【書評】「がんばらない戦略」から楽しく続ける仕組みの考え方を学ぼう

こんにちは! せがひろです。

今回は、「がんばらない戦略」

これについて解説します。

突然ですが、あなたは普段

頑張っていますか?

ブログを読んで情報収集しているくらいですから、

恐らく、普段から頑張っている人だと思います。

・資格を取るための勉強

・キャリアアップのための勉強

・仕事に熱心に打ち込み

健康維持のための運動や食事への気遣い

節約など色んなことたくさん頑張ってますよね。

でも実際、やろうと決断しても

どれも三日坊主で終わってしまい、

続かなかったこともあるんじゃないでしょうか?

そもそも何で、私たちはこんなに

頑張るのでしょうか?

私たちは物心ついた時から親や先生から

「結果を出すために頑張りなさい!」

結果が出たら出たで、

さらなる高い目標を強いられる。。。

こうやって何千、何万回と

小さい時から言われてきていますから、

頑張らないといけないという

刷り込みがあるんです。

だから、頑張ってしまう。

そして、頑張れなくて

悩んでしまうんですよねー。

ですが、頑張ることが結果を出すための

全てではありません。

頑張らない戦略こそ、結果を出すための

一番の近道なんです。

ここで頑張らないと言っているのは、

何もしないという意味ではありません。

ただがむしゃらに頑張るのではなく

努力の仕方によって、

頑張らなくても

結果が出せるということがある。

このことを学べばいいんです。

この本の内容知っておかないと

人生でだいぶ損します。

大事なことがとても

わかりやすく書いてあります。

それでは本編に参りましょう。

本の概要

この本は物語形式で進んでいきます。

ガンバールとガンバランの二つの国がありました。

主人公のミサキちゃんは、

ガンバール国の女の子です。

ガンバール国のみんなは朝早くから起きて

みんなが頑張っている国でした。

しかし、全く結果は出ていません。

オリンピックの金メダルも、

お金持ちも、幸福度が高いのも、

ガンバラン王国だったんです。

なぜかというと、

ガンバラン王国の人たちは、

無駄な努力をしない

あるルールを知っていたんです。

主人公のミサキちゃんは

ガンバランを国に行き、

人々と話す中で頑張らなくてもいい

理由を学んでいくこういったお話です。

1つ目の学び「火曜日の淑女」

ミサキちゃんに商店街で声をかけてきた

掃除中のおばさんがいました。

そのおばさんはなんと毎週火曜日に

その場所を掃除している人でした。

そのおばさんが火曜日だけ

掃除していることは有名で、

「火曜日の淑女」と呼ばれていて

暑い日も、寒い日も、雨の日も、

そのおばあちゃんは掃除をしていました。

ミサキちゃんはこうやって尋ねます。

「毎週火曜日に掃除って大変じゃありませんか?」

そう聞かれるとおばあちゃんはこう答えます。

「火曜日の淑女は火曜日ってところがポイントなのよ。

曜日で決めてしまえば人は大概のことはやってしまうのよ。」

つまり、人は曜日ごとにやることが決まっていれば

頑張らずにやることができるということです。

例えば、雇われて働いている人でしたら、

お休みの曜日って固定されている方が多いと思います。

休みの日にやることを決めたら、

比較的継続できると思います。

ここからは私の意見ですが、

サラリーマンのように

週休二日だからといって、

二日ともやることが

同じだと苦痛になると思うんですよ。

早く結果を出したくて

焦る気持ちはあるかもしれませんが、

続けないことには意味がありませんし、

苦痛に感じるようでは楽しくもありません。

「継続する」ことを目的として、

曜日を決めるという「手段」をとってみましょう。

2つ目の学び「ゲームばかりしている男」

人生はゲームである。

こうやって考えると圧倒的に楽になるんです。

ゲーミフィケーションっていいますよね。

主人公のミサキちゃんが

ガンバラン王国を歩いていると、

セールスマンがちょうど断られて

締め出される場面に遭遇しました。

ミサキちゃんは飛び込み営業も大変だなあと、

それを眺めていました。

するとそのセールスマンはドアが閉まるやいなや

ガッツポーズをしているじゃありませんか。

不思議に思い、

その男性に話を聞いてみるとこう答えます。

「僕は営業で断られるゲームをやってるんだ。」

「1000回断られたら、ご飯はお寿司と決めていたんだ。」

「今断られたのが、ちょうど1000回目だったから、

今晩はちょっと贅沢をして、お寿司が食べられるってわけ。」

さらに、男性はこう続けます。

「僕はね、昔セールスが大嫌いで

仕事が全然面白くなかったんだ。」

「毎日同じことの繰り返しで飽き飽き。」

「断られるたびに人格否定された気分になって、

それで仕事がつまらないからサボってゲームばかりしてたんだ。」

「家でもゲーム、行き帰りの電車でもゲーム」

「そしたらあるとき気づいたわけよ」

「人生もゲームだと!すると苦しいことなんて

一つもなくなったんだよねー。」

「例えば、僕は営業で断られるゲームをやっている。」

「だからこそ、1000回断られて晩飯に

お寿司が食べられて楽しく営業ができている。」

こうやって答えました。

このセールスマンどうでしょう。

めちゃくちゃポジティブですよね。

つまり、このセールスマンは、

いやいや頑張っていた営業に

ゲーム感覚を取り入れて考えることで

楽しく営業できているって事なんですよ。

まあ、1000回も断られることは

良いことではないんですが、

ここで大事なことは普段頑張ってやっている

辛いこともゲームだと捉えてやる工夫をすれば、

努力と感じないで頑張らずにできる

仕組みが作れるということです。

例えば、毎日の単純作業。

普段なら1時間かかる作業なら55分でできるか?

