こんにちは! せがひろです。
今回は、
「60代にしておきたい17のこと」
これについて話したいと思います。
60代になって人生を
振り返った時、
「こんなはずじゃなかった」
「人生で今が1番、最高!」
その人がこれまでを
どう生きて来たかで
同じ60代でも
全く違った人生になります。
厳密には良いことも悪いことも
積み重なっていますから、
直近の「今」だけで
判断してしまうんですけどね。
要は、改めて自分の人生を
見直した時、
どれくらい
冷静でいられますか?
もし、ドラえもんがいて
若い時にタイムマシンに乗って
今のあなたを見に来たとしたら、
なんて言葉を掛けるか?
想像してみてください。
平成以降、徐々に世の中は変わり、
30年もあったわけですから、
その変化というものは、
昭和の常識が通用しないほどに
なってしまいました。
変化が大きいことにより、
親が生きたように生き、
一つの会社で定年まで働けば、
安定した老後が迎えられましたが、
今はそんなことは夢物語です。
どんどん変化
していく時代の中で、
「あなたが何をやるのか」
「あなたが何をやらないのか」
その答えが人生の質を決めます。
60代というのは微妙な年代です。
中年とも言い切れず、
年寄りというわけでもありません。
まだまだ元気な人もいれば、
健康的に不安な人もいます。
60代をどう過ごすかで、
あなたの人生が
どういうものに
なるかが決まります。
「どういうものになるか?」
というのは、
この先の生き方だけを指して
言ってるんじゃないんですよね。
これまでの人生を良かったと
肯定する意味でも、
重要だということです。
「あの時は失敗だと思ったけど、
それがあってお陰で、
今こうして幸せでいられる。」
そういった過去を
正当化できるかどうかも
今後の生き方で決まるわけです。
このブログでは著書の中から
60代の人生を輝かせる、
8個の方法について
解説していきたいと思います。
目次
1.20代にやり残したことをやる
あなたが20代の頃というのは、
もう40年も前のことになります。
当時のことを振り返ってみて、
あの頃やりたかったけど、
できなかったことを
思い出してみてください。
60代になった今でも、
やれないままに
なっていることが
きっと見つかるはずです。
20代の頃に
やり残したことを
今からスタート
してみてください。
やり残したことが
あるのであれば、
今がラストチャンスだと
思ってください。
「今更できないよ」
そうやって自分の可能性を
閉ざしてしまうことは簡単です。
しかし、
そこで諦めてしまったら、
もう二度とやることが
できなくなって、
悔いが残ります。
始めるのか、諦めるのか
迷っている人は、
「それをやらずに
後悔しないで死ねるのか」
自分自身に問いかけて
みて欲しいです。
60代では体の自由が
利かなくなっている人もいます。
本当にやりたかったことを
やろうと思っても、
物理的に無理な場合もあります。
あなたがもし、まだ健康で
元気な体を保っているとしたら、
人生最後に願うことの
多くは実行可能です。
確かに、いつ体の自由が
利かなくなるか分かりません。
だからこそ、
健康なうちに悔いが
残らないようにやるべきです。
全部いっぺんにやるのではなく、
一つ一つでいいんです。
多少、体の自由が利かなくとも
余りネガティブに捉えずに
体調を考えてできそうなことを
やればいいんです。
これからも楽しい人生を
送ることは可能です。
私が若い頃、
海外旅行に行った時、
結構、年配の方を見かけました。
年代的に英語が堪能と
いうこともないでしょう。
食べ物だって口に
合わないこともあるでしょう。
飛行機だって怖いと思います。
それでも果敢に海外へ
出かける姿は、
素晴らしいと思いました。
一歩踏み出せば、
なるようになるんです。
2.パートナーとケジメをつける
60代に入ると色んなものに
ケジメを付けたくなります。
特にケジメを付けたくなるのが
仕事と結婚生活です。
これまで何十年と
やってきた仕事も、
どのタイミングで辞めるのか
考える人が多いです。
定年退職まで働いて
仕事を辞める人も、
また別のステージで
働き続けている人は、
それをいつ辞めるのかを
見極めることが大切です。
要は働き続けると、
その分、自由な時間が
減るからです。
働くだけで
楽しいのであれば、
それでも良いと
思いますが、
もし、働き詰めで
本来やりたかったことが
何もできずに
制限されていたのでは、
それこそ何のための
人生だったのか?
