければ

ならないということです。

しかし、今の日本では、

「お金の話をするな、

お金を稼ぐのははしたないことだ。」

そう考える風潮があります。

たくさん稼いでいる人は

嫉妬されやすいですよねー。

でも、先ほど伝えたように

お金が尽きると夢も尽きます。

だから、お金を稼ぐのは

はしたないことだと言って、

啓蒙活動をしている人は

安に、「夢を諦めろ!」と

言っているようなものです。

自分がやりたいことをやって

生きていきたいのであれば、

まずは、お金を稼ぐのは

汚いことだと考えている人とは、

距離をとり、しっかりと

地に足をつけて、

お金の知識を身につけなければ

ならないんです。

自分の夢を実現したいと

思っている人は、

著者(西野亮廣さん)の

夢を叶え続けていく方法を

学んでいきましょう。

お金がないから夢を諦めたり、犯罪をしたり死を選ぶ

日本ではまだお金の話は汚い。

お金を稼ぐのは、はしたないと

思っている人が多いでしょう。

もし、この考え方を信じてしまうと

自分の周りの友達や恋人だけでなく、

自分自身も、お金がなかなか

稼げなくなってしまいます。

当然、お金が尽きると夢が尽きます。

夢が途絶えた後、

その人がどうなるのかというと、

犯罪に手を染めたり、

自ら死を選ぶ人も出てくるでしょう。

実際に日本の自殺率は世界8位で、

先進国の中では日本がぶっちぎりの

第1位を叩き出しています。

自死の原因は、健康問題が1位で

貧困が2位となっています。

ちなみに、犯罪の動機でも

お金がなくてやったという理由が

第2位に来ています。

つまり、私たちは

お金が回らなくなった時に

自殺や犯罪を選ぶ可能性が

高まるということなんです。

まあお金がいっぱいあったら窃盗や

強盗なんてしないですよね。

お金を稼ぐのは

汚いことだと思い込み、

お金を稼ぐ人を

銭ゲバ呼ばわりすればするほど、

知らず知らずのうちに

誰かの夢を潰し、

日本の自殺率と犯罪率の向上に

貢献していることになってしまいます。

そう考えると、

恐ろしくヤバいことです。

また、お金が回らなくなると

サービスが低下し、

事故が起こりやすくなります。

例えば、知床観光船沈没事件について、

2022年4月23日に

観光船が知床半島で沈没して

乗客・乗員合わせて26名全員が

死亡または行方不明になりました。

事故の原因は整備不良や

無理な運行が原因のようです。

なぜ、整備不良のまま海に出たのか?

なぜ、無理な運行を

続けなければならなかったのか?

それを突き止めていくと

一つの原因にたどり着きます。

それは、お金が無かったからです。

お金があったらしっかりとした職場で

ブラック労働とかせずに済みます。

このように事故や事件、整備不良、

無理な労働、

犯罪・自死などの原因の一つに

お金がないことがあるんです。

だからまずは、自分が、

お金稼ぎははしたない・汚いという、

呪いを周りの人にかけないように

しないといけないし、

何よりそういうようなことを言う

友達や親・彼氏・彼女からは、

距離を取るべきなんです。

お金を稼ぐには自分の商品を高い値段で売る工夫が必要

では大きく利益を出すには

どうすればいいのか?

商品を高い値段で売る。

というのは、自分のやりたいことや

これで食っていきたいと思える仕事を

やり続けるには当然、

お金がいるわけなので、

そのお金をたくさん手にする

ためにはできるだけ、

自分の売っている商品を高い値段で

誰かに買って貰う必要があります。

では、商品って具体的に何でしょう?

