こんにちは！ せがひろです。
今回は、
「得する生活―お金持ちになる人の考え方」
について話したいと思います。
お金とは神様と同じであり、
宗教である。
私たちは皆、貨幣経済という
奇妙な宗教の国に生まれた。
だから私たちが
この世で生きていくためには、
好むと好まざるに関わらず、
この奇妙な宗教の信者になるほかない。
幻想が剥がれてしまえば、
1万円札も、ただのゴミと
変わらないにも関わらず
今回紹介する本は、
得する生活、お金持ちになれる人の
考え方を紹介し、豊かになろう！
そう言ったコンセプトで
書かれています。
しかし、その内容は単に
こうやればお金が儲かる！
といったような、
浅い話ではなくて、
そもそも貨幣とは何なのか？
というところから
話が始まっています。
既に貨幣の正体を
理解している人も、
おさらいだと思って、
目を通して頂けると、
新たな発見が
あると思います。
では早速、本編の方、
解説していきましょう！
目次
貨幣経済という奇妙な宗教の国に生まれて
この本では、
神様と貨幣はよく似ている。
お金とは神様と同じであり、
宗教である。
といった内容を話しています。
冒頭で書いた部分ですね。
貨幣が価値を持つのは、
誰もがそれを貨幣と信じて
疑わないからです。
1万円札に価値があるのは、
それが高価な紙で作られて
いるわけでも、
1万円札を作るのに、
1万円掛かるわけでもなく、
単に、私たちが1万円札に
1万円の価値がある、
誰もがそう思っている
奇妙な宗教を
信じているからなのです。
子ども銀行のお札や
人生ゲームのお札を貰っても、
嬉しくも何ともなく、
日本銀行券だから嬉しいという、
見事な洗脳ですよね。
海外旅行経験がある方なら、
私もそうだったように、
外国の貨幣を手にしても、
一瞬、価値が理解できず、
日本円に換算して、
価値を把握していると思います。
現在では、銀行の預金通帳に
打ち出された電子データが、
貨幣だと
信じられているわけです。
大事なのは
貨幣の材質ではなく、
実体のないものに
価値を認める信仰心なのです。
貨幣経済とは、
貨幣を神様と崇める
宗教だということです。
神様というものを
実際には見ることができません。
それと同様に、
貨幣の実在を客観的に
証明することもできません。
理屈の上では、
1万円札は日本国の資産を担保に
発行されています。
（実際は、資産ではなく、
あらゆる生産能力だと
私は理解してます。
資産を形成するためには、
結局、人の手により作る
必要があるからです。）
かつて、貨幣の担保として
中央銀行は金を保有していましたが、
現在の担保は日本国債です。
国債というのは国家の借用証書で、
それを持っていくと、
貨幣と交換してくれるのです。
貨幣は国債によって担保され、
国債は貨幣で担保されるわけです。
例えば、新興宗教の教祖が、
私が神であることは、
神である私が知っている。
そういっているのと同じ理屈です。
何の根拠もないのに、
信じる人はいるわけです。
貨幣を神とするなら、
貨幣経済は唯一の世界宗教！
そう捉えることができます。
地球上には国ごとに
異なる”神”がいるが、
その神々（貨幣）は一定の比率で
交換が可能です。
キリスト教徒も、イスラム教徒も、
仏教徒も、
貨幣を神と崇める世界宗教から
自由になることはできません。
私たちが
この世で生きていくためには、
好むと好まざるに関わらず、
この奇妙な宗教の信者に
なるほかありません。
（野球、サッカー、ゴルフなど、
決められたルールの上で、
競技するのと同じことですよね。
たまにルール改正がありますが、
それにも従って勝敗を決めます。）
日本人が日本国を
信用しなくなると、
日本円という貨幣の価値が
低下してしまいます。
日本の神（貨幣）を、
海外のもっと魅力的な神と
交換したいと考えるからです。
国民が、
「紙切れはしょせん紙切れに過ぎない」
そう気づいた時に、
貨幣制度は崩壊します。
幻想が剥がれてしまえば、
1万円札もただのゴミと変わりません。
貨幣制度は共同幻想によって
支えられている。
貨幣に捕らわれているのは、
夢や幻に捕らわれているのと同じです。
人が一匹の動物として生まれ、
成長し、老い、死んでいくという、
自然を前にして、
貨幣の多寡に何ほどの
意味もありません。
ですが一方で、
私たちの人生が
夢や幻によって創られて
いることも否定できません。
なぜなら人間は、
幻想から現実を想像する
生き物だからです。
