【書評】「シンプルで合理的な人生設計」から幸福な人生の落しどころを考えよう

こんにちは! せがひろです。

今回は、「シンプルで合理的な人生設計」

これについて解説します。

この本は一言でいうと幸せな人生を

送る具体的な方法を教えています。

あなたは、今幸せですか?

こう聞かれても答えに困ると思います。

現時点だけで考えて

どうなのかというのもあるし、

幸せと不幸せの量的なものを

比較して、

「どちらかと言えば…」といった

考え方もあるでしょう。

要は、どう定義するかということです。

著者による幸せの定義とは、

3つの資本が大事だと伝えています。

それが「資産」「仕事」「人間関係」です。

資産とは、株や不動産などで

お金を稼げていること。

仕事とは、自分の仕事で高い評価や

給料を得られていること。

人間関係とは、家族や恋人、

友達がいること。

つまり、幸せな人とは、

資産を築いているため、

お金の心配がなく、

仕事をしていて

高い給料を稼げているため、

職場で尊敬されていて、

なおかつ、友達や知人・家族などに

囲まれている人のことになります。

逆に不幸せな人とは、

この3つの資本がない人になります。

株や投資信託などの資産を

持っていないため、

お金の心配が尽きなくて、

仕事の評価も低いため、

尊敬もされず給料も少なく、

恋人や友達・家族がいない

孤独な人です。

合理的に幸せになるには、

まだ自分が手にしていないかもしれない、

この3つの資産のどれかを

手にすればいいということになります。

ちなみに、この資産は0より1つ、

1つより2つ、2つより3つを手にすれば

幸福度が上がるということになります。

もし、友達や家族はいるけど、

職場の評価は低く、給料も安となると、

幸福の資産は1つということになります。

でも、この3つの資産を全て手にするのは、

すごく難しそうですよね。

人が使える時間や

リソースは限られているから、

全てを手にするのは

かなり難しいと言えます。

実際に、人と会って

人間関係を増やせば、

それだけ仕事や資産に

回す時間やお金が

減ることになりますよね。

なので、いきなり3つを

目指すのではなく、

まずは資本が2つある状態を

目指すべきです。

実際に、ほとんどの人は

お金がないよりあった方がいいし、

仕事が評価されていて

給料も高い方がいいし、

友達や彼女・家族もゼロよりは

少しでもいた方がいいと感じるはずです。

それでは、合理的に幸せになる方法を

のぞいてみましょう!