例えば、人によって違いますが、

メガネの職人であれば、

作ったメガネが商品だし、

YouTuberであれば、

商品は動画です。

作家であれば、本。

マッサージ師であれば、

マッサージが商品になります。

何にせよ、自分がこれを仕事にしたい。

これで食っていきたい。

そう思って働いているとき

必ず商品ができているはずです。

それらの商品を相場の値段より

高い値段で売って、

しっかりと利益が出れば、

自分のやりたいことを

長く続けられるし、

一等地に自分のお店を

出すことができるかもしれないし、

イベントを開けるかもしれません。

当然、整備などにも

お金をかけられるし、

賃上げもできるし、

犯罪や自死事故も減るでしょう。

このように自分の商品を

高い値段で売ることができれば、

何もかもうまく回るはずなんです。

いいことだらけです。

ちなみに、日本は人口が

減少しているから、

薄い利益で多く売るという

薄利多売のビジネスは、

成立しなくなってきています。

仮に海外展開できたとしても、

やはりしっかりと利益を

確保したいところです。

ここまでの話を整理すると

拘りのメガネを作る職人さんが、

これからもメガネを作り続けるためには、

3000円のメガネをたくさん売る

という方向性ではなく、

自分の作ったメガネを

他のメガネよりも高い値段、

つまり、1つ3万円で買って

貰うような工夫が大事になる。

ということです。

それができれば、自分の好きな

メガネ作りをずっと続けることができる。

では、どうすれば多くの商品の中で

自分の商品を高い値段で売ることが

できるのか?

これが、この本のメインテーマになります。

ここからは、その答えを知る

旅にでることにしましょう。

良いものなら売れるわけではない

良いものなら高い値段で

売れるわけではありません。

自分の商品を他の商品と

比べて高い値段で売ろうと考えた時に、

何か他との違いを作る必要があります。

違いがないと他よりも高い値段で

買って貰えないものです。

そして大体の人は他との違いを

「性能」や「機能技術」でつけようと

躍起になります。

メガネであれば、

できるだけ良い素材で、

軽さ掛け心地を重視するし、

服であれば、

できるだけ良い素材で

着心地の良さを重視しようとします。

ラーメンであれば美味しさを

美容師さんであれば散髪の腕を

磨こうとします。

イラストレーターは

絵の上手さを磨き、

カメラマンであれば

写真の腕を磨こうとします。

そうやって商品の質で

他の商品との差をつけようとします。

確かに、商品の質や技術性能を

上げるのはとても大事なことです。

しかし、残念ながら性能や技術を

上げる努力では、

商品を高い値段で買って

貰うことはできません。

なぜなら、大体のものは

既にハイスペックに達して

いるからだどいうこと!?

まずは、ハイスペックと

オーバースペックの違いについて

説明したいと思います。

ハイスペックは、お客さんが

満足する質の高さのことです。

一方、オーバースペックは、

それを超えてお客さんには

もはや良くわからないレベルの

質の高さのことを言います。

例えば、ハンバーガーや

ポテトチップスの場合、

65点の味から

85点の味にすると、

お客さんには、

その味の違いが良くわかる。

これはハイスペックに

なったからです。

そのため、この質であれば

プラス100円出すだけの価値が

あると思われます。

しかし、85点の味を数年かけて

90点へと引き上げたところで、

お客さんには、その味の違いがよく

わからないから、

値上げができないんですね。

なぜなら、ハイスペックから

オーバースペックになって、

違いがわからなくなったからです。

確かに、違いが判る人も

いるかもしれません。

しかし、ハンバーガーを良く食べるのは

普通の味覚の一般人だし、

音楽を聴くのはミュージシャン

ばかりではなく一般の人です。

ビジネスの世界に

プロの審査員は存在しないのです。

ほとんどの一般の人は、

100円の回転寿司や、

ファストフードのうどん・ソバ

マックのハンバーガーで、

充分満足するものです。

たまに高級なものに触れるから

比較対象となり、

違いが判るとも考えられますが、

それでは圧倒的に売れる数が

少ないわけです。

私たちはミュージシャンが

海外のスタジオで収録しようが、

日本のスタジオで収録しようが

音質の違いがわからないし、

テレビの画質も、

スマホのカメラの性能の良さも、

もうこれ以上良くなっても

私たちは違いを感じ取れないでしょう。

(それこそ、年齢が進めば尚更

視覚も聴覚も衰えますからね。)

