老後の残酷すぎる現実から家族というものを見直そう

こんにちは! せがひろです。

今回は、「老後の残酷すぎる現実」

ということで、

老後は三、介護難民、性的虐待など

誰もが避けられないかもしれない

現実を色んな書籍を元に

最もひどいと思う

3つに絞って話したいと思います。

50代になった私が今、

肌感覚で感じているのは、

家族や仲間といった存在です。

きっかけは、「鬼滅の刃」でした。

とても面白くて

人気がある作品ですが、

私はちょっと違った見方、

感じ方をしていて、

家族で考えると

既に炭治郎の父親は

亡くなっているところから

始まりますが、

鬼舞辻無惨に

母親や兄弟姉妹が殺され、

残ったのは禰豆子だけでした。

そうすると、この世の中で

血のつながった肉親が、

二人だけといった

状況になったわけです。

冨岡 義勇と出会った時、

赤の他人の炭治郎が、

何者なのか知らないわけです。

それで命がけのやり取りがあり

信頼を勝ち取り、

鱗滝 左近次の下で

修業することになります。

鱗滝 左近次が炭治郎の

修業を引き受けたのは、

冨岡 義勇と鱗滝 左近次の

師弟関係があったから、

信用して貰えたわけです。

その後も、炭治郎は

色んな人と出会いますが、

基本的には自分が

何者であるかを知って貰い、

命のやり取りや苦楽を共にし

信頼を勝ち取って、

仲間が増えていくわけです。

それが禰豆子の場合、

家族だから、肉親だから、

特別なことをしなくても

お互いに信頼しているわけです。

つまり、心を通わせるプロセスが、

家族とそれ以外とでは

違うということです。

自分が困っているからと言って

助けを求めても、

赤の他人が、

そう簡単に助けてはくれません。

助けてあげる理由も、

義理もないからです。

それでも困っていたら

助けてくれる人もいるでしょう。

しかし、「甘えたい」までになると

それなりの人間関係を築かないと、

瞬殺されてしまいます。

自分を無条件で

受け入れてくれる存在というのは、

家族なんだなーと、

改めて思ったわけです。

炭治郎と禰豆子が

二人きりになった時、

どれだけ寂しかった

だろうと思いました。

私も、父親はもう他界していて

家族は母親しかいません。

姉はいますが結婚して

家庭を築いていますから、

あたりまえですけど

姉が築いた家族が優先です。

友達なんかも、

それぞれ家族がいますから、

やはり優先順位としては

自分たちの家族なわけです。

自分の身内がいなくなった

時のことを想像して、

この記事を読み進めてみて欲しいです。

それでは本編に入ります。

独居老人の3人に一人が破産状態

皆さんが老後で一番心配な問題と言えば、

お金の問題でしょう。

老後2000万円問題に代表されるように

老後のお金の問題については、

国会やニュースなどでも取り上げられるため、

ほとんどの日本人が絶望的な状況に

感じていると思います。

あまりにも悲惨な「老後破産の現実」について

3つ解説したいと思います。

老後2000万円問題の実態

老後2000万円問題とは、

改めて言うまでもありませんが、

老後約30年で多くの人が

2,000万円ほどお金が不足してしまう。

という問題のことで

金融庁の金融審議会が、

このような資産を出したことで

大きな話題となりました。

老後に年金のみで

暮らすことを想定した場合、

夫婦2人の無職世帯では

毎月5万5千円ほどの不足が生じてしまう。

そう試算されています。

この不足額が30年間で

約2,000万円になるというのが、

金融庁が出した資産になります。

もちろん、この2,000万円という数字は、

あくまでもモデルケースでの

老後資金の不足額ですから人によって

実際の不足額は異なるでしょう。

私がこのモデルケースで

疑問に感じているのは、

夫婦同時に亡くなることは

まずあり得ないということです。

事故や災害に遭われたら

あり得るかもしれませんが、

30年間のどこかで確率的に

考えても一人になるわけです。

一人になったからと言って、

家賃が半分になることはありません。

車の維持費が

半分になることもありません。

でも、年金受給額は減るわけです。

遺族年金という制度はありますが

貰える額は減ってしまいます。

(遺族年金制度は結構ややこしいので

興味がある方は、

厚生労働省の「遺族年金制度」

参照してみてくださいね。)

アパートの契約ができない!?

