こんにちは! せがひろです。
ビジネスを既に始めている人は、
セールスレターを書かれていると思います。
私は、結構苦手意識があって、
とにかく、長文になるのが一般的で、
最低限の誤字・脱字、「てにをは」を
チェックするだけでも大変です。
なので、書き上げてから
ろくにチェックも行わずに、
「よっしゃ!これをリリースするぞー!」
って、なってしまいがちです。
そんな時、うっかりやって
しまいがちなミスや、
忘れてしまいがちだけど
重要なことがいくつかあります。
そのチェックポイントを
今回は、5つ紹介します。
これに気をつけるだけでも、
本来であれば、買ってくれるハズの
お客さんを取りこぼさないようにしていきましょう。
目次
1.ヘッドラインはセールスレターの命!読者の注意を引くためにはどうすればいいのか?
ご存じの通り、セールスレターにとって、
ヘッドラインは命のように大事な部分です。
新聞一面の見出しのようなものです。
ここに時間を掛けるのは
当たり前なんですね。
それが最近は売れている
ヘッドラインをパクれ!という教えもあり、
独自発想はダメ!とも言われています。
しかし、そんなことはないと思います。
ズバリ!マーケティングは、
何割かはテストなんだから、
やってみなければわかりません。
例えば、「人情」で店を開いているような
店主が「良い居酒屋を選ぶ3つのポイント」
という堅めのヘッド(見出し)で
セールスレターを出すよりも、
「ちょい呑み!お仕事帰りに
軽く一杯いかがですか? ○○居酒屋」
とした方が反応が取れるかもしれません。
あなたらしいヘッドラインも、
どんどん書いていきましょう。
あなたが前面に出ている
ビジネスなら尚更です。
2. 一つのゴールに集中することが成功のカギ!読者に何をして欲しいのか明確に伝える方法とは?
基本的にセールスレターは
1つのゴールにしましょう。
これもわかってはいるんだけれど、
「あれもこれも」となって気がついたら、
商品を2つ3つ販売していた。
というケースをよく見かけます。
特に、亜種のように派生・関連商品を
売るケースが多いですね。
これは確実にお客さんを迷わせて
購買から遠のかせます。
ちなみに、メールやSNSも同様で
リンクを大量に貼り付けると、
見る側は、「何をしていいか?」
混乱すると言われています。
唯一、例外なのは「グレード」です。
これは1つの商品に対して、
それぞれ違う付加価値をつけているので
「商品+α」という考え方になります。
つまり、1つの商品が基本の軸となって
展開されるので、どれにしようか迷う。
というよりも、「どれを選択するか?」
という心理になるのであれば、
大丈夫だということです。
3. デザインはシンプルがベスト!読者の目を惹くために必要な要素と不要な要素とは?
セールスレターの主役は「文字」です。
シンプルなデザインを心掛けましょう。
文字は「黒」か、背景により見やすい色、
強調したい時は「赤」など
背景は「白」か文章ブロック単位で
区切る程度で良いでしょう。
それを補助するようなさりげないデザインと
写真・イラストがあれば充分です。
背景が黒で文字が白だったり、
青だったり、緑だったり、
文章を読むのに集中できないようだと
商品のイメージまでもが下がってしまいます。
それは、あまり質のよろしくない
お客さんを連れてくることにも繋がります。
不必要なクレームや
値引きを要求されないためにも、
シンプルさを心がけてみましょう。
・HERMES
・Apple
・Zappos
などのサイトは、いずれもシンプルです。
どこかしら、高級感を感じると思います。
4. 論理展開はしっかりチェック!読者の疑問や反論に答えるためにはどうすればいいのか?
これは、1人ではなかなか気づけないこともあるので、
スタッフやパートナーにもチェックして貰いましょう!
逆に言えば、1人で何十時間チェックしても、
「見る視点が一緒」なので気づけない部分が
どうしてもあるという事です。
あからさまに、おかしい場合は論外ですが、
中には、A=B、B=C だから、A=C
と主張しているのに、
微妙にA≠Cの場合があります。
「そんな小さなこと・・・」って
思うかもしれませんが、
お客さんは、「何となく違う」と
気付くものです。
そうなっては、購入率が低下しますので、
必ず1人ではなく、複数人でチェック
するようにしましょう。
ただ、個人でビジネスを
している人には無理ですよね。
その時の考え方として、以下の2つがあります。
(1)プロまたは、アンケート形式でチェックして貰う
(2)いきなり、100点満点の完成度を狙わない
お金や時間を費やす余裕があるのでしたら、
(1)をやってみると違う視点の意見を聞けます。
ただ、デメリットもあり、商品コンセプトを
全て理解して貰っていないと、
「正しい判断が返ってこない」ケースもあります。
それこそ、単なるイメージで感想が
返ってくるだけになります。
あるいは、ChatGPTなどのAIに聞いてみるのも
自分と違う視点を知るキッカケになります。
今回お伝えしたポイントを
自分でチェックして大丈夫だと思ったら、
(2)の、まずはリリースするようにした方が良いです。
この話をすると、今回のポイント説明に対して
矛盾を感じる人もいるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
誰かにセールスレターを読んで頂く前に
自分でチェックできることをやっておくことは、
買って貰える可能性を高めるでのやるべきです。
また、100点満点を狙いすぎて、
いつまでも公開しなければ0点と変わりません。
100点満点を狙うといっても、
あくまえ自分の知識レベルによる判断であって、
プロだって100%の確率で
成功し続けることはできません。
人気ミュージシャン・映画監督だって、
毎回ヒット作品は生めないわけです。
やはり最終判断いただくのは、お客さんですから、
ポイントをチェックしたら、
とっとと公開した方が良いということです。
5.CTAは最後のチャンス!読者を行動に導くためにはどんな言葉やボタンが効果的なのか?
LPでメールアドレスを登録して欲しいのでしたら、
「今すぐメールアドレスを登録してください。」
といったニュアンスを伝えましょう。
購入して欲しいのなら、
「今すぐに、申込ボタンをクリックして手に入れてください。」
といったニュアンスを伝えましょう。
私も依頼があってセールスページをレビューする機会がありますが、
結構、この部分をナイガシロにしているケースがあります。
申込ボタンだけに頼ってはいけません。
申込ボタンだけ置いて
「~してください」と言わない状態は、
好きな異性を目の前にして告白しないで
いる状態と変わりません。
「好きです。お付き合いしてください。」
とハッキリと言葉に出しましょう。
「空気を読む」という言葉が流行った時期がありますが
言葉にしないと分からないことの方が圧倒的に多いわけです。
人は、慣れてくるとチェックを怠るものです。
私自身も自戒を込めて、今回の記事を書きました。
あなたがセールスレターを書いたら、
どうぞ、このチェック項目をお役立てください。
この内容が参考になれば嬉しいです。