こんにちは! せがひろです。
今回は、
「確率で考えると人生が好転する!」
という話をします。
確率って、
中学・高校で習ったと思います。
ですが、
実生活の中で使うことが
ほとんどありませんから、
忘れてるんじゃないでしょうか。
金融とか研究開発に
携わっている人でしたら、
使うと思います。
あと、株・FXとか賭け事を
やる人なんかも、
勝率なんかで
意識される人もいるでしょう。
それ以外で普段、
確率を聞く機会があるとすれば、
天気予報の
降水確率ぐらいだと思います。
簡単な統計確率の話
降水確率0%~100%
までありますよね。
ちなみに、
どういう意味かというと、
予報区内で一定の時間内に、
降水量にして1mm以上の
雨または、雪が降る確率の
平均値だと気象庁で
定義されています。
一見、雨が降るか
降らないかだから、
2分の1でしか
ないんですけど、
降水確率の考え方というのは、
30%と100回発表されたら、
そのうちのおよそ30回は、
1mm以上の降水があるという
定義になっています。
降水確率は、
よくその地域で
雨が降る「面積」とか、
「時間の割合」と
誤解されがちですけど、
あくまでも、
雨の降る「確率」なんですね。
気象庁の定義によれば、
降水確率50%というのは、
50%という予報が
100回発表されたときに、
そのうちの50回は1mm以上の
雨が降るということですから、
ちょっとわかりにくいと
思いますので言い換えますと、
過去に同じ気象条件が
100回あったとして、
そのうち50回が1mm以上の
降水があったら、
降水確率は50%となります。
つまり、過去データの統計に
基づいているわけです。
この確率の考え方が、
実は地味に自分の味方に
ついているか、いないかで、
本当に人生って変わってきます。
例えば、受験の模擬試験で、
合格率100%のところと、
30%のところがあれば、
100%の方を受験すれば
合格できますよね。
要は、受験する学校を選択する
判断材料になるわけです。
それが模擬試験無しで
学校を選択しようとしたら、
とてつもなく選ぶのが
難しいことが
理解できると思います。
物事には絶対ということは
ありませんが、
模擬試験で合格ラインに
達していないと分かれば、
弱点を補う勉強をしたり、
あるいは、
確実に合格できそうなところに
志望校を変えるとかですね。
誤った確率の考え方
確率で考えるのであれば、
宝くじだって制覇できる!
そう考えた人もいると思います。
ですが、文字通り確率的に、
一等当選なんて不可能です。
あのー、ジャンボ宝くじの当選確率・・・、
大体、2000万分の一ぐらいです。
つまり、0.000005%ということです。
なので、確率的に当たる方が、
奇跡だということです。
勿論、世の中に当たる人はいます。
ただ、「当たる人がいる」という話と、
「自分が当たる」という話は、
全く別なんですよ。
例えば、道を歩いていて、
交通事故にあう可能性があるのに、
自分は交通事故にあわないと
思っているのと、
全く同じなんですね。
ちなみに、ジャンボ宝くじの当選確率より、
交通事故にあう確率の方が高いんですけど、
年間で約0.5%程です。
なので単純計算で、
30歳で交通事故にあう確率は15%・・・、
50歳で25%ということになります。
つまり、50歳までに4人に一人が
事故にあってしまうことになります。
だからといって、
宝くじも買い続ければ、
当たる確率が上がるわけ
ではありません。
あと、1回に多くの枚数を
買ったからといって、
当選確率が上がるわけ
でもありません。
1枚1枚の当選確率は
変わらないわけですから、
全部買わない限り、
当選期待値は変わりません。
例えば、連番で10枚買えば最低でも、
1枚は一番下の当たりには当選します。
それは一番下の当選番号が
下一桁だけなので、
連番で10枚買えば、
下一桁が0から9の全部を
買っているからです。
何が言いたいかというと、
宝くじに当たる確率より、
交通事故にあう
確率の方が高いのに、
交通事故には合わない。
けど、
宝くじには当たるかも!?