老後2,000万円問題がキッカケとなり

若いうちから貯蓄をしたり、

投資をしようという流れに

世間的にはなっています。

とはいえ、定年間近で

「今さら言われてもー」という人も

たくさんいると思います。

そんな人は一体、

どうすれば良いのでしょうか?

大変残念ですが、

そのような方々の行く末は、

一つしかありません。

それは老後破産です。

2014年のデータによると

日本の65歳以上の高齢者は、

3200万人となっていて、

そのうち老後破産に陥る

可能性のある人は、

およそ200万人と言われています。

つまり、16人に一人の割合で

高齢者が老後破産することになります。

更にこれが独居老人となると

もっと話がヤバくなってしまいます。

なんと!約3人に一人が破産状態で

老後を送っているそうです。

しかもこれは、あくまでも

2014年段階での話ですから、

さらに景気が悪化している現在では

より状況が悪くなっていることでしょう。

(この辺の最新データについても

厚生労働省から、

「生活保護制度の現状について」

という内容で公表されています。)

もしも、みなさんが老後破産してしまったら、

生活はどうなってしまうのでしょうか?

もし、みなさんが持ち家を持っていたら、

破産にあたって、

もちろん売却することになります。

住み慣れた家を手放した後、

どこに住むことになるのでしょうか?

高齢者になるとマンションや

アパートが契約しづらくなってしまいます。

高齢者というか、定年退職した翌月から、

収入が無くても家賃や水道光熱費は、

ずっと払い続ける必要がありますからね。

それができなかったら、

いよいよ生活保護を受けるしかなくなります。

生活保護者用のあまりにも貧相な

集合住宅に住まざるを得なくなります。

その時には当然、

破産しているわけですから

クレジットカードを

作ることもできませんし、

今後、借金をすることも

できなくなります。

老後破産によって家も信用も、

あなたはこれまでの人生で

蓄積してきたもの

全てを失うことになります。

生活保護老人のあまりにも貧しすぎる生活

先ほど触れた生活保護ですが

受給者の半数以上は高齢者世帯です。

ちょっと疑問に思いませんか?

高齢者が若い時は

景気も良かったので、

相当稼いでいたはずです。

それがなぜ破産して

しまうのでしょうか?

その前に若い世代が

誤った認識で、

どうせ年金では

生活していけないのだから、

初めから年金なんか払わずに

お金が無くなったら

生活保護に頼ればいいじゃね?