なので、これ以上性能を上げた

からといって高い値段で

テレビやスマホ音楽をわざわざ

買う気にはならないんですね。

にもかかわらず、多くの人は

ハイスペックに達している商品の質を

さらに高めようと躍起になって

お金や時間などを浪費してしまいます。

なぜかというと最初のうちは

スペックが上がると、

お客さんに喜んで貰えたので

もっと喜んで貰おうと思って、

もっと、もっとと

なってしまうからです。

しかし、お客さんはハイスペックと

オーバースペックの違いがわかりません。

だから、今自分が追い求めているのは

ハイスペックなのか、

オーバースペックなのかと

自問自答しないといけません。

もし、まだハイスペックに

達していないのなら、

ハイスペックになるように

技術を高める必要があるし、

もし、オーバースペックを

追い求めているのなら、

それに質を高める必要は

ないということです。

ちなみに、この本では2023年

既にあらゆるサービスは、

ハイスペックになっていると

書かれています。

実際に、今はどこのお店に行っても

ある程度、美味しいものが食べられます。

まずいラーメン屋はそうそうないし、

下手な美容室も、マッサージ屋も、

そうそうないですよね。

このようにハイスペックの商品が

多く出回る世界で、

自分の商品と他人の商品の差を

性能や質・技術で作ることは難しいし、

できたところで、自分の商品を

高い値段で売ることはできません。

これは、スシロー・くら寿司・

はま寿司・かっぱ寿司の味の違いが、

良くわからないのと同じことです。

差がつかないのであれば、

どうやって自分の商品を

高く売ればいいのでしょうか?

私たちが商品を高く売るためには

機能を売るのではなく

意味を売る必要があります。

機能ではなく意味を売る

この意味は大きく分けて

2つあります。

それはその商品を買うことで

ドヤれるか、応援できるか。

ことの2つになります。

ドヤれるというのは簡単に言うと、

その商品を買って、

持っているだけで

「これ持っている俺どう!!」

って感じで

他人に自慢できる商品のことです。

例えば、ヴィトンのバッグを

持っていると、

ちょっと自慢できそうですよね。

つまり、ヴィトンのバッグには

意味があるということです。

それは周りの人に自分は

高いバッグを買えるくらい

経済的に豊かで、

おしゃれですという意味です。

このようにドヤれる商品には、

それとなく相手に自分の豊かさを

知らせるという意味があります。

多くの人は、この意味があるから

高い値段でも、その商品を買うんです。

どこまで行っても人は

自慢したい生き物なのかもしれません。

ですが、ここで勘違いしてはいけないのは

ヴィトンは機能や技術力も素晴らしいが、

別にそこを強調して売っている

わけではないということです。

むしろ、バッグの機能や質・素材の良さが

ヴィトンの売りなのであれば、

すぐに、他のメーカーがヴィトンと

同じ素材でバッグを作れば、

高い値段で売れるはずです。

ですが、実際にはそうなりません。

むしろ、似て非なるものは

誰一人として買わないでしょう。

なぜなら、似て非なるバッグを

多くの人は知らないし、

仮に30万円以上する

高級品だったとしても、

それも多くの人は知らないからです。

だから、買って持っていても

ただ珍しいバッグを持っているなと、

思われるだけです。

これでは自慢できない、ドヤれない。

だから、誰も高い値段で買わないのです。

これがまさに機能ではなく、

意味を売るという状態になるわけです。

今は、分かりやすいように

バッグで説明しましたが、

車であれば、フェラーリやポルシェ

時計であれば、ロレックス

服であれば、ヴィトンやグッチなどが

意味のある商品になります。

性能や機能で差がつかない

この時代に大事なのは、

この意味を売ることなんです。

では、どうやって商品に

意味をつければ良いのでしょうか?

人はみんなが知っているけど、ほとんど誰も持っていないものを高い値段で買う

結論を最初に言うと、

商品を高い値段で売るには、

みんなが知っているけど

ほとんど誰も持っていない

状態を作り出すことです。

人は全員が知っているけど

ほとんどの人が持っていないものが

欲しくなるものです。

なぜなら、そういうものを持つと

手っ取り早く自慢できるからです。

例えば、ロレックスは誰もが

知っているが、

なかなか買うことができないですよね。

値段も一つ100万円以上はするし、

今は、お店に行っても商品が

置いていないですからね。

このように人は誰もが知っているが、

なかなか買うことができないものに

ロマンを感じて欲しくなり、

高い値段でも買うものです。

最近だとポケモンのカードも、

誰もが知っているが、

なかなか買えないだから

そういうものの値段が高くなります。

もちろん、誰もが知っているからこそ

周りに自慢できるわけです。

このように知っているけど

ほとんどの人が持っていない商品を

作り出すことができれば、

高い値段で売れるわけです。

でも、どうやってそんな状況を

作り出せばよいのでしょうか?