って考えるのは、
確率の考え方が
間違っているわけです。
当選確率はゼロじゃないんだけど、
ほぼゼロだっていうことです。
あと知っている人も
いるかもしれませんが、
宝くじって売りきりじゃない
場合がほとんどなので、
当選者無しって時も
あるんですね。
まー、テレビとかでもね、
やたらと宝くじの宣伝を
しちゃってるんで、
洗脳されるんだと思います。
日常に溢れる確率・統計の話
実は、私たちが、
何かの選択をするときに
意識していなくても、
常に統計とか確率を
考えています。
食べ物でも研究の成果とか、
先人の知恵などによって、
自分が病気にならない、
確率が高いもの、
少しでも美味しいもの・・・、
それで将来健康で
長生きできる確率が、
高い食べ物を選んで
食べ続けているんですね。
ただですね、
これはあくまでも確率の話であって、
どんなに健康に気を使って、
毎日、運動をしていても、
食事を気を付けていても、
40代・50代で早死にする人は、
少なからずいます。
だから、自分は、
どんなものを食べたって、
タバコを吸ったって、
お酒を飲んだっていいんだ!
そう話を聞きますが、
これは文字通り、
確率の話です。
なので、自分がなるべく
健康に良い食生活を送り、
健康に良い睡眠をとって、
健康に良い運動をすれば、
自分が健康に長生きする
確率が上がるわけです。
勿論、これを100%にすることは
不可能なんですけど、
100%に限りなく近づけることは
誰にでもできるんです。
逆に健康に悪い生活を送れば送る程、
糖尿病とか、脳卒中とか、心臓病とか、
ガンといった生活習慣病になりますので、
こちらも、
ある一定期間以上、
繰り返していいますと、
やはり、どうしてもそういった
疾病に掛かる確率が上がるわけです。
例えば、生命保険とか、
傷害保険なんかもそうで、
結局、確率で計算していて
年齢と共に料金が上がるように
なっています。
あるいは、F1ドライバーは
生命保険に入れないとかね。
要は、死ぬ確率があまりにも
高いということです。
確率・統計で考える人生のメリット
ここまで説明した通り、
私たちは色んな確率に
囲まれていて、
確率・統計が分かるように
なったというのが、
物凄い人生における、
あるいは社会における
進歩なんです。
例えば、夏にかき氷を売れば
買ってくれる確率が高いですよね。
逆に冬は、暖かい食べ物・・・、
鍋料理とか買ってくれる確率が
上がるわけです。
なので、100%じゃありませんが、
より買って貰えそうなものを
売れば儲かるわけです。
ここでいう買ってくれる確率が、
100%じゃないという意味は、
食べ物の好き嫌いがあるとか、
毎日は食べないとか・・・、
そういった要素です。
かき氷より、
アイスが好きな人もいれば、
鍋より、ラーメンがいいと
いった好みもあるわけです。
常に私たちは確率に
囲まれていますので、
確率の中で、
どうやって生きていくかを
考えていくべきなんですね。
職業の選択に関しても同じで、
なるべく中長期的に、
年を取っても
働くことができて、
長生きしても、
できる仕事を選べば、
生活に困らない確率が
高くなりますし、
その時に金銭的に
苦労しないためには、
マイペースでいいから、
長く継続できる働き方を
ひたすら選ぶという
ことをやるべきなんです。
ただ、確率が高いというだけで、
100%とは限りません。
しかしながら、
とにかく世の中の事象を
確率というメガネでみながら、
あらゆることを
選択していくと楽になります。
要は、楽にお金が溜まっていく方法、
楽に健康になれる方法、
楽に人付き合いができる方法、
楽に知識が溜まる方法といった形で、
より良い賭け(かけ)が続けられます。
なので、確率統計を意識すれば、
人生の賭けの勝率を上げることが
出来ますから、
これを機会に、
もっともっと確率を好きになって、
確率で自分の人生を好転する
方法を考えてみてください。
満足度の確率
ただですね、
人間は遅かれ早かれ死にます。
あくまでも、
私の考えですけど、
例えば、あまりにも
健康に特化して、
食べたいものも
我慢して長生きするのが、
本当に幸せなのか?
そう考えた場合、
短命でも食べたいものを
食べたいって思うんですよね。
交通事故にあわないように
するためには、
家の中にずっと
いた方が安全です。
でも、それは、
楽しいことなのでしょうか?
自分が大事な人と
ディズニーランドに行って、
自分だけ危険な確率が
あるからといって、
何も乗り物に乗らなくて
楽しいでしょうか?
なので、
満足度という確率も忘れないように
して欲しいと思います。
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
要点だけを短くまとめた動画を配信しています。
動画の方が理解しやすい人は、
視聴してみてください。
以下のブログも参考になります。