ですが、生活保護を軸に

老後を設計するのは、

あまりにもリスキーです。

そもそも生活保護というのは

生活が困窮した時に

暮らしを立て直すまでの

一時的な対処なわけです。

ある意味、雇用保険に似ていて

仕事が見つかるまでの

決められた期間だけ

補助するといった位置づけです。

生活保護で支給された

お金というのは、

貯蓄することができません。

高齢になってから

生活保護を受給した場合、

その後、収入が得られる見込みは

ほとんどありませんから、

ほとんどの場合、

死ぬまで生活保護を

受給し続けるケースが

多いとされています。

更に生活保護は

貯蓄ができないわけですから、

永続的に最低生活費相当の

収入しか得られない。

そして生活保護の暮らしは

本当に最低限です。

たまにニュースなどで生活保護を

貰っているにも拘らず、

贅沢な暮らしをしている人なんかが

特集されて話題になったりします。

ニュースになるということは

特別な人だからです。

実際のところ圧倒的大多数の

生活保護受給者は、

エアコンもないような部屋で

本当に貧しい暮らしを

強いられているというのが現実です。

ちなみに生活保護受給者の

単身世帯支給金額は、

私が調べた時点では

10万円から13万円でした。

そこから家賃を差し引くと

自由に使えるお金は7万円ぐらいです。

自由に使えると言っても

食費や水道光熱費や通信費など

生活に最低限必要なものに使う

お金も含まれるわけです。

しかも、生活困窮者が

増えているのに反比例して、

生活保護の認可割合が

減少しています。

このことからも年金を

真面目に払っていても、

2,000万円が足りず

どうすることもできず、

老後破産したその先には

最低限の生活保護の暮らしが

待っているというわけです。

こんな絶望的な状況で

どんな希望を持って、

私たちは生きていけばいいのでしょうか。

映画「護られなかった者たちへ」紹介

生活保護について「護られなかった者たちへ」

という映画がとても印象的でした。

ザックリ説明すると赤の他人を

優しく受け入れてくれたおばあちゃんが、

まずしくて生活保護を申請しようとしたが

役人側のノルマ的考えにより、

申請取り下げの方向に導かれ

ついには食べることもままならず亡くなり、

その恨みを晴らすために殺人事件に

発展するといった内容です。

私は理不尽に護られなかった者が

可哀そうすぎて涙しました。

興味がある方は鑑賞してみてください。

↓予告編の動画はこちらです。

https://youtu.be/e8Smm4cnyY8

あなたの介護、誰もしてくれない

もし、お金の問題が

解決できたとしても、

高齢になると絶対に

避けられない問題があります。

それは老後の介護問題です。

ここでは日本から介護労働者が

いなくなる未来について、

5つにまとめて解説したいと思います。

1.悲惨すぎる介護の現状

介護のイメージというと

凄く大変でやりたくないイメージを

持っている人の方が

大多数なのではないでしょうか。

介護にマイナスのイメージを抱き

できれば介護なんて一生受けたくない。

そう思っているでしょう。

ですが、誰でも歳をとるわけです。

となると介護を受けざるを得ないわけです。

ちなみに日本で要介護者となった原因で

一番多いのは「認知症」です。

その他は、脳卒中などの脳疾患や

衰弱→骨折と続きます。

60歳を過ぎると

認知症のリスクは高まります。

また、減少傾向ではあるものの

脳卒中などの脳血管疾患は、

依然として罹患率が高い疾患であり

閉経後の女性であれば、

骨粗鬆症に悩まされる人が

多いことでしょう。

現在、65歳以上の5人に一人が

要介護認定を受けています。

この数字は年々増え続けています。

考えてみたら当たり前で、

寿命が延びれば伸びるほど、

高齢者数も

増加するわけですからね。

ちなみに「2040年の日本」

という本では、

超高齢化社会では

誰もが要介護になる。

90歳以上で夫婦のどちらかが

要介護になる確率は、

95%と書かれています。

先ほどの繰り返しになりますが、

誰でも歳をとります。

介護問題というのは、

老いも若きも関係なく、

介護する側とされる側がいて

誰もが避けて通れない問題なんです。

2.介護費用の現実

介護にどれぐらいお金が掛かるのか?

結局、お金の問題が付きまといます。

一般的にはイニシャルとランニングの

費用が掛かります。

イニシャルコストには、

介護のための住宅改装、介護用ベットなど

最初に掛かる費用のことです。

例えば、骨折で要介護になれば

階段なんか当然、登れなくなりますから、

場合によっては住宅用エレベーターの

設置も考えなければなりません。

また、お風呂に入るのも

大変になりますから、

そういった場所の

改装も必要になってきます。

仮にそういった大掛かりな

工事が無かったとしても、

2021年の調査で介護に必要な

一時的な費用は平均で74万円でした。

一方で月々に掛かる

ランニングコストの方は、

平均で83,000円となっています。

月々の水道光熱費が

ちょっと値上げされただけで、

家計を圧迫してしまうのに

一体どうやったら、

月83,000円ものお金を

捻出できるというのでしょうか。

確かに日本では40歳以上の方は

必ず介護保険に

加入することになっています。

なので、介護の認定等級ごとに

保険料が支払われることになります。

でもここでは介護保険料

込みで説明すると、

等級ごとに複雑な内容に

なってしまうので、

介護保険料を考えないで

説明したいと思います。

ランニングコストについては、

在宅介護、介護施設利用の両方が

平均されているイメージです。

介護施設のみ利用ですと

月122,000円だそうです。

これもあくまで平均です。

私がSEをやっていた時に

介護費用を算出するシステムに

関わったことがあります。

この月約12万円は平均というより

最低限だと思った方が良いです。

民間の介護施設だと月100万円

以上のコースもありました。

当然ながら食事で何を食べるかに

よっても金額は変わりますし、

お風呂、トイレの補助とか、

それこそ介護スタッフと

会話するのでさえも時間いくらとか、

日常生活の全てが

費用換算されている感じです。

話を戻しますが、

月約12万円というのは、

生活保護受給額の

平均とほぼ同じです。

一方、在宅介護の

月の平均額は48,000円です。

大分安く感じますよねー。

ならば在宅で介護を

行う方が良いのでは?