貨幣経済のもとでは、
貨幣という幻想を拒絶して
生きていくことはできません。
カール・マルクスは、
「人間は社会的存在である。」
ドイツの哲学者の
マルティン・ハイデッガーは、
「実存は世界内存在である。」
そう述べました。
どちらも言っていることは
一緒ですが、
社会や世界は幻想でしかなく、
私たちは
そこでしか生きられない
わけなのです。
だからこそ、
貨幣経済という
奇妙な宗教の国で、
上手に立ち振る舞う
知恵が必要だということです。
金持ちと貧乏には経済学的な理由がある
世間一般的に
良く言われることで、
こんな言葉を聞いたこと
ありませんか。
貧乏人は心が美しく、
金持ちは性格が悪く、
ずるがしこく
悪い奴しかいない。
しかしこれは、
間違っています。
あらゆる社会調査によれば、
成功者ほど他人を信頼し、
貧乏人ほど疑い深く、
猜疑心が強いという傾向が、
顕著に現れています。
同様に高学歴ほど他人への
信頼度が高く、
学歴が低くなるにつれて、
他人を疑いやすくなるという
ことがわかっています。
世間的な思い込みに反して、
学問はときに、
このような残酷な真実を
告げるのです。
「人を見たら泥棒だと思え」
常に人を疑うことは
閉鎖的なムラ社会においては
正しい行動です。
閉じられた共同体の中で、
一生を終えるムラ社会では、
異物を効率的に
排除することで、
安定した社会を
確保できるからです。
しかし現代のような
開放的な市場経済では、
人を見たら
泥棒だと思えと言う、
ムラ社会の掟は、
経済的に不合理な行動に
なってしまうのです。
なぜなら人を疑う
傾向にある人は、
仲間内でしか
商売できないからです。
共同体の外部で、
経済的な関係を築くことが
できないからです。
これではいつまでたっても、
ビジネスチャンスを獲得できず、
変化の激しい社会に
適応するのは無理です。
他人に騙されないように
するためのコストが、
物凄く大きすぎる
というわけです。
そこで高い知性の
持ち主は、
もっと効率的な
戦略を考えます。
彼らは一定の条件を設定し、
それをクリアした人を、
とりあえず信頼します。
勿論、詐欺師や噓つきは、
世の中にいます。
しかし、
相手が信頼に
値しないと分かったら、
その時点で
切り捨てれば良いのです。
騙されることによる損失は、
避けられないのですが、
そのデメリットを
上回る程のメリットが、
得られるのです。
それは人間関係と
ビジネスチャンスです。
人は誰でも
騙されたくない！
そう思うモノですが、
騙されるということは、
成功に必要なコストの
一部なのです。
騙されないように
全員を疑って、
仲間内だけでしか
商売しなければ、
売上げも立ちません。
今では世界を相手に
モノを売らなければいけない
自分たちの
ムラ社会から出て、
グローバルな世界で、
経済活動を行わなければ
いけないのです。
ある意味、
冒険に似ています。
危険というデメリットが
あるかもしれないのに、
行動するっていうね。
デメリットにまさる
メリットが、
みえていなくても、
ワクワクすることって
ありますよね。
教育を受けるメリットとは
誰もが教育を受けますが、
どんなメリットを感じますか？
最初に結論を言うと、
人的資本の蓄積です。
人的資本とは、
働いてお金を稼ぐ力です。
私たちが教育を受けて
知識や技術を獲得すれば、
それが労働生産性を高め、
将来の賃金を上昇させます。
当たり前ですが、
コンビニの店員より、
医者や弁護士、
プログラマーの方が、
給料が高いのは
彼らがより大きく稼ぐ力、
すなわち、
大きな人的資本を
持っているからです。
そしてこの人的資本は、
教育によって、
獲得されるわけです。
アメリカでは
大学教育の投資効果が、
しっかり調べられています。
高卒で社会に出た場合と、
大卒資格者の生涯収入の差を
教育費用と比較した場合、
その投資効果は年率10%を
超えるとされているんです。
アメリカの大学生が、
借金をしてでも高等教育を
受けたがるのは、
それが将来充分に
ペイする取引だからです。
日本でも同じような
調査が行われました。
その結果、
大学教育は年利6%から9%の
投資効果が期待できる。
これは現在の
低金利時代を考えれば、
圧倒的に有利な投資先
ということになります。
（この内容で
注意した方が
良いと思ったのが、
実質賃金の問題です。
いくら人的資本が
高くても、
需要にまさる
供給がされれば、
また、
デフレが続けば、
