こんにちは! せがひろです。
みなさんは、論破王の
ひろゆき氏をご存じですか?
私は、彼の物言いが大好きで、
書籍の感想をブログ記事で
投稿したりしています。
彼の代表作『1%の努力』では、
「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、
思考の原点をマジメに語っています。
参考になる書評ブログは、
以下になります。
今回は、ひろゆき氏が語る、
因果関係を間違える「バカな人」
これを紹介したいと思います。
引用元:DIAMOND online
最初に、この記事で伝えたい結論を話すと、
なぜ、そう決めたのか?
その根拠は何なのか?
自分なりの答えを持ちましょう!
ということです。
ひろゆき氏の言葉を借りて、
解説していきたいと思います。
根拠のない夢は、ただの妄想に過ぎない
人には賢い判断が
できなくなる瞬間があります。
センメルヴェイス反射
というのをご存じでしょうか。
19世紀中頃、ハンガリー人の
センメルヴェイス・イグナーツは、
ウィーン総合病院の産科病棟に
勤務していました。
第1産科では産婦の
産褥熱(さんじょくねつ)による
死亡率が高く、
第2産科では低かった。
第1産科では主に医師が、
第2産科では助産婦が、
それぞれ素手で
分娩を行っていた。
調査の結果、手が清潔かどうかで
死亡率が変わると推測した。
当時は、まだ細菌の存在が
分からなかった時代でした。
試しに第1産科で手の消毒を
徹底させたところ死亡率は
明らかに低下した。
他の病院でも同じ結果がでた。
センメルヴェイスは、
手についた何らかの微粒子が
問題だと確信し、
上司や同僚医師、学会にも
手の消毒の大切さを訴えた。
にもかかわらず、
当時は誰も認めようと
しませんでした。
それは、なぜか?
自分の間違いを認めれば、
今まで自分が築き上げた功績や権威が
無になってしまう。
何とも身勝手な理由からでした。
しかも、こんな基本的なことを
知らなかったために、
今まで多くの産婦が命を
落としたことになります。
そんなことは
絶対認められなかったのです。
多くの学者や医師は、
センメルヴェイスの説を
反射的に拒絶しました。
その後、彼の説が
日の目を見たのは、
死後20年経って
パスツールが、
細菌と病気の関係を
発見してからでした。
他にも「天動説、地動説」
これも同じことです。
現在の日本でも、
同様の現象があちこちで
見られています。
包丁は何も悪くない
「因果関係を間違える人」はなかなか多い。
・長財布を持てば金持ちになれる
・毎日カレーを食べればイチローになれる
・匿名掲示板をなくせば犯罪が減る
これらは、いずれも因果関係を
理解できていない人が言いがちなことだ。
冷静に考えるためには
どうすればいいのだろうか。
1つの思考ツールがある。
それが「包丁は悪くない」
という考え方だ。
あなたの近くで包丁を使った
殺傷事件が起きたとしよう。
そのとき、
「包丁が悪い」
「包丁をなくせ」
と言う人はいない。
車で事故が起きたときも、
「車が悪い」「車をなくせ」
と叫ぶ人はいない。
これらは生活に浸透した
「出過ぎた杭」だからだ。
中途半端に出た
杭は打たれる。
その好例がこんにゃくゼリーだ。
こんにゃくゼリーをノドに詰まらせて
亡くなる方がいて、
その結果、思考錯誤を余儀なくされた。
ただ、それよりも多いのは、
モチをノドに詰まらせる人だ。
しかし、モチは決して
販売禁止になったりしない。
「包丁は何も悪くない」
これは問題の本質を
見誤らないための思考法だ。
このように解説しています。
他にも原発の賛否だったり、
太陽光発電の問題などもあります。
原発を反対する人は、
100%安全じゃないから反対します。
しかし、100%安全とは言えない、
車は利用しています。
自然エネルギー、エコといい、
太陽光発電を推奨する人は、
設置で自然が破壊されたり、
有害物質である太陽光パネルの
処分方法には関心を持ちません。
固定価格買取制度(FIT法)により、
儲かるか儲からないか?
そこに関心を寄せます。
ひろゆき氏が伝える
問題の本質を見誤らないためには、
・賛成意見と反対意見、
・メリットとデメリット
のように両方の意見・情報を
手に入れて比較しなければ
分からないわけです。
地頭で考えなければ
いけないわけです。
更に、先ほど説明したように
100%どちらかが正しいという
こともありません。
感情的なものもあるでしょう。
だから「落としどころ」
というものが必要になるわけです。
それは決して
勝ち負けではありません。
物事を正しく捉えるために
必要なスキルだと理解しましょう!
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。