悔いが残ってしまいます。
結婚生活も60代になって
ケジメを付けたいと
考える人が多いです。
子どもたちが独立して
落ち着いた今、
結婚生活について
振り返るのは、
この先の人生を
どう生きるのかを
考える上で、
大事なポイントに
なってきます。
決して仲が悪くて
別れるという意味ではなく、
残された人生を
それぞれが
自由に生きるための
発展的解消という
感じですね。
本書では結婚生活を見直す
1つの基準として、
「この人と一緒のお墓に
入りたいかを考える」
夫は「当たり前」と考え
妻は「抵抗がある」ようです。
しかし、死んだ
後のことを考えるのか?
ちょっと疑問に感じました。
子供も困っちゃいますよね。
先ほど触れた発展的解消は、
第二の人生を
始めようと思える人です。
もし、本書にあるように
離婚に色んなリスクがある。
というのであれば、
別居でも良いと思います。
色んなケースが考えられるので
一概には言えませんが、
自分の親の介護でパートナーに
負担を掛けたくない。
家庭や子供のことでずっと
できなかったことをやって欲しい。
そう考える人も一定数います。
舘ひろしさんと黒木瞳さん
主演の映画『終わった人』
元々は内館牧子の
ベストセラー小説を
映画化したものですが、
「定年って生前葬だな!」
から始まり、
父親の定年後の家族それぞれの
生き方が描かれています。
2018/06/09に
公開された作品ですが、
色々と考えさせられる
とてもいい作品です。
3.自分自身で勝負する
60代は、今までの肩書や
仕事から離れて、
一人の人間として
再び勝負するときです。
60代ではあなたの
社会的地位ではなく、
どういう人物かで
評価されます。
私が脱サラして
まだビジネスを始める前、
とあるお店で会員カードを
作ろうとしたとき、
書類に「職業欄」って
あるじゃないですか。
そこを記入する時に
肩書きが外れたことを
実感しました。
お店の人に就活中と
説明したら、
男なんだけど、
「専業主婦」のところに
チェックしてください。
そう言われました。
これがもし、
定年退職後であれば、
「無職」に印をつける
ことになるわけです。
これって結構、
精神的にやられますよね。
また先輩で50代になって
ローンで車を
購入しようとしたときに
「組めません。」
そう言われたそうです。
先輩は私も務めていた
上場企業で今も働いています。
そうであっても、
定年退職まで10年を
切っているという理由で
マイカーローンを
組めませんでした。
結局、知り合いから
お金を借りて、
一括払いしたそうです。
そういった風に
年齢と共に社会的信用も、
たとえ上場企業で
働いていても、
制限されていくわけです。
会社に勤めているうちは
名刺を出せば、
自分がどういう人間かを
説明できます。
しかし、定年してしまうと
できないわけです。
本書によれば退職後に
名刺を作る人も、
少なくないそうです。
しかし、多くの人が
自分の肩書に悩みます。
課長だった、部長だった
役員だったと
過去の栄光に
すがらないでください。
それはとても
寂しい生き方です。
頭を切り替えて、
自分の知識や人脈を
フルに活かして
人生を楽しめる人に
なってください。
4.お金でくよくよ悩まない
60代で自分のどこを
心配しているかと言えば、
お金の問題が多いです。
雇われて働いていた
60代の一番の悩みは、
定期的な収入源が
なくなることです。
この先年金以外に
収入が無ければ、
預金が減っていくだけです。
しかし、お金の心配を
し始めると、
毎日の平穏を失います。
60代にお金で苦労する人は、
これまで何も考えずに
生きて来た人です。
定期的に入ってくる
給料を使い切って
預金することもなく、
危機感を持たずに
生きて来た人が
60代になって
困ることになります。
60代になったタイミングで
自分とお金との関係を
見直すことが大切です。
(もっと早く、
気づいた瞬間からから、
考えた方が
いいんですけどね。)
仕事がある人は、
それをいつまで
続けることができるのか?
70代、80代は収入が無くても
暮していけるのかを考える。
今のお金をどういう風に
使っていくのか?
そのプランニングを
する必要があります。
これからの人生で、
自分がお金を
掛けたいものが何なのか?
掛けたくないものは何か?