実質賃金は
あがりません。
プロスポーツでしたら、
そもそも学歴には、
あまり意味がありません。
料理人、美容師などの
手に職をつける系は、
大卒である理由は、
薄れるわけです。
要は、働き方ありきの
「学び方」ですね。）
世の中には
企業に雇われて
働いている人が
圧倒的に多いわけです。
そうすると、
企業内での評価が
収入の差となります。
そういった働き方では、
教育・技能・知識などの
人的資本を持たない個人が、
平均より高い報酬を得ることは
難しいということです。
関係資本について知ろう！
経済学には人的資本の他に
関係資本という概念があります。
良い関係資本を持つ人は、
より多くの収益機会を獲得できます。
関係資本はビジネス上の
人的ネットワークであり、
富を生む源泉なのです。
ビジネスであれ、
恋愛であれ、
良い人間関係は、
信頼によって育まれます。
他者の信頼を得るには、
約束を守らなければなりません。
市場経済においては、
一般的に信用は、
失うモノの多寡によって
計測されます。
社会的に成功し、
大きな資産を築き、
ビジネスパートナーに
恵まれた人は、
他人を騙すことで得る
いくばくかの金よりも、
失うものが遥かに
大きいから、
自己の評判を
維持するために、
積極的に
約束は守ろうとします。
その一方で、
失うもののない
人物は、
簡単に約束を
反故にします。
他人を裏切って
手にする富の方が、
魅力的だからです。
社会正義や
清貧を語る人物が、
わずかな金で、
掌を返したように
人格を変容させるのは
珍しいことではありません。
20代ならともかく、
40歳を過ぎて、
金も地位も
家族も無ければ、
社会的な信用を
得るのは難しいです。
人的資本の蓄積は、
経済的な成功をもたらし、
成功者はお互いを
信頼し合うことで
関係資本を築き、
より多くの収益機会を
手に入れていくのです。
信頼を失ったものは、
誰からも相手にされず、
人的資本も、
関係資本もやせ細り、
ますます貧乏に
なっていきます。
これが私たちの社会の
身も蓋もない現実です。
金持ちの方が人を信頼する理由まとめ
人によっては耳が痛い内容が
あったかもしれません。
しかし、世間の常識とは逆に、
お金持ちの方が
人を信頼し、
貧乏人の方が
人を疑う傾向があります。
先程の関係資本は、
評判資本とか、評価資本
とも言われます。
これからは、
お金よりも
他人からの評価
そちらの方が大事だと
考えられています。
だから、
YouTubeやTwitterなど、
評価を意識しているわけです。
他人からの評価が無ければ、
これからは仕事も獲得できず、
お金を稼ぐことも難しいと、
あらゆる本で言われています。
そもそも、
評価・信頼がなければ、
話すら聞いて貰えない
ですからね。
そのことをお金持ちは、
良ーく理解しています。
目先のお金よりも、
評判資本の方が重要
だということを
心の底から理解して
いるのです。
だからわざわざ、
人を騙したり、
約束を破ったりして、
自分の評判を落とす
ようなことはしません。
そもそもお金持ちは、
余裕がありますから、
人を騙してまで
利益を得る必要が無いのです。
それに対して貧乏な人は
お金の余裕がないので、
人を疑ったり、騙したりする
確率が高くなるのでしょう。
更に、これまで評判資本を
積み上げてきてないから、
別に人を騙して、
悪い評判が流れたところで、
失うものは何もない
ということでしょう。
ここで勘の良い人でしたら、
気づいたと思いますが、
生まれながらに
金持ちというのは、
限られているわけです。
性善説、性悪説じゃ
ないですけど、
どんな方法でも、
いち早く金持ちに近づけば、
全てが上手くいく！
そう言うことになるわけです。
お金の余裕が心の余裕を
生むことになると考えられます。
それは実際に、
お金持ちになって、
確かめてみるしか
ないですね。
クレジットカードが世の中のカラクリを教えてくれる
クレジットカードとは、
世にも奇妙な道具です。
私も初めは何となく、
所持するようになりました。
初めの頃は、
カード決済すると、
現金の持ち合わせが
無くても買い物ができ、
便利だと思いつつ、
借金という意識が強く、
極力使わないように
していました。
言い換えれば、
まだ稼げていなくても、
未来からお金がやって来る
ようなものです。
改めてクレジットカード
というものを考えてみましょう。
例えば、あなたが恋人に
一万円の花束を贈るとしましょう。
