【書評】「超初心者向け副業術 スキルも才能も不要」脱サラは是か非か?

こんにちは! せがひろです。

今回は「超初心者向け副業術 スキルも才能も不要」

これについて解説したいと思います。

もし、今の収入が月にあと5万円、

いや3万円でも多かったら・・・。

なんていう人は、

絶対に読むべき一冊です。

ですがあなたはこんな風に

思ったことありませんか?

副業に興味はあるけど何から始めればいい

かわからない。

会社に頼らず自分の力で稼いでみたい。

今の収入プラス月5万円でもいいから

副業で稼げれば楽になるのに・・・。

もうこれって、全ての会社員が抱える

悩みだと思います。

今って老後の資金問題や退職金なし、

終身雇用制度の崩壊など。

更に物価もめちゃくちゃ上がって

税金も上がっていますよね。

収入は全く増えないのに出ていくお金だけ

増えているのが今の現状だと思います。

また会社って本当に残酷で経営が傾けば、

唐突にリストラしてきます。

中高年に至っては経営状況によらず

給料に高い人から減らそうと、

早期退職という名の

リストラをしているようです。

それこそ、昔から40歳前後で

「肩たたき」といって、

退職勧奨はありました。

そんな中で生きていくのに

絶対必要なのがこの副収入。

まずはちょっとだけ副業で稼いでる

自分をイメージしてみてください。

「いつでも仕事を辞められるけど

あえて働いてやってんだ!」

こんなセリフ一度は言って

みたいじゃないですか。

副業で稼げるようになると

あなたの人生の選択肢が、

確実に増えてこれからの人生が

良い方向に転換するのは

間違いないと思います。

そこで、この本で特に気になった

3つを紹介したいと思います。

若干、私が疑問に思ったところも

合わせて話したいと思います。

①「お金がない」「時間がない」「自信がない」

あなたも副業ができない理由、

この3つの言葉を言っていませんか?

副業しない人は、

みんなこのセリフを言うんですよねー。

私が学生の頃、ファミレスで

アルバイトしていた時に、

OLの方でバイト

している人もいました。

・副業にも元手が必要

・本業が忙しくて時間ない

・自分には副業なんて無理

そうじゃないんですよね。

逆です。

お金も時間も自信もないからこそ

副業で頑張って、

余裕のある人生にしたいんですよね。

もし、副業する元手が無いのでしたら

アルバイトから始めれば、

数ヶ月で良い出来ると

私は思っています。

副業もアルバイトも、

あくまで余裕のある人生を

手に入れるための手段です。

じゃあ具体的に

何をすればいいのか?

