こんにちは! せがひろです。
よく、ボケ防止には、
手を動かした方がいいって
言いますよね。
年々、認知症に関する
悲しいニュースが、
世間を賑わせており、
認知症対策は
既に待ったなしの状況で、
国や各自治体だけでなく、
製薬会社などの民間企業も、
日々、製品開発やノウハウの
開発に力を注いでいます。
でも、予防できるのであれば、
薬に頼らずに私生活で備えたいものです。
手を動かすと言っても、
一定の条件があるようで、
最もいいのが、
アウトプットだそうなんですね。
今回は、その辺を
解説したいと思います。
目次
認知症予防に効果を発揮する一定の条件とは?
手を動かすと良いと
言われた背景には、
脳を使うからなんですね。
しかし、毎日のように同じことを
繰り返すような動作では、
それこそ、無意識で
出来るようになってしまい、
そうなると脳が働かなく
なってしまうそうです。
例えば、車の運転ですが、
始めて走る道ですと緊張して、
脳がフル活動します。
ですが、通勤とかで、
毎日、同じコースばかり
走っていると、
道順とかも脳が覚えてしまい、
怠けちゃうんだそうです。
そうすると、
いくら車の運転をしても、
ボケ防止にはなりません。
ボケ防止どころか、
若い人でも同じことが
起こりますので、
慣れた道だとしても、
細心の注意が必要です。
同じように書道や算盤など、
習い事で繰り返し練習するような、
反復動作では上達するごとに、
脳への刺激が薄れて
いってしまうわけです。
皮肉なもので、
上達しよう!上手くなろう!
そうやって頑張るほど、
脳が働かくなっちゃうっていう・・・。
ドラゴンボールの「身勝手の極意」
のようになるということですかね。
脳で考える前に身体が
動くというヤツですね。
文字を使う? 使わない?
人間がコミュニケーションを
取る方法として、
話す、聞く、書く、読む
というのがあります。
これを分類すると、
「話す」「聞く」は、文字を使わない。
「書く」「読む」は、文字を使う。
そう言えますよね。
子供たちは小学校に入学すると、
国語でひらがなやカタカナなどの
文字をまず学びます。
算数では数を表す文字、
すなわち数字を学びます。
日本では幼児教育が
盛んですので、
幼児でもある程度の
文字(数字)の読み書きは
できますが、
まだきちんと定着していません。
そうした年代の子供には、
文字や数字が書かれたものでの学習は、
難易度が高いのです。
一方、大人はどうでしょうか?
特別な事情のある場合を除いては、
あるいは一部の難読漢字を除いては、
文字の読み書きは普通にできるので、
そういったアクティビティは難しくは
ないでしょう。
むしろ、本を読んだり、
手紙を書いたりするのは、
自分のペースでできるので、
容易だという人も多いはずです。
アウトプット学習の重要性
今度は、分類を「話す」「書く」と、
「聞く」「読む」に視点を置いてみましょう。
前者は、インプット
後者は、アウトプット
になっています。
「聞く」「読む」は、
文字を使うか使わないかの違いはあっても、
情報を脳に入力する
という意味では同じです。
「話す」「書く」も同様に、
文字の使用の有無での違いはありますが、
情報を出力する
という意味では同じです。
実は脳のパフォーマンスは、
アウトプットで決まる
という風にも言われています。
ですから、
家でテレビを見ている状態は、
インプット過多であり、
ほとんどアウトプットは
ありませんから、
家で四六時中テレビを
見てるという生活は、
認知症予防という意味では、
極力避けなければなりません。
脳のパフォーマンスはアウトプットで決まる
世界でも権威のあるアメリカの
学術雑誌Science(サイエンス)。
この雑誌で2008年に発表された、
米パデュー大学のカーピック博士の
論文を紹介しましょう。
ワシントン大学という名門大学の学生を
多数集めてスワヒリ語40個を暗記する
課題を与えました。
単語とその意味を1セットあたり、
5秒ずつ見せて覚えて貰うという手順で、
学習は行います。
未知の言語ゆえ、40個を
一回で覚えるということは、
流石の名門大学の学生でも、
ほとんど不可能に近いと言えます。
そこで学習方法を変えた4つの
被験者グループに分け実験を行いました。
Aのグループは一通り
40個の単語を学習したら、
40個全てについてテストを行います。
一度では覚えられないので、
二回目も40個の学習をして、
40個のテストをします。
これを40個全て間違いなく
答えられるようになるまで
繰り返しました。
Dのグループは、
最初40個の単語を学習して、
40個全てについてテストを
行うところまでは同じですが、
