【書評】「元・手取り18万円の貧乏教員が起業・・・SNSマーケティング術」

こんにちは! せがひろです。

今回は「元・手取り18万円の貧乏教員が

起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術」

これについて解説したいと思います。

たまたまですが、著者のおさるさんが

出版する前からYouTubeの方、

何度か拝見したことがあります。

なぜ、年収じゃなく

月商としているのか?

若干、疑問なところもありました。

しかし、YouTube始めて登録者が

1000人にいくらで、

月商3.6億円を達成した

SNSマーケティング術の話です。

本当にすごいノウハウを持っていて、

このブログを見れば

それくらい稼げるのが納得できると思います。

YouTubeの広告収入じゃなく、

自分で商品を作って

いかに販売するか?

この神知識が載っている本なので

ぜひ、このブログで

そのノウハウ全て学んじゃいましょう!

実際、私も自分で商品を作って

販売しているのですが、

参考になるところが多々ありました。

特に私が気になったところを

3つのポイントに分けて話したいと思います。

たった一つでもいいからので

このブログで知識を手に入れて

実践してみてください。

それでは本編に入ります。

①世界最先端のSNS動画マーケティングとは?

まず、マーケティングってなんぞやって

ことなんですけど、

セールスとマーケティングの違いが

分からないという人も大勢いますから、

安心してここで覚えてください。

マーケティングとは簡単に言うと

売上を上げるために売れる仕組みを作る

全ての行動のことを言います。

「売らずに売れる」

これがマーケティングの基本です。

著者は英語のスキルを活かして、

海外のトップマーケターの分析を

まずやったそうです。

もうその時点で真似できない

くらい凄いんですが、

著者は更に、その方法を日本仕様に

カスタマイズしたところが

とにかく凄いと思いました。

そして、その方法でSNSと動画を使って

3.6億円に売上を伸ばしたんです。

でも、SNSと動画なんて

みんな使ってるじゃんて思いますよね。

ここからが本題ですが、

そもそも、なぜ動画が

重要かわかりますか?

・みんなが動画を見る時代だから

・何となくかっこいいから

そうじゃなくて、

実はビジネスにおいて「信頼」

これが今本当に重要なんです。

今の世の中って、いいもので

溢れかえてるじゃないですか。

正直どれを選んでいいかわからない。

そんな時、最後の決め手にいうのが

信頼できるかどうかなんです。

例えば、同じ商品が同じ値段で

売られている店舗が複数あったら、

どの店舗から買いますか?

iPhoneを買う時、

ソフトバンクにしますか?

ドコモにしますか?

AppleStoreにしますか?

Appleの新製品であれば

そのネームバリューという

信頼があれば売る前から

勝手に予約が入るわけです。

これをマーケティング用語で

pre-sold(プレソールド)

あの経営思想家の

ピータードラッカーも、

以下のように言ってます。

「マーケティングとはセールスを

不要にすること」

つまり、販売の前にいかに

価値提供して信頼を積み上げ、

ファンを作るかが、今の時代の

SNSマーケティングでは

超重要だということです。

この流れは、

①集客:SNSなどで見込みの顧客を集める

②教育:見込みの顧客に商品の必要性を教える

③販売:セールスして商品を売る

といったものです。

特に①の集客時にいかに価値提供して

信頼を積み上げてファンを作るか?

これができるかできないかで

商品が売れるかどうか?

決まっちゃいます。

そしてこれができれば

商品は勝手に売れていくんです。

この話を聞いてどうでしょう。

ちょっとイメージがわかない

人のために、

更に具体的説明すると

集客の時、信頼を貯めるには

Twitterでも、

ブログでもなく、

YouTubeが最適だと、

この本では伝えています。

なぜかというと人って

ブログみたいに文章だけよりも

動画で姿や声がわかる方が

実は安心できるんです。

例えばですけど、

このYouTuber好きっていう話は

よく耳にすると思いますが、

このブロガーさん好きとは

あまり耳にしませんよね。

それだけ動画の方が

信頼されやすいといえます。

(決して顔出ししましょう

というわけではなく、

著者もおさるさんの

お面をしています。

それこそ初期の頃は

ゴリラみたいなマスクでした。

それを「怖い」と

アドバイスしてくれた人がいて、

現在の河合らしい

お面になったわけです。)