幸せになりたければ、長期的な視点が有効

幸せになりたければ、

長期的に得ができる

選択肢を優先すべきです。

長期的に得ができる選択肢とは、

「終わりよければ全てよし」

という言葉の通り、

ゲームや映画も、途中でどれだけ苦労しても、

ラストがハッピーエンドだと、

嬉しさ倍増!って感じじゃないですか。

それと同じように人生も終わりよければ

全てよしと感じるものなのです。

実際に、若い時に貧乏でモテなくても

年を取ってから大成功して、

モテモテになったら、過去の苦い記憶も

良い思い出に変わるものです。

一方、若い時に豊かであっても、

年をとってから貧乏になり、

モテなくなると、過去の記憶が

悪い思い出になってしまうものです。

つまり、常に過去と比較しながら

現在を評価しているわけです。

このように、「色々あったけど、

いい人生だった」と思うためには、

人生の後半が幸福で

なければならないわけです。

仮に若いときに貧乏じゃなくても、

その時よりも人生の終わりが

もっと良くなっていなければ、

幸福度が半減してしまうわけです。

ちなみに、映画は大体2時間

人生は大体約4000週間になります。

これを長いと感じるか、

短く感じるかは個人差があると思います。

私は「たった4000週間」と感じます。

しかし、映画のハッピーエンドの時間を

考えるとどうでしょう、

最後の500週間ぐらいは

幸福感がMAX状態でないと、

幸せを感じないかもしれません。

約10年です。

そうすると、今よりも人生の後半に

お金や資産、仕事の能力、人間関係を

増やせていればいいってことになり、

今の楽しみにお金を

使ってしまうのではなく、

できるだけ人生の後半が

幸せになれるように、

時間やお金を使うことが

大事になってきます。

これはものすごく大事な考え方です。

なるほど、確かに終わりよければ

全てよしであれば、

そうかもしれません。

でも、未来が良くなるために

時間やお金を使うってことは、

つまり、今欲しいものを

とにかく我慢して、

未来への投資に回しなさいって

ことですよね。

いやいや、そんなの絶対に無理ですし、

幸せとは言えません。

人間、いつ死ぬかわからないし、

若いときにしかできないこともあります。

確かに、本書でも、合理性を突き詰めると

機械のようになってしまうと書かれています。

そこで、優先順位を決める必要が

あるということになります。

人間は、どうせ合理的に

生きようと思っても、

不合理な部分が

出できてしまう生き物です。

擁護する意味では、その時の判断が

正しかったかどうかというのは、

のちの歴史、時間が経過しないと

分からないことも多いのです。

だから、優先順位1位に未来を

良くするための合理的な行動。

そしてその土台を作った上で

優先順位2位に今楽しい不合理な行動を

とればいいということになります。

例えば、まずは未来が良くなる

積立投資や勉強などに時間やお金を使って、

その後、残った時間やお金を

今楽しめる娯楽に使えばいいってことです。

未来への投資が先。

今楽しむのは後。

この優先順位を間違えて、

常に今楽しむことだけを優先すると、

人生の後半に、お金も、資産も、

人間関係も、仕事のスキルもない、

不幸な状態になってしまう

可能性が高まります。

なので、未来を明るくするための

行動をした後に、

残った時間やお金で今を楽しむ。

ということです。

若者でしたら、就活で内定が出て

ある程度未来の見通しが立った段階で、

遊びまくるイメージです。

あるいは、夏休みの宿題を

早い段階で終わらせてから、

後半は遊びまくるような感じです。

「若いときの苦労は買ってでもしろ!」

というのは、

人生の後半に苦労しないために

そうした方がいいという教えなのでしょう。

この本では、この3つの資本について、

一律に不合理と合理的行動を

配分するのではなく、

以下のようなバランスを

推奨しています。

人間関係:不合理(大)

仕事:不合理(中)

資産:不合理(小)