花屋に行って好きな花を選んで、
レジで一万円を払えば良いですよね。
あるいは、
現金の代わりに
クレジットカードで
支払うこともできます。
これなら花束を手に入れても、
財布の中の現金は減りません。
その代わり代金の一万円は、
いずれあなたの銀行口座から
引き落とされます。
ところで花屋さんは、
なぜ、代金を受け取らないで、
花束を渡してくれるのか？
それは一万円という代金が、
確実に回収できると
知っているからです。
しかし不思議じゃないですか？
花屋さんはあなたの預金通帳を
みたわけじゃないですよね？
銀行口座に100円しか
なかったらどうするのか？
しかし、花屋さんは
そんな心配をする必要は
ありません。
花束の代金は、
あなたから直接
払われるのではなく、
クレジット会社から
支払われるからなのです。
花屋さんは花束を
あなたに提供し、
代金はクレジット会社から
花屋さんへ振り込まれ、
クレジット会社は、
あなたの銀行口座から
一万円を手に入れます。
何の変哲もない
取引のようですが、
ここに大きな欠陥があります。
クレジット会社の利益が、
どこにも見当たらないのです。
もちろん、
クレジット会社は、
ボランティア団体
ではありませんから、
クレジット会社は
花屋さんから手数料を
徴収しているのです。
その手数料率を
5%とすると、
クレジット会社から
花屋さんには、
9,500円しか
支払われません。
あなたの銀行口座からは
一万円が引き落とされるのだから、
差額の500円がクレジット会社の
利益になるのです。
あなたはクレカを使って
一万円の花束を恋人に送りました。
しかし実際には、
花屋さんが受け取るのは、
9,500円です。
つまり、
花屋さんからすれば、
一万円の商品を
9,500円に値引きして
売ったのと同じですよね。
これを聞いてクレカって、
店側が手数料を払うなんて
可哀そうだなぁと思いましたか？
実は、店側が
払っているのは、
クレジット会社への
手数料だけではありません。
花屋さんはクレカを
使う顧客に対して、
無料で時間を
売っているのです。
失った時間というのは
戻りません。
貨幣経済においては、
価値のあるもの全てに
値札が付けられています。
ですから当然、
時間にも
値段があります。
今、目の前にある一万円と、
1週間後に手に入るはずの
一万円では値段が違うのです。
わかりますかね？
現在の一万円の方が
価値は高く、
1週間後の一万円は、
価値が低い。
貨幣価値は時間によって、
目減りするのです。
目の前の一万円は、
間違いなく、
あなたのものです。
それに対して1週間後の
一万円には、
常に一抹の不安が
付きまとっているのです。
誰も未来を正確に
知ることはできません。
この不安のことを
リスクと言います。
更に、受け取った一万円を
銀行に預けておけば、
利息が貰えることに
気づいた人もいるでしょう。
つまり、
1週間後に手に入るはずの
一万円は、
その間の利息分だけ
損していることになるのです。
例えば、あなたが暮している
世界が1週間で1%の金利がつく
のだとすると、
現在の一万円は、
1週間後には一万100円に
増えることになります。
1週間後に貰える1万円では、
この100円の利息を
まるまる損する
ことになるのです。
たったこれだけの話が、
「金融業の核心」
だということが、
わかりますでしょうか？
金融業の核心
現在価値は、
将来価値からリスクと、
受け取れるはずだった
利息を割り引いて求める。
将来価値は、
現在価値にリスクと
受取れるはずだった
利息を加えたものである。
そういった
大原則があるのです。
現在価値とは、
目の前にある一万円のことです。
将来価値は、
例えば一万円の引換券との交換に
1週間後に受け取れるはずの一万円です。
現金で受け取れば、
得られるはずの利益に
不確定な未来の不安
あなたが死んでしまうリスクや
相手が詐欺師であるリスクなどを
加えた分だけ
将来価値が高くなければ、
現在と未来の貨幣の交換は
割が合わないのです。
見知らぬ男が、
この引き換え金を一万円で
買わないかと持ち掛けてきた時、
あなたはもう、
こんな与太話には
騙されないはずです。
現在価値は、
リスクと金利を加えた分だけ
割り引かれていなければならない。
相手の男が見るからに
怪しげならば、
リスクは無限大となり、
現在価値は限りなく
ゼロに近づきます。
未来の価値を
現在に換算したのが
