【書評】「生命とは何か?」から読み解く生きるということ

こんにちは! せがひろです。

今回は、

「生命とは何か?」という

とてもシンプルで、

実は深い内容について

伝えたいと思います。

私たちはなぜ生きているのか?

生命とは何なのか?

誰しも一度は考えたことが

あると思う疑問です。

それをこたえられる人は、

そうそういないと思います。

私が好きなひろゆき氏も、

「生きる理由なんて無い!」

そう言いきっています(笑)。

今回取り上げた著書は、

ノーベル生理学・医学賞を受賞した、

細胞生物学者の

ポール・ナースさん

による著書です。

・生きているとはどういうことか?

・生命とは何か?

解説したいと思います。

それを知ることで、

生命の本質が分かります。

細胞と遺伝子から考える生命

細胞というと小さいものという

イメージがあると思います。

しかし、例えば、

私たちが普段食べている

卵の卵黄も

1つの細胞です。

また、私たちの体にある

背骨の付け根から

足のつま先まで届く

神経細胞も長さ1mほどある

大きな細胞です。

細胞は生命の中核をなす

特徴を備えた、

一番小さな存在であり、

生物学者はこれを

「細胞説」と呼んでいます。

私たちの身体は、

細胞と微生物細胞が絡み合い、

変化し続けている

巨大なコロニーです。

細胞の中には色々な機能を

持った器官があり、

それを「細胞小器官」

と言います。

細胞小器官には、

遺伝子情報を含んだ

「核」だったり、

細胞内の発電機と呼ばれる

「ミトコンドリア」など、

様々あり、

細胞のパーツを組み立てたり、

壊したり、運んだり、

高度な生産物流機能を

持っています。

全ての細胞は、

自分たちが生き残るために

内部を維持するため、

たえず活性化して

働いています。

これは、

空を舞う蝶、犬や猫、

人間にも共通しています。

細胞はあらゆる種類の

動物・植物や菌類と、

共通性があります。

細胞がどのように

機能するかを理解することが、

生命の仕組みへの

理解へと近づきます。

そして細胞の存在の中核を

なすのが「遺伝子」です。

遺伝子は細胞が自らを

作るために必要な命令を

「暗号」にします。

そしてその命令(暗号)は、

細胞や生物が繁殖する際に

新たな世代に引き継がれます。

細胞は分裂することで

成長していきます。

細胞が分裂する際に

細胞の中にある染色体も

分裂します。

この染色体の中に

遺伝子があり、

細胞が分裂するたびに

遺伝子一式であるゲノムが

コピーされて

新しくつくられた

2つの細胞に引き継がれます。

生物学において、

細胞分裂は繁殖の

基本例と言えます。

なお、染色体の中には

遺伝子の本体であるDNAが

含まれていて、

DNAは2重螺旋構造で

4つの塩基で構成されています。

(4つの塩基:アデニン・チミン・グアニン・シトシン)