まずはなんといっても、

認知度を上げることです。

知られていないと、

そもそも買う・買わないの

選択肢にすら入ってこないからです。

そうかそういう意味では

ヴィトンやロレックスは大人だけでなく、

今のご時世、子供も知っているでしょう。

この認知度がとても大事なんですね。

認知度を上げるのって、

とても難しいですよねー。

今は個人でもSNSがあるから

昔よりだいぶ認知度を上げやすく

なっています。

ちなみに、ヴィトンは認知度を

上げるために広告を出したり、

お店を都心の交差点の近くに

構えていることが多いです。

一般人がほぼ手を出せないし、

入れないようなお店を

あんな誰もが目に入る

目立つところに出しています。

それはもう自明のことだが認知度を上げて

買えない人を増やすためなんです。

決して、お金持ちが立ち寄りやすいように

あそこに店を構えているわけじゃないんです。

認知度を上げて多くの人が高くて

買えない状況を作り出すためなんです。

こうすることで憧れの存在を

作り出すことができるわけです。

注意点として、ここでみんなが知っていて

みんなが買える商品だと、

高い値段で売れないし、

誰も知らないけど誰も買えないと、

そもそも売れなくなってしまいます。

商品を高い値段で売るには、

みんなが知っているけど、

ほとんど誰も持っていないものに

するしかありません。

こんな風にして多くの人から

自分の商品を羨望の眼差しで見て貰うことで、

必死にお金を貯めて高い値段でヴィトン

バッグを買う人が続出しているというわけです。

ちなみに、ヴィトンの会長は現在

世界一の大富豪になっています。

またこれを極端に表しているのが

モナリザになります。

モナリザの絵は値段がついていないが

推定価格が1000億円以上だと言われています。

まぁ一番有名な絵ですからね。

だが、モナリザの絵に最初から

これほど高い値段がついていたかというと、

そういうわけではありません。

実は、1911年8月22日に

突然、モナリザの価値が上がったんです。

何があったかというと、

その日モナリザの絵が

ルーブル美術館から盗まれたんです。

そして、このニュースは世界を駆け巡り、

そのタイミングでモナリザを

世界中の人が認知したんです。

つまり、世界で最も有名な絵となったんです。

そのため、モナリザを知っている人は

80億人だが、ものは一つしかない。

つまり、ものすごく高いというわけです。

なるほどな話ですが、

一般の個人はどうすれば良いのでしょうか?

個人の場合は、とにかくSNSなどで

自分の認知度を上げてから、

数量限定とかで自分の作っている

商品やサービスを販売すれば、

ほぼ同じような状況を

作り出すことができるでしょう。

例えば、有名な美容師であれば

1日に10人限定でカットする。

一人につき、カット2万円ですといえば、

余裕で売れるでしょう。

機能で差がつかなくなった世界では商品ではなく人で選ぶ

商品を高く売るためには

機能ではなく意味を売ることが

大事だと説明してきました。

そして意味には2つあり、

それはその商品を買うことで

ドヤれることか?

そのを買うことで応援できる。

ここでは後者の応援できることに

ついて説明していきますね。

要は、自分のファンになって貰って

応援して貰うことで、

商品を高い値段で売る方法になります。

例えば、矢沢永吉さんの

タオルはどうでしょう。

矢沢さんには多くのファンがいる。

だから、タオルを買うということは、

矢沢永吉さんの活動を応援している

という意味が生まれるわけです。

ただのタオルであれば200円程度の

価値しかないかもしれませんが、

商品に応援という意味がつくと

2000円で売ることができます。

つまり、矢沢さんのタオルの値段には

タオル代ともう一つ、

矢沢さんの応援代が含まれている

ということになります。

このように人は応援したい人の

商品であれば、

高い値段を払ってでも買うんです。

もっと身近なとこで言うと

自分の家の近くに

TULLY’S・Starbucks・DOUTORという

3つのカフェがあったとして、

どれも同じようなコーヒーを

ほぼ同じ値段で提供しているはずです。

その中から一つを選ぶ場合、

いつも笑顔でこっちに話しかけてくれて、

居心地のいい店員さんやオーナーの

経営しているカフェに行こうと思うでしょう。

どうせなら、気さくなオーナーがいる

カフェに行ってお金を落としたくなりますよね。

このように、ほとんど機能に差が

つかなくなると商品ではなく、

それを売っている人で買うか・買わないかを

選ぶようになるものです。

しかし、そのためには自分が

矢沢さんみたいになって、

多くの人に自分のファンになって

貰わないといけないことになります。

でも、それはとても難しいです。

では、どうすれば自分のファンを

作ることができるのでしょうか?

