こんにちは! せがひろです。
いずれ、サラリーマンを辞めて、
あるいは、将来的に独立を考えて、
悩んでいる人って
多いと思うんですね。
雇われて働いている
サラリーマンとは違って、
色々と変わることって
当然あるんですけど、
あなたの周りが
同じサラリーマンばかりだと、
聞いても
分からないですよね。
そこで私がサラリーマンを
辞めて起業してみて、
変わったこと驚いたことを
話してみたいと思います。
働き方が変われば、
生活習慣、納税、社会保険料
なんかの枠組みも変わりますし、
社会的な信用なんかも
変わってきます。
今現在、正社員じゃない
人でしたら、
知ってることも
あると思いますが、
例えば、会社員、
公務員以外ですと、
ローンが組めなかったり、
キャッシュカードを作れない
ということもあります。
会社で働いている人でしたら、
当たり前にできていて、
気にも留めない
ことだと思いますが、
ローンが組めないとなると
車や家を買う時、
一括で支払わないといけない
なんてこともあるわけです。
その辺の対策も含めて、
解説していきたいと思います。
目次
驚くこと、変わるポイント
最初に結論からいうと、
独立してフリーランスになると、
驚くポイントが5つあります。
他にもありますが、
まわりの人にも聞いてみて
共通するのが5つというところです。
その5つが、
正に、サラリーマンとフリーランスの
ギャップになってくると思います。
ただ決して、
「サラリーマンはダメ!」とか、
「フリーランスになるべき!」とか、
そういうことではありません。
今の働き方以外にも、
選択肢が増えるということは、
人生の選択肢も増えて、
心の豊かさを増やせる可能性も
増やせるということです。
色んな選択肢を知ってから、
自分らしい生き方を選んで
貰いたいと思います。
自由な時間、
家族時間、
住む場所とかね。
では、解説していきたいと思います。
①フリーランスは、本当に何もかもが自由
1つ目が、
本当に何もかも自由です。
サラリーマンは、
沢山のルールの中で
働いているわけです。
例えば、勤務時間とか
そうですよね。
平日5日間、9時~18時など、
決められた時間に働くわけです。
ちょっと疲れたから、
気分転換で昼寝しまーす。
なんて、できないですしね。
(外回りの営業マンは微妙ですけどね。)
朝は、電車が混むので、
11時に出社にしてみましたー。とか、
今週は、気分が乗らないんで、
週3勤務にしまーす。とか、
こんなこと勝手にやったら、
人事とか上司に当然、
怒られちゃいます。
確かに、
フレックスタイムとか、
有給休暇ってあるんですけど、
やるべき仕事量が
減るわけじゃありませんよね。
いずれやらなきゃ
いけないわけです。
他にも自分で勝手に
決められないことは多いわけです。
例えば、服装も、スーツでとか、
スニーカーはダメとか、
金髪禁止とかあるし、
(白髪を染めるのはいいのかよー(笑))
勤務場所へは毎日通勤が
必須ですよね。
仮にリモートワークだとしても、
結局、時間は拘束されるわけです。
仕事の種類とか量っていうのは、
上司の指示に従うわけですし、
サラリーマンっていうのは、
基本的に従うしかない職業と
いうことになります。
上場企業ですと、
勤務中の締め付けだけじゃなく、
仕事以外で、
車のスピード違反、
歩きたばこ、
ゴミの不法投棄などでも、
懲罰対象になることがあります。
以前、私が勤めていた上場企業で、
パートナー会社の社員でしたが、
会社付近の住民から、
「歩きたばこ」を写メ付きで
会社に苦情が寄せられ、
取引停止になったなんて、
こともありました。
それに比べて、フリーランスは、
とにかく自由なんです。
(社会人として法律、条令は
守るべきですけどね。)
フリーランスはとにかく自由
昼頃まで寝て、
午後から深夜まで
働く人もいるし、
育児をしながら、
子供が寝ている隙に
仕事をするとか、
とにかく稼ぎたいので、
寝る時間以外は全部仕事するとか、
こんな風に
仕事量も、
服装も、
勤務場所も、
全部自由です。