この塩基の順序が

「暗号情報」としての

機能を果たします。

その暗号情報には、

人の目の色を決定する

色素を作ったり、

花の色をオレンジ色に

するといった情報が入っており、

細胞はこの暗号情報を読み、

その目的通りに機能します。

なお、細胞分裂においては、

分裂先の娘細胞(じょうさいぼう)に

分裂前の遺伝子が正確に

伝わる必要があるので、

緊密な連携プレーが

必要になります。

この連携プレイは

「細胞周期」という

プロセスで実現されます。

そういうわけで、

先人からの遺伝子の

正確な複製により

受け継がれた、

私たちの細胞を制御する

2万2千個の遺伝子のDNA配列は、

この地球上にいる

全ての人々のものと、

ほぼ完全一致しています。

つまり、

性別・民族・宗教・社会階級に

関わらずとても似ていて

こういう平等性がわかると、

世界の捉え方も変わって

来ると思います。

自然淘汰による進化

生命は変化する世界に合わせ、

適合し続けているわけですが、

これを可能にするためには、

遺伝子は安定して情報を

保存する必要があります。

ただ、時には大きく変化

しなければならない時も

あります。

自由に空を飛ぶことが

できる鳥の羽や

巣を張って獲物を摂る蜘蛛

そして人間に至るまで、

私たちを取り巻く生き物に

多様性をもたらしたのは、

「自然淘汰」です。

これは創造的なプロセスであり、

自然淘汰による進化は、

何十億年もの時間を掛けて、

多様化した生き物を生み出し

続けてきました。

私たち人間を含む

すべての種は、

絶え間なく変化し、

最終的に絶滅するか、

新しい種へと進化します。

自然淘汰の考えは、

「変異」が遺伝子の

変化によって起きる時には、

世代から世代へと

受け継がれるという

事実に基づきます。

繁殖に成功する確率が

上がると、

そういった「変異」を

持っている子孫が、

次の世代で集団の大多数を

占めることになります。

例えば、キリンの

長い首であれば、

首が長くなった「変異種」が

出現したことで、

変異種の一部が

高い枝に届くようになり、

葉をたくさん食べて、

栄養を多くとれるように

なった結果、

体力もあり、

若いキリンを生む能力にも

長けていたので、

キリンの群れは徐々に

長い首を持った個体に

支配されるようになったと

考えられています。

本書によると、

自然淘汰による進化が

起きるためには、

生命体が繁殖する

能力がある、

遺伝システムを

備えている。

遺伝システムが変異して

生殖の過程で

受け継がれるという、

3つの特性を

備えている必要があると

書かれています。

この3つの特性は、

「細胞と遺伝子」で

解説した部分と

繋がっており、

変異は細胞分裂の際に

稀に発生するエラー、

もしくは、

環境から受けた

DNAの損傷によって、

DNA配列が

変わることで発生します。

また、自然淘汰が効果的に

機能するためには、

生物は死ななければ

なりません。

なぜなら、

競争上強みのある

遺伝子変異を持っている

次の世代が、

古い世代に取って

代わることができるからです。

自然とお歌による進化は、

色々な生命がどのように発生し、

目的を達成できるかを

説明します。

それは偶然もたらされ、

より効果的な生命を

生み出す必要性に導かれた、

奇跡のような現象です。

化学・情報としての生命

ここでは、

「化学としての生命」

「情報としての生命」

この2点について解説します。

まず、「化学としての生命」ですが、

現在では、あらゆる生物の細胞内で、

いくつもの化学反応が

同時進行していることが

わかっています。

化学反応により、

細胞の成分や構造が

形作られたり、

分解されたりします。

このような生命体で発生する

膨大な化学反応のことを

「代謝」といいます。

そして体の中では

「酵素」によって代謝が

促進されます。

ほとんどの酵素は

タンパク質であり、

食べ物を消化・吸収して

体を病気から守ったりと、

私たちの体には

無くてはならないものです。

また、細胞の中で

無数の化学反応が効果的に

機能しているのは、

私たちの体が食べ物に含まれる

化学物質を消化する胃腸、

化学物質や薬を解毒する肝臓、

化学的エネルギーを利用し、

血液を送り出す心臓などに、

区画化されているからです。

細胞や生体構造は複雑ですが、

突き詰めると理解可能な

化学的で物理的な

機械に例えることができます。

次に「情報としての生命」ですが、

あらゆる生物は自ら維持し、

成長・増殖します。

これは生物が自分と子孫を

永続させたいという、

目的を持った行動といえます。

先程の「科学としての生命」

でも解説しましたが、

細胞ではすさまじい数の

化学反応と物理的活動が

起きており、

仮にこれらのプロセスが

無秩序に行われたとすると、

すぐに生命は

崩壊してしまいます。

情報を管理することで、

細胞はこのような複雑な

動きができ、

生き延びて増殖するという

目的を達成することができます。

情報処理は生命の

あらゆる部分に浸透しています。

情報がカギとなる一つ目の例が、

細胞のDNAであり、

それぞれの遺伝子が4文字の

アルファベットで書かれた

(アルファベット:A、T、G、C)