更にここから大事なところなんですが、

実は動画の長さも大事で、

TikTokやInstagramの短い動画よりも、

10分以上から数時間かけている

YouTube動画の方が、

有益な情報が詰まっていて

信頼でき商品は買われやすい。

というデータが出ています。

ただ決してテレビショッピングのように

商品宣伝を前面に出した動画ではありません。

YouTubeのショート動画も

再生回数はとにかく回るそうですが、

商品とかは本当に売りにくいそうです。

やっぱり短い動画だと

信頼して貰い難いようです。

2023年以降YouTubeの

長尺動画で商品を売る。

これは稼ぎ方の一つとして

本当に大事な方法なので、

まずはこれだけでも

覚えておいてください。

②YouTubeの攻略が成功を手にするカギ

YouTubeでは当然広告収入が

入ってきますが、

著者は、そこ全く見ていないそうです。

では何を大事にしているのか?

実は大事にしているのは広告収入ではなく

集客の手段として活用できているかどうかです。

YouTubeの動画で信頼して貰い

自分のLINEに入ってもらうことで

自分の商品が直接届くようにするんです。

そうすれば登録者が

数百人であっても実際稼げます。

著者の受講生だった人はゼロから

チャンネルを立ち上げて、

たった3ヶ月で月商80万を達成。

しかも、その時の投稿本数は

たったの動画3本だったそうです。

さらに、その3ヶ月後には

月商170万円まで

稼いだそうなんですが、

月商80万円を達成した時の

チャンネル登録者数は、

まさかの137人だったそうです。

これは凄いですよね。

有名なYouTuberのプロたんさんや

シバターさんがYouTubeの広告収入が、

半分になった。

1/10になった。

みたいな話をしていて、

もう一つのチャンネルでの

広告収入に頼るのは、

今後、本当に危険です。

でも、著者の手法は違っていて

再生回数やチャンネル登録者数は

もう全く考えず、

自分の商品に興味を持ってくれる人に

見つけてもらうためにYouTubeを使う。

集まった人に自分の商品を買って貰って

マネタイズをしているんです。

ですから、再生回数も

別に何万回とかなくても、

数千回でも充分稼げるんです。

実際、広告収入に依存して稼ぐのは

今後きつくなりますが、

商品を売るためにYouTubeを利用する。

これは2023年以降、絶対主流に

なってくるYouTubeの使い方だと

私も本気で思ってます。

まぁね、YouTubeって

なんといってもズルいのが

再生されて認知される

ための広告費用が、

全く必要ないところにあります。

企業でもそうですが、

普通は商品作ったら、

それを広告で宣伝して

お金をかけて知ってもらうのに、

YouTubeは毎日勝手に表示されて

動画が見られれば、

広告費無料で宣伝でき、

何なら広告収入のおまけ付きなんで、

もう、ビジネスモデルが従来と比べると

様変わりしてしまいました。

使い方をちゃんと理解していれば

ここ2-3年は副業で稼ぐために

YouTubeに力を入れるのは

ありだと思います。

③最新のオンラインマーケティング3.0

SNSが未発達だった時代には

日本でも海外でも、

商品をオンライン販売するときは

次の3つのステップでした。

ステップ1

広告で自分のもとに人を集める。

ステップ2

無料プレゼントなどで見込み客の

メールアドレスを手に入れる。

ステップ3

見込み客にに対してメールを

送って商品を販売する。

この3つのステップが主流でした。

そして日本のオンラインマーケティングは

未だにこの3つのステップが主流となっています。

ただし海外ではこの流れが発展を遂げて

次の4つのステップに変わってきています

ステップ1

SNSや広告を使ってファンを作る。

ステップ2

低価格な本やオンライン講座を販売する。

ステップ3

購入者に対してオンライン講座を

上乗せ販売する。

ステップ4

コアなファンに対して個別の指導や

講座などの高額商品を販売する。

この4つのステップがオンラインマーケティングの

主流になっています。

この方法はSNSの普及によって商品の販売の前に

ファンを作れるからこそ可能になった方法です。

そしてこの手法であればいきなり

メールで商品案内を行う日本の手法よりも、

高額商品を販売しやすいです。

但し、この海外の

オンラインマーケティングの手法には、

上級者向けという欠点があります

