こんにちは! せがひろです。
今回は後発組が
成功する方法を
ワークマンを事例に
考えていきたいと思います。
ワークマンの名前は、
一度は聞いたことがあるはずです。
後発にも関わらず、
瞬く間にカジュアルウェア業界で、
のし上がってきました。
目次
後発組のとるべき戦略例
元々作業着を
扱っていたので丈夫な上、
そこにデザイン性を
持たせるといった取組みました。
UNIQLO、H&Mといった
低価格、高付加価値商品が
圧倒的な人気である中で、
圧倒的な後発組です。
それなのに発送業務が
間に合わないほどにまで、
成長できたのは
なぜでしょうか?
その理由は機能を維持しつつ
初心者も手が出しやすい
商品に取組んだからです。
「なんだ、良くある話じゃない」
そう思った人もいるかも知れません。
これは凄く大事なシフトです。
従来の作業着を買ってくれる
大事なお客さんを維持しつつ、
新しい購買層を
取り込んだわけです。
売り上げ拡大を狙うと
大体の企業は失敗します。
難しいのが、
今までのお客さんを
維持しつつ、
新しい購買層を
どう取り込むかということです。
強みを活かしてビジネスを組み立てよう
かつて、UNIQLOで野菜を
販売した時期がありました。
知らない人も多いと思いますが、
完全に失敗でした。
余りにも本業で目立ってしまうと、
その色が定着してしまい、
ある意味それがブランドになります。
多角化を難しくするんですね。
ワークマンは別に何か新しい
画期的なビジネスモデルを
作り出したわけではありません。
ワークマンの凄いところは、
衣料分野そのままで、
ビジネス戦略など
あらゆることで成功者を
徹底的に真似したことです。
私は、最初たまたまテレビで
特集をやっているのを見て、
それからウォッチ
するようになりました。
第一印象としては、
元々が作業着を扱っているので、
「丈夫で長持ちするだろう」
そう思いました。
それを元に徹底してネットを
利用してビジネスを展開し、
マーケティングとセールスも
成功者を真似しています。
元々の強みを生かした上で
ワークマンは他の業界の
超一流マーケティング手法と
セールス手法を取り入れています。
まず、カジュアル用に
「ワークマンPlus」といった、
別ブランドを立ち上げました。
別に立ち上げるということは、
元々の客層と異なる新規の層を
目指したわけです。
よく、既存のお客さんに対して、
既存のものとは全く別なものを勧めて
失敗するケースがあります。
先ほどのUNIQLOもそうですし、
YouTubeでも良く言われます。
既存のお客さんが、
あなた、または企業の
何に惹かれて
訪れてくれるのか?
そこを見失うと
ただの売り込みに思われ、
お客さんが離れて
いくことがあります。
ワークマンPlusを
立ち上げたというのは、
入口でまず
色分けしたわけです。
YouTubeでしたら別チャンネルで
発信するイメージです。
ワークマンPlusの
コンセプトとしては、
元々の作業着品質はそのままで、
デザイン性を持たせたわけです。
更に公式Twitterの
アカウントを作成し、
ワークマン女子の名前などで、
作業着とはまだまだ縁遠い
女性層のお客さんを
取り込みました。
店舗も覗いてみましたが
元々の作業着も、
メチャクチャ
カッコ良かったです。
男子目線では
ソルジャー部隊とか、
レンジャー部隊のような
印象を持ちました。
また、カジュアル部門も
印象としては、
スキーウェアとかアウトドア用に
見えるような仕上がりでした。
特に力を入れているデニムも、
恐らく初だと思いますが
防水性能を持たせてあります。
私も試しに買ってみましたが、
普通、雨の日に外出すると
デニムが濡れてびしょびしょに
なるところ、
傘に水滴がつくようにコロコロと
転がるように弾いてくれました。
製品説明を読む限り
(テレビでも言ってましたが)、
何十回か洗濯しても
性能は保持されるそうです。
あとデニムの裾上げですけど、
混み具合にもよりますが、
その日中にやってくれます。
大手で衣料品を
扱っている所では、
数時間のところも
ありますが
未だに2-3日待ちと
いったところもあります。
ネットで購入する際の
一番のネックが裾上げだと思います。
Amazonに出店している
ところの評価を見る限り、
5cm前後は誤差の範囲って
投稿されていて、
とてもじゃないけど
買う気になれませんでした。
あとウィンドブレーカー的な
上着も購入しましたが、
ぱっと見、スキーウェア
みたいな感じで、
黒っぽいのを買ったのですが、
所々に蛍光カラーが使われていて
全然普通に着れます。
それから袖のところに
穴が開いていて、
親指が入れられるように
なっています。
袖がズレ上がらず、
半分手袋のように使えて
画期的だなーと思いました。
ウェアも防水性能が優れていて、
キャンプ・釣り・バイク乗りといった
アウトドア派にも
人気があるそうです。
それでいて、
デニムもウェアも
3,000円前後という、
高品質、高機能、
低価格を実現しています。
なので、今はUNIQLOも
追従できないそうです。
ワークマンPlusの顧客獲得の流れ
1.SNSを利用した口コミ、ネットで興味を持つ
2.全国の店舗でネット注文商品の受け取り可能
3.実店舗で品定めして気に入ったデザインをネットで注文する
大まかには、
この3段階です。
あとはSNSを
利用することにより、
ユーザーニーズも
商品開発に取り入れ、
「過酷なファッションショー」
なるものを行い、
防風、防寒、防水といった
機能をアピールし、
メディアだけでなく
インフルエンサーが取り上げ、
話題が拡散していきました。
私もアウトドアが好きなので、
既にファンになってしまいました(笑)。
後発組が成功するための戦略とは
ワークマンの
ビジネス戦略としては、
真摯にお客さんと向き合って、
お客さんが欲しいと
思う商品を開発して、
リピーター、ファンを増やし、
口コミを狙う。
シンプルな流れですが、
各所に超一流の戦略を
取り入れているので、
後発組から瞬く間に
成功したというわけです。
ポイントとしては、
従来の作業服客層以外を
ネットの力を使って
獲得したところにあります。
このように成功者の
真似をしたら、
後発組でも
すぐに成功できます。
私もネットを利用した
ビジネス検討段階で、
市場の飽和状態を
異常に心配していました。
月収100万円
プレイヤーが大勢いて、
実績も実力もない
私ごときが参入して、
ほんと大丈夫か?
