こんにちは! せがひろです。
みなさんは、論破王の
ひろゆき氏をご存じですか?
私は、彼の物言いが大好きで、
書籍の感想をブログ記事で
投稿したりしています。
彼の代表作『1%の努力』では、
「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、
思考の原点をマジメに語っています。
参考になる書評ブログは、
以下になります。
今回は、ひろゆき氏が語る、
パニックのときは「ファクト」だけを見よ
これを紹介したいと思います。
引用元:DIAMOND online
最初に、この記事で伝えたい、
結論を話すと、
真実を基に行動しましょう!
ということです。
ネットの情報を
鵜呑みにするのではなく、
正当性を調べ
踊らされないようにしないと、
思わぬところで加害者に
なることもあるので
注意が必要です。
ひろゆき氏の言葉を借りて、
解説していきたいと思います。
デマに踊らされないために
世の中には
デマに踊らされて
間違った行動を
取る人が一定数います。
例えばTwitterで
誹謗中傷すると、
「そうだ!そうだ!」と、
野次馬のごとくコメントされ、
炎上する場面が
見受けられます。
中には「正しいこと」
だと思って、
実は全然関係ない人を
攻撃してしまうなんて
ケースもあります。
「事実関係やデータを探す」
という癖を身に付けるだけで
デマに騙されにくく、
踊らされることが減ります。
鵜呑みにせず、
冷静に判断しましょう。
ひろゆき氏は以下のような
例で説明しています。
これは2018年の
メキシコ・アカトラン
という町の話だ。
25歳のリカルド氏は、
郊外に住む農家の叔父さんの
井戸を作る手伝いで
建築資材を買いに町の
中心地に出かけた。
その時、街中で
「臓器売買に関わってる誘拐犯がいる」
というデマが、
メッセージアプリで
広まっていた。
たまたま小学校の近くを
通りかかったリカルド氏と、
彼の叔父さんは、
群集心理によって誘拐犯だと
決めつけられた。
そして、逮捕され、
近くの警察署へ連行
されてしまった。
大衆の心理が人を殺した
「警察署に誘拐犯がいるぞ」
そんなデマがさらに
拡散されて、
警察署にたくさんの
人々が集まった。
人々は警察署に押しかけ、
二人を引きずり出した。
二人は群集にボコボコに
殴打されて、
リカルド氏は亡くなって
しまった。
それでも怒りの
収まらない群衆は、
叔父さんにガソリンをかけて
生きたまま焼き殺した。
その様子がfacebookライブで
配信された。
といった内容です。
第三者が冷静に
この話を聞いたら、
犯罪者かどうかは、
警察が調べればわかることですし、
ましてや、
大衆が殺人を犯して
いいわけがありません。
冷静な判断、
そのための正しい情報、
周りに流されない
心づもりが大事だと
いうことですね。
また、情報を判断する際に
正しい知識が備わってなければ、
判断を誤ってしまいます。
「発掘!あるある大事典」捏造(ねつぞう)事件
2007年1月にフジテレビで
放送された、
バラエテイー番組
「発掘!あるある大事典II」で、
番組の根幹部分が
捏造されていた事件がありました。
この番組は、
”納豆を食べると痩せられる”
とする内容で、
放送終了後は納豆の売り上げが
急増するなどの反響を呼びました。
ところが、
納豆にダイエット効果があると
証言していたはずの
米国の大学教授のコメントや
実験データなどが、
捏造であったことが判明し、
番組は打ち切られました。
事態を深刻に受け止めた
民放連は関西テレビを
除名処分にしたが、
政府は「捏造放送」への
行政処分を強める放送法改正案を
国会に提出しました。
これに対してNHKと民放連は
BPO(放送倫理・番組向上機構)の中に
強い権限を持つ、
「放送倫理検証委員会」を
新たに設け、
政治介入を招かないための
自律路線を明確にしました。
随分、昔の話ですが、
なぜ、これを伝えたかったかというと、
テレビの情報ですら、
自分で判断しないと危険だと
いうことです。
「世界価値観調査」
の情報によると、
米国ではマスコミの信頼度は
5割程度なのに対して、
日本では7割近いという
データもあります。
また、マスコミを盲信する
人ほど幸福度は低い!
そういった指摘ををしている
記事もあります。
「日本だけ異様に高い信頼度」マスコミを盲信する人ほど幸福度は低い
参照先:PRESIDENT Online
先ほどのアカトランの話を聞いて、
「そんな失敗は起こさないよ」
そう思ったかもしれません。
ですが、デマに騙されて、
行動する人が大勢いる点では、
日本もたいして変わりません。
トイレットペーパーを買い占めたり、
マスクを買い占めたり、
情報に踊らされているとしか
思えない行動です。
ちなみに、アカトランの話では、
そもそも誘拐された子どもなんて
いなかったようです。
その事実をちゃんと
伝えていれば、
デマを看破できたのに、
大衆には届かなかったわけです。
嘘に活かされているという事実
デマ情報を信じてしまう
世の中をみていると、
「サピエンス全史」のことを
思い出します。
メリット・デメリットの
両面がありますが、
現代の人類は、
嘘を信じる才能があります。
神様を見たことも無いのに
信じる人がいます。
しかし、そのおかげで、
正しい行いを良しとしています。
でも、経典の解釈を間違えて
行動する人もいるわけです。
「事実やデータを探してみる」
そのクセを身に付け、
それをもとにした行動を
するようにすべきです。
嘘を信じない人類に
ネアンデルタール人がいました。
自分の目で見たものしか
信じなかったそうです。
しかし、当時は現在のように
テレビもネットも
無かったわけなので、
大勢に信じさせることは
困難だったため滅んだそうです。
それが現代人の
ホモ・サピエンスは、
人づてに聞いた話でも
信じる才能があったので、
多くの群衆が一丸となって、
行動を共にしたのです。
現代でしたら、
ネアンデルタール人の方が、
過ちを犯す可能性は
低いでしょう。
人と同じように行動していれば、
自分だけ攻められることも少ないし、
調べる労力を減らすことも
できるわけです。
その多くの人が面倒がることを
調べて発信すれば、
人が集まり、喜ばれ、
ビジネスに繋がります。
ネットの無料情報でも、
色んな意見を整理してまとめて、
発信するだけでも、
調べる労力の手助けに
なるわけです。
ひろゆき氏も、
「1%の努力」として、
調べることは徹底的に
やるようにしているそうです。
「調べる労力を惜しんでいないか?」
ぜひ一度、自分の考え方の
癖を見直してみましょう。
その労力を惜しまないことにより、
デマに踊らされなくなります。
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。