もちろん、何のルールもないから、
自己管理が必須になりますけどね。
生活リズムを崩す人とか、
引きこもり状態になって
寂しくなる人とか、
オンとオフの切り替えができなくて、
疲れちゃう人とかですね。
「自由ほど辛いものはナイ!」
そういう事実も知っておいた方が
良いと思います。
でも、慣れの問題で、
私としては解放感があって、
すごく好きです。
もう、サラリーマンになんて、
戻りたくないですね。
②成果が全部自分に返って来る
続いて2つ目は、
成果が全部自分に返ってます。
サラリーマンは、
成果と報酬の結びつきが
非常に弱い働き方です。
成果が出なくても
給料が保障される代わりに、
成果を出しても給料が
上がらないことも多いわけです。
私もサラリーマン時代に年間で、
3億近くの受注をしたことが
あるんですけど、
月給は手取りで30万円強でした。
ただ、決して自分一人の力で
受注したとは思ってはいません。
問題は、周りの社員も、
ほとんど給料が上がらないし、
金一封もありませんでした。
同じように、
「こんなにやってるのにー」って、
思っている人も多いんじゃないでしょうか。
一方、フリーランスは、
成果が全て自分に返って来ます。
成果が出てない時は、
何の保障もない代わりに、
成果を出せば、
それが全て自分自身の売上とか、
利益になります。
年収、軽々1000万円
稼げる年もあれば、
年収200万円稼ぐのが
やっとっていう年もあります。
年商だけで考えたら、
都内でしたら、
ラーメン屋さんだって、
月商1,000万円も
夢ではありません。
これを面白いって
感じられる人は、
フリーランス向きかも
知れません。
「そんなん、怖すぎるー」
って思う人は、
勤め先に、
もう少し感謝してみても
いいかもしれません。
ちなみに、
フリーランスの悩みの
一番っていうのは、
断トツで収入の不安定さです。
ネットで調べると、
こんなグラフもあります。
資料:中小企業庁委託「小規模事業者の事業活動の実態把握調査」(2015年1月、(株)日本アプライドリサーチ研究所)
逆に言えば、
収入の不安定さを
補うスキルとか、
人脈とか戦略がある人は、
自由を満喫できるうことです。
③税金と社会保険料が高くてビビる
3つ目のポイントが、
税金と社会保険料が高くてビビります。
サラリーマンの場合、
税金と社会保険料を
給料から天引き
されているわけです。
会社に勤めている人でしたら、
給与明細を見ればわかると思いますけど、
左上に総支給額が
記載されてあって、
そこから税金や社会保険料が
天引きされて、
右下に支給金額
つまり、手取り額が記載
されていますよね。
それが自動的に天引きされていて、
右下の口座に振り込まれる金額しか
見てない人が多いので、
引かれているって意識が
ない人が多いわけです。
庶民からできるだけ反発を受けずに、
税金をむしり取る方法っていうのは、
できるだけ、
痛税感(つうぜいかん)を
与えないことですね。
天引きっていうのは、
痛みを与えず税金徴収する
最高の方法です。
なんたって、
天引きされるわけなんで、
増税されれば翌月から、
否応なしに引かれるわけですが、
手取りがある程度減らない限り、
気づきません。
年末調整で還付金が
戻ってくると、
「嬉しい!」
いやいや、元々自分の稼いだ
お金が戻ってきただけなんですけど・・・
それで喜んじゃってるわけです。
つまり、痛みを感じさせずに
税金が徴収されているわけです。
実際には税金というのは、
国の財源ではありません。
腹立たしいんですけどね。
税と財源の話をここですると、
長くなるんでしませんけど、
詳しく知りたい人は、
三橋TVの「税は財源じゃない?!」を
観てみてください。
それでフリーランスは
どうかというと、
自分で税金とか社会保険料を
納めるから痛税感が凄いです。
もうー、毎月一生懸命働いて
売り上げを重ねてきて、
確定申告でゴッソリ税金を
徴収される気分になります。
例えば、年収500万円の
フリーランスの場合こうなります。
所得税40万円払えー!