要は、人間関係を築くには

相手がいるわけですから、

自分の時間やお金を自分の意図とは

違う使い方をすることが多く、

仕事については、

現状維持にならない程度に

高収入、高評価を目指した

冒険が必要で、

直線的に時間やお金を投資する

資産運用については、

より合理的であるべきだと

伝えています。

ここでのまとめとしては、

幸せになりたければ、

長期的に得ができる選択肢を優先する。

ということです。

合理的な資産運用方法

お金があれば、たとえ使わなくても

人生に余裕をもたらします。

嫌な仕事も辞めて、

好きなことができます。

さらに、食べたいものや

欲しいもの、住む場所も、

値段を気にせずに

選ぶことができます。

よく年収800万円、

金融資産1億円までは、

お金を稼ぐことで幸福度が

上がっていくと言われています。

そのため、最も効果的に

幸福になる方法は、

お金持ちになることに

行きつくわけです。

ただ、普通の人が

金融資産1億円なんて無理です。

1億円は無理かもしれないが、

少なくとも人生の後半にお金を

今よりも増やしておくことはできます。

その第一の選択肢になるのが

アメリカへのインデックス投資です。

インデックス投資とは、

アメリカの会社全体に投資する感じです。

なぜ、アメリカの会社に投資すると

お金が増えるのかというと、

全世界の人口が

増え続けているからです。

全世界の人口が増えると、

英語でのサービスは

全世界の人が使うことになります。

X(旧Twitter)も、Amazonも、

Googleも、Microsoftも、

ネットフリックスも、

全てアメリカのサービスですから、

人が増えると

それだけ食べ物や部屋を借りる人、

ネットフリックスの会員も増えて

アメリカの会社の売り上げは高くなっていき、

株価が右肩上がりになるからです。

その他にも、アメリカにはコカコーラや

マクドナルド、ナイキなど、

優秀な会社がたくさんあります。

ChatGPTもアメリカのOpenAIという企業です。

そんなアメリカの上位企業に投資できる

インデックス投資をしておけば、

株価も上がって

お金が増えるということです。

ただ、大暴落も考えられます。

しかし、それでも投資しておく方が得です。

大暴落とは短期的な視点であって、

長期的に見ると、

ずっと右肩上がりになっています。

ちなみに、自分で株を選んだり

誰かに株を運用して貰うのと、

インデックス投資を

比べたデータよると、

自分で考えて投資を

している投資家よりも、

インデックス投資家の方が

82%も良い成績を上げています。

つまり、プロの投資家でも、

インデックス投資には、

ほぼ勝てないことになります。

このような理由から投資は

とても優れている方法といえます。

例えば、毎月10万円を30年間

インデックス投資で積み立てて、

仮に利回りが3%だった場合、

30年後に5800万円になる計算です。

もし、銀行預金をしていたら、

3600万円ですから、

インデックス運用で、

大体2200万円も増えて

いることになります。

ちなみに、年利3%は現実的に

充分ありえる数字です。

このように投資していた場合と

投資していなかった場合では、

人生の後半の金融資産に大きな格差が

出てきてしまうということです。

もちろん、iDecoやNISAなどの

非課税の制度を活用すると、

より効果的だと言えます。

ここまでの話しで、

なんかデメリットがなさすぎて、

逆に不安になるかもしれません。

けど、デメリットもあります。

それは、もし世界中で戦争が起こったら

経済がガタガタになって、

思い通りには行かなくなります。

その他にも、日本が金融所得課税を

増税することも考えられます。

あくまでも現時点では、

アメリカへのインデックス投資をするのが、

かなり効果的だということです。

給料が入ったらまずは、

アメリカへのインデックス投資をして、

その後に残りのお金を遊びに

使えばいいということになります。

例えば、給料が25万円なら

8万円を投資、

残りの12万円が生活費、

残りの5万円は遊びに使う。

ただ、あくまでも、

その人の金銭感覚によります。

伝えたいことは、インデックス投資を

優先順位1位にしておくのが合理的に

幸せになる方法だということです。

インデックス投資をするときはほったらかしに

インデックス投資をするときは、

ほったらかしにできることが大事です。

理由は、先ほども伝えたように

自分で株を選んだり、

誰かに株を運用して貰うのと、

インデックス投資を

比べたデータより、

自分で考えて投資を