「割引現在価値」で、
これが全ての金融取引の
基礎になります。
ここまでの説明で、
クレカの支払い猶予期間は、
できるだけ長くするように
使うのが経済合理的で賢い！
それに気づいた人は、
賢いです。
ここまででクレカを通して、
金融業の本質を説明してきました。
クレカという狭い話を
しているのではなく、
私たちの世界にある
金融業や、
私たちがこれからも関わって
行かなければならない、
お金について、
重要な話ですので、
是非、脳トレだと思って、
理解しようと思って、
聞いて欲しいのです。
金融商品はタイムマシーン
銀行にお金を預けると、
なぜ、利息が付くか
ご存じでしょうか？
それは銀行に時間を
売っているからです。
銀行預金とは、
預けて引き落とすまで、
貨幣の使用を
先送りする取引です。
銀行に与えた
時間の対価として、
利息が支払われる
わけです。
その一方で、
世の中には時間を
買いたいという人もいます。
あなたが
これから10年間、
年間10万円ずつ
預金するとしましょう。
10年後には100万円が
手元にあります。
金融のタイムマシーン
効果を利用すれば、
将来の100万円を
目の前の現金に換える
ことができます。
しかし、受け取ることの
できる現金は、
100万円より、
ずっと小さいです。
現在価値は常に、
リスクと金利分だけ、
割引かれていなければ
いけないからです。
100万円の将来価値に対して、
受け取った現金、
すなわち現在価値を
90万円としましょう。
差額の10万円が、
タイムマシーンの
使用料です。
これを毎月1万円ずつ、
分割払いしたものが
金融機関に支払う
利息となります。
銀行は預金者から
時間という原料を購入し、
それを住宅ローンとか、
企業向け融資に加工して、
販売しているのです。
時間の購入代金と、
販売代金の差額が、
銀行の収益となります。
このように考えれば、
金融業というのは、
時間の仲介業であることが
わかるでしょう。
時間というものに、
値段がついているというのを
わかって頂けたと思います。
それで違った見方をすると、
世の中には時間を売る、
お人好しがいることにも
気づくでしょう。
クレカを使っている人でしたら
わかると思いますが、
カードを使えば、
カード利用から引き落としまで、
最短根25日、
最長で55日ぐらいまで、
先送りできますよねー。
カードの利用者は、
その時間を買っていることに
なるのですが、
一括払いの場合、
利息や手数料はゼロです。
実はこれは、
驚くべきことなんです。
金融の世界では、
時間は無料では購入できない
ことになっているからです。
あなたが無料で時間を
買っているということは、
他に時間を無料で売っている
お人好しがいるということです。
一体誰でしょうか？
それはクレジット会社ではなく、
販売会社です。
あなたが一万円の花束を
カードで購入すると、
花屋さんはすぐには
その購入代金を受け取れません。
カードの売上から
入金の期間は、
販売店とクレジット会社の
契約で決まりますが、
多くの場合、
売上げから入金までの期間は、
最長で60日も掛かります。
ここでは便宜的に、
カード売上から
入金の期間を60日間、
銀行預金の
金利を年3%とします。
1万円を2ヶ月、
すなわち60日間預けると、
50円の利子が
つくことになります。
顧客がカードを利用すると、
5%の手数料を引かれて
2か月後に
9,500円入金されます。
現金払いの客から、
1万円札を受け取り、
それを銀行に預けておくと、
2か月後には1万50円になります。
その差額は利息分も含めると、
550円になります。
つまり、花屋さんは
1万円の花束を
9,450円に値引きして
売ったことと同じです。
更に販売店によっては、
クレジットの2回払いや、
ボーナス一括払いが
可能だったりします。
その上、この支払方法を
選択しても、
利息は発生しません。
スパンが長い短いに
関係なく、
支払回数が2回以下では、
クレジット会社は
手数料を取れないという
ルールがあるからです。
このルールを
利用することで、
無料で時間を
購入する期間を
大幅に伸ばすことが
できるのです。
例えば、15日締め
翌月10日払いのカードの場合、
2回払いでは最長110日
支払いが繰り延べられます。
ボーナス一括払いで
商品を購入すれば、
繰り延べ期間は
208日となります。
ボーナス2回払いなら、
1年超無利子で金を
借りるのと同じことです。
