こんにちは! せがひろです。
今回は、「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」
ちょっと長いタイトルですが、
この本について解説したいと思います。
最初に結論から伝えると、
運に頼らずにリッチになる方法
それを解説した本になります。
興味が湧いてきましたかー。
でも当然、行動は必要になります。
知識として知って、
後は継続的に行動するかどうか?
それだけでリッチになれるかが
決まると言っても過言ではありません。
お金があれば、世の中の99%のことが
解決できると言われています。
あなたは、一日の中で
お金のことで悩んで、
どれだけの時間を
使っているでしょうか。
決して悲観することはありません。
多くの人は一生
お金に悩まされて生きています。
年金のことなんて
人生の最後の最後で、
また、お金で苦労するの・・・。
そう思っちゃいますよねー。
そのお金に悩まされる原因の
本質を考えたら、
お金持ちになる具体的な
方法を知らない。
これにつきます。
何と言っても学校教育では
教えてくれませんからねー。
学校教育では労働者になること。
残業したり、転職したり、
資格を取れば収入が増える。
そういった知識しか備わりません。
しかし、そういったことをして
お金持ちになった人は、
ほとんどいません。
そこで、学校でも教えてくれない
お金持ちになる正しい方法を
本書から学ぼうということです。
でも、良く言われがちなのが
「運が良かった。」
「最初から、お金持ちだった。」
しかし、この本の著者は違います。
目次
主人公(ナヴァル・ラヴィカント)の生い立ち
1974年にインドで生まれ、
その後アメリカに移住して
ニューヨークで貧しい
移民として育ちます。
15歳の時はデリバリー、
新聞配達、皿洗いなどを熟して、
とにかく生きていくのに
必死だったそうです。
その後、何とか大学に進学し、
25歳の時に「エピニオンズ」
というサービスで起業すると、
29歳の時には
求人広告取引所である
「ヴァストドットコム」
という会社を立ち上げ、
36歳の時には起業家と
エンジェル投資家を結ぶ
プラットフォーム
「エンジェルリスト」
これを立ちあげたそうです。
ここで一般的な日本人の
感覚と違うのが、
大学を卒業して
起業したところでしょう。
その他にも、初期のUberや
Twitterにも投資しています。
そして現在は200万人以上の
フォロワーを持つ、
インフルエンサーとして
人生やお金、
ビジネスなどについても
色んな教えを発信しています。
何も持たない、どん底の移民から
腕一つで上り詰めたということです。
自動化の重要性
お金持ちになるためには、
寝ている間も稼いでくれる
資産を持たなければならない。
それが自動化という意味です。
自分が寝ている間も、
お金を稼ぐ仕事というのは、
ビジネス・不動産などのオーナー、
YouTuber、アフィリエイター、
本の著者、株、
Podcast(ポッドキャスト)配信者
(バブルの頃だったら、
銀行に預金しておくだけでも、
充分な金利でしたけどねー。)
それとは逆に寝ている間は
お金が入ってこないのは、
それこそ学校で教わった
働き方だということです。
いっぱいあるので簡単に説明すると
時給や月給契約での働き方です。
それこそ、自動販売機や
コインランドリーだって、
寝ている間も稼いで
くれるわけですけどねー。
どんなに単価が高い
医者や弁護士であっても、
時間を切り売りしているようでは
経済的自由が得られるほどには
稼ぐことは難しいのです。
しかし、世の中の大体の人は
「お金持ちになりたい!」
本気で想いながら
取っている行動は、
必死で勉強して、
いい大学に入り、
いい会社に入ろうと
しているわけです。
お金を稼いでくれる
資産を作るのではなく、
給料や地位を求めて
行動しているということです。
しかも、ポジションが少ないので
熾烈な競争になるわけです。
時間を切り売りするような
働き方をすると、
いつになっても