住民税40万円払えー!
健康保険料60万円えー!
(もう、やめてぇーみたいな・・・)
まだまだあるよー!
国民年金、個人事業税・・・etc
年に総額170万円ほどの請求書が届くと・・・。
独立したサラリーマンの多くが、
今までに感じたことのない
痛税感に悲鳴を上げる
ことになります。
ただ、痛みを知ることで
強くなれるんです。
特に社会保険料は、
サラリーマン時代は、
会社が半分負担することに
なっているんですね。
それが独立すると全額自分で、
負担することになるので、
単純に考えて社会保険料が
倍になります。
(実際は会社が半分負担する
というスキームも、
巧妙に仕組まれていて、
社会保険料負担を
少なく見せるためです。
会社負担分も実際は、
給料の一部ですからね。)
ただ、税金の知識をつけて、
正しく節税するようになれば、
最終的にはフリーランスの方が、
実は税負担が軽くなります。
これが大事なんです!
④フリーランスは本業以外の仕事が多い
次に、4つ目が、
フリーランスは本業以外の仕事が多いです。
サラリーマンは会社内で
役割分担して働いているので、
自分の分担以外の事は
知らないことが多いわけです。
一方、フリーランスは、
おおよそ普通の会社がやっている、
全部の役割を自分で担う
必要があるわけです。
例えば、ライター業で
フリーランスになった場合、
文章だけ書いていれば
いいって訳ではありません。
業種にもよるんですけどね。
・営業しないといけないし、
・費用交渉や条件交渉しないといけないし、
・契約書は、「これで間違いないですか?」って確認して、
・仕事したら請求書作って発行して、
・請求書発行しても、その後ちゃんと入金されているか確認して・・・
それを帳簿付けして、
確定申告に臨む必要があります。
文章を書くこと以外の仕事にも、
時間を取られるわけです。
ただ、ネットで独自商品販売や、
アフィリエイトをやるんでしたら、
・直接営業は無し、
・費用交渉・条件交渉無し、
・契約書の確認もなし、
・請求書の発行も無しです。
ちなみに、中小企業庁の調査によると、
フリーランスになる際に直面した
課題の一番が「顧客の確保」です。
資料:中小企業庁委託「小規模事業者の事業活動の実態把握調査」(2015年1月、(株)日本アプライドリサーチ研究所)
営業の部分で困られている人が
多いということです。
会社って良くできた
仕組みだったんだなーって、
そんな風に思うかもしれません。
例えるなら、一人暮らしをしてみて、
親のありがたさに気づくって感じです。
人にもよりますが、
炊事・洗濯・掃除・・・
実家に居れば母親が
全部やってくれていたのに、
「一人暮らしって、
こんなに大変なんだー」って、
気づくようなものです。
⑤サラリーマンの社会的信用の凄さ!