ゲーム感覚でやってみて、できたらご褒美。

たったこれだけでも

いつもより楽しくできそうですよね。

私の場合、こうやってブログを投稿していますが、

「明日まで書かなきゃ」って思うと苦痛なんですよ。

なので、普段から書き溜めるようにしています。

以前は、ブログが書きあがると

「終わったー」って喜んでいました。

しかし、終わったことを

喜んでいるということは、

「辛い作業」だと

認めていると気付きました。

それで、「何日分書き溜められるかゲーム」

これを実践している感じです。

書き溜めれば書き溜めるほど、

まとまった自由な時間も増えるわけですから、

嬉しくなるんですよねー。

今でしたら、ChatGPTなどのAIもありますから、

自分のブログ記事の下書きの評価を聞いて、

やり取りするのも楽しく感じれています。

あなたの今頑張ってやっていることも、

ゲームにしちゃいませんか。

3つ目の学び「美人とすれ違うと腕立て伏せを始める男」

これだけ聞くと、ただの変人です(笑)。

ミサキちゃんが歩いていると

いきなり腕立て伏せする男と出会います。

その男はそれをする理由をこう答えます。

「美人とすれ違ったら、

腕立て伏せをすると決めているんだ!」

「さっき白いブラウスを着た

美人が通りかかっただろう。」

「僕は毎日腕立て伏せをやるって決めてるんだ。」

そんな男に対しミサキちゃんは、

「道でしなくても、スポーツクラブとか行けばいいのに」

そういい放ちます。男はこうやって答えます。

「それじゃ続かないんだよ。」

「ほらよくいるでしょ、

スポーツクラブの会員なのに行かなくなっちゃう人。」

「行こう、行こう、行かなきゃ、行かなきゃ、

お金もったいないって頭でわかっているのに行けない人。」

「つまりス、ポーツクラブに行くのは

段取りが多すぎるんだよ。」

①朝起きて

②着替えて

③顔洗って

④歯を磨いて

⑤荷物用意して

⑥靴履いて

やっと家を出て

スポーツクラブに着いたら着いたで、

⑦入館手続きをして

⑧靴をロッカーに入れて

⑨トレーニングウェアに着替えて

⑩器具のところまで歩いて

「やっと腕立て伏せができるんだよ。」

「10個も工程があるんだよ。」

「面倒くさくなると思わない。」

こうやって男は説明しました。

つまり、何かを続けたければ、

段取りを減らすことが大事だということです。

確かに段取りで言ったら、

いきなり道で腕立て伏せが手っ取り早いですよね。

例えば、他にも学校の宿題もそうです。

宿題をやるときは、いちいち片付けないで

やるページを開いたまま机に置いておけば、

次の日の朝、自然と机に向かうことができる。

やらないといけないことの段取りを

限りなく減らすのが頑張らなくて済むコツなんです。

これは重要なんで覚えておきましょう。

でもその男が美人を見たら

腕立て伏せをするのは何でなんでしょうか?

男はこう答えます。

「僕にはスイッチが必要なんだ。」

「やる気を出すための条件反射だね。」

例えば、チャイムが鳴ったら昼休み。