目的地を明確にして、応援シロを作らなければファンは生まれない

自分の目標を晒さなければ

ファンは生まれません。

先ほども伝えたように同じ商品を

高い値段で売るには、

自分のファンになって

応援して貰う必要があります。

そのためには、

応援シロを作ることです。

応援シロとは、糊しろのシロと同じように

応援できるゾーンン・ポイントのことです。

人がアイドルアーティスト・YouTuberなど

誰かのファンになり応援するとき、

必ずそこには応援シロがあります。

この応援シロには公式があります。

応援シロ=目的地-現在地

つまり応援されたければ自分の目的地と

現在地を探すことが必要になります。

例えば、漫画のワンピースで言うと

ルフィーは海賊王になることが目的だと言ってます。

だが、まだ慣れない現在があります。

だから、頑張っているし、その夢を応援

するために仲間や読者が増える。

YouTuberであれば、100万人の登録者数に

なることアイドルであれば、

武道館に行くこと。

ホストであれば、

売上ナンバーワンになること。

ヒカルさんであれば、

日本一のYouTuberになること。

イーロンマスクであれば、

2035年までに人類を火星に移住可能に

することが目的です。

確かに目的地を明確にしている人には

ファンがついていますよね。

そしてその目的を応援するために

ファンがやれることは、

お金を落として活動資金にして

貰うことになります。

ちなみに、ジャンプ漫画の主人公は

全員何らかの目的を持っています。

だから、ファンがつくんです。

また、できれば簡単な目的ではなく

達成がほぼ困難なほど、

難しい目的を増やす方が

ファンがつきやすいんです。

なぜなら、目的を達成したら

応援シロが減るからです。

例えば、武道館でライブをやるのが

目的のアイドルがいたとして、

それをファンは応援する。

もちろん、武道館に行かせるために

多少高いグッズもCDも、

応援として買うでしょう。

そうして念願がかなって自分の好きな

アイドルが武道館でライブをしたら、

目的を達成したからなんというか

ゲームを全クリしたような感じで、

応援する気が落ちるわけです。

ワンピースでルフィが海賊王になったら、

もう、その後はどうでもいいと思うはずです。

だから、長く応援され続けるためには、

ある意味達成がほぼ困難なほど、

難しい目的を掲げるのがいいんです。

目的は達成するまでの過程が

楽しいというわけです。

そして自分の心から達成したい

困難な目標が見つかったら、

自分がどこに向かっていて、

今どれくらい足りていないのかを

周囲の人に共有し続けなければなりません。

アイドルで言うとチケットを手売りで

100枚売りました。

CDがオリコン6位になりました。

ついに、Zepp(ゼップ)で

ライブをやります。

ミュージックステーションに出演します。

みたいな感じで、目的を達成するまでの

過程を逐一伝えるんです。

確かに、それを伝えて貰えると

なんか応援したくなりますよね。

でも、自分がそれをやるのは

なんか恥ずかしいなぁ。

箸にも棒にもかからないことも

あるでしょう。

失敗したら恥ずかしいという

自己保身に走るのではなく、

自分の現在地と目的地を晒さない限り

ファンは生まれません。

そうかでもなんでそういうのを晒すと

ファンになってくれるものなのか?

