ドラマ「シグナル」から学ぶ貧乏が故の悲惨さ

こんにちは! せがひろです。

2018年にフジテレビで

放送された「シグナル」という

ドラマを今更ながら観ました。

その後、2021/03に

スペシャルがテレビ放送され、

映画化もされました。

主人公がトランシーバーで

20年前と通信でき、

長期未解決事件を暴いていく!

ザックリいうとそんな感じです。

ドラえもんのタイムマシーンや、

バックトゥーザフューチャー

みたいな感じで、

とても面白いドラマです。

今回はドラマ全体の

ストーリーじゃなくて、

9話前後の主人公が

そもそもなんで?

警察官になったかの

経緯から見える、

貧乏が故の悲惨さ、

人との繋がりの

大切さについて、

非常に考えさせられたので

話してみたいと思います。

貧乏が故に汚名を着せられる

最初にドラマで印象的だった

部分のあらすじを話します。

主人公には小さい頃に

自殺した兄がいました。

とても正義感が強く、

家族思いの兄でした。

ある日、強姦され

いじめられていた、

同級生の女の子の自殺を

食い止めようとし、

なんとか一命は

とりとめました。

しかし、お兄さんは、

そのいじめの首謀者に

させられてしまうのです。

実際の犯人は権力者の息子で、

誰かが強姦の犯人になる必要があり、

「お金もコネもない」という理由で、

お兄さんが犯人にされてしまいました。

当然、やっていないので

無実を訴えていましたが、

次々にお兄さんが

犯人だという証言が集まり、

とうとう、

自殺から救った女の子ですら、

お兄さんが犯人だと供述しました。

(裏で金が動いてたんですねー。)

結局、お兄さんは少年院へ

行くことになり、

それから犯罪者の

レッテルを貼られ、

酷い誹謗中傷を浴び、

母子家庭でしたが、

主人公の弟は、

親戚の家で預かって貰い、

家族がバラバラ

なってしまうのです。

その後、少年院から

戻ってきたお兄さんは、

自殺に見せかけて、

警察官に殺されてしまいます。

事の始まりは貧乏

全体を通して、

とても面白いドラマでした。

ここで印象に残った

ポイントというのが、

なぜ、お兄さんが

犯人にされてしまったのか?

