【書評】「武器としての決断思考」から未来予想力を学ぼう

こんにちは! せがひろです。

今回は、「武器としての決断思考」

これについて解説します。

なぜ?決断の仕方を

学ぶ必要があるのかというと

議論、ディベートの4つのルール

議論というか、

課題のテーマをどう決めるのか?

メリット・デメリット、

反論の考え方

議論における正しさとは何か?

これらについて本の内容を元に

紹介したいと思います。

著者は、大学で講義していた

意思決定の授業の内容を

1冊にまとめたものです。

その中の意外な事実を紹介します。

なぜ決断の仕方を学ぶ必要があるのか

京都大学の医学部生の40%が

起業論を学んでいます。

なぜ、学ぶのでしょうか?

京都大学の医学部は

東大の医学部と同じく、

最難関の学部です。

卒業後はほぼ100%の人が

医者になります。

一生食いっパグれない

安泰な人生を約束された

エリート中のエリートたちです。

その人たちが、なぜ起業論の

授業を受けるのかというと、

著者が学生にヒアリングしたところ、

「この国では医者になっても幸せになれない」

「もう昔のように医者が金持ちという時代ではない」

要は、京大の医学部生であっても

自分の将来について明確な不安を

抱いているということです。

現在の日本は昔と違って

医者余りの状況にあります。

違う視点で考えると国立といった

病院が減り私立で利益を上げないと、

病院といえども潰れる時代と言えます。

研修医の労働環境は厳しく、

激務の上に責任が重く、

大学病院にいる限り給与は

一般企業よりも低かったりします。

そして、開業できたとしても

市場の競争にさらされるわけですから、

心も体もすり減らさないと

いけないわけです。

学生たちはそういったリアルな状況を

メディアや先輩たちを通して知って、

今の時代、漠然と医者になっては

ダメだと気付いたからこそ、

ビジネスについても

勉強しようと決断したそうです。

現代は変化が激しいわけです。

あなたの価値観や方法、

人生のレールへの知識は、

時代遅れになっている

かもしれないわけです。

良い大学、良い会社に入ったとしても、

幸福な人生を歩める

わけではないということです。

これからの日本は、もっと

厳しい状況になっていきます。

そんな中、絶対に学ぶべきなのが

「意思決定の方法」なのです。

答えを学ぶのではなく

答えを出す方法を学ぶ。

意思決定の方法を学ぶことは

最大のリスクヘッジになります。

これからの時代の最大のリスクは

「変化に対応できない」ことです。

ある意味、ダーウィンの進化論のように

環境の変化に対応できたものが生き残る。

そういうことだと思います。

人生の岐路に立った時、

どちらの道を選択するかによって

天と地ほどの差が

生まれることもあるわけです。

なので、決断するための思考を

ぜひ学んでください。

人生、色んな物事について

選択の連続です。

その時に、自分で考えて

自分で決めていく必要があるわけです。

「選択」と「決断」をするための

思考をしっかりと学んでくださいね。

議論・ディベートの4つのルール

最初に議論・ディベートとは何かを

説明したいと思います。

まず、議論とは正解を

見つけることではありません。

現状の最善解を導き出すものです。

変化の激しい時代ですから

今正しいと思っていることでも、

時間とともに正解も

変化していくからですね。

正解がわからないからこそ、

議論をしてベストよりもベターを

導き出そうということです。

ディベートとは、ディベートとは、

ある公的な主題について異なる

立場に分かれ議論することをいう。

討論とも呼ばれているものです。

(参照元:ウィキペディア)

それで、ディベートには

4つのルールがあります。

議論全般でも守られているルールで、

あなたが人生の方向性を決めるときに

必ず役立つものです。

それでは、順番に見ていきましょう。

【ルール1】特定の論題テーマについて議論を行う

・日本は死刑を廃止すべきか否か?

・今の会社でずっと働くべきか、起業すべきか?