それは、この本には書いていないが

あえて私が伝えるとすると、

それは誰もが夢を追いたい

気持ちは持っています。

当たり前だけど、誰もが熱くなれる

夢を持っているわけではないし、

持っていたとしても、

ほとんどの人は夢を追うのを

諦めてしまっています。

なぜなら、夢を追うのは

過酷だからです。

夢を追うってことは、

何の保証もない世界に

飛び込むってことだかです。

当然、漫画家もミュージシャンも芸人も

YouTuberも売れなければ、

ずっと貧乏です。

夢を追って失敗したら、

何も残らないだから、

多くの人は夢を諦めて

どこかで安定を選ぶ。

だけど、そんな人でも

夢を見たい気持ちがあります。

だから、そんな人に夢を売っているんです。

最初に説明したブランドも、ファングッズも

根本は同じことなんです。

お客さんに夢を売っているんですね。

自分以外の何かに働かせる

ここからは、経済的な余裕を作るために

意識しておくべきことについて話していきます。

それは自分以外の何かに

働かせるという意識を持つことです。

まず何で、自分以外の何かに働いて

貰う意識を持つべきなのかというと、

自分の労働力に頼ると生み出せる

お金に限界があるからです。

当たり前ですが、

一日は24時間しかなくて

そこから睡眠時間を削り、

食事の時間を削ると、

1日に働けるのは、せいぜい多くても

10時間くらいになります。

時給が1500円なら、

10時間働くと15000円が、

1日で稼げるお金の限界になります。

なので、自分だけが働いていると

どう頑張っても1か月に稼げる金額は、

45万円くらいになります。

これだと人を雇うこともできません。

そこでその限界を突破して

夢を追い続けるためには、

商品を高い値段で売る方法以外に

自分以外の何かに働いて貰うという

意識を持つことです。

例えば、アプリに働いて貰ったり

サイトに働いて貰ったり、

家に働いて貰ったり、

株に働いて貰ったり、

動画に働いて貰うなど、

いろいろ方法はあります。

この本では家について書かれています。

新築マンションの値段は

首都圏だと4900万円くらいします。

なぜ、マイホームは高いのか?

それは資材を

たくさん使っているからでも、

大工さんをたくさん雇っているから

高いわけでもないと伝えています。

その理由は、「家が稼がないから」です。

当たり前だが、10億円の家でも

10年10億円を稼いでくれる家なら、

その家はうまい棒より安い。

だから、どうせ大金を使って

家を建てるのなら、

頭の片隅でどうすれば家に

働かせることができるかなと

考えてみることが

大事だと伝えています。

例えば、著者は二拠点生活のため

家を空けていることが多いため、

空いている日をレンタルスペース

として貸し出すことにしたそうです。

そうすることで自分が家を

離れている時でも、

家に働かせることができる。

実際に、既に建築費の10分の1は

今のところ回収しているそうです。

また最近は、AIを働かせる

方法も出てきています。

車なども人に貸すことで

お金を稼げないかなと考えて

みるといいでしょう。

売り上げよりも利益を取りに行く

これは経営者あるあるですが、

ついつい売り上げを上げる

ことばかりを意識して、

ガンガン経費を使って

しまうことが多い。

だが、大事なのは売上から

経費を引いて、

税金を払った後に

最終的に手元に残る利益ですよね。

売上が高くても、

赤字の会社とかもあります。

(消費税の納税を考えたら、

むやみに売り上げを上げると、

更に利益が減ることが多いので、

今だからこそ、利益最大化に目を

向けるべきだと私は思っています。)

例として、著者の自宅を

レンタルスペースとして

貸し出す件について触れています。

レンタルスペースをやるのであれば

普通は受付やゴミの清掃、

電話の対応などをする人を

雇う必要があるそうです。

しかし、正社員を雇うと

毎月30万円は吹っ飛ぶ。

そうなるとせっかくの

レンタルスペースも利益が

出しづらくなってしまう。

そこで著者は人を雇うのではなく、

ECサイトを活用して、

365個の商品を並べて購入者に

レンタルスペースに入るための

暗証番号を送るようにして

ゴミ箱を置かずに、

ゴミは各自で持ち帰りという

ルールにしたそうです。

もちろん、それが嫌いな

お客さんは離れるかもしれないが、

それでいいんです。

なぜなら、その方がほぼゼロコストで

利益を出すことができるからです。

会社をやっていない人には

あまりピンと来ないかもしれないが、

時には対象とするお客さんを絞って

売り上げを捨ててでも利益を取りに行く

というスタンスが大事になります。

当たり前だが、利益が出ていないと

何もできないし、続けられません。

まとめ

お金が尽きると夢が尽きる

お金がないから夢を諦めたり、

犯罪をしたり死を選ぶ。

夢を叶え続けたければ

お金を稼ぐしかない。

では、大きくお金を稼ぎ続けるには

どうすればいいのか?