この本で紹介している

「お金がない」「時間がない」

この2つに絞って説明していきます。

まず、お金がないという

障壁を取り除く方法ですが、

お金がなくて副業が始められないなら、

増やせばいいだけのことです。

「いやいや、そんな簡単に

増やせたら苦労しない。」

そう思っているなら、

今から伝える3つを実践してみてください。

●①支出を振り返るために家計簿をつける

これは無料で使える

スマホの家計簿アプリで充分です。

家計簿をつけることで

まずは自分がいかに無駄なものに

お金を使っているかを知ること。

これが、お金を増やすための

最初のステップになります。

ここで、支出の理由を考えてみて、

欲しいからとか、後で使えそうだから

であれば要注意です。

あと、個人的には

「お得だから」といって、

必要以上に買うのも、お勧めしません。

確かに、まとめて買った方が

安いモノもあります。

でも、今すぐに1個しか

必要ないのでしたら、

まとめて買うと

1個当たりは安いかもしれませんが、

結局、支出が増えますよねー。

あるいは、違う日に

もっと安いのを見つけたら、

損をしたって

思っちゃいますでしょ。

グループ買いして

分けるのでしたら別ですけど、

お金を増やすためには「必要な分だけ買う」

という思考に頭を切り替えましょう。

●②固定費を見直す

固定費って自動で引き落とされるように

していると見直す機会がありません。

・携帯電話は格安スマホに変える

・生命保険を見直す

・家賃も見直して引っ越すことも検討

ここでのポイントは、

食費・光熱費・雑費の月々の支出は

年収の1%以下に抑えること。

例えば年収500万円であれば

食費は月5万円、光熱費5万円、

雑費5万円に抑える。

これが6万円を超えていると

浪費傾向にあると思ってください。

他にも節約の仕方はいっぱいあります。

ミニマリストじゃないですけど

徒歩圏内にコンビニがあるのであれば、

冷蔵庫だって必要ないですよね。

●③不良品をフリマアプリに出品する

家の中にある不要なものは

今すぐメルカリで売っちゃいましょう。

家の中が綺麗になれば物を探す

時間も減りますし、

売れば、お金にもなります。

私の経験としては

ハードオフがオススメです。

すぐにお金になりますし、

「えっ!たったこれだけ!?」

そういった風にショックを

受けたことがあります。

大金を出して新品で買った時の

10分の1の値段なんてザラです。

それの何が良いかというと、

いかに自分が無駄なものの

大金を払ってきたのかという、

実感が持てるところにあります。

次に「時間がない」という

障壁を取り除くという話です。

私も個人でビジネスをやっているので

よく耳にしますが、

この「時間がない」という

言い訳をする人って、

本当に多くて結果出せない人の特徴

みたいになってしまっています。

そもそも時間だけは1日24時間

どんな人でも平等になりますよねー。

時間がないって言い訳する人に限って

無駄な時間を過ごしていることが

本当に多いと感じます。

だからこそまずは自分が何に

時間を毎日使っているのか?

これを把握してみましょう。

具体的には1時間の記録を

15分刻みで取ります。

絶対に隙間時間があるはずなので、

そこを改善すればいいんです。

例えば、テレビを観る時間なんて

どう考えても無駄です。

富裕層ほどテレビを観ないと

聞いたこともあります。

SNSやLINEをやる時間も無駄です。

トイレで用を足しているときでも

本は読めます。

YouTubeでしたら倍速視聴すれば

時間を半分に短縮できます。

そうやって無駄に気づくことが

たくさんあります。

そういった無駄な時間を

集めてみると、

必ず1日1時間、人によっては

毎日2-3時間生み出せるので、

副業する時間は充分あります。

ただ、会社勤めしている人に対して

同情もあって、

ロボットじゃないんだから

時間があるからといっても、

会社でのストレスをためていると

気持ちの切り替えって、

なかなか難しい

ところもあるわけです。

私がサラリーマン時代

SEをやっていた時は、

残業どころか徹夜も多かったので

時間が不規則でした。

工場勤務やコンビニだって

シフト制で、

夜勤だってある人もいるでしょう。

なので、転職から考えた方が

良いケースもあると思います。

あるいは、結婚されていて

赤ちゃんの夜泣きとか、

人によって状況が違いますからね。

個人的におすすめなのは

如何に一人でいる時間を確保するかです。

トイレもそうですが

図書館の利用などです。

有料の施設やカフェもありますが、

それじゃあ、

お金が掛かりますから、

無料で使える場所を

探すようにしてみてください。

②成功のカギは「ノウハウ」ではなく「思考法」次第

結論から言うと副業で成功するために

必要なのはノウハウではありません。

思考法次第です。

よく考えてみてください。

今の時代、YouTubeとかSNSで

稼ぐための情報って、

腐るほどあるじゃないですか。

でも、そのノウハウを使って

成功できる人は、

ごく少数で、ほとんどが

成功できていません。

これ何でだと思いますか?

実はその違いこそが

思考法なんです。

あなたも普段何らかの思考を元に

行動を起こしているはずです。

実は思考を人は1日6万回も

行っていると言われています。

これ1分間に約42回1.43秒おきに

1回は思考していることになります。

「今日のお昼何食べよ」

「洋服どれ着ていこう」

とかも、それぞれ1回になるので、

人間って1日でたくさん思考しています。

その1回、1回、何を思考しているかで

その後の行動、

人生まで変わってくると言っても

過言ではありません。

ここで質問です。

あなたは今、神様から貰った気兼ねなく

使える一万円を持っているとします。

あなたはそれを何に使いますか?