二回目は一回目にできなかった
単語のみを学習し、
できなかった
単語のみをテストしました。
三回目も二回目のテストで
できなかった単語のみを学習し、
できなかった単語のみをテストします。
これをできない問題が、
無くなるまで繰り返しました。
Aは生真面目に
学習するグループで、
Dは要領良く学習しようとした
グループと言えますね。
次にBグループ。
こちらも最初40個の単語を学習して、
40個全てについてテストを行う
ところまでは同じです。
しかし二回目以降の取り組みが、
A、Dと違うところでした。
Bグループは二回目は一回目に
答えられなかった(間違った)
単語のみを学習し、
テストは40個全て出題します。
三回目は二回目にできなかった
単語のみを学習し、
テストは40個全ての
テストをしました。
これをできない問題が、
無くなるまで繰り返しました。
Cのグループは、
Bとよく似た方法でしたが、
学習とテストが逆でした。
すなわち最初40個の
単語を学習して、
40個全てについてテストを行う
ところまでは同じです。
(ここまでの手順は、
全てのグループ同じですね。)
二回目以降がBと逆で、
学習は40個全ての単語に
対して行しましたが、
テストはできなかった
(あるいは間違えた)
単語のみを行います。
三回目も40個全ての単語を
再学習しますが、
テストは二回目に間違えた
単語のみを実施しました。
これをできない問題が、
なくなるまで繰り返しました。
実は、40個の単語を全て覚える
スピードに関しては、
A~Dのどのグループも
大差はありませんでした。
しかしカーピック博士は
一週間後に、
それぞれのグループの学生に
同じ単語のテストを行ったのです。
一週間後の再テストで驚きの結果が
一週間後の再テストの結果では、
A~Dのそれぞれの
グループの結果(成績)に
大きな差が生まれました。
一番真面目に取り組んだと言える、
Aのグループの成績の平均点は約80点。
要領よく学習しようとした
Dグループの平均は約35点でした。
ここまでは容易に想像できる結果と
言えるのではないでしょうか。
やはり真面目にやる方が、
成績が良くなるよね、
という結果です。
ここでのポイントは、
BとCのグループの成績です。
BのグループとCのグループは、
似たような取り組みをしています。
しかし、劇的な差がつきました。
実はBのグループの成績の平均点は、
約80点、つまりAのグループと同じ成績。
Cのグループの成績の平均点は、
約35点、こちらはDのグループと、
同じ成績ということになります。
学習(暗記)、テスト、結果(成績)を
見比べてみて、
一致するところを見てみましょう。
そうするとテストと結果(成績)が、
一致していますね。
これは何を意味するか?
学習(暗記)は脳へのインプットです。
テストは脳からのアウトプットです。
その観点で見ると、
少なくとも記憶の定着という意味では、
インプットではなくアウトプットが、
そのパフォーマンスを
決めるということがわかります。
アウトプットには○○が最適
今回紹介した論文では、
テストを行っていましたが、
そんなの嫌ですよね。
これまでの内容でわかったことは、
アウトプットが認知症の予防に最適で、
同じことを繰り返すと、
脳が怠けてしまうので効果的じゃない
ということでした。
そのことから考察し、
効果的な方法が何かというと、
私が思うに、
「日記」だと思いました。
毎日、何があったかを思い浮かべて、
それを書きとめる・・・
まさか、毎日同じことを書くなんて、
あり得ないので、
常に脳が活性化するでしょう。
かつ、現代であれば、
日記帳に書かなくても、
ブログという方法があります。
できれば日記帳に書いた方が
効果的なんですけどね。
理由はブログだとパソコンに向かって
キー入力することになるのですが、
キー入力に対して手書きした方が
使われる神経が、
10倍とか、20倍と言われています。
それでも頭を使う部分は、
変わらないので、
習い事をするよりは、
効果があると考えられます。
ブログを書くことで
認知症の予防になり、
日本中の人と繋がれる
可能性もあるわけです。
そうやって、
楽しみも膨らむわけです。
そこがある意味、
ブログのメリットですね。
日記帳だと、普通、
他人に見せることなんてしませんよね。
誰に褒められるわけでもなく、
自己満足で終わるっていう・・・、
褒められるというと、
語弊があるかもしれませんが、
人間には承認欲求という
ものがあるので、
誰かに認められる。
褒められる。
それにより嬉しく
思うものなんですよね。
それがブログでは
可能なんですね。
日記帳が見られて嫌だな!