次に、5つ目ですけど、
サラリーマンの社会的信用のスゴさです。
サラリーマンでいる間、
社会的信用を意識することって
少ないです。
クレジットカードを作るとか、
ローンを組むとか、
マンションを借りるとか・・・
サラリーマンは、ごく自然に、
こういうことができます。
(ちなみに、50歳を過ぎた頃から
サラリーマンでも、
定年が近いので10年を超える
ローンは難しくなります。)
でもこれは、
社会的信用が無いと
できないことなんですよ。
しかも、
サラリーマンといっても、
正社員じゃないとダメなんです。
契約社員とか、
臨時の雇い入れでも、
社会的信用は、
フリーランスとほとんど変わりません。
それこそ、
億を稼いでいる
YouTuberであっても、
芸能人であっても、
フリーランスと同じです。
事務所に所属していれば、
サラリーマンとおんなじなんで、
社会的信用が認められる
ことはあるようです。
それに対して、
フリーランスというのは、
社会的信用が少ないんです。
クレジットカードの
審査が通らないとか、
ローンを断られるとか、
住みたいマンションに住めないとか・・・
収入が不安定ってみられています。
サラリーマン時代の当たり前が、
当たり前にならないということは、
理解しておいてください。
ただ、フリーランスで
稼いでいるうちに、
社会的信用は、
段々とついてきます。
ちゃんと、1年、2年、3年って
実績を積み上げていけば、
サラリーマンと
何も変わらないぐらい、
社会的信用はついていきます。
いわゆる、損益分岐点のようなものです。
サラリーマンと違って、
フリーランスは定年退職がないので、
実績を積み上げていけば、
50歳を過ぎても安心だということです。
あと、裏技的な方法としては、
フリーランスになってから
クレジットカードを作るのは
難しいですけど、
サラリーマンのうちに
作っておけば問題ないわけです。
同じようにローンなんかも、
サラリーマンのうちに組んでおけば
良いということになります。
でも最近だと、
クレジットカードの審査も
大分緩和されているようで、
昔よりは通りやすいみたいです。
逆にアパートやマンションの契約は、
サラリーマンでも厳しくなったと感じます。
私がサラリーマン時代に
マンション契約した際は、
過去数ヶ月分の給与明細の
提出を求められましたし、
保証人も母親が高齢でNGといわれ、
姉に頼みました。
20代にアパートを借りた時は、
そんなこと全然なかったんですけどねー。
まー、どんどん変わっていくんで、
行動を起こす前に最新情報を
確認するようにしてくださいね。
まとめ
最後に、まとめです。
周りに惑わされず自信を持って、
自分に向いた働き方を選びましょう。
サラリーマンがフリーランスになって
驚くことは5つあります。
①本当に何もかもが自由
②成果が全部自分に返って来る
③税金と社会保険料が高くてビビる
④本業以外の仕事が多い
⑤サラリーマンの社会的信用のスゴさ
フリーランスにも、
サラリーマンにも、
メリット・デメリットが
あるわけです。
周りに惑わされず、
自分に自信を持って、
自分に向いている働き方を
探していけばいいんです。
あの人がフリーランスだからとか、
あの人が会社員だからとか・・・
他の人のことは関係ありません。
最適な手段を取って、
充実した人生にして貰えたら、
それが一番だと思います。
ただ、サラリーマンでも
定年退職後は、
フリーランスと
同じような状況になります。
それを独立して早い段階で
体感して対策するか、
定年退職後に
体感するかの違いだと、
私は思っています。
その辺は、こちらのブログの方で
解説しているので覗いてみてください。
コメント
会社員とフリーランスの違いはとてもよくわかります。私も公務員で時間に拘束された日々を送っていましたから。自由に、時間にも周囲にも束縛されない生き方こそ望む未来ですね!
コメントありがとうございました。
普通に生活していく中で、どうしてもお金のことを優先して考えがちです。
ですが、誰でも平等に1日24時間が与えられていて、ザックリいって睡眠時間8時間だと仮定すれば、一生の3分の1は寝ているわけです。
残りの3分の2のうち、8時間労働だとしても通勤時間や、その出かける準備、あと健康状態を維持したり、知識を蓄えたり、食事をしたり・・・自由でいられる時間て何時間あるんだろう?
多くても1日4時間ぐらい・・・人生の6分の1ぐらいじゃないでしょうか。
確かに老後、年金生活になれば自由な時間は増えます。
ただ、学生時代の夏休みを思い浮かべてみると、「時間はあるけど、お金が無い」といった生活になる可能性が大です。
自由を手に入れるために、一人でも行動する人が増えるように発信していきたいと思います。
これからも、よろしくお願い致します。