お金が掛かるとしたら、
いくら必要なのか?
真剣に考えることで
今からでも人生を
立て直すことができます。
しかしですよ。
増税や物価上昇があると
プランが一気に
吹っ飛んでしまいます。
年金についても良く
世帯収入で解説しているのを
見かけます。
しかし、夫婦同時に
亡くなることは、
事故や災害にでも
巻き込まれない限り
無いですよね。
どちらかが亡くなったら、
一人分の年金収入で
生活することになります。
しかも、相続税は
年々上がっています。
今住んでいる家を
維持するのだって
難しいわけです。
生活しやすくなるように
政治に関心を持って、
選挙に行くことも大事です。
もう一つの方法としては、
自分の才能を使って、
稼ぎ続けることですね。
たとえ小さな金額でも
自分でお金を
生み出すことができれば、
未来が明るくなります。
あなたがこれまで
やってきたことで
得意なことや
人に喜ばれることが、
お金にならないのか?
考えてみてください。
多くの場合、
「こんなことがお金になるのか!?」
ビックリされると思います。
どういうサービスを提供すれば
人は喜んでくれるのか?
真剣に考えてみてください。
その時に何をするにしても、
ビジネスの基本を押さえておけば、
稼げるようになります。
雇われて働いていると
自分のポジションの仕事だけ
熟していると給料が
貰ていたので、
どうやったら
お金に変換できるのか?
その知識がないことの方が
多いわけです。
そこを補うにはビジネスの
知識を付けるしかありません。
そんなに難しく考えなくても、
個人商店やコンビニのように
提供する商品やサービスを
欲しいと思ってくれる人を集めて
購入頂く際に対価として
お金を頂く。
大筋ではそれだけです。
どうやって人を集めるのか?
どんなものを提供すればいいのか?
どうやったら継続できるのか?
それがビジネス知識
ということです。
別に高額な塾などで
堅苦しい抗議を
受けるまでもありません。
個人商店でしたら、
親がやっていたのを
見よう見まねで継続して
成り立ってるわけです。
あるいはYouTubeみたいに
趣味を動画にして
視聴して貰うことで
収入を得るといった
簡単なやり方もあります。
その時に撮影方法は
覚えないといけません。
どうやってお金を
受け取るのかを
学ばないといけません。
新規で飲食店を始めるのも
同じことです。
家庭で食事を作ると
無償提供のようになりますが、
第三者に提供すれば、
代金を頂けます。
しかし、お店を構えたり、
調理師免許を取ったりなど
準備が必要です。
「どうやってお金に変換するか?」
その観点で真剣に
考えてみてください。
5.若い友人を持つ
あなたが老け込まないためには
若い友達を持つことが有効です。
若い人と一緒にいるだけで
元気が貰えます。
私が田舎に戻って
同級生にあって感じたのは、
「老けたなー」です。
都会に比べたら
圧倒的に大勢の人と
会うことがないからじゃ
ないかなーって思いました。
専業主婦の方も老け込むって
言いますもんね。
60代になってくると
色々なことが億劫になります。
世の中の動きや流行にも
興味を失います。
音楽は聴ければいい。
テレビは映ればいい。
質の高い音とか
綺麗な画質などには
興味が無くなります。
それこそが
老化の始まりです。
いつまでも若々しく
人生を楽しみたいのであれば、
若者の感覚に触れることです。
若者向けのショップやカフェ、
レストランに行くだけでも
あなたの気持ちは
変わるかもしれません。
歳を重ねるにつれて、
自分んと若い人達との間に
境界線を引いて
しまいがちです。
しかし、それでは自らを
老人に追いやるものです。
あたかも自分も若者の
一人であるかのように
その場に溶け込んで
みてください。
もし、直接そういった
所へ出向くのに
抵抗があるようでしたら、
個人的には若者が好む
映画や漫画をみるのも
良いと思っています。
あるいは自分が若い時に
みた映画や漫画でも、
当時のことを思い出し
若返った気持ちになれる。
そう思います。
6.旅に出る
旅に出ると日常の生活では
体験できないことが
たくさんあります。
特に海外旅行に
出かけると
日本にいたら
当たり前のことでも、
新鮮な感覚で
体験することができます。
定年で意欲を
失くしていた夫が、
妻と旅行に
出かけることで
元気になった
という話もあります。
家にいて何となく
過ごす1日と