というところなんですが、

あらすじでも触れましたが、

「お金とコネが無い」

という理由です。

権力者がお金を振りかざし、

正義を勝ち取ったという

ことになります。

原作は韓国ドラマ

なんですけど、

日本でいったら時代劇

みたいな感じですかね。

勧善懲悪みたいな・・・

被害になったのは、

家庭が貧しい、

片親のお子さんです。

強姦された女の子も、

有罪にされたお兄さんも・・・。

逆に罪を逃れた側は

みんな裕福な家庭の人です。

ドラマなんですけど、

お金とコネが無いと

社会から排除されるっていう、

何とも残酷な話です。

「コネ」って要するに

コネクションですから、

人との繋がりだと言えます。

ちょっと穿った見方をすると、

権力者と繋がっていないと、

社会から抹殺されてしまう

可能性が高いということです。

ちゃんと真面目に

生きていてもです。

普段、あまり意識

していませんが、

日本は特に共同体の中で

生活しています。

町内会や自衛消防隊、

学校や会社、地方自治などなど・・・

それが都会では、

隣に誰が住んで

いるかもわからず、

今後、リモートワークの普及で

もっと人と逢う機会が

減ることが予想されます。

そう言っている私も、

ビジネス準備中の一年ぐらいは、

引きこもり状態でしたけどね(笑)。

誰でも年々友達と会う機会が減り、

いずれ、順番でいったら親が亡くなり、

兄弟姉妹とも離れ離れになっていきます。

いずれ一人ぼっちに

なっちゃいます。

どんな時にも味方に

なってくれる、

家族がいない状態です。

なかなか想像しにくいと

思いますが、

私も年々、ひしひしと

感じ始めています。

人との繋がり、

コネがないということは、

誰も味方になってくれる人が

いないということです。

一番想像しやすいのが、

親だと思いますが、

親は自分が間違っていても、

味方になってくれます。

それが世間の普段、

関わり合いが無い人というのは、

法律とか道義的な善悪でしか、

あなたを見てくれないわけです。

それ自体、間違いという

わけではありませんが、

このドラマのように

理不尽であっても、

家族以外、なかなか親身になって

接してくれる人はいないわけです。

お金の重要性

そこで重要になって

来るのが「お金」です。

「地獄の沙汰も金次第」

とは良く言ったものです。

嫌な話かもしれませんが、

一人ぼっちで老後を迎えると、

何をするにも人に

頼まなければできなく

なっていきます。

ある程度は介護保険で

賄えると思いますが、

それは健康上、

不自由になった場合です。

年を取って旅行へ行ったり、

買い物に行くのも、

誰かにお願いするのに

親切な人がいれば別ですが、

補助してくれる人が

必要になります。

ある意味、

海外のチップの

ような感じですね。

家族がいる方が

一番良いのだと思いますが、

それでもギリギリ

人と繋がっていられます。

理想としては国を挙げて

寛容な社会を目指すべき

だと思いますが、

寛容になるためには、

心のゆとりが必要ですよね。

心のゆとりがどこから

生まれるかというと、

それが全てだとは言いませんが、

大半が経済的なゆとりです。

お金の心配が無いのであれば、

無理に働く必要がありません。

その無理に働かない、

自由な時間がゆとりとなり、

他人に手を差し伸べる

キッカケになるわけです。

富裕層の人が寄付をするのも、

結局、ゆとりがあるから

じゃないですか。

なので、お金って大事です。

誰かにプレゼントしたり、

お中元やお歳暮・・・、

お礼をするのに、

何かをしてあげるには、

やはり「お金」が必要です。

手作りのものでお返ししても、

お礼の手紙を送るにしても、

少なからず、お金を使って

道具を揃えないとできません。

ただ、外食でおもてなしするより、

時間を掛けて手料理を作ってあげた方が、

喜ばれることもあります。

手料理というのは、

世界に一つだし、

あなたのために

自分の時間を

使っているからです。

お金というのは、

価値交換に使われる

モノ(手段)です。

本当は時間の方が

大切なのですが、

その時間すら

節約するためには、

お金の方が、

便利なわけです。

例えば、手料理の食材を

種を蒔いて1から栽培して

いたのでは、

最低でも1年ぐらいは

掛かるわけです。

それが、お金を使えば、

スーパーから調達でき、

すぐにでも手料理を

作ってあげられるわけです。

考え方によっては、

お金で支払うということは、

時間を提供して

貰っているともいえます。

それだけ、お金と時間は、

密接な関係だということです。

誰でも1日24時間と

決まっていて、

時間だけは平等だと

良く言われます。

確かにそうです。

ですが、お金を使うことで、

時間を節約することができます。

このドラマでも、ある意味、

お金を使って本当の犯人は

罪を免れ、

お兄ちゃんが少年院に

