「他因自果はあり得ない」仏教の因果応報と自己責任の矛盾

こんにちは! せがひろです。

今回は、以前、伝えた自業自得の

仏教における本来の意味を

更に深掘りして

解説したいと思います。

私は何かの宗教を

信仰している者ではありません。

ただ、長く伝えられている教えには

そうなるべき価値があると思っています。

それが知りたくて調べてみました。

そうしたところ、

人生レベルで役に立つ教えだと感じました。

短くまとめましたので

ぜひ、最後まで読んでみて欲しいです。

仏教では、すべての行為には

原因と結果があり、

善い行いは良い結果に、

悪い行いは悪い結果に

繋がるという法則があります。

これを因果応報と言います。

因果応報は、

自分の行いの結果は

自分が受ける。

自業自得が大原則なのです。

因果応報と自業自得の見逃せない関連性

しかし、この因果応報の考え方には、

問題点や矛盾点があります。

それは、現実的には善人が苦しみ、

悪人が栄えることが多くあることです。

みなさんは

そう感じたことありませんか?

また、原因と結果の関係が

必ずしも明確でなく、

過去や未来の影響を受けたり、

他人や環境の影響を受けたり

することもあることです。

このような現実に対して、

仏教ではどのように説明するのでしょうか。

一般的には、

以下のような理由が挙げられます。

善人が苦しみ、悪人が栄えるのは、

現世だけで見るからそうみえるだけ

三世(過去・現在・未来)や

六道(天・人・阿修羅・畜生・餓鬼・地獄)を

通じて見れば、善因善果、悪因悪果は、

ちゃんと貫徹されています。

原因と結果の関係は必ずしも

すぐに現れるものではなく、

時期や場所や形態が

異なることもあるからだそうです。

原因と結果の関係は

単純なものではなく、

複雑な要素が絡み合っています。

原因と結果の関係は

個人的なものではなく、

集団的や社会的や

宇宙的なものもあります。

これらの理由は

一見、納得できそうですが、

よく考えてみると、

それぞれに問題点や矛盾を感じます。

三世や六道を通じて

見るということは、

前世や来世や他界を信じることを

前提としていますが、

それらは証明できないものです。

また、それらを信じたとしても、

現世で苦しむ善人や栄える悪人に対して

どう対処すべきかという問題があります。

時期や場所や形態が

異なるということは、

原因と結果の関係が不確定で

不可知で不公平であることを意味しますよね。

また、それでは因果応報の法則がど

のように働いているのかという

根本的な問題になってしまいます。

複雑な要素が

絡み合っているということは、

原因と結果の関係が曖昧で

不明確で不透明であることを意味します。

また、それでは因果応報の法則が

どのように判断されるのかという

基準的な問題に答えられません。

集団的や社会的や宇宙的なものも

あるということは、

原因と結果の関係が個人の責任や

自由や選択を超えていることを意味します。

また、それでは因果応報の法則が

どのように影響するのかという

個人的な問題に答えられません。

つまり、仏教の因果応報は、

現実に対して説明力や説得力や適用力が乏しく、

自己責任や自己決定や自己救済という

観点からは矛盾していると言えます。

では、仏教は現実に対して

どう向き合うべきなのでしょうか。

仏教思想との向き合い方

私は、仏教は因果応報を

道徳や倫理や規範としてではなく、

宇宙の真理や法則として捉える

べきだと思っています。

その真理や法則に対して、

恐れたり逃げたり抗ったりするのではなく、

受け入れたり理解したり

超えたりすることが求められます。

仏教では、この世界は無常で苦で

空であると説きます。

無常とは、全てのものが

変化し続けることです。

苦とは、全てのものが不完全で

不満足で不安定であることです。

空とは、全てのものが自立せず

相依せざるを得ないことです。

これらは現実の姿であり、

因果応報もその一つです。

しかし、仏教はこの世界を否定したり

諦めたりする教えではありません。

むしろ、この世界を正しく見て、

その中で自分の本性や本質や

本来性を見出す教えです。

仏教では、すべてのものに仏性があり、

すべてのものは本来仏であると説きます。

仏性とは覚醒した状態であり、

仏とは覚者であります。

仏教では、この世界を超越した

他界や他力を求めるのではなく、

この世界を内包した自界や自力を

