【書評】自立した子供を育てるための参考書本!「幸せになる勇気」

こんにちは! せがひろです。

世の中は、テレビや新聞で

悲観的な情報の刷り込みが多く、

どうしても、

ネガティブ思考になりがちです。

結果的に人の目・・・、

世間体が気になり、

委縮してしまっている

のではないでしょうか。

それに対して、

子供は素直ですし、

世の中のことを

良く知りません。

子どもに常識を教えるのであれば、

まだ良いのですが、

世間体を気にして叱ったり、

褒めたりしていては、

結局、正しいことよりも、

世間体を優先させた大人

なってしまうことが懸念されます。

そんな時にこの本と出会い、

「幸せになる勇気」って、

世間体を気にするなって、

事じゃないかと思って

興味がわき読んでみました。

内容的には、

アドラー心理学といって、

子供の教育に関する

内容が中心でした。

学校の先生でもない限り、

教育と子育ての境目なんてことを

考えないと思います。

今回は、「幸せになる勇気」を読んで、

子育てのあるべき姿というものを

話してみたいと思います。

アドラー心理学とは

内容的には、

心理学というより哲学を感じます。

宗教・哲学・科学は全て、

・この世界は何であるか

・いかに生きるべきか

という問いから生まれたものです。

宗教と哲学の違いを

説明したいと思いますが、

一言で言うと、

世界について考えることを、

途中で止めるのを宗教、

止めないのを哲学といいます。

宗教は神を起点に全てを語る

断定の世界ですが、

哲学は探求し続ける世界です。

哲学とは知を愛するという

ことなんですね。

知を知り尽くしたものは、

知の探究者ではなくなって

しまいます。

ここに宗教と哲学の

違いがあるわけです。

哲学とは学問ではなく、

生きる態度と捉える

ことができます。

アドラー心理学も同じで、

ただ理解するのではなく、

日常に活かさないと

意味がありません。

もし、本を読んで行動が

変わらなければ、

何も学んでいないのと

同じだということです。

あらゆる教育者は、

哲学者でなければならない。

アドラーは、そう言っています。

学びを止めた者は、

親であれ教師であれ、

教える資格はないとさえ

伝えています。

ちょっと耳が痛い話ですが、

確かに世の中はどんどん

変わっていきますから、

教師だけじゃなく、

親も学ばなきゃダメ!

だってことなんですね。

確かに新しい技術や話題が

次々に出てきますから、

その内容を大人側が

知らなければ、

子供へ良し悪しを

語れないってことです。

ただ、全てが大人側で

しょい込むってことでは、

無さそうです。

それは子供に判断する力、

生きていく力も、

身につけさせなければ

いけないからです。

じゃあ、どうやって養っていくか?

ここでアドラー心理学の

重要な概念をみていきましょう!

課題の分離(誰が最終的な責任を引き受けるのか?)

どこまでが自分の課題で、

どこからが他者の課題なのか、

冷静に線引し、

他者の課題には介入せず、

自分の課題にも介入させないという、

考え方になります。

その選択によってもたらされる、

結末を最終的に引き受けるのは誰か?

最終的な責任を引き受ける

立場にいない人が、

他者の課題に介入してはダメです。

例えば、子供が勉強するというのは

子供の課題であり、

親の課題ではないので

介入するべきではないわけです。

「勉強せずに就職で苦労する。」

というのを最終的に引き受けるのは

子供自身です。

この自己責任・自己判断の原則が

自立を促し、幸福に繋がっていく

ということです。

承認欲求の否定(自分で自分の価値を認める)

承認欲求に捕らわれた人は、

他者から認めて貰うことを願うあまり、

他人の人生を生きることに

なってしまいます。

他者に価値を認めて貰うのが

依存になります。

それに対して、

自分で自分の価値を認めることは、

自立に繋がります。

例えば、お金を稼ぎチヤホヤ

されたいというのは、

承認欲求に捉われている

といえるでしょう。

それに対し、

お金を稼ぎ、

ただ自分が自由に暮らしたい

というのは

自立しているといえます。

例えば、SNSで純粋に

フォロワーやいいねが

沢山欲しいというのは、

承認欲求になります。

それに対し、

仕事のためにフォロワーが、
たくさん必要だと行動するのは、

承認欲求ではありません。

この例で、わかったでしょうか?

