【書評】「明日の幸せを科学する」から人に頼る大切さを学ぼう

こんにちは! せがひろです。

今回は「明日の幸せを科学する」

これについて解説したいと思います。

著者は、ハーバード大学の

社会心理学教授である

ダニエル・ギルバートという方で

脳のトラップについて語っています。

これを理解するためにまずは

「幸せ」について考えてみてください。

例えば、人生の岐路に立たされた時、

誰もが考えるのが、

どちらの道を選んだ方が

幸せになれるかということだと思います。

就活をしていた時には、

将来的に自分が幸せになれるであろう

就職先を選んだと思います。

しかし、あなたの現状はどうですか?

仕事をしていると

辛いこともあるでしょう。

多少の不満を抱えながらも

仕事は続けている人もいるでしょう。

入社して1年も立たずに

やめてしまう人もいるでしょう。

幸せになれると思った企業に

就職したはずなのに、

なぜ、そういうことが

起こってしまうのか?

ここに大きく関係しているのが

「脳のトラップ」だと伝えています。

人間の脳はよく錯覚を起こします。

そしてこの錯覚が未来への予想を

狂わせて幸せになるための選択を

間違えてしまうということです。

つまり、「脳のトラップ」があるから

どうしたら幸せになれるのかを

正確に予想できない。

そう捉えることもできるわけです。

そこで本書はこの脳の錯覚が起きる

メカニズムを解説してくれています。

このブログを読むと

脳のトラップを知って、

幸せになれる道を選べる

知識が学べます。

実は人間だけが未来について考える

この本によると、将来幸せになるために

未来を想像するという能力は、

動物の中で人間だけに与えられた

ものなんだそうです。

冬眠するクマとかが冬眠に備えて

秋のうちに食べ物を溜め込んだりするのは、

本能というか、脳内にそういう

プログラムがあるだけだそうです。

目に入ってくる日光が一定量減少したら

餌を集め始めるという、

習性を持っていて、そこには

「そろそろ冬が来そうだから準備しよう」

そういった思考をするプロセスは

ないそうです。

また、動物は未来を

「想像」することはできないが、

「予測」すること

だったらできるそうです。

想像と予測は、どう違うのか?

予測とは過去の経験と

現在の状況を照らし合わせ、

そこから起こり得る

未来について考えることです。

例えば、空が雲で覆われて

暗くなってきたら、

そろそろ雨が降るかもしれない。

そうやって予測できると思います。

これくらいの予測であれば

人間以外の動物にもできるそうです。

しかし、人間の場合には

今とは切り離された未来を

想像する能力があるんです。

予測とはある意味、経験則で、

想像は未経験のことを予想する感じだと

私は受け取りました。

人間の脳には前頭葉という部分があり、

計画を立てる時に使われます。

ここが発達しているおかげで

将来の自分の姿をイメージできるそうです。

しかし、想像をする時に

よく錯覚が起きてしまうのです。

それが「脳のトラップ」ということです。

例えば、人生の選択をする際に

「この道を選んだら、

どんなるだろう?」と考える。

しかし、その想像を読み違えるから

結局幸せになれなかったりするわけです。

そこでどういう風に

錯覚を起こすのかを知っていれば、

自ずと最善の選択肢を

取りやすくなると思いませんか?

というわけで、ここからは脳が

錯覚を起こすメカニズムを解説します。

脳はズルをして記憶している

脳はズルをして記憶しています。

脳が錯覚を起こしてしまう

原因の一つに、

「記憶の方法」があります。

私たちは普段膨大な情報に

触れながら生活しています。

・見ているもの

・聞こえてきた音

・匂い、味手触りなど

データ化したら

とてつもない情報量です。

そんな膨大な情報を脳はどうやって

記憶しているのでしょう?

それはズルをしているわけです。

記憶をするとき脳は情報を圧縮し、

要点だけしか正確に覚えておらず、

他の細かい情報は抜け落ちます。

そして思い出す際には

抜け落ちてしまった部分を

勝手に穴埋めして脳内に再生している。

つまり、過去を正確には

思い出してはいないということです。

記憶は微妙に改変され、

未来を想像する際にも、

これと同じような現象が起きます。

例えば、今日の夕飯は何にしようと

考えている中で、

カレーが候補に上がったとしましょう。

カレーを食べている

自分を想像するとき、

そのイメージ上のカレーには

お肉や野菜がゴロゴロ入っていて、

場合によってはトンカツが

乗っているかもしれません。

そこで夕飯はカレーに決めたとして

実際に食べるのはレトルトカレーで、

お肉や野菜は小さくカットされ

カツものっていない。

そうすると食べたかった

カレーを食べているはずなのに、

思ったより幸福感は低い

ということになってしまうわけです。

未来について正確に想像

できなかったことが、

こんな結果を招いてしまう。

夕食のメニューぐらいなら

人生に与える影響は少ないです。

しかし、就職先や結婚相手を選ぶ際に

これと同じことが起こったらどうでしょう。

「こんなはずじゃなかった」って

人生になっちゃいそうですよね。

なので、未来を想像する際には

細かい部分が抜け落ちがちであることは、

自覚しておく必要があるということです。

脳はこっそり無視をする

あなたは、

好きな芸能人・嫌いな芸能人ランキング

みたいな企画が載っている雑誌を読んだ

ことがあるでしょうか?