発揮することが求められます。

仏教では、この世界に執着したり

拒絶したりするのではなく、

この世界に適応したり

貢献したりすることが求められます。

仏教では、この世界に苦しんだり

悩んだりするのではなく、

この世界に喜んだり楽しんだり

することが求められます。

これらは簡単なことではありません。

しかし、これらは可能なことです。

それは何故かと言えば、

私達はすでに仏であるからです。

私たちはすでに仏

私達はすでに因果応報を超える

ことができるのです。

自分の本性や本質や本来性を

知ることができるのです。

自分の力や能力や可能性を

発揮することができるのです。

では、どうすれば

それができるのでしょうか。

仏教では、それには修行が

必要だと説きます。

修行とは、自分の心や身体や

行動を磨くことです。

自分の煩悩や執着や

無明を除くことです。

自分の智慧や慈悲や清浄を

増すことです。

仏教では、さまざまな

修行の方法が示されています。

例えば、戒律を守ること、

布施や持戒や忍辱や精進や禅定や智慧などの

六波羅蜜を行うこと、

四念処や四正勤や四神足や五根や五力などの

三十七道品を修めること、

八正道や十善戒などの

道徳的な生き方をすること、

念仏や称名や祈りなどの信仰的な

行為をすること、

禅や瞑想などの静慮的な実践をすること、

経典や教理などの学問的な学びをすることなど、

これらの修行は、

すべて因果応報に対して有効なものです。

それは何故かと言えば、

これらの修行は、

私達が自分自身に対して責任を持ち、

自分自身に対して決断を下し、

自分自身に対して

救済を施すことによって、

因果応報に振り回されるのではなく、

因果応報に主導権を

握ることができるからです。

仏教では、因果応報は道徳や

倫理や規範ではありません。

因果応報は宇宙の真理や法則です。

仏教と宇宙の心理・法則についての考え方

その真理や法則に対して、

恐れたり逃げたり抗ったりするのではなく、

受け入れたり理解したり

超えたりすることが求められます。

そのためには修行が必要です。

そしてその修行は自己責任であり、

自己決定であり、自己救済です。

ここまで読んでいただければ、

タイトルの意味が分かって頂けたと思います。

「他因自果」という考え方は

仏教においても成立しないものです。

仏教では「他因他果」でも「他因自果」でも

「自因他果」でもありません。

「自因自果」です。

そして「自因自果」は「他者無関係」でも

「他者依存」でもありません。

「他者共生」です。

仏教では「他者」と「自己」という

二元論的な区別はありません。

すべてのものは相互に

依存して存在しています。

すべてのものは空であり、

すべてのものは仏です。

だから、私達は自分だけでなく、

他人や生き物や環境や社会や

世界に対しても責任を持ち、

決断を下し、

救済を施すことができます。

そして、それが私達の

幸せにも繋がります。

修行という行動の必要性

仏教の因果応報は、

自己責任と矛盾するのではなく、

自己責任を可能にするものです。

仏教の因果応報は、

自己決定と矛盾するのではなく、

自己決定を可能にするものです。

仏教の因果応報は、

自己救済と矛盾するのではなく、

自己救済を可能にするものです。

仏教の因果応報は、

私達にとって恐ろしいものでも

悲しいものでも

苦しいものでもありません。

仏教の因果応報は、

私達にとって素晴らしいものでも

喜ばしいものでも

楽しいものでもありません。

仏教の因果応報は、

私達にとって当たり前のものでも

普通のものでも

平凡なものでもありません。

仏教の因果応報は、

私達にとって目覚めるべきものであり、

理解するべきものであり、

超えるべきものです。

そして、そのためには

修行が必要です。

そしてその修行は自己責任であり、

自己決定であり、自己救済です。

この修行というのがビジネスで例えると

作業なのかなーと思います。

精進して頑張らねば!

この内容が参考になれば嬉しいです。

動画紹介

ビジネスの世界でも自己責任を

間違って使っていると感じることがあります。

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https://youtu.be/9bzQ0-ifyeY


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