サザエさんを見たら日曜日も終わり。

「それと同じように

自分にスイッチを装備しちゃうんだ。」

「美人を見るだろう。」

「そしたらモテたいと思うじゃない。」

「だから体を鍛えて細マッチョになろうって思う。」

「その気持ちを利用するんだ!」

これどうでしょう。

腕立て伏せ男は、ただの変人じゃなくて

ちゃんと考えていますよね。

ここでもし、仮に美人を見ても、細マッチョに

なりたいと思わない人の場合はどうすればいいか?

要は、モテたいという欲求が少ない人の場合です。

その場合、自分を突き動かすスイッチは何でもいいんです。

それは、モテたいでも、お金持ちになりたいでも、

有名になりたいでも何でも、好きなものを食べるでも、

自分がやる気の出るスイッチを

見つけることこれが重要なんですよ。

頑張りたいってことは、絶対に何か

達成した後の理想の姿があるはずです。

その想いを思い出させる

仕組みを作ればいいんです。

・段取りを減らす、行動をシンプルにする

・やる気を出すためのスイッチを用意する

この2つさえあれば、あとは頑張らなくても

自動操縦でうまくいくんです。

確かに、朝起きて歯を磨いたり、

顔を洗うといった無意識でできる

習慣的なものもあります。

習慣化するまでは続ける必要があり、

続けるためには、楽をすることを考えましょう。

どうせ頑張るなら、「いかに楽にできるか?」

そこに時間を使いましょうね。

まとめて

①曜日で決めると頑張らなくてもできる

②ゲームに置き換えてやると楽しくできる

③段取りを減らして、やる気スイッチを用意する

「美味しんぼ」って漫画をご存じでしょうか?

サラダ、生野菜を取り上げた回があって、

「なぜ、こんなにも多くのドレッシングがあるのか?」

それは、実は生で野菜を食べるのが嫌いだから。

でも、健康を考えると毎日とりたい。

その結果、ドレッシングの種類が

増えたというわけです。

これも、ある意味、健康のために

継続する仕組みとして、

ドレッシングの種類を増やしていったわけです。

行動を継続することと、行動するための仕組み

という観点で考えると、

「行動が続かないのは、仕組みに問題があるのでは?」

そういった風に考えられるようになります。

よく行動を続けられないと自分を責めて、

ダメな人間だと考えがちです。

これからは、行動する仕組みについて

着目して目標を達成しちゃいましょう!

この内容が参考になれば嬉しいです。


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私は、会社員時代は単身赴任で全国を飛び回っていました。

毎日満員電車に揺られて出勤し、
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給料は安くて、家賃や生活費で
ほとんど消えていました。

家族とは離れて暮らし、
週末も帰省する余裕もなく、

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