している投資家よりも、

インデックス投資家の方が82%

いい成績を上げているからです。

つまり、毎日何に投資を

しようか考えるのは、

時間の無駄だってことです。

今、株が安いから買おうとか、

考える必要はなく、

上がろうが、下がろうが、

10年、20年後に上がっているのだから、

毎月買っておけばいいという

ことになるわけです。

投資に多くの時間や判断力を

使ってしまうと、

幸福になるための

残りの2つの資産である

仕事と人間関係が

疎かになってしまいます。

なので、投資に時間や集中力を

奪われないように、

何もしないでほったらかしに

することが大事です。

株価の上げ下げを

見なくてもいいし、

安いから買おうと

考える必要もありません。

そんな時間があるのなら、

仕事をして稼いで、

投資金額を上げた方が

合理的だし、

友達や彼女と思い出を

作っておいた方が、

幸福度を上げるためには

大事なことなんです。

そのため毎月自動的に積立投資が

できるようにしておく設定にしたら、

あとは忘れてしまった方が

いいとも言えます。

ただ、楽すぎて投資している感覚が

ないのが欠点といえるかもしれません。

このようにインデックス投資をやるときは、

ほったらかしにできるということが

とても大事なメリットになります。

ここでほったらかしにしてできた

時間や集中力を残りの2つの資産である

仕事と人間関係に振り分けていくのが

合理的に幸せになる方法です。

仕事の評価が高いと収入もメンタルも安定する

仕事の収入が高いと尊敬されるし、

メンタルも安定するものです。

ここまでは資産についての

最適解を説明してきましたが、

ここからは幸福になる資産の

2つ目である仕事について解説します。

まず、仕事とは

どういう資産かというと、

働いて稼ぐ能力が

高い状態を示します。

つまり、名医や人気YouTuber、作家、

起業家、経営者、ミュージシャン、

エリートサラリーマンなど、

特殊なスキルを持っている人たちが

印象にあるわけです。

こういった特殊なスキルを

持っていれば、

収入が高いだけでなく

周りからも尊敬されやすくなります。

仕事を失うこともないし、

余裕があるため、

自分に反対する人の意見を

尊重できるようになるわけです。

あなたの職場にも

仕事がめちゃくちゃできる

エリートのような

存在がいると思います。

そういう人が、ここで言う

仕事の資産が高い人ということです。

一方、働いて稼ぐ能力が

低いということは、

特殊なスキルを持って

いないということになります。

(もう少し付け加えると、

自分の才能に気づけていない

人の可能性もあります。)

つまり、誰でも代替が利く働き方を

している人ということになります。

整理するとこんな感じです。

●特殊なスキルを持っている人

・給料が高い

・周りから尊敬される

・仕事を失うこともない

・自尊心が高くなる

・対立する人の意見を尊重できる

●特殊なスキルを持っていない人

・給料が低い

・周りから尊敬されない

・仕事の失いやすい

・自尊心が低い

・人の意見を尊重できない

特殊なスキルを持っていないと

収入が低いだけでなく、

周りからも尊敬されづらいし、

不景気になると仕事を失いやすく、

常に余裕がないため、

自分に反対する人の意見を

尊重できなくなってしまいます。

どんどん孤立して

しまうということです。

その結果、

うつ病になりやすくなります。

現在の知識社会では、

高い専門性を持たない人は

会社の中で居場所を失い、

家でも肩身が狭いため、

うつ病などの精神疾患に

なるリスクが高くなることが、

多くの研究で

明らかになっています。

学校でも、会社でも、

自分の成績だけが悪いと、

居心地悪いと感じた経験は、

誰にでも一度はあると思います。

確かにそうですね、

なんか、お荷物みたいで嫌です。

このように、みんなが評価するような

特殊なスキルを引っさげて、

この社会に出ることは

収入だけでなく、

心と体の健康を守る上で

とても大切なことだということです。

では、どうすれば、

みんなから評価されるような

特殊な能力を

身につけられるのでしょうか?

好きで得意なことに一点集中して能力を磨く

私は、若いころ稼げれば

仕事なんて何でもいいと思っていました。

しかし、やってて面白くない仕事って、

つまらないし、張り合いも感じられませんでした。

その時に仕事はつまらないもの。

自己を犠牲にしなければいけないもの。

不自由で大変なもの。

そういう印象を持ってしまい、

好きなことで仕事をすると、

嫌いになってしまうのではないか?