ファンに対してまずは低価格の商品を

販売する海外のマーケティング手法では、

低価格商品の時点で顧客の満足度が

低下するリスクがあります。

なぜなら、サポートのない低い価格で

顧客の信頼を勝ち取って、

顧客が大きな結果を手にするのが

難しいからです。

そうなってしまうと一番の

マネタイズのポイントとなる

高単価商材の販売に繋がらなくて

あなたはいつまでも大きな成果を

手にできません。

最新のマーケ3.0

ビジネス初心者が、

オンラインマーケティングを

実践する場合は、

次の5つのステップが重要です。

ステップの1

SNSや無料オファーでファンを集める

ステップ2

最初に一番スイカが出やすい

個別指導や講座などの高額商品を販売する。

ステップ3

高額商品を購入しなかった人に

低単価の本やオンライン講座を販売する。

ステップ4

低単価商品購入者にオンライン講座を

上乗せ販売する。

ステップ5

高額商品は未購入だけど

低単価商品を購入したファンに

高額商品を再販売する。

この5つのステップで構成される

初心者向けオンラインマーケティング

マーケット3.0を実践してみてください。

最初から高額商品を販売する理由は、

お客様に確実に成果を出してもらうためです。

あなたのファンはあなたの発信する情報を

ラジオ感覚で聞きたいだけではないです。

「自分もいつかは・・・」と、

少しでもあなたに近づきたいと思って、

あなたの発信する情報を求めています。

だからこそ最初から成果が出やすい商品を

販売してあげるべきです。

最初に低単価商品を販売すると、

成果を出せずに商品に満足できない人が

出てくるかもしないです。

そして潜在的な高額商品の購入者を

逃す機械損失が発生するかもしれないです。

だからこそまず最初に成果が出やすい

高単価商品を販売します。

そして高単価商品を購入しない人には

低単価商品を販売します。

このような流れがオンラインマーケティングの

初心者向けの最適解だと考えてください。

マーケティングフロー

SNSマーケティングでは

目先の売り上げに

捉われないことが大切です。

人を集めた後に、すぐに商品を

売らないでください。

人を集めたら商品販売までの間に

あえていくつかステップを挟むことが大切です。

あえてステップを挟むメリットは2つあります。

①いいお客様だけに商品を販売できる。

②いいお客様を育てられる。

いいお客様とは、

あなたの商品に興味を持っていて、

冷やかしではない。

質の高いお客様のことです。

商品の購入までにいくつかの

ハードルを設けることで、

メールアドレスの登録がめんどくさい人や

冷やかしの人や、今後アンチになる人を

排除することができます。

更に各ステップで商品の価値や

販売者の魅力を伝えることができれば、

お客様が成長していきます。

そうすれば商品の価値をしっかりと

理解した状態で、

あなたの商品を購入して貰えます。

一見、ステップを挟まずに

自分の商品をすぐに販売する方が、

多くの人にセールスができて

よく売れそうな気がします。

実際すぐに販売する方が目先の利益は

簡単に取れるかもしれないです。

但し、そんなやり方ではそのうち

あなたのビジネスは衰退します。

その理由は、結果の出ないお客様が

たくさん生まれる可能性が高いからです。

更に場合によってはアンチから批判されて

ビジネスの存続が危なくなります。

長期的に考えればステップを挟んで

商品販売を行った方がいいです。

いいお客様とだけ、

お付き合いできる環境を

自分の力で作ってください。

まとめ

初心者向けに発信している

説明もありますが、

言葉で理解できても

心底理解するには熟読が必要です。

YouTubeをかなり

強調しているように感じますが、

それは仕組みの一部なので、

それが全てだと勘違いして

他を疎かにしてはいけないと感じました。

今回紹介した以外にも

「超入門」というだけあって、

初心者向けの成功への心構えなども

解説してあります。

興味がありましたら

手に取って読んでみてください。

正直、ライバルが増えちゃうので

買って欲しくないくらいに思いました(笑)。

YouTubeについては

私もチャンネルを持っていますが、

これからはAIを駆使して

もっと充実させたいと思っています。

この内容が参考になれば嬉しいです。


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