情報の直線配列で

できています。

直線配列というのは、

文字の情報を直線的に

並べることであり、

コンピュータやスマホの

プログラムも直線配列です。

また、これらの情報は、

デジタルです。

それによりDNAは

細胞分裂の際に

自分自身を正確に

コピーできます。

なので遺伝子配列の

いくつかは、

膨大な期間に渡る、

細胞分裂を通じて、

一貫して壊れずに

生き残ってきました。

情報がカギとなる、

もう一つの例が、

「遺伝子調整」です。

これは細胞が遺伝子を

「オン」「オフ」にするために

利用する、

一連の化学反応のことです。

これにより形のない

「胚」から人間が誕生します。

私たちの体の中にある

脳や心臓などの細胞は、

全てが2万2千個の

ゲノム(全遺伝子)を含んでおり、

脳を作るための遺伝子調整では

脳に必要な遺伝子だけがオンとなり、

それ以外の遺伝子は

オフになるといった感じです。

このように生命の

化学的・情報的な理解が進むと、

生命を理解するだけでなく、

生物たちの営みに介入する力も

伸びていきます。

細胞、遺伝子、

自然淘汰による進化、

化学としての生命、

情報としての生命

これらの5つの

ステップを踏まえて、

著者による生命の定義が

示されています。

みなさんも独自に

生命の定義を考えてみても

面白いと思います。

まとめ

(1)細胞と遺伝子

生命の基本単位と言われる「細胞」がどのように機能するかと細胞の存在の中核をなす「遺伝子」について理解することが生命の仕組みの理解へと近づく。

(2)自然淘汰による進化

私たちを取り巻く生き物たちに多様性をもたらしたのは「自然淘汰」「自然淘汰による進化」は、色々な生命がどのように発生し、目的を達成できるかを説明しています。

(3)化学・情報としての生命

生命の科学的・情報的な理解が進むと、生命を理解するだけではなく、生物たちの営みに介入する力も伸びていく。

どうでしたか?

私はこの本を読んで、

ユヴァル・ノア・ハラリの

「サピエンス全史」

「ホモ・デウス」

「21Lesson」

を思い出しました。

ザックリ説明すると、

現代人(ホモ・サピエンス)は、

「嘘で活かされている。」

といった内容です。

例えば、神を信仰している人は、

神様を見たことがあるのか?

ネットでウソやデマの情報でも、

一定数信じる人がいます。

そういう才能があったから、

生き延びてきたという内容です。

それを踏まえて、

今後どうすべきかを

3部作的に解説しています。

今回この本を取り上げようと

思ったのは、

細胞レベルで世代を超えて

伝達されている。

普段の生活で年配の人が

子どもたちへ知識を伝えるのと、

何ら変わらないと

思ったからです。

動物の中で「老後」が

存在するのは、

人間だけだそうです。

なぜ、老後が必要かと

考えると、

伝えるべき情報が、

膨大だからでしょう。

知識は文献で残せますが、

技能はやって見せなければ、

なかなか難しい

ところもあります。

特定の家族の歴史を

文章で残すこともしませんよね。

言葉で受け継いでいくのが

せいぜいではないでしょうか。

決して人類的に

大それたことじゃなくても、

おふくろの味とか、

親の想いとか、

個人にとっては

大事な情報もあるわけです。

その情報を伝えるのに

最低限、時間は必要なわけです。

人間はとにかく複雑です。

蜘蛛が教わらなくても、

蜘蛛の巣を張ったり、

産卵してすぐに

死んでしまう、

サケの卵が孵化して

稚魚が川を下ったり、

そういうこととは、

わけが違います。

成人するまでの

時間というのも、

人間が決めたルールです。

しかも、

国によっても異なります。

そこに間に合うように

学校では教えない、

家庭の教育のための

「時間」が大切だと、

私は思っています。

単なる知識だけじゃなく、

感情ですね。

嬉しい、悲しい、

楽しい、悔しい、

あと、我慢するとか、

人を思いやるとか、

そう言った道徳的なことを

伝える時間です。

そのためには親の方も、

大人たちも勉強が必要です。

生きるということは、

如何に時間を有効利用するかと

言うことだと思います。

この内容が参考になれば嬉しいです。

動画紹介

今回の内容について、

参考になる動画を紹介します。

ぜひ、視聴してみてください。

https://youtu.be/MDXRz-w_uvw

以下のブログも参考になります。

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