続いて、この本の重要なポイントを、

順を追って話したいと思います。

①教育とは自立させること

教育が目指すべきは

自立のみです。

自立の先に自由や幸福が

あるのです。

教育とは課題の分離が

できていない介入ではなく、

自立に向けた援助だと

いうことです。

例えば、子どもに

「勉強しなさい」は介入であり、

課題の分離ができていない

証拠になります。

もし、自立という目標を

置き去りにしてしまったら、

教育は強要になってしまいます。

強要させても無駄に終わるし、

みんな不幸になってしまいます。

違う例えで、

馬を水辺まで連れて行く

ことはできても、

水を飲ませることはできない。

ということです。

そして人は自由や自立を求めるが、

拒否するものでもあります。

他者の指示を仰いで

生きた方がだという、

人間心理があります。

一定の忠誠さえ誓っていれば

面倒ごとは、

全て誰かが引き受けてくれる。

という考え方に基づいていると

いうわけです。

難しいことを考えたくないし、

失敗の責任を取りたくない。

内心は自立したくないという、

心理が隠されているといえるでしょう。

また、大人は子供を

自分の支配下に置くために、

自立の怖さを吹き込んでくる。

というわけです。

自立されて対等な立場になり、

自分の権威が揺らぐのが怖いからです。

大人は子供が失敗することで、

自分が責任を負うのが嫌なんです。

自己コントロール下に置けば、

冒険をさせずにすみ、

大人自身のリスクは減るからです。

全て、自らの保身のため

だということです。

例を挙げると、

子供が友達の家に遊びに行く時に、

遊びに行くかどうかも

親が許可するのではなく、

子供に決めされることが

大切なのです。

自分の人生や日々の行いは、

全て自分で決定するものだと

教えることが大事なんです。

それが自立に繋がるわけです。

もちろん、

決めるにあたって必要な、

知識や経験があれば、

提供するのは問題ありません。

決めるのは子供本人で、

あくまでも親はサポートに

徹するということです。

子供に決めさせることが

できないのは、

信用も尊敬も

していない証拠です。

自分が信用も尊敬もしていないと、

子供からもされないでしょう。

自ら決断させて

取り返しのつかない失敗を

するかもしれないが、

親が選んであげた道でも

失敗するかもしれないわけです。

その決断が失敗しても、

子供は自分の人生は

自分で選ぶことができる。

そういうことを学べるわけです。

それが子供の自立に

繋がるということです。

私の場合は、

親が放任主義でしたので、

何でも自分で決めていた

記憶があります。

その裏返しで、

何か失敗した時は、

叱られもしましたが、

親が矢面に立って責任も

取ってくれました。

だから、母親には感謝し、

面倒をみてあげたいと思い、

田舎へ戻り、

こうしてネットビジネスを

やっています。

マザコンって思う人も

いるかもしれませんが、

80歳を超える高齢者である、

肉親の面倒をみるのは、

あるべき姿だと思うんですけどねー。

今、親の面倒をみていない

家庭でしたら、

子供も、「親の面倒はみなくていい。」

そう思うかも知れませんね。

親に限らず、「困った人を助ける。」

それが無くなってしまうと、

社会そのものが

成り立たなくなってしまいます。

②子供を尊敬しろ

自立させる教育に

大切なのは尊敬です。

常識とは逆ですが、

先生側が生徒側を、

尊敬しなければなりません。

じゃあ、尊敬とは何かというと、

・その人がその人らくく成長していけるように気遣うことである。

・目の前の他者を変えようとも操作しようとしないことである。

・何かの条件をつけるのではなく、ありのままのその人を認めることである。

尊敬によって、

生徒が自分が自分であることを受け入れ

自立に向けた勇気を取り戻すということです。

自分の考えや意見が尊重されることで、

自分の判断に自信を持つようになり、

自立できるようになります。

尊敬が存在しないところに、

人間としての関係も存在しません。

尊敬のない状態で指導しても、

子供はあなたではなく、

権力に服従しているだけでしょう。

尊敬するとは、

他者の関心ごとに関心を寄せる。

ことになります。

例えば、子供がゲームに

関心があるなら、

くだらないなどと言わず、

どんなものなのかを理解

しようとすることが大切です。

自分視点で物事を見るから、

子供の遊びをくだらないと

考えてしまうのです。

子供の感心を否定する行為には、

一切の尊敬がありません。

重要なのは、

尊敬することで尊敬される。

ということです。

まずは、あなたから尊敬しないと、

尊敬されることはないでしょう。

子供は親の言うことではなく

「行動」を見ています。

そして、あなたが尊敬されて、

初めてあなたの声が届くようになります。

例えば、金銭も他者に与えられるのは、

裕福な立場にある人で、

自分の手元にそれだけの蓄えが無ければ、

与えることはできません。

尊敬も同じで、

まずは自尊心が高くないと、

子供に尊敬を与えることはできません。

あなたの自尊心が

低い状態で教育しても、

子供を成長させるためではなく、

あなたの心を満たすための教育、

いわゆる、自己満足の教えに

なってしまうわけです。

例をあげると、

子供の成功を自分の成功と、

同一視できる親というものが

挙げられます。

それが出来なければ、

子供の成長のためではなく、

親の自己満足のために

教育しようとしていることになります。

③学級とは民主主義国家である

民主主義国家の

主権は国民にある。

つまり学級だと主権は

生徒にあるということです。

学級のルールは主権者である

生徒たちの合意に基づいて

決定されるべきです。

じゃあ、教師はリーダーの

ポジションになるのか?

