こんにちは！ せがひろです。
このブログにお越しいただき
ありがとうございます。
今回のテーマは、格差社会に思うことです。
私たちは、日々、様々な競争に
さらされています。
学校では成績や進路、
仕事では昇進や評価、
スーパーのタイムセールや
行列のできるお店、
趣味ではスキルや人気、
恋愛では容姿や性格など、
日常的に自分と他人を比べることが
多いのではないでしょうか。
競争は自分を高めるための
刺激になるという一面もありますが、
同時にストレスや不安、
劣等感や孤独感などの
負の感情も生み出します。
競争社会は
本当に良いことなのでしょうか？
競争は必要悪か
競争は人間の本能であり、生き残りをかけた
自然界の法則だという人もいます。
確かに、競争は資源や機会を効率的に
分配するための仕組みとして機能しています。
しかし、競争が過度になると、
社会全体の幸福度を
下げることもあります。
例えば、経済学者のリチャード・レイターは、
所得格差が大きい国では、
平均的な幸福度が低く、
犯罪や自殺、健康問題などの
社会的問題が多いことを指摘しています。
また、心理学者のアルフィー・コーンは、
競争は協力や創造性を阻害し、
自己肯定感や内発的動機づけを
低下させることを示しています。
つまり、競争は必ずしも良いことではなく、
場合によっては必要「悪」と言えるかもしれません。
ゆとり教育を今思えば・・・
競争社会に疑問を持つ人々の中には、
ゆとり教育を肯定的に見直す傾向もあります。
ゆとり教育とは、2002年から2006年まで
実施された学習指導要領の通称で、
学習内容や時間を減らし、子どもたちに自由な
発想や表現力を育むことを目的としていました。
当時は、「ゆとり世代」と
呼ばれた子どもたちが、
勉強不足や能力不足だと
批判されることも多くありましたが、
今では、その世代が社会で
活躍するようになりました。
ゆとり教育の恩恵を受けた人々は、
競争よりも協力や共感を重視し、
多様性や個性を尊重し、
創造性や柔軟性に富んでいる。
そのように言われています。
ゆとり教育は失敗だったのでしょうか？
それとも成功だったのでしょうか？
スポーツから学ぶこと（ラグビーのノーサイド精神）
競争社会に対する考え方を変えるヒントとして、
スポーツから学ぶことができるかもしれません。
スポーツは競争の場であり、
勝敗や成績にこだわることもありますが、
同時にスポーツマンシップやチームワーク、
健康や楽しさなどの価値も大切にしています。
特に、ラグビーには「ノーサイド」
という考え方があります。
ノーサイドとは、試合が終われば
敵も味方もなく、お互いの健闘を称え合い、
感謝し、ラグビーを楽しんだ仲間として
友情を深めるという意味です。
ラグビーは激しい競争を
繰り広げるスポーツです。
しかし、それ以上に人間性や尊敬や
愛情を大切にするスポーツでもあります。
ラグビーのノーサイドの精神は、
競争社会においても
忘れてはならない教えだと思います。
まとめ
競争社会に生きる私たちは、
常に自分と他人を比べてしまうことがあります。
しかし、競争は必ずしも良いことではなく、
場合によっては、
社会全体の幸福度を
下げることもあります。
ゆとり教育を今思えば、
競争よりも協力や共感、
多様性や個性、
創造性や柔軟性を育むことが
重要だと気づかされます。
また、スポーツから学ぶこともできます。
特に、ラグビーのノーサイドの精神は、
競争社会においても人間性や尊敬や
愛情を大切にすることを教えてくれます。
競争社会に疲れたときは、
ゆとり教育やラグビーから学んだことを
思い出してみてください。
きっと、新しい視点や
気持ちが見つかるはずです。
この内容が参考になれば嬉しいです。
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