って思うのは、
自分だとバレるからですよね。
それがブログだと、
実名を名乗る必要も、
顔を出す必要もありません。
なので、自由気ままに書ける
というわけです。
文章は、書けば書くほど、
感受性も高くなって、
今まで気にも留めなかった、
日常の出来事も、
表現できるように
なっていきます。
なので、どんどん、
楽しくなっていきます。
そうやって楽しくなれば、
続けられるというわけです。
それで認知症の予防に効果が
あればやらない手はありません。
いっそうのこと稼いじゃおう!
文章を書くことが楽しく成れば、
ネット上にファンができていきます。
そうすれば、
ビジネスをすることもできます。
ビジネスというと、
なんか一人だけ儲けるみたいで、
抵抗がある人もいると思います。
けど、ビジネスの本質を分かれば、
そうじゃないことが分かります。
それはどういうことかというと、
ビジネスの本質というのは、
困っている人を助けることなんですね。
例えば、お腹が空いている人に対して、
飲食店は料理を提供していますよね。
それは、タダではなく、
料金を頂いています。
洋服だって、車だって、家だって、
欲しいと思っている人に
提供するわけです。
確かに中には欲しいと
思っていないのに、
無理やり売り込む人もいますけど、
それはやめた方がいいです。
あくまでも、今回紹介した、
認知症の予防に効果がある
ブログを通して、
その延長でやるわけなので、
人様の悩み解決だということは、
見失わないようにした方が良いです。
あと、悩み解決だったら、
別に料金を頂かなくても・・・。
そう考える人もいるかもしれません。
私も最初はそうでした。
お金を頂くというのは、
抵抗を感じるものです。
例えば、家で飯を食べるのに
家族からお金なんて取らないですよね。
でも、料理は作れると・・・。
それが食堂を始めようと思った時に、
家族には無料で出しているのに、
お金を貰っていいのかなーって、
抵抗があるものです。
それがパートやバイトで、
食堂で働いている場合だと、
抵抗なく料金を頂きますよね。
あとは雑貨店みたいに
モノを仕入れて販売する場合も、
お金を頂くのに抵抗を感じません。
それは自分が仕入れるのに
お金を払っているからなんですね。
そんな風に他の人の店や、
他から仕入れたものでしたら、
売ることに抵抗を感じないんです。
要は、考え方の違いです。
もし、自分で作ったものを
販売するのであれば、
先程、説明したように、
お客さんの悩み解決だと
いうことが前提で、
じゃあ、お客さんの立場になって
考えてみてください。
人はタダのモノには
価値を感じないんですね。
例えば、通勤や通学で使う
バックを買うとします。
バックという
機能だけで考えれば、
1万円でも、
100万円でも同じですよね。
っで、高級ブランド品には、
凄く価値を感じますよね。
1万円のバックと機能的には
変わらないのに・・・。
あるいは1万円でも、
100万円でも、
自分で買ったバックと、
人からプレゼントして貰った
バックだったら、
どちらに価値を感じますか?
100万円でしたら、
貰っても嬉しいかもしれませんが、
自分で買った方が、
価値を感じると思います。
それと同じで、
あなたが売ろうとしているものを
タダで提供しても、
残念ながらお客さんは価値を
感じてくれないんですね。
例えば、
「この教材の内容をマスターして、
実践すれば稼げるようになる!」
といった商品を無料で、
提供したとしましょう。
すると、どうなるかというと、
「マスターできなくても、実践できなくても、
どうせタダなんだから、っま、いっか」
実践しなくても
現状のままでいれるわかなので、
何のリスクもありませんから、
真剣にやりません。
それが、
そこそこの金額だったら、
人間心理としては、
「払った費用は回収したい!」
そう思って真剣にやるんですね。
(あまり安価だと効果ありませんけどね。)
食べ物なんかもそうで、
高ければ高いほど、
「高級品だ!」って、
ありがたがるんですね。
そう言った経験てありませんか。
相手に価値を感じて貰うためにも、
有料で提供すべきなんですね。
有料で商品を提供して、
稼いだお金で自分も、
更に知識をつけて、
もっといいものを提供すると・・・。
一般の企業も利益を得て、
次なる商品を開発したりするわけです。
なので、相手のことを思うのであれば、
余計に有料で販売するべきなんですね。
詳しくは、以下のブログが参考になります。
まとめ
今回は、認知症の予防にはアウトプットが
効果的だということをお伝えしました。
そして、それを通じて、
ビジネスもできるということです。
健康のためにやることで、
稼ぐことも出来るなんて、
夢のようじゃないですか。
まずは、アウトプットから
始めて欲しいです。
この内容が、
参考になれば嬉しいです。
以下の動画も参考になります。