そう考えると思いますが

在宅介護には、

金額差が生まれる恐ろしい

理由がたくさんあります。

それは次で解説します。

3.老々介護の惨状

先ほどの在宅介護の

一番の問題は、

介護を受ける側だけでなく、

介護する側も高齢であるということです。

いわゆる、老々介護です。

例えば、80歳になった夫婦の

どちらかが介護が必要になったら、

同じぐらいの年齢であるにもかかわらず

トイレに行かせたり、

お風呂に入れるのにパートナーを

持ち上げなければなりません。

すんなりと抱っこできれば良いですが

認知症で暴れ出したらどうにもできません。

認知症ですから怒ったところで

どうにもなりません。

そんなことを毎日、毎日

やらなければならないわけです。

高齢のパートナーにとって

あまりにも辛すぎることでしょう。

最近では「介護疲れ」という言葉も

聞くようになりました。

更に介護疲れが悲惨な介護殺人や

無理心中に繋がってしまうケースもあるのです。

私が強烈に覚えているのは

元タレントの清水由貴子さんの無理心中です。

私と同世代でしたら覚えていると思いますが

「欽ちゃんの週刊欽曜日」という番組の

欽ちゃんバンドのメンバーとして

活躍されてました。

80代だった母親の介護に疲れ

当時、49歳だった清水さんは父親の墓前で

無理心中を図ったのです。

遺書には「ご迷惑をかけてすみません。

消防に通報してください」

そう記されていたそうです。

無理心中を図って亡くなられたのは、

清水さんだけで

母親は一命をとりとめたそうです。

妹さんもいたそうなのですが、

清水さん一人で抱え込んでしまったのでしょう。

もはや、個人の問題ではなく

社会の問題と言って過言ではありません。

2009年4月22日の出来事ですが、

今も記事は残っています。

興味がある方は以下から読めます。

欽ちゃんショック!清水由貴子さん介護疲れ?父の墓前で母と無理心中…80代母は一命取り留める

在宅介護というのは長年連れ添った

最愛の伴侶を殺めてしまうほどに

大変なことなのです。

いくら月48,000円で

安価にできるからと言って、

在宅介護は簡単に飛びついて

しまうようなものではないということが、

お分かり頂けたのではないでしょうか。

4.高齢者虐待の惨状

在宅介護の惨劇を聞いて、

お金があるならやっぱり

施設を利用すればいい。

そう思った人もいるでしょう。

ちょっと待ってくださいね。

施設に預けるというのは

あくまでも介護する側の都合です。

確かに介護する側にとって、

お金がありさえすれば、

面倒な介護、

大変すぎる介護から解放され、

問題は解決したように

見えるかもしれません。

ですが、逆の立場で考えてみてください。

もし、あなたが介護される側であったら

住み慣れた家から追い出されて

よくわからない施設に

入れられたいと思いますか?

もちろん、介護施設はピンキリであり

中には素晴らしい施設も存在しています。

例えば、高級老人ホームや高齢者用の

高級マンションなどが挙げられます。

ですが、そのような施設は

非常に高いというのが現実で、

普通の人が手を出せる

価格ではありません。

そうなると私たち一般人は

月12万円ほどの

最低限の介護施設に

入ることになるでしょう。

ですが、みなさんは

そのような介護施設の実情を

ご存じでしょうか?

介護施設特有の問題として

良く上げられるのが、

高齢者虐待の問題です。

(「ニュース 介護施設 高齢者虐待」で

検索するといっぱいヒットします。)