寝ている間もお金が稼げる
資産を持つことには
繋がらないわけです。
よっぽどYouTubeに
動画を上げた方が、
良いというわけです。
ちなみに医者でYouTubeに
動画を投稿していたら、
二刀流でかなり安定します。
資源を使う
お金持ちになりたければ、
自分の代わりに働いて
貰う必要があります。
人、金、コード、メディア
などです。
例えば、ビジネス・不動産オーナーは、
「人」「金」に働いて貰っています。
アプリ制作やプログラマーは、
「コード」に働いて貰っています。
ブロガー、YouTuber、本の著者は、
「メディア」に働いて貰っています。
この中で一般の人でも
すぐにできることというのは、
メディアに働いて貰うということです。
メディアを最大限に利用しよう
お金持ちになる近道は、
動画、音声、文章で発信することです。
(動画も、音声も、元は、
台本という文章ですけどね。)
なぜかというと、
人、金は、かなりの資金を
準備しなければできませんよね。
人を使う前に会社経営を
している必要がある。
不動産投資するにも
大金が必要になる。
コードを使うにはプログラミングを
覚える時間が掛かる。
なので、必然的に
メディアが無料で始めやすい。
そういうことになるわけです。
(最近、定年退職後の生活や
年金生活をアップする
お年寄りも随分増えました。)
オタク最強!
メディアで何を発信すべきか?
それはオタクに
徹することができるものです。
いわゆる、特殊知識です。
例えば、エンタメ系の動画を
アップしても、
芸能人には敵いませんよね。
法律・医療・政治・経済なども
専門科には敵いません。
そうやって消去法で考えると、
残るのがオタク(特殊知識)
だということです。
あるいは、自分の個性・特殊事情と
捉えても良いかもしれません。
先ほど触れた定年退職者や
年金生活者というのは、
普段の生活を
発信しているだけです。
しかし、誰もが
通る道なわけなので、
感心が高いと言えるわけです。
YouTuberや芸能人の多くは
定年退職を経験することができませんし、
大金を稼いでいる人が
年金生活で苦労することもないので、
そういった内容というのは
発信できないわけです。
あとは、趣味の世界です。
一般的な趣味ですと
ライバルが多いかもしれません。
しかし、特殊だと思えるものほど
ライバルが少なく、
意外と視聴者も多いです。
私が特殊だと思っていて
ついつい視聴してしまう分野としては、
錆びた工業製品をピカピカに磨く映像
(コイン、時計、ライター、車など)
手品の種明かし
鉛筆画や写真みたいなスケッチ
そういったものがあります。
あとは、子供のおもちゃの紹介や
プラモデルの製作など、
特にモノが作られていく工程って
面白いと思っています。
探せばいくらでも出てきます。
ただ、最初に”オタク”と
伝えたように、
すぐに飽きてしまうようなもの
続けられないモノではダメです。
そういった意味で、
定年退職後の生活や年金生活は、
毎日、日記をつけるような
ものなので、
続けやすいとも言えます。
この本で特殊知識を
身につけるプロセスは、
本人には遊びのように思えるが
傍目には仕事に見える。
そう解説しています。
つまり、お金を儲けるという
動機よりも、
儲からなくても好きだから
やっていられることを
発信すべきだということです。
「好きこそものの上手なれ」です。
それが、のめり込んでやれないことを
「儲かりそう」と思って始めてしまうと、
「大差で負ける」と解説してあります。
でもどうしても、
それだと儲からないんじゃないかと
思った人もいるでしょう。
以前、とんねるずの石橋貴明さんが
動画で言ってましたが、
「○○代に受けそうなネタ」
といったオファーがあっても、
できないそうです。
世の中に出してみた結果として
○○代に受けた。
というのが、
わかるだけだそうです。
つまり、「やってみないとわからない」
ということです。
どう発信・伝えるべきか
自分が好きなことを
どうアウトプットすれば、
お客さんが喜ぶのか?