A:前から欲しかったものを買うか

使い道が決まるまで貯金する

B:誰かに1万円支払って

これまで先延ばしにしていた

苦手なことなどを代行して貰う

C:1万円払って投資やビジネスの

有益情報が集まるコミュニティに参加する

あなたはどれを選びましたか?

実は思考には3つの段階があって、

①サラリーマン脳

②ビジネス脳

③投資脳

Aと回答した人はサラリーマン脳

Bと回答した人はビジネス脳

Cと回答した人は投資脳

ちなみに、サラリーマンの9割が

このサラリーマン脳です。

まずはここから抜け出して

ビジネス脳に思考を変えていくのが大事です。

そうしないと一生

副業で稼げる日は来ません。

もう少しわかりやすく言うと

お金を使って時間を手にするのが、

ビジネス脳ということです。

今でしたら苦手なことは、

AIに任せるといった選択肢も良いでしょう。

サラリーマン脳の特徴を

いくつか挙げると、

・働いた分だけお金が貰える

・アルバイトで稼ぐ千円も副業で稼ぐ千円も価値は同じ

・稼ぐ側ではなく常に消費する側にいる

・マイホームは賃貸と違って資産になるので借金してでも家を建てた方がお得

といっ考え方の人です。

(マイホームについては、

「バビロンの大富豪」という本では、

買った方が良いと伝えているので、

必ずしも間違いではないと思います。)

もし、ほとんど当てはまる人は、

今この場でビジネス脳に

切り替える必要があります。

ぶっちゃけこの思考法に

切り替えるだけでも、

効果は抜群にあります。

あとサラリーマン脳から

抜け出す方法は2つあります。

①サラリーマン脳の特徴を理解し

自分を客観視する。

②副業の実践経験を積む

この2つを積み重ねて

いくしかありません。

先ほどのアルバイトで稼ぐ千円と

副業で稼ぐ千円は同じか?

これで言うとビジネス脳の人は

こう考えるんです。

もし、アルバイトでもっと稼ごうと

思ったら同じ労働を重ねるしかない。

でも、副業で稼ぐ千円は、

次に繋がればいずれは同じ労力でも、

何倍にも単価を上げることが

可能だから価値がある。

こうやって考えるんです。

(この辺、私は若干違和感があります。

副業ということはサラリーマンも

しているわけですから、

起業を薦めるべきなんじゃないかと・・・。)

ビジネス脳という意味では、

有給休暇を有効利用した方が

良いですね。

給料は減らないわけですから

有給休暇分で、

副業に専念することもできます。

あるいは、企業によっては制限が

設けられているところもありますが、

午前休を意図的に取って

午後から夜まで働く。

同じ8時間勤務でも後者の場合、

残業になりますから、

割増賃金分の収入が

増えるわけです。

朝の通勤ラッシュも

避けられますし、

夜の方が職場の人も少なく、

電話が掛かってくることも

少ないでしょうから、

作業効率も良いわけです。

他にもビジネス脳になるために

必要な具体的な思考法も、

この本には書かれているので

ぜひ、読んでみてください。

③脱サラを狙わない!?

副業で軌道に乗ったら脱サラして

自由に暮らしたい。

こういう気持ちもわかります。

正しくは脱サラは狙うものではなく

結果的になるもの。

こうやって考えるようにしましょう。

その理由が次の3つです。

①7割が独立に向いてない

②金融界の信用度がまだ高い

③脱サララインを超えるのが困難

一つずつ説明します。

まず①のサラリーマンの7割が

独立に向いてないについて、

独立に向いている人は

仮に今無一文でも、

明日までに100万円の売り上げを

作らないといけない場面で、

100万円を作れる人だと

この本では伝えています。

これっ、あなたはできる

自信ありますか?