厚生労働省が発表した

2018年度のデータでは、

介護施設における

介護職員による虐待件数が、

600件を超えました。

しかも、この数字は年々増加していて

相談・通報件数も含めれば、

3,000件にも上ってしまいます。

しかも、この数字はあくまでも

明るみに出た数字であるということを

忘れてはなりません。

介護施設に入る高齢者の多くは

認知症や脳梗塞の後遺症などによって

うまく人に言葉を伝えることが

できませんから、

虐待されていたとしても

それを訴えることができないという

ケースも多々あるでしょう。

高齢者の虐待というと

殴る蹴るなどの

身体的虐待を

イメージするかもしれません。

ですが、高齢者虐待は、

それだけではありません。

高齢者虐待には

大きく5つの種類があります。

身体的虐待、心理的虐待、介護放棄、

経済的虐待、性的虐待です。

身体的虐待は、

比較的イメージしやすいでしょう。

その名の通り、殴る蹴るなどの

暴行を加えることです。

高齢者虐待のうち

身体的なものは

最も多くて40%を

占めると言われています。

ついで多いのは心理的虐待です。

例えば、高齢者に対して脅しや

侮辱の言葉を吐いたり、

嫌がらせを行うといった行為が

これに相当します。

この後に介護放棄や

経済的虐待がきます。

そして一番少ないながらも

決して無視できないのが

性的虐待になります。

高齢者に対して

性的虐待というのは、

ちょっとイメージ

しづらいかもしれませんが、

決して珍しいことではありません。

悲しいことに介護の現場では

高齢者に対して猥褻な行為をさせたり、

あるいは性的暴力を働くなどの

非道な行為が横行しているのです。

事実、このような虐待を原因に

自殺してしまう高齢者も、

多くいらっしゃるそうです。

在宅介護では

介護者の負担が問題となり、

施設介護では経済的な問題と

虐待が問題になる。

私たちはひとたび

要介護となってしまったら、

逃げ場がない状態なのです。

また、国会議員の

野田聖子さんは、

高齢者の中国介護移住を

推進しています。

ここまでいってしまうと

姥捨て山を連想してしまいます。

団塊の世代オワコン

2025年に43万人が

介護難民になると言われています。

先ほど、施設介護における

問題点を指摘したところですが、

今後はもしかすると、

施設に入れただけでも幸せ。

そう言わざるを得ない日が

来るかもしれません。

少子高齢化が

加速度的に進む子の日本おいて、

今高齢者の虐待以上に

厄介な問題が噴出しているのです。

それはつまり介護難民という問題です。

厚生労働省の推計によれば

2020年度の介護職員の必要数は、

約233万人であるといわれていますが、

現実にはこの数から22万人不足していて、

更に2040年になると70万人が

不足すると試算されています。

介護者が不足すれば

当然、介護されたくても、

介護を受けられない人

つまり、介護難民が増えていきます。

事はすでに介護難民は

年々増え続けており、

このまま変わらず増え続けると

2025年にはなんと、

約43万人の介護難民が

発生するとも言われています。

これは2025年に

いわゆる団塊世代の人々が

75歳以上になるためです。

そもそも介護にはお金が掛かる上に

たとえお金があったとしても、

介護難民となって

介護を受けることができない。

もはや私たちの老後は救いようのない

状況にまで来ているのです。

医療者たちの本音

ここまでで、老後のお金の問題と

介護の問題を解説してきました。

もう、出口のない暗い話題ばかりで

まだあるのかと、

うんざりしている人も

多いかもしれません。

大丈夫です。

最後は明るい話題を提供します。

そう言いたいところですが、

残念ながらできません。

私たちの老後には

ただひたすら暗い絶望的な

未来しか待っていないのです。

私たちの老後の問題のうち、

お金と介護に並んで

大きい問題が病気の問題です。

現実をしっかり見つめることは

極めて重要です。

もう少しお付き合いください。

1.寝たきり高齢者が疎まれる本当の理由

日本人の死因の一番は癌です。

厚生労働省が発表した

2021年の人口動態統計によると、

日本人の4人に一人が

癌でなくなっているのです。

たとえ、癌で死ななかったとしても

生涯のうちに何らかの癌になる割合は、

男性で2人に一人、

女性で3人に一人です。

癌は私たち日本人の多くが

避けては通れない病気であるということです。

それがどんな種類の癌であっても

一度癌にかかってしまった人の末路は、

悲惨なものです。

早期に見つかって切除できれば

まだマシな方で、

体の各所に転移していれば

放射線治療や化学療法の副作用に

死ぬまで悩まされることになります。

あまりの副作用の苦しさに

治療を断念しても、

その後今度は疼痛緩和両方の

モルヒネの服作用に悩まされます。

モルヒネは癌の痛みを

多少軽減してくれるものの、

代わりに猛烈な便秘や嘔吐など

様々な副作用を引き起こしてしまいます。

癌治療とモルヒネの副作用によって

疲弊した患者さんは、

ついには寝たきりとなって

全身に繋がる管のみによって、

生かされるようになります。

これがいわゆる

スパゲッティ症候群です。

スパゲッティ症候群は鼻の先から

尿道に至るまで体中の

ありとあらゆるところに

管という管が繋げられまるで

スパゲッティに巻かれたような

状態になることから、

この名前がつきました。

そしてとても残念なことですが、

このようなスパゲッティ状態の

患者さんを医療者は好みません。

なぜならば、寝たきりの患者さんは

ずーっとベッドにいるだけで

病院の回転率を下げ

病院経営を圧迫してしまうからです。

しかもこのような患者さんは

夜間せん妄という錯乱状態になりやすく、

しばしば当直のナースを

叩き起こすため、

ナースステーションで

要注意患者として

噂になっていたりします。

もちろん、全ての病院で

そうであるとは言えませんが、

そのようなケースが

多いというのは事実なんです。

癌との戦いに散々苦しめられた上、

スパゲッティの寝たきりの状態となり、

挙句の果てには医療者たちに疎まれる。

私たちはこんな最期を望んで

これまで生きてきたのでしょうか?

