こんにちは！ せがひろです。
プロスポーツ界を
考えてみてください。
一流になる人となれない人がいます。
何が違うのでしょう？
プロになる時点で才能も技術も
プロレベルなはずですよね。
それこそ、アマチュア時代にも
充分な実績を持ち合わせているはずです。
ただ、アマチュア時代の
実績が凄ければ、
プロでも凄いわけでもなさそうです。
私は野球が好きなので
思い浮かぶのは、
斎藤佑樹さんと
マー君こと田中将大さんです。
斎藤佑樹さんは高校野球での
優勝投手ですよね。
でも、収入レベルでいったら、
田中将大さんの方が
圧倒的に上だったわけです。
一体何が違うのでしょうか？
仏教視点で解説したいと思います。
・変われる人と変われない人
・成長できる人とできない人
変われる人変われない人のたった1つの違い
最初に結論を言いますと、
変われる人は、
自分に責任を持てる。
変われない人は
他人のせいにする。
これだけです。
ところで、幸・不幸というのは
何によって決まるのか？
それは比較対象があるからです。
例えば、結婚生活、
相手がいるわけですが、
他の夫婦と
比較しちゃうわけです。
職場でも上司とか部下、
他の職場や友達から聞いた話と
比較してしまうわけです。
親子もそうですよね。
他人の親、他人の子供と比較して
幸・不幸を判定するわけです。
これを仏教では
「因縁果の道理」といいます。
自分という因（原因）、
相手という縁、
幸・不幸という果（結果）
自分の身の上に起こることは
自分が原因だという、
お釈迦様の教えです。
原因だけでは結果は起こらず
縁によって起きます。
例で話した他人との比較です。
あるいは、自分の理想との
ギャップですね。
因・縁あっての結果（運命）です。
自分が持ち合わせている
因のことを
「業種子（ごうしゅうじ）」
と言うそうです。
業（ごう）とは行動のことで
3つあります。
・意業（心の中で思うこと）
・口業（しゃべること）
・身業（物理的な行動）
この3つの行いが種となって
運命の花を咲かせる。
成功できる人、
変われる人というのは、
自分（因）に目を向けるんです。
成功できない人、
変われない人というのは、
他人（縁）に目を向けます。
この時の自分側は直接原因、
他人側を間接原因と考えると
理解しやすいと思います。
直接原因を
解決しないことには、
成功することも、
変わることもできないわけです。
私もサラリーマン時代に
経営者と良くぶつかる
ことがありました。
経営責任とか
役割責任とかですね。
しかし、いくら言っても
変わらないんですよ。
色んな要因が
あると思うんですけど、
変わってくれないから
自分が変わろうとして、
結果的に仕事が
増えちゃうっていうね（苦笑）。
それが原因でストレスが溜まり
正直、仕事が面白くありませんでした。
他力に頼らない「業力（ごうりき）」を理解しよう
先ほど説明した3つの業を
業力というそうです。
業力には幸せや不幸の運命を
引き起こす凄い力があります。
その力をお釈迦さまは、
大象百頭より強い力だと
表現されています。
占いとか手相とか
好きな人っていますよね。
別に否定する
わけじゃありませんが、
そういうのを
信じるということは、
自分が幸せになるのに、
他力を当てにしている
とも言えるわけです。
それに対して、
仏教の教えというのは、
業力が運命をもたらす。
自分がどんな行いを
しているかが問題だと
捉えるわけです。
日々、どんなことを思い、
どんなことを言ったり、
どんな行動をしているか？
業力のことが理解できれば
自分の三業が、
気になってくるはずです。
正しい三業を実践すれば
幸せな結果が得られる。
よく、人から見られている
ところでは、
優等生でいる人っていますよねー。
それで、見られていないところで
良くないことをしていたのでは、
意味がないわけです。
見られていようが、いまいが、
正しい三業を行うことにより、
幸せな結果を得る力が
あるのだと教えているわけです。
「口は禍の元」と
言われるようにしゃべる（意業）時、
実際に体を動かす行動（身業）。
これは何とかできそうですよね。
でも、思っていること（意業）は
人間ができていないと、
なかなか難しいなーって
私は感じました。
思っていることって
態度に現れたり、
鋭い人だと表情を見て
分かるとかいいますしね。
子供も親の顔をみて
敏感に察知するようです。
仏教を信じる信じないは
人それぞれですが、
成功者も良く、
他責にする人は成功できない。
そのように発言しているのを
よく見かけます。
途中で触れた、
私のサラリーマン時代の
エピソードですが、
自分の仕事が増えてストレスが
溜まっていたわけですが、
考え方を変えたら楽になりました。
「自分が経営者に
なった時のための勉強」
そう捉えるようになったんですね。
それが活かせて個人で起業
できたといっても
過言ではありません。
優秀な経営者であれば
自分は何も
学べなかったわけですからね。
一つだけ勘違いしないで
欲しいと思うのが、
「自己責任」ではありません。
「原因自分論」だということです。
言葉のイメージかもしれませんが、
自己責任というと起こったことに
対して自分に責任がある。
受け止める。諦める。
そういった印象があるんですよ。
そうではなく、
原因自分論と捉えて、
今、自分が望んでいないような
不幸な状態なのであれば、
自分が変わればいい。
そういう受け止め方です。
決して、諦めでは
ないということです。
今回紹介した「因縁果の道理」の
内容は理解して頂けたと思います。
でも、心底理解しようとすると
かなり奥が深いと感じました。
「運」というものにも
繋がるかもしれませんが、
学校などで大勢でヤンチャした時に
一人だけ叱られるなんてこともありますし、
最近の若者ですと給与明細を見せ合う
ことを普通にしているようですが、
同期で自分だけ給料が少ない時、
どう受け止めたらいいのか？
「日頃の行い」が素晴らしい人でも
自然災害に遭う人もいるわけです。
このブログでは、わかりやすいように
原因と結果という視点で解説しました。
しかし、世の中で実際に起こる
様々な事象というのは、
複雑なことの方が圧倒的に多いです。
数学の問題を解くようには
なかなか行きません。
仏教の話題を
取り上げることにより、
物事の受け止め方、
理解しようと考える。
それが脳にとても良いと
感じています。
原因自分論で考え、
どうすべきだったのか？
どう考えたからよかったのか？
自問自答する癖を
つけようと思いました。
この内容が参考になれば嬉しいです。
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