そう考えてしまっていました。

しかも、趣味だっていつか飽きる時って

くる可能性があるじゃないですか。

だから、好きなことを仕事にするのも

難しいと思っていました。

しかし、現時点で好きなことを

自動で稼げるように仕組み化してしまえば、

仮に将来的に飽きたとしても、

自動で稼ぎ続けてくれる

ということに気づきました。

飽きて、また新しい

好きなことができたら、

それをまた自動で稼げるように

作っちゃえばいいわけです。

とにかく、好きじゃないと

興味もわかないわけですから、

行動が鈍くなり、時間だけを

無駄にすることが多いんです。

だから、好きなことを磨くというのは

理にかなっていると、私も思います。

ただ、基本は「好きなこと」と

「得意なこと」が一致していないと、

なかなか結果には繋がりません。

まだ、そういうものが

見つかっていないのなら、

とにかく色々手をつけて、

そういうものを

探し続けなければなりません。

つまり、一点集中するものを

探すために、

できるだけ色んな体験を

するのがいいということです。

多く稼げるかではなく、

多く時間を使って満足できるかです。

そして、もしそれっぽい

ものが見つかったら、

そこに時間を使って、

一点集中して、

そのスキルを高める

作業に入ればいいんです。

つまり、自分の得意なことを

この社会で役に立つレベルまで、

磨き上げる作業ということです。

例えば、お医者さんだと

自分の専門とする分野を勉強して、

その分野で知らないことは

何もない自信をつけ、

何を聞かれても答えられるという

レベルにまで知識を蓄えたり、

手術の腕を磨くような

イメージです。

いわゆる、職人さんの域です。

この時のポイントは一点集中して

能力を磨くことです。

あれも、これもと手を出して

中途半端な能力になると、

その中途半端な能力は

高い値段で買って貰えないからです。

例えるのなら、日本で50番目に早い

陸上選手のような、

中途半端な能力は

高く評価されないのといっしょです。

なので、一点集中して

極める必要があるわけです。

ただ、誤解しないで欲しいのが

50番目でも、

小・中学生を指導するのであれば

充分な能力になります。

つまり、どこで能力を発揮するか

というのも関係するわけです。

また、何が何でも一転集中に拘り、

自分に向いていないのに頑張るのも、

問題があるわけです。

また、陸上選手と違い、

お医者さんなどは基本的に

順位付けをしないわけですから、

着地点を取り違えないように

するのも大切だし、

どこで利益化するかという

判断も大事になってきます。

例えば、野球選手を目指し

一転集中で練習ばかりして、

試合に出なければ

意味がないわけです。

そういった意味では、

趣味もそうです。

一転集中で楽しむだけでは

達人レベルになろうが、

収益には繋がらないわけです。

また、一点集中して

特殊なスキルを獲得するためには、

多くの時間やリソースを

使わなければなりません。

それが、学生でしたら親が

投資してくるから時間やリソースを

勉学に注げたわけです。

しかし、社会人の場合、

自分で稼ぐことになるわけですから、

稼ぐことに時間やリソースを

使っていたのでは、

一転集中して特殊なスキルを

獲得するのが難しいわけです。

なので、インデックス投資で

ほったらかしにしておく必要が

あるということに繋がるわけです。

あるいは、自動で稼ぐ仕組み作りを

しておく必要があるということです。

「逃げるが勝ち」競争しない勝ち方

勝てないなと思ったら、

その市場を捨てて、

ニッチな市場に

活動の場を移しましょう。

特殊なスキルを手に入れるためには、

好きで得意なことに

一点集中することを伝えました。

その努力の結果、その分野で

1位になれればいいのですが、

残念ながら、最初に手を出した分野で

1位になるには、

かなりの才能がないと

難しいのも事実です。

イメージとしては、

野球で大谷翔平さんに、

ボクシングで井上尚弥に、

勝つようなものです。

だから、基本的に私たちは

こういった強者の土俵で

戦うべきではありません。

メジャーな市場には、

上には上がいます。

本当にどんだけ頑張っても

更に凄いヤツがゴロゴロ出てきます。

そんなメジャーな分野で頑張っても、

その頑張りは、なかなか報われません。

ではどうすればいいのかというと、

「こいつには勝てない」と思ったら、

その市場を捨てて、