自分の商品を高い値段で売る

工夫が必要になる。

ただし、いいものなら

売れるわけではない。

機能はハイスペックまでは

上げておく必要があるが、

オーバースペックまでは必要ない。

ハイスペックまで上げた商品を

高く売るには、

機能ではなく

意味を売ることが大事になる。

意味には2つある。

それはその商品を買うことで

ドヤれることか、応援できる。

ドヤれる商品には、みんなが知って

いるけどほとんど誰も持っていない

という特徴がある。

そのため認知を増やして

多くの人が買えない状況を

作り出さなければならない。

応援される商品には、

その商品にお金を払うことが

応援している人の助けになる。

という特徴がある。

そのためには自分の目的地と現在を

晒してお客さんではなく、

ファンになって貰う必要がある。

達成がほぼ困難なほど難しい

目的を表明することが大事。

その他に経済的な余裕を

作るためには、

自分以外の何かに働かせると

いう意識を持つこと。

売上よりも利益を取りに

行くという意識を持つこと。

特に、自分の目的や現在を晒さないと

ファンが生まれないっていうのは衝撃的でした。

目的は晒しても期限までつけると

達成できた、できなかったで終わってしまいます。

なので、晒すことに

抵抗があったんですね。

考えてみれば自分でも

目的を持った人は応援しています。

逆に言うと寝ても覚めても、

そのことばかりを考えて

しまうような目的がないと、

そもそもファンを作り出すことは

できないということになります。

ちなみに、この本はとても売れています。

それはもちろん内容が

いいこともありますが、

この本を買う多くの人が、

西野さんのファンであり、

この本を買うことが西野さんを

応援することに繋がるからでしょう。

つまり、この本の内容をそのまま

この本の売り方に活用している

ということなんですね。

この内容が参考になれば嬉しいです。


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そんな悩みが頭から離れませんでした。

そんな時、ネットビジネス
というものに出会いました。

ネットビジネスとは、
インターネットを使って

自分の好きなことや得意なことを
商品やサービスとして提供するビジネスです。

私は、人間嫌いで一人で行動するのが
好きだったので、

ネットビジネスは
まさにピッタリだと思いました。

しかし、私にはネットビジネスの
知識も経験も資金も人脈もありませんでした。

どうすればいいか分からず、
不安や恐怖でいっぱいでした。

ですが、自由に生きるためには
リスクを背負ってでも

チャレンジするしかないと
思い切って飛び込んでみました。

そして、半年後、
私は初収益を達成しました。

今では、自動で稼ぐ仕組みを作り上げて、
お金と時間に縛られずに自由に生きています。

田舎で家族と一緒に暮らしたり、
旅行したり、趣味に没頭したり、

自分のやりたいことを
思う存分楽しんでいます。

私だけではありません。

私と同じ起業家仲間も、
単身赴任や出稼ぎなど

家族と離れて暮らしていた
人たちが多くいます。

彼らも私も、特別な才能やセンスや
資金があったわけではありません。

ただ、家族と一緒に生きたいという
強い思いと 行動力があっただけです。

あなたは今の人生に満足していますか?

毎日イヤイヤ働いて、
お金や時間に不自由して、

家族との時間を犠牲にして、
自分の夢ややりたいことを諦めて、

我慢・我慢で一生を終えるつもりですか?

私は、そんな人生は嫌だと思いました。

どうせ一度きりの人生なら、
自分の好きなように生きるべきです。

しかし、自由に生きるためには
何をどうしたらいいのか分からないですよねー。

私もそうでした。

そんな私がどのように単身赴任・出稼ぎ生活から
ネットビジネスで成功したのかを

詳しくまとめた電子書籍を作成しました。

この電子書籍では、
以下のことを学ぶことができます。

・ネットビジネスとは何か?
・メリットとデメリットは何か?
・成功するために必要なことは何か?
・稼ぐ仕組みと具体的な方法は何か?
・家族と一緒に生きるために必要なお金と時間の知識

この電子書籍を読めば、
あなたも 単身赴任・出稼ぎから脱出して

ネットビジネスで自由に生きる方法が分かります。

この電子書籍は、私がこれまでに培ってきた
ノウハウや経験を惜しみなく公開しています。

すでに読んで頂いた方からは、
「家族と一緒に暮らせるようになりました」
「単身赴任・出稼ぎの苦しみから解放されました」
「お金と時間の知識を知り、不安の根源がわかりました」 など、

嬉しい感想をたくさん頂いております。

この電子書籍は、
本来有料で販売する予定でしたが、

多くの人に単身赴任・出稼ぎから脱出して
自由に生きる方法を知って欲しいと思い、

期間限定で無料公開しています。

あなたも単身赴任・出稼ぎから脱出して
ネットビジネスで自由に生きる方法を学んでみませんか?

無料ですから、興味があれば覗いてみてください。
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私の経歴は、こちらの記事で詳しく書いています。
自由を手に入れるまでの軌跡と思い


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。