2.高齢者のうつ病と自殺

こんな苦しい老後になるなら、

いっそ死んでしまいたいと思う人も

いるかもしれません。

事実、60歳以上の

高齢者のうつ病は非常に多く、

年齢別のうつ病発症率では

55歳から74歳が最も高いとされています。

日本人というのは、そもそもうつ病に

掛かりやすい民族と言われていて、

日本の高齢者のうつ病患者は

なんと51万人以上に上るとされています。

うつ病患者の数と相関して

自殺者数でみても最も多いのが、

高齢者なのです。

自殺の原因としては健康問題が

6割を占めており、

うつ病を発症した高齢者の20%は

自殺するという統計も出ています。

経済的にも苦しく、

介護してくれる人もおらず、

病気に苦しみ、

もはや希望も光も何もない。

こんな状態では私たちはただ

自ら死を選ぶしかないのです。

3.孤独死の真実

現在の日本では

60歳以上の高齢者のうち、

17%の人が孤独死すると

言われています。

更に一人暮らし世帯では

なんと、45%・・・

つまり、ほぼ2人に一人が

孤独死を迎えてしまうという、

残酷な結末です。

孤独死とは

非常に悲惨なものです。

そもそもが孤独な一人ぐらいの

老人だったわけですが、

発見は死んでから

相当時間が経ってになるでしょう。

家賃や水道代の振り込みが滞り

管理会社の人が不審に思い、

訪ねてきて初めて発見される

というケースが

多いというのが現実だそうです。

病気に負けてうつ病で

自殺してしまうのか?

孤独死を選んで

無残な最期を迎えるのか?

もしこの2つ以外に

選択肢が無いとしたら、

あなたはどちらを選ぶでしょうか?

今全ての日本人が

このようにあまりにも残酷な

究極の二者択一を

迫られているのです。

ただですね、孤独死というのは

印象操作のために作られた言葉では?

私はそう感じています。

なんか、とても悲しいことのように

感じてしまいますが、

死んだ本人は何も感じることなく

他界するのではないでしょうか。

じゃあ、大勢にみとられて

亡くなるのであれば嬉しいのか?