もっとニッチな市場に活動の場を

移しましょうということです。

例えば、医者で言うともの凄く

天才的な医者が消化器外科を

専攻しているのであれば、

自分は泌尿器科をやるイメージです。

あるいは、ファストフードで言うと

マクドナルドなどの強者がいる市場を

あえて避けて、

出店場所をサービス内容を変えている

モスバーガーみたいな感じです。

ミュージシャンであれば、

ボカロ(VOCALOID=ボーカロイド)を

やったりする感じに近いです。

ミュージシャンやスポーツ選手は

メジャーすぎるし、

一流になるには、

お金も時間も掛かります。

だから、自分のスキルを

極限まで高めた後に、

絶対に勝てないなと思ったら、

その市場をあっさりと捨てて

ここなら勝てるわと思える市場に

活動の場を移すべきです。

ただ、お医者さんの例のように

まるっきり違うことを

目指すというのではなく、

似た、ちょっと違う分野を

目指してみましょう。

そうでなければ、

スキルを極限まで高めた

時間が、労力が、

全て無駄になってしまいます。

スポーツでも、スケート選手が

競輪選手を目指してみたり、

活躍の場をプロからアマチュアの

指導に向けるといった感じです。

どんな分野でも、

これから始めようという

初心者市場というものがあります。

その初心者も色んなタイプがいて、

あなたの方針に共感してくれる人が

必ずいるはずです。

共感してくれるニッチな市場で

王者になることができれば、

充分、経済的な自由を得られるし、

尊敬されます。

車メーカーのスズキも日本の市場では

トヨタに対して勝てないなと思ったため、

早くからインドに主力市場を変えました。

その結果、スズキはインドで

トップシェアになっています。

このように、勝てないなと思ったら、

その市場を捨てて、

その深めたスキルを

別のところに活用すれば、

活路が見いだせる

ということです。

ちなみにこのことを「ランチェスター戦略」

通称、弱者の戦略といいます。

世の中の人や企業は、だいたい弱者です。

これから新たに始めるのであれば、

何のスキルも市場も持っていないわけです。

しかも、自分より才能の

ある人はたくさんいます。

だから、生き残るために

勝てない市場から軸足をずらして

みることが大事になってくるんです。

自分のスキル・才能を活かす方法を

考えてみましょう。

自分に悪い影響を与える人間関係を減らす

ここからは幸福になる資産の

3つ目である人間関係を高める

合理的な方法を説明します。

それは自分に悪い影響を与える

人間関係を減らすことです。

なぜなら、人は自分の周りにいる

5人の平均に近づいていくからです。

例えば、実際に太っている人は、

同じく太っている人と

友達になりやすいし、

モテない人は、モテない人と

友達になりやすい。

そして幸福な人は、幸福な人と

友達になりやすいのです。

「類は友を呼ぶ」って言いますし、

自分と同じような人といた方が、

嫉妬とかしないから

居心地がいいわけです。

実際に、太った友達ができた後に

体重が増えているという

研究結果もあります。

なぜなら、太っている人が

身近にいると、

安心してつい自分も美味しいものを

食べ過ぎてしまうからです。

良くも悪くも身の回りの人に

影響されてしまうんです。

なので、自分の周りの5人を

成功者や幸福な人で固めてしまえば、

自分も幸福な成功者に

なりやすいわけです。

しかし、実際には難しいです。

なぜなら、相手が付き合って

くれるとは限らないからです。

先ほどの太っている人と付き合うと

太りやすくなるわけだから、

痩せている人側にしてみたら、

太っている人とは

付き合いたくないわけです。

また、「居心地の良さ」で考えると

自分と似たような人を選んでしまいます。

お金を払って憧れの人に近づくことは

できるかもしれません。

しかしそれでは、

「金の切れ目が縁の切れ目」

という言葉があるように、

心底深い付き合いはできません。

なので、意識すべきなのは

理想の友人を作ることではなく、

自分の周囲5人の中で

自分の足を引っ張っている人を

減らす方向を

意識しましょうということです。

例えば、不良を辞めたければ

不良の友達と縁を切るのが大事なように、

幸せになりたければ不幸せな友達と

縁を切るのが大事になんです。

その人を外せば、あなたの周囲5人の

平均値は上がるわけです。

なので、いつも不幸そうな人とは

少し距離をとってみるべきです。