それは違います。

教師は、別に選挙で

選ばれたわけではありません。

選挙なしに教師が

リーダーになるのは、

独裁国家のようなものに

なってしまいます。

この理屈は家庭でも

職場でも言えることです。

つまり、どのコミュニティーでも、

「民主主義であれ!」ということです。

民主主義であれとは、

上から目線で命令せずに

個々の意見を尊重しろと

いうことです。

命令せず、

個々の意見を尊重し、

皆で一緒に考えていく姿勢が

大事だということです。

④叱るのもダメ、褒めるのもダメ

叱っても、

子供に軽視されるだけです。

声を荒げたり、

不機嫌になったり、

泣いたり、

という暴力的な

コミュニケーションは、

最も未熟な手段

だといえます。

そういった行為というのは、

頭を使わずに手っ取り早く

相手を支配したいだけです。

知能が足りないというのを

宣言するようなものです。

子供はこの未熟さに

無意識に気づき軽蔑します。

また、褒めることは、

能力のある人が能力のない人に

下す評価であり、

その目的は操作であると

いうことになります。

子供は操作されるようになるので、

自立できなくなってしまいます。

褒めると、ただ褒めることを

目的として従うようになる。

いわゆる、承認欲求というやつです。

褒められることを

目的とする人々が集まると、

その共同体には競争が

生まれてしまいます。

他者が褒められれば悔しいし、

自分が褒められれば誇らしい。

そう感じるようになってしまいます。

こうして共同体は、

褒賞を目指した競争原理に

支配されていくようになります。

競争相手を敵だとみなして

いくだけになります。

こうして「世界は敵だらけで危険だ!」

という世界観を身につけていくことに

なってしまいます。

世界は敵だらけだという

世界観は不幸になります。

褒めることがもたらす競争社会は、

上下関係になってしまい、

アドラーが目指す

横の関係にはなりません。

競争原理ではなく、

協力原理の共同体が正しい。

協力原理では、

人々は私の仲間であるという

世界観を身につけていくわけです。

この世界観が、

幸せに繋がっていくわけです。

上から目線で褒められるのではなく、

同じ仲間という目線で感謝したり、

尊敬することが大切なんです。

⑤未来は変えられないが過去は変えられる

これって一見逆だと感じる人が

いると思いますが、

これで正しいんです。

過去に何があったかではなく、

今の自分がどう意味づけするかで、

過去は変わるのです。

我々の世界には、

本当の意味での過去など存在しません。

十人十色の「今」によって色を塗られた、

それぞれの解釈があるだけなんです。

歴史も時代の権力者によって、

改ざんされ続ける物語だということです。

例えば、ある国でクーデターを

画策したとします。

鎮圧されクーデターが失敗に

終わった場合、

彼らは逆賊として歴史に汚名を

残すわけです。

一方、クーデターが成功した場合は、

英雄として歴史に名を残すという具合です。

個人の場合も同じで、

過去は今の私の正当性を証明すべく、

自由自在に書き換えられていくのです。

人は今の目的に反する出来事は、

都合よく消去します。

例えば、私がビジネスを始め、

色んな苦労や失敗をしてきました。

それが、もし、

上手くいっていなかったら、

「やらなきゃ良かったー。」

「あの時、失敗したからだー。」

そうショックを受けていたと思います。

それが初収益を上げ、

引き続きビジネスをやっていると、

「続けて良かったー。」

「あの時の失敗がいい教訓・経験になった。」

そう思うわけです。

つまり、過去が今を決めるのではなく、

あなたの「今」が過去を決めるということです。

自分の決断により、

過去はいくらでも変えられます。

最後に、アドラーの言葉で、

「人が変わるのにタイムリミットはありますか?」

と質問された時、

こう答えたそうです。

「寿命を迎える、その前日までだ」

この記事を読んで、面白いと思った方は、

ぜひ、読んでみてくださいね。

以下の動画も参考になります。

https://youtu.be/2_LUL-XD44M

以下のブログも参考になります。

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