もちろん、その間の利息は
販売店が立て替えているのです。
整理すると、
全てのクレジットカードは、
支払猶予期間をできるだけ
長くするように使うのが、
経済合理的である。
販売店は利息分を商品価格に
上乗せして販売しています。
カード払いの客が
得をした分を、
現金払いの客が
埋め合わせしているのです。
ここで紹介した内容は、
この本の一部です。
興味がある方は、
ぜひ、手に取って
読んでみてください。
この内容が参考になれば嬉しいです。
動画紹介
今回の内容について、
参考になる動画を紹介します。
ぜひ、視聴してみてください。
以下のブログも参考になります。
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私は、会社員時代は単身赴任で全国を飛び回っていました。 毎日満員電車に揺られて出勤し、 嫌な上司からパワハラを受けながら働いていました。 給料は安くて、家賃や生活費で ほとんど消えていました。 家族とは離れて暮らし、 週末も帰省する余裕もなく、 電話やメールでしか 連絡できませんでした。 家族との時間を失ってまで、 こんな人生で本当に幸せなのか？ 自分は何のために生きているのか？ そんな悩みが頭から離れませんでした。 そんな時、ネットビジネス というものに出会いました。 ネットビジネスとは、 インターネットを使って 自分の好きなことや得意なことを 商品やサービスとして提供するビジネスです。 私は、人間嫌いで一人で行動するのが 好きだったので、 ネットビジネスは まさにピッタリだと思いました。 しかし、私にはネットビジネスの 知識も経験も資金も人脈もありませんでした。 どうすればいいか分からず、 不安や恐怖でいっぱいでした。 ですが、自由に生きるためには リスクを背負ってでも チャレンジするしかないと 思い切って飛び込んでみました。 そして、半年後、 私は初収益を達成しました。 今では、自動で稼ぐ仕組みを作り上げて、 お金と時間に縛られずに自由に生きています。 田舎で家族と一緒に暮らしたり、 旅行したり、趣味に没頭したり、 自分のやりたいことを 思う存分楽しんでいます。 私だけではありません。 私と同じ起業家仲間も、 単身赴任や出稼ぎなど 家族と離れて暮らしていた 人たちが多くいます。 彼らも私も、特別な才能やセンスや 資金があったわけではありません。 ただ、家族と一緒に生きたいという 強い思いと 行動力があっただけです。 あなたは今の人生に満足していますか？ 毎日イヤイヤ働いて、 お金や時間に不自由して、 家族との時間を犠牲にして、 自分の夢ややりたいことを諦めて、 我慢・我慢で一生を終えるつもりですか？ 私は、そんな人生は嫌だと思いました。 どうせ一度きりの人生なら、 自分の好きなように生きるべきです。 しかし、自由に生きるためには 何をどうしたらいいのか分からないですよねー。 私もそうでした。 そんな私がどのように単身赴任・出稼ぎ生活から ネットビジネスで成功したのかを 詳しくまとめた電子書籍を作成しました。 この電子書籍では、 以下のことを学ぶことができます。 ・ネットビジネスとは何か？ ・メリットとデメリットは何か？ ・成功するために必要なことは何か？ ・稼ぐ仕組みと具体的な方法は何か？ ・家族と一緒に生きるために必要なお金と時間の知識 この電子書籍を読めば、 あなたも 単身赴任・出稼ぎから脱出して ネットビジネスで自由に生きる方法が分かります。 この電子書籍は、私がこれまでに培ってきた ノウハウや経験を惜しみなく公開しています。 すでに読んで頂いた方からは、 「家族と一緒に暮らせるようになりました」 「単身赴任・出稼ぎの苦しみから解放されました」 「お金と時間の知識を知り、不安の根源がわかりました」 など、 嬉しい感想をたくさん頂いております。 この電子書籍は、 本来有料で販売する予定でしたが、 多くの人に単身赴任・出稼ぎから脱出して 自由に生きる方法を知って欲しいと思い、 期間限定で無料公開しています。 あなたも単身赴任・出稼ぎから脱出して ネットビジネスで自由に生きる方法を学んでみませんか？ 無料ですから、興味があれば覗いてみてください。 「パソコン一台で新しい田舎暮らし」を無料で見てみる
私の経歴は、こちらの記事で詳しく書いています。
自由を手に入れるまでの軌跡と思い
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 