【ルール2】賛成側と反対側に分かれる

ここでのポイントは、賛成・反対の

どちらの立場に立つかは、

ディベートの直前に無作為に決めます。

一人で考える場合は、二重人格じゃないけど

自分の中で賛成・反対の意見を持つ必要があります。

例えば、テレビショッピングなんかで

良いことばかり伝えていたら、

「悪いところはないのか?」

そういった反対の側面も常に考えられるように

なりましょう。ということですね。

これがディベート思考の1番大事なところです。

賛成・反対の両方の主張を考えなければならず、

自分に都合の悪い意見や価値観にない意見も、

すべて視野に入れた上で賛否をぶつけて

最善策を決める必要があるわけです。

・今の会社にいるべきメリット

・今の会社にいるデメリット

両方考える必要があるわけです。

【ルール3】話す順番、発言時間を公平にする

これは何となく理解できると思います。

自分の思い通りになって欲しいあまり、

それが有利なように考えていたのでは

公平性に欠けますよね。

【ルール4】第三者を説得する

ディベートというと相手を論破するイメージが

強いと思います。

しかし、それは誤解であって大事なのは

第三者を説得することです。

言い合いのするというより、

いかに第三者に納得して貰えるかです。

以上が、4つのルールです。

4つのツールを守るうえで大事なこと

ディベートとは準備(下調べ)と根拠が

大事なカギを握ります。

要は、思い付きではいけないということです。

一般的に準備が8割と言われていて、

事前に賛成・反対のどちらの立場に立つか

わからないということは、

予め、両方の意見を考えておく

必要があるということです。

この準備がディベートの質を

決定的に決めることに繋がります。

考えられる反論を

すべて洗い出す必要があります。

・今の会社にいない方が良いという反論

・起業しない方が良いという反論

これらをしっかりと洗い出さないと

最善解を導き出すことができません。

賛成・反対、それぞれの弱点を研究して

それを補強していくことです。

次に、根拠ですが、

第三者が審判を務めるため

その人たちをどうやって

説得するのかがポイントになります。

第三者は根拠の優劣しか見ていません。

要は、「誰が言ったか」ではなく、

「何を言ったか」これしか見ないということです。

どんな結論を出したのかということよりも、

どういった思考を経て、その結論になったのか?

結論に至った根拠が大事だということです。

議論のテーマをどう決めるか

ここが非常に重要だと思います。

あなたの悩みの

本質部分を考えなければ、

うわべの困ったに対しての

応急処置にしかならないからです。

漠然とした問題は議論のテーマとしては

不適切だということです。

・親の介護をどうするか

・年金は貰えるのか

・結婚はいつしたらいいのか

そういった問題だと、

あまりにも漠然としていて

議論のしようがありません。

もっと具体的な問題に落とし込む

必要があります。

ブレイクダウンする必要があります。

そして、〇〇すべきか否か!?

二者択一になるように論題を

設定する必要があります。

「原発をどうするべきか?」ではなく、

「10年後に無くすべきか否か?」

「YouTubeの編集は自分でやるべきか」

「プロに任せるべきか」

「結婚は3年以内にした方がいいか否か」

親の介護をどうするかではなくて

親の介護は子供が担うべきか否か

そういった風に論題というのは

3つの条件を満たす必要があります。

①二者択一ぐらい具体的なものを選ぶこと

②議論に値するものを選ぶこと

③明確に結論が出るものを選ぶこと

結論が出なそうなことを議論しても

時間の無駄ですよね。

漠然としてモノというのは

具体的ではないのでダメだということです。

議論に値しないものもダメです。

明確に結論が出ないものを

選ばないこと。

1番良いのは、

具体的な行動をとるべきか否か

こういったタイプの論題です。

メリット・デメリット、反論の考え方

議論のテーマを決めたら、メリット・デメリット、

反論をどう考えていけばいいのかです。

例えば、「日本は原発を全廃すべきか否か」

このような論題があって、

賛成側、反対側に分かれてディベートを行うとき

どうやって議論を組み立てていけばいいのか?

ここでポイントになるのが

メリット・デメリットの考え方です。

・原発撤廃を取った時に生じるメリット・デメリット

それを比べて、メリットが

大きければやった方がいいですし、

デメリットの方が

大きければやらない方がいい。

たった、それだけのことなんです。

日本人にありがちな失敗は比較という

考え方がないことです。

デメリットにばかり目が行きがちで

行動をとれない人が多いのです。

例えば、大学生が通学するために

電車で行くよりも、

バイクで行った方が時間もお金も

圧倒的に節約できる。

なので、バイクの免許を取ろうと思ったとき、

親に「事故にあったらどうするの!?」

この一言で簡単に諦めてしまう。

このようなケースが多いです。

何気に見てしまうテレビなんかでも、

デメリットのオンパレードです。

日本人はデメリットばかり見ます。

起業というと、リスクがある。

借金背負ったらどうする?

マイナスしか見ないということです。

賛成側はメリットを提示して

反対側のデメリットを上回ることを主張します。

メリットが成立するためには

3つの条件が必要です。

・何らかの問題があるという内因性

・その問題が深刻であるという重要性

・問題が解決する解決性

この3つを満たす必要があります。

要は、問題があって、それは深刻で、

その行動をとれば問題が解決する。

原発の具体例として、

賛成側の主張は大地震が発生すると

大爆発の加工性がある。

周辺地域の放射能汚染を防ぐために

原発を全廃すべきだ!