YouTubeでも同じような発信で
視聴回数が全然違うものがあります。
これは簡単かもしれません。
今、視聴回数のことを伝えたように
同じような内容で、
良く視聴されているものを
研究するということです。
サムネ、タイトル、内容、
構成、話し方、キャラクターなど
自分と何が違うのかを
比較して見ると、
答えが見つかることが多いです。
自分らしさ・個性の出し方
他の動画を研究して
ほとんど同じにしてしまったら、
後発組は不利になります。
そこで、自分らしさで
差を付ける必要が出てきます。
例えば、声、ビジュアル、内容、
トーク力、分かりやすい説明、
面白く話す、知識、ユーモアなど
これ以外にも沢山ありますが
他とは一味違った個性が無いと、
あなたの動画を観る理由が
見つからないことになるわけです。
何も個性が無いと、
ライバルが多いと感じてしまいます。
例えば、駅前に何店舗も
ラーメン屋さんがあったら、
どれも同じ味ってことは
無いわけじゃないですか。
同じ味噌ラーメンという
メニューだったとしても、
味まで同じってことは
無いわけです。
自分の個性とは何か?
周りの親しい人に聞いてみるのが
手っ取り早いかもしれませんね。
継続は力なり!
時間を掛けて発信内容を
微調整し続ける必要があります。
これまでに説明した方法を元に
実践しても、
そんな簡単には良い結果
というものは出ません。
ほとんどの人は自分で
思っているような期間内に
成功することは
難しいと思います。
ここで大事なのが、
辛抱強く続けながら
改善し続けるということです。
ビギナーズラックも
ゼロではありませんが、
成長を見守ることが必要です。
もし、なかなか結果に結びつかず
諦めようと思うのであれば、
それは、そもそも好きじゃなかった。
向いていなかったのかもしれません。
少なくとも、金儲けを
目的にしてしまうと、
絶対に続きません。
行動そのものが
目的にならないと、
続けられない、
成功しずらいということです。
なので、自分が好きなことで
始めることが大事になってくるわけです。
ただ、悲観的になることもなく、
行動が目的じゃない人は
次々に消え去っていきます。
つまり、ライバルが
減るということです。
なので、継続は力なり!なんです。
努力量より方向性が大事
この本の中では、
努力は過大評価される。
方向性は過小評価される。
そのように解説しています。
方向性というのは、
「何をするか?」
「誰とするか?」
「いつするか?」
それを理解することです。
好きなことで動画配信して
良く陥るのが、
マニアックになったり、
凝り性になることです。
反応が良ければ
問題ありませんが、
反応が悪ければ、
ムダに時間を使っている。
ムダな努力している
ことになります。
例えば、動画で解説もしない
細部のところまで凝っても
仕方が無いわけです。
演劇の舞台などでは、
建物の撮影される部分しか
作らないじゃないですか。
リモートワークでも
上はスーツで下はパジャマとかね。
そういった部分は臨機応変に
対応することをお勧めします。
空っぽの時間を持とう
動画を配信しようとすると
初めてのことだったり、
考えることがいっぱいあります。
・何を発信するか?
・いつ発信するか?
・どのプラットフォーム?
・自分の個性は?
・好きなことは?
それを考えるためには
何もしない空っぽの時間が大事です。
私もパソコンを触り始めると
目の前のことに集中して、
何も考えられないまま
何時間も経過してしまうので、
考え事をするときは散歩したり、
カフェに行ったりしています。
時には集中するために
空調を止めたり、
耳栓をすることもあります。
そうやってじっくり考えるときには、
メモ帳を持ち歩くことをお勧めします。
せっかく浮かんだアイデアも
忘れてしまっては意味がありませんからね。
お金持ちになれても、幸せになれるとは限らない
本書では、お金は幸福になるための
ほんの一部でしかない。
そう解説しています。
もし、お金を稼いで経済的な
自由を手にすることができたら、
次に幸福になるために
色々と考えるべきことが出てきます。
それについては、
また別なブログで投稿しますね。
この内容が参考になれば嬉しいです。