正直、私もないんですが、

なかなか難しいと思います。

何で、100万円なのかも

良くわからなかったんですけどね。

仮にこの条件で100万円

用意できるということは、

月収で考えたら3000万円ぐらい

いつでも稼げるという

解釈もできちゃいますよね。

(あくまでも、批判ではなく

そういう疑問を私は持ちましたということです。)

次に②日本の金融界はサラリーマンに対する

信用度がまだまだ高いについて、

日本だと億を稼いでいる芸能人や

会社経営者よりも、

サラリーマンの方が社会的信用度が

高いのが現実です。

サラリーマンからフリーランス

になった瞬間、

給料の安定性も地位を信用も

ゼロになります。

サラリーマンのメリットを捨てる

覚悟ができる人以外は、

脱サラはおすすめできません。

信用というのは例えば、

新規でクレジットカードは

基本的には作れません。

新しい口座も

基本的には作れません。

賃貸も借りれません。

ローンも組めません。

いずれも、審査を通れば可能ですが

サラリーマンでしたら、

ほぼ、問題なく審査が通ります。

サラリーマンの価値は

本当にすごいんです。

正社員として

働いているだけで凄い!

これは覚えて

おいた方がいいです。

ただ、定年退職や

リストラされたら、

職を失うわけですから、

フリーランスと同じです。

クレジットカードも

銀行口座も、住宅ローンも、

サラリーマン時代に

作っておいた方が良いです。

最後、③経済的な脱サララインを

超えることが困難であるについて、

例えば、現在サラリーマンで

月に30万円稼いで生活ができているから、

副業で同じ30万円稼げてから

脱サラできるかというと、

実は生きていけません。

自分で社会保険も支払わないといけないし

退職金もないし、年金も低いです。

そう考えると将来的には

厳しくなることが予想されます。

じゃあ、どのくらい稼げばいいのか?

それが不労所得が40万円状態です。

不労所得は何もしなくても

得られる手取りの金額で、

不動産からの家賃収入や

投資の配当金などを放置しても

入ってくる収入が

40万円はないとダメ!

逆に言うと、そのラインまで副業で

稼げるようになれば、

脱サラしても大丈夫と

本書では伝えています。

そこまで頑張る時間がないなら

ホワイト企業に転職して、

副業を軌道に乗せる。

そのくらいの慎重さが必要です。

まとめ

この本で伝えている内容について、

都会で生活するケースを

想定していると感じました。

また訴えかけている年齢層も

若者向けで、

例えば、定年間近の人が

副業を目指す分には、

結局のところ、無職になった時の

収入源の備えになるので、

40万円というハードルを

意識することも無いのではないのかな?

そう思いました。

理由は、40万円無いと

生活できないのであれば、

年金生活者は既に暮らして

いけないことになってしまうからです。

逆に、若いうちから脱サラしてしまうのは、

確かに危険だと、私も感じています。

40年近くフリーランスとして

稼ぎ続けるというのは、

世の中がどうなっていくのかも

見通しにくいわけですからね。

ちなみに、東京商工リサーチの

2022年のデータによると、

企業の平均寿命は

23.3年とありました。

参照元:企業の平均寿命は23.3年 東京商工リサーチ調べ

企業でそれぐらいですから

フリーランスで40年近くというのが、

どれほどハードルが高いかが

伺い知れると思います。

ビジネス脳的にも

長期的に計画できないようでしたら、

勢いでフリーランスになるのは

やめた方がいいと、私も思います。

人によって向き不向きもあります。

冒頭でも触れましたが、

5万、10万でしたら、

アルバイトでも稼げるわけです。

常に体を動かしていたい人でしたら

それも悪くないと思います。

何のために、どれぐらい稼ぎたいのか?

そのビジョンがしっかり見えてないと

続けられないものです。

ダイエットだって、そうだと思います。

目標の体重があっても、

なぜ、その体重にしないといけないのか?

その根拠、理由が切実であればあるほど

やめるわけにはいかなくなるということです。

単にもっと稼ぎたいといって

安易な気持ちでは続かないことに

気づいて欲しいです。

この内容が参考になれば嬉しいです。


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私は、会社員時代は単身赴任で全国を飛び回っていました。

毎日満員電車に揺られて出勤し、
嫌な上司からパワハラを受けながら働いていました。

給料は安くて、家賃や生活費で
ほとんど消えていました。

家族とは離れて暮らし、
週末も帰省する余裕もなく、

電話やメールでしか
連絡できませんでした。

家族との時間を失ってまで、

こんな人生で本当に幸せなのか?
自分は何のために生きているのか?

そんな悩みが頭から離れませんでした。

そんな時、ネットビジネス
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