このランキングで

「好き」と「嫌い」の

両方にランキング

している人がいたりします。

実はこれには

脳の習性が影響しています。

どういうことかというと、

人間の脳は無いものよりも

有るものばかりに

注目してしまうからです。

好きな芸能人に投票するときは

良い部分を持っている人を選び、

嫌いな芸能人に投票するときは

悪い部分を持っている人を探します。

逆に言うと悪い部分がない人を

好きな芸能人に投票しないし、

良い部分がない人を

嫌いな芸能人として選ばない。

よって、必然的によく知っている人

ばかりに票が集まり、

知名度の高い人がどちらの

ランキングにも

上位に入ってくるというわけです。

この有るものばかりに注目して

無いものに気づかないという習性は、

未来に向けた判断も狂わせます。

例えば、テレビショッピングなんかで

メリットばかり説明されると、

デメリットは何も考えず

無視しがちです。

恋人を選ぶのだって

同じようなことが起こっていて、

外見で選んで、実際に付き合って

初めて性格を知り、

「こんなはずじゃなかった」ってね。

そこで人生の選択をする際には

無いものを見落としていないか?

メリット・デメリットの情報から

判断するようにしましょう。

今を起点に未来を想像する

先ほど、脳は記憶する際に

要点だけ覚えて、

思い出す時には抜き落ちた部分を

穴埋めして再生する。

という話をしましたが、

この穴埋めに使う材料は、

「今日」なんです。

例えば、人生を振り返ってみて

「昔は良かった・悪かった」

そう発言している時点で

今と比較しているわけです。

これは過去の記憶を穴埋めする際に

今の状況を勘案しているからなのです。

そしてこれと同じようなことが

未来を想像する時にも起こります。

例えば、お酒を飲み過ぎて

二日酔いの時は、

もう、お酒なんて飲みたくない。

そう思うはずです。

しかし、数日経つと

またお酒を飲んでいる。

ここで注目したいのが

未来を想像した時の結果が、

今の状況によって

変わってしまうということです。

二日酔いの状態で

将来、お酒を飲んでいる姿を想像すると

吐き気がしてくると思います。

一方で、喉が渇いていて

ビールを飲んでいる姿を想像すると

幸せでいっぱいになってくる。

このように未来を想像するときは

今の状況が大きな影響を与えます。

当然、その時々で自分が置かれている

状況は大きく異なるから、

これが人生の選択を誤る原因に

繋がるわけです。

「時間」と「変化」はどちらかでいい

素晴らしい出来事というのは

最初に起こった時が、

一番嬉しくて段々と

その感情が薄れていくものです。

例えば、二杯目のビールは、

一杯目を超えられない。

お酒が飲めない人は

何の飲み物で良いです。

喉が渇いていて飲み物を飲む時、

最初の一杯、

もっと極端なことを言えば

最初の一口で得た感動というのは、

そのあと、飲み続けても

超えることが無いわけです。

それと似たような例で、

夏の暑い日に冷たい飲み物を

飲むところを

想像してみてください。

暑いから冷たい飲み物を

買ったはずなのに、

どんどん常温に

近づいていくわけです。

逆に、暖かい飲み物も

そうですよね。

それでも最後まで

のみ続けると思います。

その鍵を握っているのが

「変化」と「時間」です。

ただ、注意して欲しいのが

一方だけあればいいという点です。

要は、次に経験するまでの時間が

たっぷりあれば、

変化はいらないということです。

例えば、間食が好きで、

特に、のりしお味のポテチが

好きだったとします。

しかし、毎日だと太ってしまうから

週に1回の制限を設けたとしましょう。

この時に「時間」をおくことと同時に

味の「変化」もプラスしてしまうと、

幸福度が下がってしまうんですよ。

つまり、週ごとに「のりしお」

「うすしお」「コンソメ」みたいに

違う味のポテチに変えるより、

ひたすら週1で「のりしお」を

食べた方が、

幸福度は高いということです。

ただ、どうしても色んな味を

楽しめた方が良いイメージありますよね。

そのイメージにより幸福度の低い

選択肢を取ってしまうということです。

不幸が不幸とは限らない

辛い出来事というのは、

私たちに大きな影響を及ぼします。

例えば、引っ越して前よりも

環境が悪くなると

ガッカリしまいますよね。

しかし、実はその影響力というのは

長くは続かないものなんです。

「住めば都」という言葉があるように

それはそれで楽しかったりするものです。

むしろ失敗したことが、

「いい経験になった」と

思えるようになったりします。

次に引っ越す時は

もっと注意して選べばいい。

なぜ、こんな風に辛い出来事を

楽観的に捉えられるのか?