心配でした。
それは杞憂だったと、
すぐに気づきました。
自由な人生を
手に入れるためには、
月数人から十数人に
商品を売ればいいだけです。
今や日本のネット人口は
1億人弱です。
億を稼ぐ案件を
扱うなら多少は、
飽和を気にする
必要がありますが、
初心者が月収100万円
程度稼ぐなら、
飽和とか一切関係ないです。
飽和するとか、
後発組だから稼げないとか、
心配するだけ無駄でした。
むしろ後発組の方が
成功しやすいです。
ネットを調べると、
効率良く成功する方法が
大量に発信されています。
・ブログ記事の書き方
・メルマガでのセールス方法
・商品の開発方法
・SNS集客方法
成功する方法は
ガラス張りになっています。
私が2006年頃、一度試しに
Webビジネスをやった時は、
そんな情報はありませんでした。
何が分からないから
上手くいかないのかもわからない。
常に手探り状態でした。
今は先人たちが編み出した
知識や経験を使いこなせば、
すぐに結果が出ます。
私も二度目の
チャレンジの時点では、
後発組だったわけです。
情報発信ビジネスを
始めた頃には、
先駆者、猛者が
大勢いました。
ただ、そんなの
関係ありませんでした。
1週間もしたら、
メルマガ読者さんが現れ、
1ヶ月後には商品が
売れていきました。
戦略通りに行動した結果
質の高い情報発信をしたら、
後発組の記事でも読まれます。
ファンができて
商品が売れていきます。
飲食店なんかも、
まさにそうです。
世の中にこれ程多く
出店されているのに、
新規店が後を絶ちません。
確かに流行り廃りも
ありますが、
新店でも人気が
急上昇するところは、
いっぱいあります。
それが個人店でも
ネットの口コミなんかで
一気に人気店になります。
ラーメン屋さんだけ
取ってみても、
世の中に
どれだけあることか・・・。
後発組がやるべきことは、
成功者を徹底的に
真似することです。
独学でやるなんて
ナンセンスです。
成功者が成功するまでに
費やした期間を知らずに、
思いつきのような発想で、
独学で成功しようなんて、
お金と時間の
無駄遣いでしかありません。
私も起業当初、
ある起業家一人を
徹底的に真似しました。
すると、
すんなり収益化できました。
当然ですが
丸パクリしてしまったら、
著作権違反に
なるのでダメです。
成功者の戦略の本質を
学びとることが大事です。
ブログ、メルマガ、
YouTubeでの情報発信には、
それぞれ戦略があります。
何も考えずにやっている
わけがありません。
私は、その起業家から
戦略の本質、
更に裏側まで
全て学びました。
一見、ただの
ブログ記事なんだけど、
そこには綿密に計算された
マーケティング戦略がありました。
(私もブログ記事には
戦略を盛り込んでいます。)
そうやって裏の戦略まで学ぶと
一瞬で成功できます。
大概の人は成功者の
ブログやYouTubeの
表側の戦略しか
学ばないですし、
あるいは独学で
やろうとしてしまいます。
裏の戦略は有料教材で
学べることが多いですが、
それを学べば一気に
上級者の仲間入りです。
後発組はチャンスしかないので、
先駆者の戦略を借りて、
最短で成功させましょう。
隙間商売的な発想の大切さ
世の中には隙間商売と
言われるものが無数にあります。
だからといって、
独学で参戦しても
成功するのは難しいです。
結局、隙間商売で
成功している人も、
ビジネスの本質に乗っ取って
成功しているのです。
中には、たまたま成功した
人もいるでしょうが、
そういった場合は長続き
しませんので注意が必要です。
今回取り上げたワークマンは、
全国店舗も多いので、
衣類以外のアウトドアグッズも
充実させて欲しいと思いました。
色んなお店を覗くだけでも
楽しいし勉強になるので、
これからも
マーケティング戦略を含めて
ウォッチしていきたいです。
この内容が参考になれば嬉しいです。