海外で過ごす1日では
全く違います。
より刺激的な瞬間を
出来るだけ多く持つことが、
あなたのこれからの
人生を面白くさせます。
単純な毎日を
送っていると
思考がどんどん
鈍くなります。
自分が生きたかった
場所へ行くたびに
人生の面白さや
深みが増していきます。
また、夫や妻と
旅に出ることで
夫婦仲が上手くいく
効果もあります。
旅をすることで、
外で一緒に過ごす時間が
多くなるということが
仲のいい夫婦の秘訣です。
旅に出ると家事など
しないで済むわけです。
それこそ出会った
頃のように
対等に向き合える
わけですからね。
結婚して30年も
40年も経つと
お互い空気のような
存在になってしまいます。
愛を確認するどころか
会話すら無くなっても
普通かもしれません。
しかし旅行にでれば、
そうなりません。
観光をしたり、
買い物に出かけたり、
同じ目線で同じ方向を
向くことにより、
夫婦仲がさらに
深まっていきます。
日常の生活では
経験できないことを
旅に出て経験して
みてください。
7.新しいことを学ぶ
人の喜びには
色々な種類があります。
新しいことを学ぶのは
大きな喜びの一つです。
自分が楽しいと
思うことを学んでいくと
次々と好奇心の対象が
広がっていきます。
あなたが学んでみたいと
思うことを
是非やってみてください。
その新しいことを
学ぶ喜びは、
あなたの人生に
幸せや躍動感を
もたらしてくれます。
新しいことを
学び始めると
60歳を過ぎていても、
急に欲張りになります。
一つを学ぶと
もっと学びたくなって、
どんどん好奇心が
広がっていきます。
そうなると楽しい
ことがあり過ぎて、
老け込む暇がない
状態になっていきます。
そんな老後はとても
楽しいと思いませんか?
年齢より若く見える人は、
いつも新しいことに
チャレンジしています。
新しいことに
チャレンジするのは、
簡単ではありません。
何故なら失敗するかも
しれないですし、
恥をかくかもしれません。
それでも好奇心を持って
どんどんとのめり込む。
そういった行動が
あなたの若さを
引き出してくれます。
あなたが本当にやりたいこと
得意なこと
今まで経験しなかった
新しいことを学ぶことが
あなたのこれからの
人生を輝かせてくれます。
8.自分なりの生きがいを持つ
60代になってあなたは、
色んなことを体験してきました。
これからの10年は
そういった体験や知恵を
自分なりに整理していく
まとめの10年でもあります。
運が良ければあと10年、
20年は生きられます。
残された余命の時間を
何のために生きるのか?
真剣に冷静に
考えてみてください。
自分の生涯は
素晴らしかったと
死ぬ間際に言える
ようにするためには、
生きがいをしっかりと
持つことです。
60代の生きがいは、
自分の人生が
これで良かったと
納得するためのものです。
人によっては
働き続けることや
今までの仕事を
続けることが
生きがいに
なる人も多いです。
それは社会に望まれ、
喜ばれる活動だからです。
朝から晩まで
働くのは大変です。
しかし、あなたが一番
気持ちいいと感じる時間を
仕事に割くのは
健康的なことです。
80歳以上でもイキイキ
している人たちは、
週に数時間ほど
自分の仕事をしている人が
ほとんどです。
報酬のないボランティア
活動でも良いです。
生きる目的だと思える
仕事や作業であれば良いのです。
最近では地域活動も
活発に行われています。
そのような社会貢献を
果たすことも
立派な生きがいと言えます。
「これが私の生きる意味だ」
そういったものを
ぜひ、今のうちから
見つけてください。
まとめ
人生100年時代と
言われています。
60代で人生こんなものかと
諦める人も多いですが、
あと40年も残っています。
そもそも学校教育で
老後の暮らし方なんて
習わないわけですから、
自分で学ぶ時間が
必要ではないかと
私は思っています。
そのためにも60代で
いかに充実した
人生を送るかを学び、
残りの人生が
素晴らしいものに
なるようにするための
時間だと思って
色んなことに
取組んで欲しいです。
それこそ恋いしたって
いいんじゃないでしょうか。
今回紹介した8個の方法を
参考に取組んで、
悔いのない人生を
送ってください。
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。
以下のブログも参考になります。