でも、心情的には

上に行きたいからといって、

それを理由に友達を選ぶのは

抵抗があるかもしれません。

そうれあれば、

5人に1人か2人くらいは

合理的に考えて一緒にいて

自分を押し上げてくれるような

幸福な人を選び、

残りの3人くらいは、いつも通り

ただ笑って楽しく昔話をしながら、

お酒を飲むような不合理な関係を

築くぐらいのバランスが

良いかもしれません。

誰と付き合うのかを意識して、

人生を大きく変えましょう。

合理的に幸せになれる睡眠時間の話

ここまでは幸せになる3つの資本

お金、仕事、人間関係について

説明してきました。

ここからは、その土台を支える

「健康」について説明したいと思います。

当たり前ですが、不健康だと

勉強したり、仕事のスキルを高めたり、

デートやイベントに行って

誰かと付き合うことができません。

そこで絶対に睡眠時間は7から8時間

取ることをおすすめします。

一部のショートスリーパーを除いて、

ほとんどの人は充分な睡眠をとらなければ、

頭が働かなくてパフォーマンスは下がるし、

メンタルにも支障が出ます。

たまにショートスリーパーの成功者が

睡眠を極限まで削って働けば、

お金持ちになれると言っていますが、

それを真に受けると、

とんでもない目に遭ってしまいます。

睡眠時間が少ないとイライラするし、

頭が働かなくて凡ミスが増える。

それに長い目で見ると健康に悪いです。

ちなみに世界一のお金持ちである

Amazonの創業者であるジェフベゾスも、

しっかり毎日7時間から8時間

眠っているそうです。

「睡眠は大事だ。

より良く考えることができ、

より充電ができ、気分も良くなる。」

また、できればより深く寝るための

工夫をしましょう。

例えば、午後以降はコーヒーや

チョコレート・エナジードリンクなどの

カフェインを取らないとか、

寝る前の1時間から2時間は

明るい光を見ないようにするために、

ブルーライトカットの

眼鏡をするとか、

遮光カーテンを使って

寝室を真っ暗にするとかです。

このように少しでも睡眠を良くする

工夫をしておくと良いでしょう。

体を動かすエネルギーとして

食事をとるように、

頭を動かくエネルギーとして

睡眠が大事だということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この本を俯瞰してみると、

ほとんどが自ら行動することを

説明していて、

誰かにやってもらう、頼るといった

他力本願的なことはありませんでした。

当たり前かもしれませんが、

変えられるのは自分だけであって、

影響を与えることは

できるかもしれませんが、

他人を変えるなんてできないのです。

このブログを読んでためになったと

満足してしまって、

何も行動しなければ、

何も変わらないのです。

かつ、残酷なことに

時間は止まってくれません。

何もしなくても、

時間は過ぎて行ってしまいます。

ぜひ、行動を優先し、

ダメだったら軌道修正すればいい。

そういうメンタルを

身に着けて欲しいです。

この内容が参考になれば嬉しいです。


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・稼ぐ仕組みと具体的な方法は何か?
・家族と一緒に生きるために必要なお金と時間の知識

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あなたも 単身赴任・出稼ぎから脱出して

ネットビジネスで自由に生きる方法が分かります。

この電子書籍は、私がこれまでに培ってきた
ノウハウや経験を惜しみなく公開しています。

すでに読んで頂いた方からは、
「家族と一緒に暮らせるようになりました」
「単身赴任・出稼ぎの苦しみから解放されました」
「お金と時間の知識を知り、不安の根源がわかりました」 など、

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この電子書籍は、
本来有料で販売する予定でしたが、

多くの人に単身赴任・出稼ぎから脱出して
自由に生きる方法を知って欲しいと思い、

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私の経歴は、こちらの記事で詳しく書いています。
自由を手に入れるまでの軌跡と思い


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。