まず内因性で言うと、日本の原子力発電所は

大地震が起きると大爆発する可能性がある。

次に重要性、大爆発が起きると周辺地域が

放射能に汚染され、その結果多くの人が死ぬ。

最後が解決性です。

原発を全廃すれば事故の可能性はなくなる。

全廃という行動を取れば問題は解決される。

この3条件があることをしっかりと頭に入れて、

これを習慣化すると自分で自分の主張が

正しいかどうかをチェックできるようになります。

また、相手をうまく説得することもできます。

騙されにくくもなります。

相手が「こうした方がいいですよ」というとき

特に注意して欲しいのが重要性です。

自分にとっては重要でも相手にとっては

大して重要ではないことって結構多いです。

例えば、車のキズを気にするのは

日本人だけだったりします。

海外の多くの人は車にキズがあっても

全然気にしません。

そういったときは、

「キズがあると恥ずかしい」

という重要性ではなく、

サビが広がるという重要性に

切り替える必要があります。

一方、騙されないためには

解決性の部分に注目してみてください。

「あなたには問題があり、こうすれば解決する」

その方法を試したところで

問題が解決しないことは結構あります。

典型的な例がダイエット食品です。

ダイエットに成功するためには食生活や

生活習慣の改善など、

複数の要素があるのに、

ダイエット食品というのは

「これを飲めば痩せる」

「これを食べれば痩せる」

そのように説明してきます。

ちゃんと解決性の部分に目を向けることを

習慣にするようにしましょう。

続いて、反論についてです。

反論というのはメリット・デメリットが

本当に正しいかを検証するために

必要となる手順です。

メリットの3条件の1つずつに対して

反論を加えていけばいいです。

例えば、布団圧縮機を買うべきだ

使わない布団が押し入れの場所を

取っているという内因性に対する反論は、

冷静に考えると、

それほど場所を取っていない。

押し入れは布団しか収納していないから、

そもそも邪魔じゃない。

このような反論が考えられます。

2つ目の重要性

押し入れが狭くなって他のものが収納できない。

これに対する反論は、

他のものが収納できなくても困っていない。

押し入れは充分に広いため、

他のものも収納でき、特に困っていない。

3つ目の解決性

この圧縮機で布団を圧縮すれば

押し入れの場所を取らなくなる。

しかし、布団を圧縮したくらいでは、

そこまで変わらない。

本当にそこまで圧縮できるのか?

そういった反論が考えられます。

相手があげるメリットの3条件に対して

ツッコミを入れることができれば反論になります。

ここで解説したのは3つのツッコミです。

そんな問題はそもそもないのでは?

問題だとしても大した問題ではないのでは?

重要な問題だとしても、

その方法では解決しないのでは?

しっかりと反論して深く考える

習慣を得て欲しいと思います。

議論における正しさとは何か

ディベートでは、相手を説得するのではなく

第三者である審判を説得しなければなりません。

審判は根拠の優劣を持って

どちらが正しいかを判断します。

正しい主張には3つあります。

①主張に根拠がある

②根拠が反論にさらされている

③根拠が反論に耐えた

ここが非常に大事なポイントです。

一生使える知識になります。

①主張に根拠があるかどうか

これを判断する方法は簡単です。

「なぜ、そうなんですか?」そう聞くだけです。

例えば、夕方から雨が降るといっている人がいたら、

「なぜ、そう言えるのですか?」そう聞くだけです。

「天気予報でそう言っていたから」

といったような答えが返ってくるでしょう。

一応の根拠はあるけど、

「直観」や「誰かから聞いた」などでは、

根拠が怪しくなりますよね。

②根拠が反論にさらされている

「天気予報で言っていた」という根拠に対して

例えば、天気予報の正答率が100%じゃない。

そういったデータを用いて反論することが可能です。

③根拠が反論に耐えた

賛成側、反対側の根拠を何度もぶつけ合って

どちらがより正しいかを決めていくことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私も好きで討論番組を視聴することがあります。

しかし、結局結論が出ないことが

圧倒的に多いと感じています。

それは、私が議論というものを

よく理解していなかったからなんですね。

「自分で判断する必要がある」

これにつきます。

例えば、子供っぽいかもしれませんが、

殺人を犯せば犯罪です。

しかし、戦争での殺戮はどうでしょうか?

お互いの国が正しいと思って争い

武力行使も辞さないこともあるわけです。

それぞれの正義があるわけで、

どちらが正しいかは情報を集め

自分で判断するしかありませんよね。

中には結論が出ず、考えることすら

敬遠する人もいるでしょう。

しかし、自分の身に及ぶことについては

自分で判断する必要があります。

誰かに決めてもらっても、

うまくいかなければ後悔してしまいます。

なので、決断するための論理的思考を知り

納得感を得られるようにするべきなのです。

一番難しいのは「時間軸」だと思っています。

今、最善であっても、将来どうなるかわからない。

だから、定期的に何度も議論を繰り返す。

個人で言えば、

思考を繰り返す必要があるわけです。

ただ、何も情報がないままに考えても、

結論は変わらない、

時代遅れになる可能性が高いです。

常に最新の情報を手に入れ、

その反対側も考え、

自分にとって最も最善は何か?

それを組み立てるヒントとして

この本はとても優れていると感じました。

あと実際にどうなるかっていうのは、

やっぱり行動しないとえられないので、

机上の空論にならないように

「確かめる」心構えを持ちたいものです。

この内容が参考になれば嬉しいです。


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