それも微妙だと思ったりします。

国家の単位は家族

昔、テレビでタモリさんが発言した

一言がとても印象に残っていて、

それが「国家の単位は家族」です。

国というのは

人がいなければ成り立ちません。

国家の定義をググってみると、

一定の領土と国民と排他的な

統治組織とを供えた

政治共同体のことを指す。

そう書いてあります。

国家とはその名の通り、

「家」という文字が入っていますから、

最小単位は家族ということになります。

冒頭で家族について触れましたが、

国家単位で考えた場合、

肉親だけを家族と捉えるのではなく

企業の家族経営だったり、

市区町村会、都道府県など

色んな共同体に属しているわけです。

共同体毎に同じ日本人として

家族と捉えれば、

共に助け合うのではないでしょうか。

ちなみに、元々単一民族である

日本人は、

自分の先祖を辿っていけば

一番歴史の長い

皇族の誰かにたどり着く

はずなのです。

つまり、日本人は皆、

血が繋がっていて、

肉親、家族だとも

言えるのではないでしょうか。

今回取り上げた

老人の残酷すぎる現実も、

国レベルで国民を家族なんだと

捉えていてくれれば、

福利厚生をもっと充実させると

思うんですけど、

欧米文化の核家族が

浸透していて、

本来の日本にあった共同体意識が

風前の灯火なのだと感じます。

昔は、サザエさん一家のように

暮している家庭って、

いっぱいあったよね。

よく、国の財源問題が

取りざたされますが、

通貨発行権を持つ日本が

人の命とお金のどちらを

大事に考えているのかって

このなんだと、私は思います。

老後2千万円問題についても、

そもそも日本で流通している

お札の量はというと、

日本銀行のHPで調べると

約125兆円だそうです。

それに対して日本人1億人が

2千万円貯蓄すると

総額いくらになるかというと、

1億人X2千万円=2千兆円

ということになります。

お札が足りないですよねー。

そう思うようになってから

ちゃんと選挙の投票に行って、

国民の声、ニーズをくみ取って

くれる政治家を選ぶのが、

遠回りなようで老後問題を

解決する一番の近道は、

「選挙に行くこと」だと

考えるようになりました。

みなさんは、いかがでしょうか。

この内容が参考になれば嬉しいです。


自由で豊かに生きる方法を無料で見てみる


私は、会社員時代は単身赴任で全国を飛び回っていました。

毎日満員電車に揺られて出勤し、
嫌な上司からパワハラを受けながら働いていました。

給料は安くて、家賃や生活費で
ほとんど消えていました。

家族とは離れて暮らし、
週末も帰省する余裕もなく、

電話やメールでしか
連絡できませんでした。

家族との時間を失ってまで、

こんな人生で本当に幸せなのか?
自分は何のために生きているのか?

そんな悩みが頭から離れませんでした。

そんな時、ネットビジネス
というものに出会いました。

ネットビジネスとは、
インターネットを使って

自分の好きなことや得意なことを
商品やサービスとして提供するビジネスです。

私は、人間嫌いで一人で行動するのが
好きだったので、

ネットビジネスは
まさにピッタリだと思いました。

しかし、私にはネットビジネスの
知識も経験も資金も人脈もありませんでした。

どうすればいいか分からず、
不安や恐怖でいっぱいでした。

ですが、自由に生きるためには
リスクを背負ってでも

チャレンジするしかないと
思い切って飛び込んでみました。

そして、半年後、
私は初収益を達成しました。

今では、自動で稼ぐ仕組みを作り上げて、
お金と時間に縛られずに自由に生きています。

田舎で家族と一緒に暮らしたり、
旅行したり、趣味に没頭したり、

自分のやりたいことを
思う存分楽しんでいます。

私だけではありません。

私と同じ起業家仲間も、
単身赴任や出稼ぎなど

家族と離れて暮らしていた
人たちが多くいます。

彼らも私も、特別な才能やセンスや
資金があったわけではありません。

ただ、家族と一緒に生きたいという
強い思いと 行動力があっただけです。

あなたは今の人生に満足していますか?

毎日イヤイヤ働いて、
お金や時間に不自由して、

家族との時間を犠牲にして、
自分の夢ややりたいことを諦めて、

我慢・我慢で一生を終えるつもりですか?

私は、そんな人生は嫌だと思いました。

どうせ一度きりの人生なら、
自分の好きなように生きるべきです。

しかし、自由に生きるためには
何をどうしたらいいのか分からないですよねー。

私もそうでした。

そんな私がどのように単身赴任・出稼ぎ生活から
ネットビジネスで成功したのかを

詳しくまとめた電子書籍を作成しました。

この電子書籍では、
以下のことを学ぶことができます。

・ネットビジネスとは何か?
・メリットとデメリットは何か?
・成功するために必要なことは何か?
・稼ぐ仕組みと具体的な方法は何か?
・家族と一緒に生きるために必要なお金と時間の知識

この電子書籍を読めば、
あなたも 単身赴任・出稼ぎから脱出して

ネットビジネスで自由に生きる方法が分かります。

この電子書籍は、私がこれまでに培ってきた
ノウハウや経験を惜しみなく公開しています。

すでに読んで頂いた方からは、
「家族と一緒に暮らせるようになりました」
「単身赴任・出稼ぎの苦しみから解放されました」
「お金と時間の知識を知り、不安の根源がわかりました」 など、

嬉しい感想をたくさん頂いております。

この電子書籍は、
本来有料で販売する予定でしたが、

多くの人に単身赴任・出稼ぎから脱出して
自由に生きる方法を知って欲しいと思い、

期間限定で無料公開しています。

あなたも単身赴任・出稼ぎから脱出して
ネットビジネスで自由に生きる方法を学んでみませんか?

無料ですから、興味があれば覗いてみてください。
「パソコン一台で新しい田舎暮らし」を無料で見てみる



私の経歴は、こちらの記事で詳しく書いています。
自由を手に入れるまでの軌跡と思い


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。