行ったわけですから、

お兄ちゃんの方は、

時間を奪われ、

本当の犯人は、

お金で自由な時間を

買ったようなものですよね。

ぜひ、「お金で時間を買う」

という感覚を知って、

理解して欲しいです。

諦めなければ未来は変わる

ドラマの中では、

「過去は変えられる」

「諦めなければ未来は変わる!」

といったセリフが何度も出てきます。

もし、今現在、時間を

無駄に使っていると、

将来、不幸になったり、

損をすると私は思っています。

それは自分自身だけじゃなく、

子供たちの世代に対してもです。

例えば、農業で春先に

田植えをしなければ、

秋に実りを得ることが

できません。

例えば、今飲んでいるウイスキーを

誰かが12年前、17年前、30年前に

仕込んでおかなければ、

飲むことができません。

人間も一緒です。

今、学んでおかなければ、

数年後、数十年後に

実りある結果を

得れないわけです。

そういったことからも、

「諦めなければ未来は変えられる。」

というセリフは凄く響きました。

私も脱サラして、

ネットビジネスを

始めるという、

行動をしていなければ、

今の生活はありません。

今後、どうなるか分かりませんが、

今考えられる精一杯の行動を、

先人たちの知恵を元に

実践していけば、

必ず、素晴らしい未来が

待っていると信じています。

今やっておかなければ、

現状は変わりませんし、

未来も好転することも

難しくなります。

ドラマみたいに過去を

変えられれば良いのですが、

あくまでも、

フィクションですからね。

未来を予想して、

今最善を尽くすしかありません。

それで良く言われれる、

「やらない後悔よりも、やった後悔」

を目指して行動すべきなんだと思います。

私の知り合いで、

二人の女のお子さんがいて、

男の子が欲しくて

がんばったところ、

双子だったって

ことがありました。

出費が一人の場合の

倍掛かります。

でも、その分老後は、

4人の子供に支えて

貰えるわけですから、

今頑張って子育て

しておけば素敵な未来が

想像できるわけです。

今考えられることは、

やり切っておかなかないと、

いずれ後悔してしまいます。

ちなみに、その知人は

会社役員まで昇りつめたので、

東京に住んでいて

4人も子供がいましたが、

日々会社の仕事に精を出し、

狭き門を乗り越えて役員に

なれたので成功ともいえます。

ただ、これからの時代は、

正社員になるのも大変だし、

会社経営も微妙です。

また、「働き方改革」により、

聞こえはいいですけど、

思うように働けないとも言え、

かなり自己管理をしっかりして、

自己啓発に努めないと、

年々生活が苦しくなってしまいます。

結婚して出費が増えたり、

子どもが生まれて出費が増えたり、

マイカー購入やマイホームなどなど・・・、

その出費以上に稼がないと、

幸せな人生は手に入れられません。

若い人ほど将来の出費が

どんどん増えていくことを

想像しにくいと思います。

ですが、確実に増えます。

子ども一人育てるのに

最低、二千万円掛かると

言われています。

マイカーも購入時は

何百万円かもしれませんが、

生涯乗り続けようとしたら

何千万円の維持費が掛かります。

マイホームも数千万円

掛かりますよね。

ですから、若いうちから

コツコツ貯めたとしても、

絶対に追いつきません。

もう、年だからどうにもならない・・・

そう思う人もいるかも

しれませんが、

一日でも早く行動に移せば

未来は変わります。

同じ会社に勤めている人

とかでしたら、

大体、同じような経済状況で

同じような暮らしを

送ると思います。

ただ、同級生といった

くくりで考えると、

かなりの差が出て

しまうことがあります。

良い悪いじゃないんですけど、

現状に満足・・・、

あるいは我慢できて

いる状態から、

それを変えようというのは、

不安もあるでしょうし、

リスクも感じると思います。

でも、その逆も

あり得るわけです。

そこが「人生の分かれ道」

なんだと思います。

その時にどうすれば良いか?

それは先人の教えを信じて

正しい努力をするしかないと、

私は思っています。

金や権力に搾取される前に

時間の大事さを感じ取って、

行動して欲しいです。

この内容が参考になれば嬉しいです。

以下の動画も参考になります。

https://youtu.be/QO4J76rMCC0

以下のブログも参考になります。

以前、「自由な人生を手に入れるにはどうすればいいか」っていう動画を配信したことがあるんですけど、もっと、根本的なところで自由・・・自由な状態って、どうなることなのか?その辺を改めて整理して、私自身の考える人生観も交えて解説してみたいと思います。少なくとも、お金が全てではありません。時間の自由が無ければ不幸です。

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