これには心理的な免疫システムが

関係しているそうです。

体にはウイルスや細菌が

侵入してきた際に

それを破壊してくれる

免疫システムがありますよね。

実は心にもこれと同じような

仕組みがあるそうです。

失敗したり、

不運に見舞われたりした時には、

それに耐えうる程度に

気持ちを明るくしてくれる。

これによってまた前を向いて、

新しいことに挑戦できるように

なれるようにできているそうです。

そう考えると不幸な出来事が

必ずしも不幸な未来を引き起こすとは

限らないわけです。

例えば、幼少時代に貧乏だったことで

将来、お金持ちになってやる!

という気持ちが強くなり

頑張れるかもしれないわけです。

反対に成功ばかりの

人生を歩んでいると、

何も考えなくなって

最後の最後で不幸な人生に

なってしまう可能性だって

あるわけです。

このように人生は辛い経験が

必要なこともあるんですが、

誰も望んで大変な思いを

しようとしないことも、

未来の選択を難しくする一因に

なっているわけです。

「若いうちの苦労は、

買ってでもしろ!」

そう言われるのは、

そのためかもしれないですね。

やらない後悔よりやった後悔

後悔については、

やらないで後悔するよりも

やって後悔した方が良いと

いうことがよく言われれていますよね。

あなたは、実感として

本当に正しいと思いますか?

例えば、ある儲け話があって

それに乗らないで、

本当に儲かったはずの後悔と

話に乗ったんだけど

損をしてしまった時の後悔とでは、

どっちの方が大きいと感じるでしょう?

恐らく、話に乗って損をした時の方が

後悔すると思います。

理由は簡単ですよね。

儲け話に乗らなかった場合は

儲けられなかっただけで、

何も損はしていないですもんね。

実際のイメージとしてはやはり

やらなかった後悔よりも、

やってしまった後悔の方が

辛そうに思えるわけです。

だから結局、「何もしない」という

選択が取られがちになるわけです。

しかし、この本で紹介されていた

研究によると、

長い目で見ると自分がした行為より、

しなかった事実の方が、

強烈に後悔するということが

結果として出ています。

これには先ほどの心理的な

免疫システムが関係しています。

何かを失敗した際には、

心理的な免疫システムが働いて

ポジティブになるから、

後悔の気持ちが和らぐわけです。

「失敗しちゃったけど

勉強になったからいいか」

いずれ、そう思えるもののようです。

一方、何もしなかった時には

心理的な免疫システムが働かないから、

学べることが何も無いから後悔は

そのまま後悔として残り続けるわけです。

確かに「やらない後悔よりやった後悔」

ということは良く言われます。

しかし、実感として

この言葉を信じきれないと、

人生の選択を間違えてしまうことになる。

ただ、注意した方が良いのは

これを悪用することがあることです。

「やる・やらない」以前に

少しでも悩ましいところがあったら、

その話自体を忘れるようにするのが

賢明だと思います。

もっと周りの人に頼ろう

ここまでは、

「脳のトラップ」によって

いかに未来を想像することとか

難しいかについて話してきました。

「正確に想像できないから

人生の選択を誤ってしまう。」

じゃあ、どうしたら最善の選択を

取れるようになるのか?

その答えは先生に教えて貰うことです。

(歴史から学ぶというのもありですね。)

人間の利点は自分で何もかも

明らかにしなくても、

他の人の経験を利用

できるところにあります。

そこで今から自分が

選ぼうとしている道で、

先に進んでいる人に

話を聞くことで、

未来をある程度細かく

想像できるようになれるわけです。

それを既にやっている人を

「先生」にするということです。

ネット社会となり、

今は先人を見つけるのに

苦労しない時代です。

自分がやろうとしていることを

実践している人に直接会わなくても、

本を読んだり、SNSでの発信を見たり、

YouTubeの動画を視聴したりすれば、

簡単に経験者・先人の話が

聞けるわけです。

大抵のことは、既に誰かが

経験しているはずなので、

未来の選択で迷ったら

まずは経験者・先人を探してみましょう。

この本でも、未来を正確に想像

するための唯一の解決策は、

自分が予測している出来事を

今、体験しているの人を探して

どんな気持ちか尋ねることだと

伝えています。

脳のトラップは

「周りの人に頼る」ことで

克服していくしか

ないということです。

だから、人生経験豊富な

年配の方は大事にした方が良いと

私は思っています。

まとめ

幸せになれない原因は未来を正確に

想像できないところにあります。

未来を読み違えるから

間違った選択をしてしまって

不幸になることが多くなるわけです。

脳のトラップがある以上、

自分の頭でいくら考えても、

未来を正確に想像するのは

難易度が高いわけです。

だから、唯一の解決策が

既に経験した

「人に頼る」

「人の知恵を借りる」

ということです。

人生の選択で迷った時には

先人に話を聞いてみましょう。

その時に信頼関係も

大事になってきます。

一番信頼できるのは、

家族だったり、友人ですね。

大事にしましょう。

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